体育祭が始まってからそんなに経ってない頃、私はすぐに意識を取り戻した。
「……んっ…私……」
「おっ?起きたか鈴」
「クリス……私は…って響は!?」
「あー……うん今からだぞ」
そうして最初に出てきたのは3年生達だった。その中には響や未来、アリスと椿がいた。
「……これって」
「鈴。これが現実だ……」
「……後で響に説明してもらう」
「それがいいわよ。って切歌と調も出てきたわね」
「100m走は小日向が有利だな。確か陸上部だったからきっと速いだろう」
「そうね。あっ!!セレナがエルフナイン達と出てきたわよ!!」
マリア先輩はすぐにビデオを回してセレナを撮り始めた。マリア先輩が撮り始めてからすぐ、セレナはマリア先輩を見つけると恥ずかしそうにしていた。
「もうすぐ始まるな……」
「あれ止めなくていいのか?」
「大丈夫だ。周りの人は誰かのお母さんと勘違いするだろ」
「そっ、そうか」
やがて1年生から3年生が全員出てくると第一種目が始まった……。
※ここからダイジェストでお送りいたします。
第一種100m走で団長のリーダーそれぞれが最後の走者だった。
「位置について……」
「「「「……」」」」
「よーい……ドン!!」
最初に躍り出たのは響だった。しかし、それに負けず椿、アリスが後ろを追っている……しかし、未来はその後ろをついて行くように走っていた。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
「はぁはぁアリス早いな!!」
「一応お姉ちゃんより早いから!!」
「……」
すると響の見た先にゴールテープが見えた。響は更に加速して走る……そして誰もが最初のゴールテープを切るのは響かと思った。
「はぁ!!はぁ!!私が一ばn「ごめんね響」…えっ?」
そしてゴールテープを切ったのは未来だった……未来はあの一瞬で加速し響を抜いたのだ。
「……未来よくやった」
「幸奏よかったな」
「当たり前だ。我の妹だぞ?」
第2種目は借り物競争だった。これをやるのは2年生である。
「負けないデス!!」
「私も負けない……」
「頑張るであります!!」
「……めんどくさいワケダ」
そして切歌達は走り始めた。そして最初の紙を手に取ったのはエルザだった。そして、次にプレラーティ、切歌そして調だった。
「えっと……『お姉ちゃん』でありますか……えっと…あっ!!ヴァネッサ来て欲しいであります!!」
「私は……『双子の妹』簡単なワケダ。エルフナインは何処だ……」
「あたしは……『胸が大きい女性』ふっふっふっ……簡単デス!!クリス先輩来て欲しいデェス!!」
「私は……」
調が遅れる中、他の3人はゴールに向かって走り出した。
「あらあらエルザいくわよ!!」
「1位は自分達であります!!」
「頑張れエルフナイン。もう少しだ」
「はっ、はい!!」
「クリス先輩遅いデスよ!!早くしないと負けちゃうデス!!」
「はぁはぁ……ちょっと、待って、くれ……」
両者3人共ゴールに段々近づいていく……するとその一瞬、何か大きな物がダッシュで3人に追いついて来た。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
「「「「「「なっ!?(えっ!?)(デス!?)」」」」」」
その何かはそのままゴールテープを切って1位をもぎ取った。その人物は風鳴弦十郎と肩に乗っている調だった。
「……ブイ」
「おっ、おっさんはズリぃだろ!!」
「そうデスずるいデス!!」
「でもお題は『体育教師』だったし……」
第3種目は障害物競走だった。これをやるのは1年生だ。
「あら?キャロル負ける準備は出来たかしら?」
「フンッ……貴様もそう言っておけるのも今の内だ」
「キャロルもう始まりますから!!」
「姉さんが見てる……頑張らなくちゃ!!」
そうして障害物競走は始まった。最初は網をくぐり抜けるのだが……
「クソッ!!オレの髪が絡まって」
「キャロル!!だっ、大丈夫ですか!?」
「全く何してるの?それじゃお先〜♪」
「ベアトリーチェ!!!!!」
そして次は平均台なのだが……
「ごっ、ゴムですって!?」
「バランスが……難しい……」
「もう少し……もう少し……出来た!!」
「えっ!?もう出来たの!!ちょっとセレナ、エルフナイン待ちなさ、きゃぁ!!」
そして2人はそのまま走りきり、セレナが1位、エルフナインが2位とゆう形になりキャロルとベアトリーチェは時間制限で最下位となった。
「姉さん私やったよ〜!!」
「もう少しだったのですが……」
「……こんな結果は認めない」
「……私もよ」
そうして様々な種目をこなして行き……やがて最後、騎馬戦が待ち受けていた。
《マッカーサ軍曹の一言》借り物競争は裏返した時にあっ、無理じゃんってなるものが時々あった。
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