「それー!!」
「やったな〜うぉりゃああああああああぁぁぁ!!!!!!」
「え?ちょっま、きゃあああぁぁぁー!!!!!!」
あれから私達は川で泳ぐ人や川で水のかけあいをして遊んでいた。そして私は……。
「お姉ちゃん川に入らないの?」
「……誰のせいで入らないと思ってるの?」
「え〜似合ってるのに〜」
「……」
私は未だに遊ぼうとせず体育座りをしてみんなの遊ぶ姿を見ていた。
「お姉ちゃんも遊ぼう?」
「……今はいい」
「……はぁ。分かったよお姉ちゃん」
そして響はそのまま元気良くみんなの方に向かった。なんか悪い事したな……。
「……私何してるんだろ」
しばらく私はボーッとしているとクリスと秋の姿が目に映った。クリスは恥ずかしそうにしながら秋と何かを話していた。
「ど、ど、ど、どうしたんだよ」
「……いや、お前こそどうしたクリス」
「それだよ!!お前に下の名前で呼ばれるとこう……あぁぁぁー!!!「え?ちょっ、ま」」
そしてクリスは秋を川の中に思いっきり投げつけた。やがて秋は川から出て来ると怒りながらクリスに近づいた。
「クーリースー……」
「な、なんだよ、そんなにちか…ってな、何しやがる!!」
「勿論仕返しだぁあああああああああぁぁぁ!!!!!!」
「や、やめ」
そこから秋とクリスは凄かった。もう全力で水をかけたり、水きりをしたり浮き輪で遊んだりして楽しそうだった……。
「……どうして」
私はこの時、何故かとてもモヤモヤして何故か見ているとイライラしてきた。そしてどうしようもなく複雑な気分だった。
「なんだ?まだ川に入らないのか?」
「……奏先輩」
「よっこらせ」
「おじさん見たいですよ」
「まぁ気にすんな」
そして奏先輩は私の隣に座ってある物を取り出した。……日焼け止めクリーム?
「……あのそれ」
「ほらそのパーカー脱いで」
「いやだか「うぉりゃああああああああぁぁぁ!!!」……話を聞いてください……」
「いいからいいから」
奏先輩に思いっきりパーカーを脱がされ、水着姿になった私は抵抗する暇もなく流されるがままに日焼け止めクリームを体に塗り始めた。
「ん……冷たい……」
「そりゃそのまま塗ったからな。どうしてみんなと遊ばないんだ?」
「……それは…ひゃ!!」
「それは?」
「……恥ずかしいから……んぁ……」
すると奏先輩は急に手を止めてそしてまた再開した。……今の間は何?
「なるほどな……ならもう見てもらった方が早いんじゃないか?」
「え…それって……にゃ!!」
「はいおしまい。あいつなら恥ずかしさなんて捨てて、あいつらしさを出すんじゃないか?じゃああたしはまたマリアと翼と一緒に遊ぶわ!!」
そして奏先輩はそのまま翼先輩とマリア先輩の方に向かった。私らしさ……か。
「……よし」
そして私は秋のいる方に近づく……そして私は秋の顔に思いっきり水をかけた。
「ぶっ!!……って何すんだよ!!鈴!!」
「別に……えい」
「な!?ちょっ、突っ込んでくるな!!やばいって水が水が!!」
「……秋、私の水着……どう?」
「はぁ…はぁ…い、今じゃな「今」……凄く可愛い」
「……そ」
「ちょっ!!押すな!!そして地味に鼻めがけて水をかけんな!!」
「……ふふっ」
「私もトォーッ!!!」
「ちょっ、響もやめ」
「お姉ちゃん行くよ!!」
「……はいはい」
その時、私はさっきのモヤモヤとイライラがなくなって今日が少し楽しいと思いながら心の中は何故かドキドキしていた。……きっと楽しくて興奮してるんだ。まぁ、今日ぐらいいいかな?
* * * * *
あたしが秋と遊んでいると急に鈴が飛び込んで来てそのまま秋と遊び始めた。あたしはそれに対して特に何かがあるって訳じゃないがただ……。
「お姉ちゃん?」
「ッ!!な、何だ!?」
「お姉ちゃんも一緒に混ざったら?」
「……いや今はやめとく。鈴もさっきまであそんで無かったからな」
「何処に行くの?お姉ちゃん」
「ちょっと水分補給だ」
そしてあたしはアリスから離れてクーラーボックスからコーラを取り出してそれを飲み始めた。
「んく……んく……プハッ…なんなんだよ……これ」
あたしはさっきの2人の姿を見て……いや2人の楽しそうな顔を見ていると何故か……いつも…あたしが辛い。
「……なんなんだよこの胸のモヤモヤは」
《マッカーサ軍曹の一言》……これでいいのだろうか……まだ夏休み終わらないんだよなぁ……
次回inTheBBQ