無限の空を飛ぶ妖精   作:北方守護

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第6話 主人公と邪魔者

一夏とセシリアの戦いが終わる少し前……

 

「へっ、結局は()()()()()()()()()()()のか……」

用意されたピットで添誠がモニターを見ていた。

 

「確か、次は俺とセシリアとの戦いだったか……〈添、オルコットは機体の損傷が酷い為、織斑との試合をしてもらう〉はい、分かりました」

添は千冬からの連絡を聞いて了承した。

 

「まぁ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()起動!ストライク!!出ます!!」

添がピットからアリーナに出たが、その機体はある世界ではストライクガンダムと呼ばれている物だった。

 

添がアリーナに出てから少ししてエネルギーの補給を終えた一夏がアリーナに出てきた。

 

「悪いな添、来るのが遅れて」

 

「気にするな、俺が早く出て来たんだからな(まぁ、今は猫を被ってれば良いから……)」

添は笑っていたが心中では本性を見せていた。

 

〈それでは、第2試合を開始する!〉

千冬の合図と共に一夏と添が互いの武装で鍔迫り合いをした。

 

その後、2人の対決は一夏の勝利で決まった。

 

「ハァハァハァ……俺の勝ちだな……」

 

「くそっ!何で俺が負けるんだよっ!!」

一夏が声を掛けるが添には聞こえてない様で悔しがっていた。

 

〈2人とも、アリーナの使用時間があるから早くピットに戻るんだ〉

千冬からの放送を聞いた2人はそれぞれのピットに向かった。

 

添side

 

(ちくしょう!この世界は俺が1番じゃねぇのかよ!!)

試合を終えた添は廊下を歩きながらキレていた。

 

(このままいけばセシリアと箒は一夏に靡く事になるじゃねえか……まぁ良い、女は他にもいるんだからな!)

添は笑顔を浮かべていたが、それは邪悪な物だった。


その頃、アキは学園内の森林エリアで誰かと念話をしていた。

 

〔じゃあ、来週には日本に来るのか〕

 

〔えぇ、やっと日にちの都合が着いたのよ……それで聞きたいんだけど、一夏には()()()の事を話したの?〕

 

〔いや、まだ話してないよ。別に話す事もないかなぁって〕

 

〔全く……アンタも本当に昔から変わってないわね〕

 

〔それはそうだろ、どこにいても俺は俺なんだからよ……〕

 

〔そうね、あっ、そろそろ休憩時間が終わるわ、それじゃまたね、アキ〕

 

〔あぁ、またな……スズ〕術式魔法解除

アキはスズと呼ばれた人物と念話を終えると、その場を離れた。

 

その時……

 

「何か変な感じがすると思ったらドレアーだったのか」

 

「うわっ!?ち、織斑先生!なんでここにいるんですか!?」

アキが声のした方を見ると千冬が木にもたれかかっていた。

 

「いや、こっちの方から、ちょっとした気配がしたのでな、それよりも今は何をしていた?」

 

「特に変な事はしてませんよ、ただスズと話してただけですよ」

 

「そうか、なら彼女はお前の事は知ってると言う事か」

 

「はい、こっちに戻ってきた時に束さんに頼んで探してもらったんですよ……会った時に泣かれて叩かれましたけどね」

 

「それは、当然だな……一夏の奴も悲しんでいたからな」

 

「そうですか……それじゃあ俺は寮に帰りますんで」

アキは千冬に断りを入れるとその場を離れた。

 

 

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