「キャロル!!雪だよ雪!!」
「オレは出んぞ……」
「これは……かなり積もったな……」
12月のある日、昨日から天気予報では雪が降ると予報が出ていて家の周りには白い雪で一面まっしろな景色だった。するとリビングのドアから父さんが出てきた。
「これはまた凄いね……」
「パパ!!僕かまくらが作りたいです!!」
「分かったよエルフナイン。私も後で行くから先に行ってなさい」
「うん!!パパ!!」
そしてエルはある程度の防寒着をして外に出た。……僕も行こうかな?
「秋はどうするんだい?」
「僕も外に出るよ。ついでだしちょっと買い物にも行ってくるよ」
「そうかい?キャロルはどうする?」
「……パパが行くならオレも行く」
「分かったよ。それじゃ準備しようか」
そして僕達は防寒着を着て先にキャロルと父さんが家を出ると二階から母さんが降りて来た。
「うわっ…さっむ……秋出かけるの?」
「うん。キャロルとエルと父さんはすぐ近くの庭で遊んでるから。それと今から何か買ってくるけど……いる?」
「ならお餅と小豆を買ってきて。私も娘達と一緒に作るから」
「分かったよ」
そして僕は家から出て歩き始める……エルが手を振っている。可愛い妹だ。
「さて、ここからだと……ここが近いな」
そして僕はとあるお店に向かう……しばらく歩くと風鳴姉妹の2人に出会った。
「秋じゃないか。1人は珍しいな」
「うぅ……寒い……秋先輩お、おはよ」
「風鳴先輩と椿ちゃん。おはよ……って寒そうだね」
「実際寒いし……ハックシュン!!」
風鳴先輩はあまり寒そうな様子では無かったが、椿ちゃんはまるで凍えた猫見たいに震えていた。……小動物見たいだな。
「秋は……買い物か」
「ちょっと買い出しですよ」
「なら邪魔したら駄目だな。椿行くぞ」
「うん。……またね秋先輩……寒い……」
そうして僕は風鳴姉妹と別れてとあるお店に着いた……まぁ普通にコンビニなんだが……
「いらっしゃいませー……って神っちじゃん」
「よっ…相変わらず元気だよなー……」
「それがうちの取り柄だからな」
そして僕はお餅と小豆をカゴの中に入れてレジでミラに渡す。ミラは手際良くバーコードを通して袋に詰めていた。
「お前もよく働くよなぁ……」
「まぁ、今日うちは昼までなんだけどな」
「珍しいな。……もしかして」
「もちろんエルザとヴァネッサと過ごすんだぜ」
「まぁそうだよなぁ……それじゃそろそろ帰るよ。はい500円」
「17円のお釣りなんだぜ。じゃあな神っち……じゃなかった。ありがとうございましたなんだぜ〜」
そうして僕はコンビニで餅と小豆を買って帰っていた。すると冬の雪が降る中で走っている立花と響に出会った。
「あっ!!秋吉さーん」
「響ちゃんと立花か。おはよ」
「うん。おはよ」
「2人は……走り込みか?」
「まぁ日課ですから〜。えへへ〜」
「秋は買い物?」
「そうなんだよ。今日は親も1日いるからね」
「そっか…。よかったね」
「まぁな。……っととそれじゃあな」
「うん……またね」
そして僕は家に帰って行く……
「……」
「秋吉さんに出会えてよかったね〜お姉ちゃん♡」
「……うん」
* * * * *
僕はしばらく歩いて帰ってくるとなんともまぁ立派なかまくらが出来ていた。……これ凄いな。
「あっ!!兄さんおかえりなさい!!」
「エル……これは……」
「ふふん…僕が一生懸命作りまし「兄貴。ちょっと手伝ってくれ」き、キャロル!!」
「あ、まだまだ出来て無かったのね」
「とりあえず山にしたぐらいだ……まぁほとんどパパがやってくれたがな」
父さん凄いな……ってあれ?それじゃエルが作ったのは……
「エルが作ったのってこの雪だるま?」
「……」
「フッ……図星だな」
「キャロルと兄さんなんて知りません!!」
「……拗ねたな」
「はぁ……全く」
こうして僕はこの日新たに雪だるまを作るのとかまくら……あと端っこにガン〇ムを小さく作り始めた。……こんな日も悪くない。
《マッカーサ軍曹の一言》雪で頑張って作った物が屋根の雪で埋もれた事件……悲しい
次回風邪とベッド