たった1度の触れ合い……それを今してしまった。私の初めて……ファーストキスだった。私はそれだけでもう、ただただ嬉しかった。この満たされる感じ……幸福感、そして……
「……ん……はぁっ……」
「なに…してんだ……」
「ッ!?……く、クリス」
気がつけば秋の部屋にいつも間にかクリスがいた。でも私にとってそれは今はどうでもよかった。問題は私が秋にキスした所が見られた事が1番の問題だった。そしてクリスは私に近づいて思いっきりビンダしてきた。その時クリスは……泣いていた。
「……抜け駆けは無しって言ったじゃねえか……」
「……」
「ズリぃよ……鈴…ばっかり……」
「……ごめん」
「……もういい。あたしはあたしのやり方でする」
そしてクリスは私の横を通りすぎて秋のベッドに近づく……そして秋の体の上に乗った。
「起きろ秋」
「んん……何ってクリ「あたしのファーストキスをやる」えっ?」
そしてクリスの唇は秋の唇が重なった。私の目の前でクリスは秋とキスを続ける……いや、これはキスじゃ無くてディープキスだ。クリスは秋の口の中に自分の舌を入れて濃厚なキスを一方的に続けていた。
「んっ、んちゅるっ、れろっ、じゅるるっ、はむっ、あむっ、れるっ、んむっ、ちゅるるっ、んんっ……んんんっ……」
「あっ、あぁ……」
「……はぁっ、はっ、はっ、はぁっこれがあたしの初めてだ」
「はぁっ…はぁ……えっ?どうゆう事?クリスが僕にキスをして、てゆうかクリスが家に来てて……いやそもそも僕寝てて……」
秋が今の状況が全く分かってない中、クリスは私の方を向いてニヤッと笑う。そしてクリスはまた秋の口に舌を絡めてゆく……。
「えっ?ちょっ、クリスやめんんっ!!」
「んむっ、えむっ、あむっ、あむっ、んちゅるっ、んあぅっ、あっ、あっ、あっ……」
その光景私の体に力が入らなくなってゆく……目の前で秋がクリスで染められていく……嫌だ……嫌だ嫌だ嫌だ!!!!!
「……ぷはぁ……」
「……はぁ…はぁ…クリスこれってどうゆんぐっ!?」
「……んっ……はむっ、んんっ……」
あぁ……秋が私のキスで私を見てくれる…クリスじゃなくて私を……もっと…もっと秋と繋がりたい!!!!!
「ん〜〜〜〜〜!!んん〜〜〜〜っ!!!」
「……次はあたしだ」
そうして私とクリスの暴走はしばらく続いた。
* * * * *
「「…………」」
「……で?どうゆう事か説明してもらえる?」
僕はあの後、立花とクリスにしばらくの間キスを迫まられ続けて唇がふにゃふにゃの状態で質問をしていた。何故クリスと立花がキスをしたのか僕には分からなかった。するとクリスは静かにその質問に答えた。
「鈴が秋にキスしたからあたしも秋にキスをしたんだ……」
「ふーん…それでディープキスね……」
「ッ〜〜!!う、うるせぇ!!」
「私は……その……」
「まぁ、……そうだな…最初のキスは置いといて立花って甘えたがりだよな。あの後秋ィ…秋ィ……って何回も呼んでたよね」
「…あう……」
僕はため息をついて静かに言った。
「あのね?いくらなんでも風邪ひいてる人にさ2人共キスはどうかと思うよ?」
「「……」」
「確かに2人は可愛いし、そんな子に迫られてキスされたら嬉しいよ?」
「「……うん」」
「でもね?そうゆう相手は好きな人と……」
「「ッ!!」」
その瞬間、僕は立花とクリスに押し倒された。2人は何処か怒ったような呆れたようなそんな顔をしていた?
「……なぁ秋」
「えっ、えっ?」
「私達の事なんだと思ってるの?」
「そ、そりゃもちろん幼なじみと親友……ですけど、いでででで!?」
クリスと立花はそれぞれで僕の頬を引っ張る。両方の力が強いせいかとても痛かった。そしてクリスと立花は僕に強く叫ぶ。
「「私は(あたしは)秋が好き!!」」
……ん?……んん?…………んんんんんんんん!?
「え、ちょっ、えぇ……」
「……言っちまった」
「……うん」
僕は2人の告白されて正直訳が分からなかった。2人が僕を好き?……ウッソだろお前……
「本当に僕の事……好きなの?」
「嘘言ってどうするんだよバーカ」
「た、確かに……」
「……返事は?」
「へ?」
「あたしと」
「私」
「「どっちと付き合うんだ(の)?」」
《マッカーサ軍曹の一言》……やりすぎたと思っていない……だが……限界は超えた。
次回冬の相談事
追記:アンケートは様々なルートの1つと捉えて下さい。
(例)暁は太陽のように《切歌》