人によって朝は早い……僕は少なくともそうだ。別にただ起きるのが嫌って訳ではないのだが、それとは別に、ただ眠いのだ。そんな訳で僕はまた目覚ましを切ってしまって5分が過ぎてしまった。お?誰か来た様だ。
「兄さん起きてくださ〜い……」
ん〜やっぱり我が妹は天使である。僕を起こす為に少しばかりの気遣いをしながらされど不快な思いをさせないように優しい声で起こしてくれる……最高じゃないか!!
「……エルフナインそんなんじゃ兄貴は起きないぞ」
「キャロル。ならどうやって起こすんですか?」
「こうやって起こすんだ」
すると我が妹は僕の上に跨り頬を強く引っ張っり始めた。
「いでででででで!!!ちょっ、キャロル起きた!!!起きましたからぁ!!!」
「流石キャロル!!痛覚を刺激して兄さんを起こすなんて……僕も次からやって見ます!!」
「待つんだエル、僕は妹の起こし方は痛みじゃなくて優しみが大事だと思うんだ」
「そうなんですか?」
「フン、兄貴の起こし方なんて物理で十分だろ」
「この妹は辛辣すぎる!!」
そうして僕は顔を洗う……そんな中キャロルは父さんを起こしに行った。やはりキャロルはファザコンなのだろう。
「兄さん。ご飯の準備が出来たので早く来てください」
「分かったよ。エルありがとう」
「えへへ。兄さんに感謝して貰えました」
やはりエルは天使である。全くどうして双子でこんなに性格が変わってしまったのだろう……まぁ、でも……。
「おい兄貴。パパが早く来いって言ってるぞ」
「ありがとうキャロル。僕はこんな可愛い妹がいて嬉しいよ!!」
「な!?あ、朝から何言ってるんだバカぁ!!!」
「ぶへらぁ!!!」
「兄さん!?」
やはり僕の妹達はどうしようもなく可愛いのである。
やがて僕と妹達は父さんと朝食を取り始めた。
「母さんはどうしたんだ?」
「あぁ。それならいつもの様に朝早くから仕事に行ったよ」
「パパ早くしないと仕事遅れるよ?ほらネクタイ曲がってる」
「そうだね。ありがとうキャロル」
普段はいつも家事のほとんどは妹達が世話をしてくれている。……よし!!今日はプリンでも買ってやろう。
「兄さん牛乳取って貰えませんか?」
「えっと牛乳……牛乳……あったぞ」
「ありがとうございます兄さん」
か、可愛すぎる!!これはもう最高じゃないか!!朝からの妹の笑顔……これは国宝級だ……。
「全く…兄貴はいつもエルフナインを……ん?な!?兄貴!!エルフナイン!!時計が止まってるぞ、遅刻だ!!」
「え!?遅刻!!兄さんも急いでください!!」
「パパも急いで!!」
「わ、分かった!!」
そうして僕達は家を出る……それは当たり前の事でいつも通り学校に向かうのかもしれない、だがそんな日常も僕は……。
「兄貴急げ!!高校は少し遠いだろ!!」
「分かってるって!!中学校に間に合うように急げよ!!」
「分かっている!!」
「行ってらっしゃい兄さん!!」
謳歌しているのかもしれない……。
神原 秋吉(かみはら あきよし)高校1年[帰宅部]
物語の主人公でシスコンである。キャロルとエルフナインの義理の兄で普通の変態である。尚、友達は少なくて普段から1人を好む人間であるが諦めが悪い。
神原 キャロル『原作:キャロル・マールス・ディーンハイム』中学1年[パソコン部]
原作では敵のボスで最後は響達と一緒に戦うキャラなのだが、この世界では秋吉の義理の妹でエルフナインと双子である。尚、イザークが大好きでファザコンである。そして兄の事を〇〇としてたまに見ている。最近はAIを制作しているとか……。
神原 エルフナイン『原作:エルフナイン』中学1年[パソコン部]
原作では響達の仲間の1人でホムンクルスであるが、この世界では女の子で人間である。また、キャロルとは双子で姉がキャロルで妹がエルフナインとなっている。秋吉とは義理の妹であり、兄の事が大好きであるが最近はキャロルといる事が多いので色々と控えている。
神原 イザーク『原作:イザーク・マールス・ディーンハイム』[職業:医師]
原作ではキャロルの父親で昔に死ぬのだが、この世界では生きており、神原朱里(かみはら あかり)と再婚している。
神原 朱里(かみはら あかり)[職業:プログラマー]
神原 秋吉の母であり、イザークと再婚している。
次回巨乳の子と親友