あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(436~440)

◆『あくまで“かそう”だから』◆

 

「ハロウィン仮装イラストコンテスト! 続いてのイラストはこちら!」

 

 

アスカ

「これは……狼女かな? 肉球のついた手袋が可愛いですね」

 

 

『猫が狼の仮装w』

『かわいい』

『おなか出てて寒そう』

『仮装っていうかもはや種族変わってね?』

『黒猫の猫耳としっぽも仮装だったってこと?』

『毎日ハロウィンかよ』

 

 

「次のイラストはこれだ! タイトルは『ぬりかべの燦』」

 

 

アスカ

「えっと、画像間違えてませんか? 仮装してないように見えますが……」

 

 

「あ、あれ? おかしいな。マネージャーさんに選んでもらったから、これで合ってるはずなんだけど……」

 

 

『マネちゃんやっちゃった?』

『投稿者だけどそれで合ってます』

『ぬりかべ、黒猫……あっ』

『草』

『なるほど』

『仮装するまでもないと』

 

 

「だれが壁みたいな胸だ!? 仮装イラストだって言ってるだろ!」

 

 

アスカ

「あ、あはは……。流石に仮装イラストコンテストなので、今回は残念ながら選考の対象外とさせて頂きますね」

 

 

「コンテストでは失格になるけどイラストはありがとね! あと、私はばいんばいんだから次は作画ミスしないよう気をつけるように」

 

 

『作画ミスは草』

『忠実に再現してるんだよなぁ』

『ぬりかべはママ公認だぞ』

『ごめんね』

『アイディア自体は良かったと思う』

 

 

「そんなこんなで結果発表! 審査委員長のアスカちゃん、優勝作品のタイトルの発表をお願い!」

 

 

アスカ

「はい。それでは優勝作品を発表します! ハロウィン仮装イラストコンテスト、優勝は……こちら! タイトル『黒猫の恩返し』です」

 

 

『おぉ!』

『ジ○リに怒られない? 大丈夫?』

『タキシード着てステッキ持ってたやつか!』

『素敵な絵だね。ステッキだけに』

『おめでとー』

 

 

「因みにだけど、アスカちゃんは今年のハロウィンはどんな仮装したい?」

 

 

アスカ

「私ですか? ん~、そうですね。……せっかく今回コンテストを開いたことですし、優勝した燦ちゃんの仮装に合わせた衣装、かな?」

 

 

「どゆこと???」

 

 

『映画繋がりで猫娘だな!(分かってない』

『タキシードに合わせた衣装……なるほど』

『察してやれ』

『花嫁衣装?』

『花嫁の仮装は草』

『おばけ、魔女、花嫁。全部恐ろしいものだから間違ってないな!』

『よ、嫁が怖くなるのは結婚してからだから……(震え声』

『もはやハロウィンの仮装じゃなくて披露宴の正装だな』

 

 

 

 

 

◆『いたずらするならいたずらするね』◆

 

「アスカちゃん、トリックオアトリート!」

 

 

アスカ

「んっ……」

 

 

「って、あれ? もしかして寝てる???」

 

 

アスカ

「すぅ、すぅ」

 

 

「アスカちゃ~ん、ハロウィンだよ。お菓子くれないといたずらしちゃうよ~」

 

 

アスカ

「……」

 

 

「ほ、ほんとに、いっいたずらしちゃうよ? いいの? い、いいよね?」

 

 

アスカ

「んぁっ……」

 

 

「あっ、服がはだけて……ごくりっ。お、お菓子くれないし、しっ、仕方ないよね……」

 

 

アスカ

「ぁ……ん、……ふぁ」

 

 

「……ふぅ。や、やっぱいたずらはよくないよね! さ、さぁアスカちゃんが起きるまで配信でも見ようかな!」

 

 

アスカ

「……だめ」ぎゅっ

 

 

「え? あ、アスカちゃん!? いつから起きて……」

 

 

アスカ

「はぁはぁ……。燦ちゃんが、悪いんだよ? お菓子、せっかく用意してたのに、先にいたずらしちゃうんだもん……」

 

 

「えっと、それは……その。と、とりあえず服、離して欲しいな。なんて」

 

 

アスカ

「だ~め。燦ちゃんだけいたずらするなんてずるいと思うの。だから私も……、いたずらするね?」

 

 

「ま、待って!? お菓子、お菓子ならあるから! だからくすぐるのだけはやめ、あっあっ、んにゃ~~~っ!?」

 

 

アスカ

「あはっ、満足しました。燦ちゃん、ハッピーハロウィンです」

 

 

「はっ、はひっ……、は、ハッピーハロウィン。アスカちゃん」

 

 

 

 

 

◆『キャット&リリース』◆

 

「こんばんにゃー。今日は釣りのゲームをします」

 

 

『こんばんにゃー』

『今日のサムネえちちじゃね?』

『くそ、サムネに釣られてしまった』

『勝手に胸盛るな!』

『詐胸やめなー』

『釣りやったことある?』

 

 

「リアルの釣り? ない!」

 

 

『ドヤ顔で言うことじゃないよね』

『元気があってよろしい!』

『待てができない黒猫に釣りは無理』

『釣り竿ちゃんと持てる?』

『釣り針で魚じゃなくて自分を釣ってそう』

『糸が絡まって動けなくなるまである』

 

 

「ないが!? まったく、漫画やアニメじゃあるまいし。ほらゲーム始めるよ」

 

 

『はーい』

『つれないなぁ』

『お、さっそくヒットか?』

『きちゃ!?』

『デカいぞ!』

 

 

「わわっ。え、でかっ!? 待って、この引きの強さならクジラくらいあるって絶対!」

 

 

『クジラは草』

『がんばれー』

『釣りは魚との駆け引きだぞ』

『クジラは哺乳類だぞ定期』

『タイミングが大事』

『ひっひっふーで引け!』

 

 

「ひっひっふー、ひっひっふぬぬ……。あーっ、逃げた! って、ひっひっふーは違うだろ!」

 

 

『あーあ』

『なんでそのコメント拾ったの?』

『ワ○ップに釣られてて草』

『魚を釣る黒猫を釣るリスナー』

『せっかくだし猫拓取っていい?』

『黒猫はサイズが小さいからネットの海にリリースしないと』

 

 

「お前らな!? 次、次こそは釣れるからちゃんと見てろよ! よーし、……あ、ちょっと待って。ごめん、アスカちゃんにおやつ誘われたから行ってくるね。ブラウニー食べ終わったらすぐ戻るから!」

 

 

『は?』

『この猫また釣られてるよ』

『チョコだからって配信中にエサに食いつくなよ』

『流石アスカちゃん。黒猫を釣るコツを心得てるな』

『大きくなって帰って来るんだよ』

『黒猫は鮭だった?』

『そもそも配信しながら食べればいいのでは?』

『あーあ、これは炎上だな』

『炙りサーンモン一丁あがり!』

『草』

 

 

 

 

 

◆『アッスー知ってるよ。毎年ポ○キーネタが被ってるってこと』◆

 

アスカ

「燦ちゃん、11月11日が何の日か知ってますか?」

 

 

「もちろん知ってるよ。ポッ○ーの日でしょ」

 

 

アスカ

「正解です。では、正解した燦ちゃんにはご褒美のポ○キーをプレゼントします!」

 

 

「わーい! ありがとアスカちゃん!」

 

 

アスカ

「はい、燦ちゃん。あーん」

 

 

「あーんっ。おいしい!」

 

 

アスカ

「あは、良かった。もう一本どうぞ」

 

 

「じゃあ私からもお返し。ん~」

 

 

アスカ

「さ、燦ちゃん!? も、もぅ。今年はポ○キーゲームするつもりなかったのに……。あ、あむっ」

 

 

「んっ……えへえへ。実は今日は恋人の日でもあるんだって。知ってた?」

 

 

アスカ

「えっと、恋人の日は6月12日のはずですよ? たしか今日は恋人たちの日、だったかな?」

 

 

「あれ、そうだっけ? ま、どっちにしろ恋人たちがいちゃいちゃする日なんだし。いいよね?」

 

 

アスカ

「くすっ、そうですね。いいってことにしましょっか」

 

 

 

 

 

◆『黒猫○○な』◆

 

アスカ

「本日の配信はここまでにします。お疲れさまでした」

 

 

「ばいにゃー」

 

 

『おつかれさまでした~』

『ばいにゃー』

『アス猫さいこー!』

『おつアスねこ~』

『終わらないで』

 

 

「あ、最後に告知忘れてた! 明日の夜に新ビジュアルの発表があるから、暇な人もそうでない人も見に来るよーに」

 

 

アスカ

「新ビジュアルの発表、明日でしたね。楽しみです」

 

 

『大事な告知忘れるなよw』

『新ビジュアル楽しみ』

『どんな感じなの?』

『ネタバレして』

『うっかり流出しそう』

 

 

「そんなうっかりするか!?」

 

 

アスカ

「あ、あはは。流石に燦ちゃんでもそんなミスはしないと……しないよね?」

 

 

「アスカちゃんまで!?」

 

 

『信用がなくて草』

『胸に手を当ててこれまでの行いを振り返ってもろて』

『手を当てる胸がないぞ』

『だからいつも反省できないのか』

『なるほど』

 

 

「なるほど、じゃないから!? あるが! 新ビジュアルもばいんばいんだからな!?」

 

 

『ネタバレやめなー』

『ダウト!』

『ないよ』

『黒猫盛るな』

『ニャ○ハ立つなの次は黒猫盛るながトレンド入りかな?』

『黒猫の新ビジュアルはパッド入り~』

 

 

「おい、コメント。勝手に変なデマ流すな!? 名前覚えたからな! ……まったく、けしからんリスナーだな。ね、アスカちゃん」

 

 

アスカ

「そうですね。悪意のあるなしに関係なくデマを流すのはだめですよ。燦ちゃんも気をつけないとね」

 

 

「うんうん、だよね。ほら、アスカちゃんもこう言ってるんだし気をつけなよ」

 

 

『はーい』

『いや、今のは黒猫にも言ってると思うぞ』

『黒猫お前もな』

『最初にデマ流したの黒猫なんじゃ……』

『本当だとしても情報漏洩だし』

『マネちゃんに通報した』

『黒猫謹慎な』

『胸に手を当ててちょっとは自覚しようよ』

『ま、黒猫だしな。胸も自覚もないか』

『草』

 

 

 

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