公爵様の遺伝子は最強の遺伝子!?   作:ディア

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速攻で考えて疲れました。眠かったのでグダグダです。おまけにかなり短いですがご理解してください。


弟の誕生

~ノルマンディー公爵領~

カールが生まれてから半年が立った。ノルマンディー公爵は非常に不機嫌だった…その理由は…?

「くそッ!」

 

ダンッ!!

 

公爵は机を叩き、歯を食いしばる。

「あの第一王子は無能のくせして俺に意見してくるわ、第二王子は俺をゴミを見るような目で見るわ…ふざけやがって!!俺の方が偉いんだぞ!!」

ここでガリアの第一王子、第二王子の紹介をしよう。

 

ガリア第一王子ジョゼフ 15歳

ジョゼフは生まれたときから魔法が使えず周りからは無能扱いされており、後継者候補としては微妙な立ち位置だが…実際には頭が非常に良く、その秀才ぶりは父親である王にして歴代最高と言われている。また現在はガリア北花壇騎士団の団長を務めており闇の仕事を引き受けている。

 

ガリア第二王子シャルル 13歳

シャルルはジョゼフの弟であり、国王候補としては一番人気を誇っている。それもそのはず。彼は兄のジョゼフとは真逆で魔法が使えるのだ。それも歴代最年少の12歳でスクウェアになるという前代未聞のことをやっている。またジョゼフ並みに頭が良く、チェスではジョゼフと引き分ける程の実力を持っている。そのため兄ジョゼフが闇だとするならシャルルは光に例えられることが多い。

 

しかし、現国王の従兄弟であるノルマンディー公爵はそれが非常に気に食わない。ノルマンディー公爵はそれまで歴代最年少のスクウェアと言われ続け、ガリアを思うままにしようとしていた。だがシャルルが更新したことによって発言力が激減したのだ。

「…あのガキどもいつか絶対に殺してやる…!!」

ノルマンディー公爵はそれだけ言って立ち去った…

 

「(ひでえ…)」

カールはもう既に歩けるようになっていた。そのため本を読むついでにノルマンディー公爵を観察していたのだ。

「(はあ…憂鬱だ。早く転生者達生まれろよ…)」

しかし、その願いが叶うのは3年後だった。

 

それまでの間、カールは色々とノルマンディー公爵と領地、そしてどの年代なのかということについて調べまくった結果…

 

・ノルマンディー公爵は現国王の従兄弟であり魔法のクラスはスクウェア。二つ名は『砂漠』ということから土のスクウェアであることがわかる。

・ノルマンディー領は火山、砂漠、海などを持っている農地には向かない最悪の土地。

・そしてジョゼフの年齢から逆算した結果…原作スタートの30年前。つまり、カールは原作スタート時には30歳。

 

…これだけ無理ゲー臭さを見せると自殺もしたくなる。そう思いカールが飛び降りて首の骨を折り自殺すると…10分後には復活していた。しかも身体にある力がかなりみなぎるような感じがして試しに懸垂して見たら楽々と出来た。これが不死能力とサイヤ人の能力かと思うとカールの憂鬱も少しずつ消えて行った。

 

そして3年後…

「カール…お前は死ね。」

カールは父親からそんな宣告を受けた。

「何故です?」

「もう貴様はいらないからだ。お前を自由に育てたのが俺の間違いだった。」

ノルマンディー公爵がそう言うとカールの首を掴み、カールの水分を吸い取って行く。

「がっ…!(なんだこれは…!?)」

「冥土の土産に教えてやろう。これが俺のような選ばれし貴族が使う魔法だ。これで生き延びた奴はいない。もし、生き残れるようだったらしばらくの間は生きていてもいいぞ…」

カールはどんどんミイラ化して行き、遂には水分がなくなり動かなくなった。

「ふん…これでこいつが死んだら俺の見抜く目はそれまでだったという訳だ。」

ノルマンディー公爵が見たのはカールではなく、新しく生まれたカールの母親との間の子カルロスだった。

 

~夢の中~

『カール…起きなさい。』

「ん?いつかの女神か?」

『ええ、久しぶりですね。』

「それで今日は何のようだ?」

『今日はあなたの弟こと、カルロスを紹介に来たんですよ。』

女神がそう言うと、カルロスが現れた。

 

「弟か…よろしく。」

カールはカルロスに手を出した。これがどういう意味かだいたいわかるだろう…

「よろしくカール。」

カルロスはそれを理解して手を出し、カールと握手をした。

『ふふっ…微笑ましい光景ですね。』

 

「しかし、あんな虐殺の仕方は始めて知ったな…」

カールがそう言うと、背筋を震わせる。

「いや、俺はあるぞ。あれは某海賊の漫画に出てきた技だ。」

カルロスはそれを観察して理解した。間違いなく、ノルマンディー公爵はめちゃくちゃに強いと。

 

「どうする?」

「決まっている…俺はあいつ対策に最強の軍隊でも創る。でなきゃ勝てやしない。」

カルロスはそう答えて、ノルマンディー公爵対策に

「だな。俺は闘技場でも開いて引き抜きでもするか。」

「それじゃまた。」

「また現実でな。」

 

~現実~

カールが起き上がるとノルマンディー公爵は少し驚いた顔をしたが約束は約束なので立ち去って放っておいた。

 

「(ん?なんだこりゃ?)」

カールはその時違和感を感じた。今まで死にかけては身体を鍛えてきたが今回は違う。今回は水と砂が合わさずに身体の中を満たすような感じだ。

「まさかな…」

カールはそう言って身体の周りにある水蒸気を凝縮するような強いイメージをして…魔法を唱えた。

 

するとカールの目の前に直径1m程の球体の水の塊が出来た。

 

「(やばい!)」

カールは咄嗟に水を自分の身体に戻すようにして魔法を解いた。すると水が徐々にカールの身体に入って行き、新たな魔力として入ってきたのだ。

 

「まさか、杖なしでも魔法が出来るとはな…」

 

ゼロの使い魔の世界において魔法使い…つまりメイジは杖を媒介にして魔法を放つ。杖は生き物以外ならなんでもいい。例えば自分の骨を出してそれを杖にする人間もいる。

 

しかしカールの場合、パワーアップする際に一瞬だが死んでいた。その一瞬で自分の身体が杖と認めたのだ。

 

またあまりにも残酷な死に方をしたので復活する時にパワーアップしすぎたのだ。それ故に精神は追いつかずに身体に馴染んだという訳だ。

 

「これはチートだな。ホント…」

 

なおこの時のカールの握力は素手でオーク鬼の頭を砕く程になっていた。




何故だ…!何故思った展開まで行けないんだーっ!!力不足か!?ちくしょー…

とまあ、作者の愚痴でした。あまり気にしないでください。
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