「ひゃっほう!!川だぜ!!」
「ちょっと椿!!サーフィンは川で出来ないから!!」
私達は着替えてから川に着いてみんな今か今かと川に入るのを待ちわびていた。
「随分大きな川だな」
「探せば大きな魚もいるんじゃない?」
「確かにな」
「翼さん、奏さん、マリアさん秋吉さん見ませんでした?」
「いや見てないな」
「そういや確かに見てないな……秋は何処に行ったんだ?」
言われて見れば私達の周りには岩や森が広がっていて、自然溢れる景色だったが秋吉さんが見当たらなかった。
「秋が何処行ったか知らないか?」
「兄さんなら川で泳いでると思いますよ?」
「あ!!あれ秋先輩じゃないデスか!!」
切歌ちゃんがそう言って指を指す方向に川の中から黒い水泳キャップが現れた……水泳キャップ!?
「……キャロルやっぱり昨日兄さんと水着買いに行けばよかったね」
「……すまない。まさか全部付けるとは思わなかった」
そうして川から秋吉さんが呼吸を整えながら川から上がって来た。
「ふー……ってみんなもう着替えたんだな」
「そうなんですよ〜!!どうですかこの水着!!」
「似合ってるよ響」
「え…あ、ありがとうございます……」
響が秋吉さんに水着の感想を聞いて秋吉さんが答えると響は急に顔を赤くして恥ずかしそうにしていた。そして私達の一部の人達は秋吉さんを見たままなんて言ったらいいだろう……凄い恥ずかしそうに秋吉さんの体を見ていた。
「どうした響?顔赤いぞ?」
「え…あ、だ、大丈夫です!!」
そして響は私の所にやって来てまるで乙女のように小さく呟いていた。
「ひ、響?」
「な、なんか秋吉さんかっこいいんだけど!!腹筋割れてるんだけど!!めっちゃドキドキした!!」
「響!!」
「うひゃい!!み、未来?ちょっと秋吉さん私の事呼び捨てにしてしかも腹筋割れててなんかもうあわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ!!!!!!」
「兄貴は水泳部の時かなりモテたからな。……そもそも水泳する時は兄貴はかなり性格が変わるからな……近づくなら結構勇気がいるぞ」
そ、そうなんだ……って今度は先輩達が秋吉さんの所に!!
「随分引き締まった体してるわね……」
「そうですかね?」
「確かにそうだな。この背中の筋肉……無駄がないな」
「秋。お前以外とかっこいいんだな」
「いやそんな事ないよ奏。それより僕は3人の水着が正直綺麗でちょっと僕が恥ずかしいよ……」
「え……そ、そうなのね」
「その…うん……」
「……」
先輩達は秋吉さんから感想をもらって恥ずかしそうにしながらこっちに戻って来た。
「あれ誰だよ!!秋か!!秋なのか!!」
「正直……あれはやばいわね……」
「私も……ドキッてした……」
「やばいですよね!!私もまだドキドキしてますよ!!」
「……そんなに凄いの?」
「未来も秋吉さんの所に行ってみたらわかるから!!」
「……分かった」
そして私は秋吉さん所に向かうと秋吉さんは私達の浮き輪の空気を入れていた。
「秋吉さん」
「ん?あぁ未来かどうした?」
私はこの時、秋吉さんの姿がちょっとかっこいいと思ってしまった。しっかりとした筋肉に滴る水……そして普段からあまり見せないような顔の仕草をしていた。
「……未来?」
「……は!?な、なんでもありません!!水泳キャップ外したらどうですか!!!!!」
「んー……やっぱりいらないよな」
そう言って秋吉さんは水泳キャップを外すと……うん。イケメンだった…これはドキドキするのも分かる気がする……。
「大丈夫か未来?」
「だ、大丈夫です。私はちょっと向こ、キャッ!!」
「危ない!!!!!」
私が転けそうになった所を秋吉さんがそれを受け止めてまるで私が押し倒すかの様な状態になってしまった。
「えっと……大丈夫未来」
「だ、大丈夫です……」
あ、私今秋吉さんの体に触れてるんだ……固くて大きい……
「……未来そろそろ」
「え?……は!?ご、ごめんなさい!!」
そして私は直ぐにどいて響達のいる方に向かった。
「未来どうだった!!」
「……凄かった」
「でしょでしょ!!」
正直この日は私はあまり秋吉さんの事をあまり見れない様な……そんな気がした。
《マッカーサ軍曹の一言》これを書いていて正直あれ?逆じゃね?って思ったがまぁ……大丈夫だろ!!
次回日焼け止めクリーム