「音源の準備は大丈夫か!!」
「問題ありません!!」
「照明係合わせる準備大丈夫!!」
「15度調整します!!」
「そんな調整で大丈夫か?」
「1番いいやつを頼む……」
文化祭が始まってあたし達は体育館のステージである準備をしていた。それはこれから行うイベントである歌王決定選を生徒会主催で準備していた。もちろんあたしも生徒会長だから歌う予定だったんだが……ヤバい……ヤバいヤバいヤバい!!!!!
「ない……ないないない!!あたしの衣装がなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!」
「か、奏!?ちょっと落ち着いて!!」
あたしは今日学校に持って来たはずの衣装が見つからずにいた。周りをいくら探してもあたしの衣装はそこには無かった。
「翼!!そのカバンの中はあるか!!」
「……ない」
「あ〜〜〜クソッ!!!」
あたしは時計を見る……開始までの時間は残り1時間ちょいぐらいしか無かった。……仕方ねぇ。
「翼!!後頼む!!」
「ちょっと奏!!」
そしてあたしは衣装を探して学校中を探し回った。けど中々見つからずに時間だけが過ぎてゆく……。するとあたしは学校の飲食店でマリアを見つけた。
「マリアちょっといいか!!!!!」
「あら?奏……ってどうしたの?そんなに慌てて……」
「あたしの衣装が見つからないんだ!!知らないか!!」
「衣装……あぁ。貴方が昨日見してくれたあのオレンジ色の衣装ね……そういえば確か1組の秋のいるクラスの人がダンボールごと持っていく時に見た気が……」
「本当か!?よし!!それなら……ってああ!?」
あたしは時計を見ると始まる時間はもう10分を切っていた……。
「やべぇ……もう間に合わねぇ……」
するとマリアは少し考えてやがて決意したかのように言った。
「……仕方ないわね。今から私が体育館に行って時間稼ぎするから探してきなさい」
「本当か!?すまねぇ助かる!!」
そしてあたしは秋のいる教室に向かったて急いで走り出した。
「マリア〜買ってきたデスよ〜……ってどうしたデスか?」
「マリア?」
「……切歌、調並行世界の貴方達歌は得意かしら?」
* * * * *
「秋ぃぃぃぃいいいいいい!!!!!!」
「……もう閉店ですよ。奏先輩」
「何しに来たんだ先輩。秋なら今さっき出ていったぞ」
「それよりダンボールしらないか!!」
「ダンボール……あぁ、コスプレの衣装ならそこに「分かった!!」……」
あたしは急いでダンボール中に入っているコスプレ衣装の中から私の衣装を探す……しかし……
「……ない」
「ないって何がないんだ?」
「あたしの衣装……もう間に合わない……」
「奏先輩……」
気がつけば始まってからもう20分が過ぎていた。あたしはもうこの文化祭終わったとそう思った時……
「天羽先輩やっと見つけた……」
「……秋か…」
「お、おぅ。天羽先輩が珍しく落ち込んでいる……とりあえずはい」
秋が渡して来たのはなんとあたしの衣装だった……あたしの衣装!?
「なっ!?秋これどうして!!!!!」
「いやどうしてって……僕が天羽先輩の衣装見つけて中々みつからないから探してたんだけど……」
「よくやった!!秋!!」
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!」
「よし!!これならまだ間に合う!!行くぞ秋!!」
「えっ!?な、何!!どゆうことぉぉぉぉおおお!!!!!!」
「……えっと…いつも通りだな」
「……そうだね」
* * * * *
私は奏が来るのを待つ為にマリアと一緒に不死鳥のフランメを歌ったり、違う世界の暁と月読がCutting Edge×2 Ready go!……と確かシンフォギアとゆう戦う為のもので歌って時間稼ぎをしていた。……しかし、あのシンフォギアとゆう服はその……は、恥ずかしいと思うのだが……
「翼!!」
「奏!!よかった……って何故秋がいるの!?」
「あたしは直ぐに着替えるから秋は演奏の準備しろ!!」
「えっえっ……?」
秋は言われるがまま演奏する為のギターを貸してもらって、奏は急いで着替えを終えていた。
「よし!!準備が出来た!!秋も準備出来たか!?」
「わけがわからないよ……」
「奏!!もう行くの!?」
「大丈夫だろ!!前もこんな感じでドタバタだったんだから」
そして奏はステージに向かって歩き始める。そして私と秋も後を追う。奏が出てくるとステージの観客のボルテージが上がったように見えた。
「みんな〜待たせたな〜!!!!!待たせた分いっぱい歌ってやるからな!!!!!盛り上がっていけよぉぉぉぉおおおおおお!!!!!」
「「「「「「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」」」」」」
「それじゃ文化祭盛り上がって行こうぜ!!!!!最初の曲は……」
「逆光のフリューゲル」
《マッカーサ軍曹の一言》文化祭で完璧な事はありえない。
次回後夜祭の夜