「……あーどうしよ……」
あれから4日が経った。僕はいつものように……は出来ずに1人で学校を過ごしていた。ちなみに立花とクリスは2人共風邪で休みだ。そりゃあれだけキスしたら風邪がうつるよな……でも……
「どっちか選べなんて……」
あの日、僕は結論から言ったらすぐには決められ無かった。そもそも選ぶ事自体がもう普通に考えて幸せ者だと思う。
「クリスマスイブ……ね」
そう、僕はあの日…告白の返事はクリスマスイブに立花とクリスに言われたのだ。
『ごめん……すぐにはちょっと決められない』
『『……』』
『なら……クリスマスイブまで待つ。鈴もそれでいいな?』
『うん。私もそれでいい』
『……後悔、しないのか?』
『秋が決めたなら私はそれで納得する。でも…私は諦めない』
『あたしもだ。結果がどうあれ秋が決めた事だ…秋が決めたならあたしも納得する』
『……そうか』
『あたしはクリスマスイブの日にあの場所で待ってる』
『私もあの場所で待ってるから……』
そんな感じで2人は帰って行ったんだよな……はぁ……
「秋!!いるか!!」
「……天羽先輩」
「今日も一緒に……ってどうした?覇気がないぞ?」
「いや、まぁその……」
「……ちょっと来い」
「えっ?ちょっ!!先輩!?」
すると天羽先輩は僕を連れてとある場所まで連れて行った。やがてそこに着くと天羽先輩は僕を中に入れた。ここって……
「生徒会室……」
「ほら、秋座れ」
「あっ、はい」
そして僕がその椅子に座ると天羽先輩が質問をし始めた。
「秋、最近……とゆうよりこの1週間で何かあったろ?」
「何って……別に……」
「立花と雪音」
「ッ!?」
「秋って分かりやすいんだよ。もしかして告られたか?」
「…………」
「沈黙は肯定だぞ。全く……分かりやすい後輩だな」
そして天羽先輩は僕の隣に座ってただ静かに僕を見つめる……
「秋はどうするんだ?」
「どう、したらいいですかね?」
「なんだ?あたしに初めて出会った時はいきなりバカにする度胸がある癖に恋愛の事になると縮こまりやがって」
「それは…ハハ……」
「たくっ……しょうが無いな」
すると天羽先輩はぎゅっと僕を抱きしめて頭を撫でる。その表情は僕がいつも見ている姿とは違って綺麗だと感じた。
「いいか秋。あたしが決める事じゃない……秋が決める事に意味があるのさ」
「僕が……ですか?」
「当たり前だろ?秋はきっと答えを見つけられるさ」
「僕には、分かりません……」
「分からなくていい……ただな、思いだけは踏みにじったらいけない。それを……答えを見つけるのは秋だから……」
「…………」
そして僕は考える。……今までの記憶、感情、そして出来事、きっと僕はその答えを知っている。
「……それじゃあたしは教室に戻る。……鍵は……まぁ今日ぐらい大丈夫だろ」
「……ありがとうございます。奏先輩」
「バーカ……今更下の名前で呼んでんじゃねえよ」
そうして奏先輩は教室に戻ってゆく……
「僕の答えは……きっと……」
《マッカーサ軍曹の一言》ヒロインとは必ずしも……いや何も言うまい
次回その小柄な体は雪のように冷たくそして……