人はどのように晩御飯を考えるだろうか……。とりあえず自分で決める人や兄弟や姉妹に決めてもらう……しかしその中で1回はあるのではないだろうか……それは。
「流しそうめんです!!」
「ラーメンに決まっているだろ!!」
「……」
僕の姉妹は今、晩御飯を流しそうめんにするかラーメンにするか迷っています。始まりは30分前に遡る……。
「キャロルパパからLINE来てますよ」
「分かった……兄貴」
「ん?なんだキャロル」
「今日はパパとママが夜勤と残業らしいから3人で何か食べろって言われたんだが何がいい」
「ん〜何も思いつかないな……2人は何がいいんだ?」
「僕は流しそうめんがいいです!!」
「オレはラーメンだな」
お?珍しく意見が分かれたな……ってあれ?2人の様子が……。
「……エルフナイン。今流しそうめんって言ったな?そこはラーメンだろ」
「キャロル間違っています……ラーメン?今日は暑いのにラーメンですか?ここは冷たい流しそうめんですよ」
「「……」」
「ラーメン」
「流しそうめん」
「ラーメンだ!!」
「流しそうめんです!!」
そうして現在に至る訳だが……。正直まさかこのまま30分も続くとは思わなかった。
「あの〜お2人さんそろそ」
「エルフナイン……貴様分かってないな。ラーメン早い美味いそして食べた後の満足感が最高なんだ!!それに比べて流しそうめんだと?ただめんにつゆをつけただけの物の何がいい」
「そ、そんな事はありません!!そうめんの汎用性は凄いんですよ!!暑い時に食べるそうめんは体の体温を下げてくれますし、何よりも野菜と一緒に取ることで健康にいいんです!!ラーメンはカロリーが高すぎて私達女性には体重の悪魔です!!」
これは長くなりそうだな……ってあれ?そういえば棚の中って……あー。
「ヴッ……だ、だがなエルフナインお前は間違っている……あの熱々のラーメンの後に食べるアイスやジュースは最高だぞ?」
「……は!!そ、それはそうかも知れませんが……」
「なんだ?もしかしてそれ以上の事が見つからないのか?」
「そ、そんな事ありません!!」
えぇっと、めんを茹でて……スープは……これかな?
「エルフナインオレの勝ちだ……」
「そ、そんな……僕が流しそうめんで負けるなんて……」
「ふ、甘いぞエルフナイン……ラーメンに関してはオレの方が上だったな!!さぁ!!ラーメンを作」
「晩御飯出来たぞ〜」
そして2人が話が終わった時に僕は完成した料理を机に置いた。
「……おい兄貴」
「ん?なんだキャロル」
「何故……ラーメンじゃなくてうどんなんだ……」
「だってそうめんとラーメンのめんが無かったからうどんしか作れなかったし……」
するとキャロルは膝から崩れ落ちた。……ラーメン食べたかったんだな。
「……は!!そ、そうだ!!棚の奥にオレのラーメンがあったは「キャロル……それは自分で食べてましたよね。1週間前」……」
「……と、とりあえず食べようか」
「……分かりました兄さん」
「……あぁ兄貴」
そして僕達は無言でうどんを食べて、久しぶりに静かな食事をしたような気がした……。
《マッカーサ軍曹の一言》食べたかった料理が1つの食材が無かっただけで違う料理にする……ちょっと残念って思うよね。
次回マリアスマイル