束がアルベールとの話を終えた後……
[それでアキ君にお願いしたい事があるのだけど……]
「ん?ロゼンダさんが俺に何を頼むんですか?会社の事なら束さんの方に……」
[いえ会社の事ではなくてシャルロットの事なの]
「ボクの事って……」
ロゼンダがアキに何かを提案したのでとりあえず聞いているとシャルロットも何事かと話に入ってきた。
[アキ君には……シャルロットを………
「お、お母さん!?な、何を言ってるんですか!?」
ロゼンダの提案を聞いたシャルロットは赤い顔をしながら大声を出した。
「えっと、ロゼンダさん……何で、そんな提案をしてくるんですか?」
[だって、アキ君自身がシャルロットをくださいって言ってたじゃない?]
「確かに言いましたけど、アレはアルベールさんの本心を知る為にやった事で……」
[そうかも知れないわ……けどね私はアキ君のあの言葉を聞いて本当にシャルロットを思ってくれた事を感じたの……]
「うーん、そうは言ってもシャルロット自身が俺の事をどう思ってるか「ボ、ボクなら……良いよ……」え?」
アキがロゼンダの言葉に意見を言おうとした時にシャルロットが赤い顔をして自分の気持ちを告白した。
「ちょっと待ったシャルロット。俺からすればシャルロットみたいな可愛い女の子にそう言われて嬉しいけど俺とシャルロットは、まだ知り合ったばかりだろ?」
「う、うん……アキの言う通りだね……けど、ボクは……」
「だから、これから俺の事を知って、それからシャルロットが本当に俺の事を思ってるか考えてくれ」
「うん!わかったよ!アキ!!」
アキの言葉を聞いたシャルロットは落ち込んだ表情から一転して明るい笑顔で笑った。
その後……
「それじゃあ、これからシャルロットちゃんには学園長の所に行って事情を話して、これからの事を決めましょう」
「ではデュノアは私と一緒に来てくれ」
「はい、わかりました」
楯無の言葉を聞いたシャルロットは千冬とともに生徒会室を出ようとした時にアキが声をかけた。
「そうだ、織斑先生に聞いておきたいんですけどシャルロットの部屋はどうするんですか?」
「ん?何を言っているんだ?そんなの、そのままに決まっているだろ?」
「はぁ!?待ってくださいよ!千冬さん!!」
千冬はアキに何を聞いているんだ?と言った表情をしていたが、それを聞いた鈴は大声を上げて詰め寄った。
「おい、いきなり大声を上げるな凰。それで何が言いたいんだ?」
「おかしいじゃないですか!アキは男子でシャルロットは女子なんですよ!?」
「ふむ、それはそうだが、では一夏はどうなるんだ?あいつも女子と同室だぞ?」
「そ、それはそうですけど……一夏と箒は幼馴染じゃないですか!?(それに……このままシャルロットに……)」
鈴は千冬に反対意見を言うが、その内心は違っていた。
「そうだな……なら凰、お前もグレアーと同室になるか?」
「「「え?」」」
千冬の提案にアキとシャルロット、鈴がキョトンとした表情を浮かべた。
「織斑先生、そんな事をして良いんですか?」
「凰はここにいて事情を知っているんだから近くにいた方が何かと手を貸す事が出来ると考えたんだがな」
「いや、それはそうですけど……そんな事をして何か問題無いんですか?」
「問題は無いだろう、ここは教育機関でもあるんだから
千冬はアキとシャルロット、鈴を睨んでおり睨まれた3人は軽く震えていた。
その結果……
「じゃあこれからよろしくなスズ、
「えぇよろしくねアキ」
「うん、僕もよろしく頼むよ」
3人は同じ部屋に住む事になった。