あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(456~460)

◆『ねこだもの』◆

 

「こんばんにゃー。今日は物理演算パズルゲームをやっていくよー」

 

 

『こんばんにゃー』

『なんか難しそう』

『これってどんなゲーム?』

『画面に絵を描き足してお題を達成するゲーム』

『黒猫うましかだからクリアできないだろ』

 

 

「は? 天才だから物理演算なんて余裕なんだが???」

 

 

『ほんとでござるかぁ?』

『天才? え、だれが???』

『現役JKだから物理演算くらい余裕だよな!』

 

 

「ところで物理演算ってなに?」

 

 

『ずこー』

『天才なら分かるだろw』

『物理演算は物理の演算だよ』

『物理演算が分からなくても生きているから……』

『黒猫に物理は早かったか』

『理科からやり直せ』

 

 

「物理演算ってことは物理の演算ってことか。なるほど、分かった! じゃあそろそろ始めるよ」

 

 

『分かった!(分かってない』

『なにすればいいのって、Y字の棒の上に乗ってる赤い玉を外に出せばいいんだよ』

『棒を描くのはかしこいな』

『棒でバナナを取ろうとする猿かな?』

『赤い玉を外に出すだけだよね? なんでできないの?』

 

 

「だけっていうけどさ! これ、思ったように動かないんだけど!? ねぇ、ちゃんと物理してよ」

 

 

『草』

『物理してよとは?』

『姉ちゃんと物理してよ!?』

『まず黒猫は理科ちゃんと勉強した方がいいと思うよ』

『リカちゃん!? だれよその女!』

 

 

「あーもう無理! 物理分かんない、だってねこだもの」

 

 

『諦めてて草』

『猫ならにゃって言ったり言わなかったりしろ!』

『つめをといだりねころんだりするほうが自然なんだな ねこだもの』

『いや猫耳の生えたJKだろ』

『Yの上にクを引っ掛けたらどうでしょうか?』立花アスカ✓

『アスカもよう見とる』

 

 

「ク? こんな感じかな? ……あ、できた!? やったよアスカちゃん! クリアできたよ!」

 

 

『流石燦ちゃん! クリアできてすごいです!』立花アスカ✓

『アス猫てぇてぇ』

『このままコラボして物理教えてもらおう』

『お、勉強会コラボか?』

『二人っきりの勉強会とかそれってもうデートじゃん!?』

『青春だなぁ』

 

 

「勉強会……。あーうん、お互いに予定とかもあるだろうし……。それにねこだもの、勉強しなくたっていいよね?」

 

 

『よくない。勉強から逃げるな!』

『あーあ、デートイベントなくなっちゃった』

『ねこだものって言えばなんでも許されると思うなよ』

『好感度下がったな』

『なお既にアスカルートのため好感度が下がっても影響ないぞ』

『今日の配信は物理シミュレーションじゃなくて恋愛シミュレーションだった?』

『どちらにせよ難しいことに変わりはないから勉強しても黒猫には無理そう』

『たしかに』

 

 

 

 

 

◆『お返しは指に嵌めるアレで』◆

 

「みんなはホワイトデーのお返しはした?」

 

 

『ホワイト、デー?』

『え、なにそれ。おいしいの?』

『ごめん。よく聞こえなかった』

『しゅ、宗教上の理由でうんたらかんたら……』

『お前それバレンタインにチョコ貰えなかったリスナーにも同じこと言えんの?』

 

 

「あっ……、えっと、なんかごめん」

 

 

『いいよ(涙』

『そもそも男だけ三倍返しだとかおかしいだろ』

『それはたしかに』

『せめてお返しの限度額を決めて欲しい』

『じゃあお返しは500円までにしよう』

 

 

「いや、500円って。遠足のおやつじゃないんだからさ」

 

 

『草』

『先生! バナナはお返しに入りますか?』

『※バナナ単品はお返しに入りません』

『お返しがワンコインってチ○ルチョコでも貰ったの?』

『……もしかしてお返しってちゃんとしたの返さないとだめだったりする?』

 

 

「うーん、どうだろ? 相手にもよると思うけど……、手作りのお返しでもない限り、それなりの価格の既製品を送るのがいいんじゃない?」

 

 

『会社の女の子相手にア○フォートはお返しとしてあり?』

『いや、ないだろ』

『だから、そのそれなりの価格って言うのが難しいんだって』

『そもそも貰ったチョコの値段が分からんからなぁ』

『お返しはこの値段にしてとはっきり教えてくれた方が助かる』

『参考までに黒猫は何円以上なら貰って嬉しい?』

 

 

「貰って嬉しいお返しの値段かぁ……。三倍だと値段が分からないって言ってたし。うーん、いくらでもいいならそれこそ給料三ヶ月分とか? ほら、それなら身の丈にあったお返しができるし、貰えなかったときの言い訳にもできそうじゃない?」

 

 

『給料三ヶ月分は草』

『貰えなかったんじゃない。お返しできないから貰わなかったんだってこと?』

『高ければいいってもんじゃないぞ』

『どんな高級お菓子だよ』

『金粉じゃなくて溶かした金を生地に混ぜてそう』

『……なるほど。来年の参考にしますね』立花アスカ✓

 

 

「え、あっアスカちゃん!? あ、いやこれは違くて。そうジョーク、あくまで冗談だから! ねっ、ね? アスカちゃんからのホワイトデーのプレゼント、値段とか関係なくすっごく嬉しかったのは本当だよっ!」

 

 

『あーあ』

『アス猫解散か?』

『てか、バレンタインも貰ってホワイトデーも貰ってたのかよ』

『リア獣爆発しろ』

『これは仲直りのためにも給料三ヶ月分のお返しをしないとね(ニチャァ』

『アスカが喜ぶ給料三ヶ月分のお返しってなに?』

『そりゃ、ねぇ?』

『指に嵌めるあれしかないじゃんw』

『指に嵌めるお菓子ってことはと○がりコーンか?』

『とん○りコーン約指輪は草』

 

 

 

 

 

◆『二人だけの秘密の質問』◆

 

「そんな訳で、先日発売されたあるてまウエハース2で爆死したアスカちゃんのために、本日はサプライズプレゼントとして世界に1つだけのオリジナルプロフィールカードを作っていきます」

 

 

『アス猫はやっぱりあった!』

『3箱買ったのに目当ての黒猫だけ出なくて可哀想だったからなぁ』

『裏山』

『俺も欲しい』

『よしメ○カリに出品して荒稼ぎするか』

 

 

「いや、しないから! てか、アスカちゃんにプレゼントするって言ったよね!?」

 

 

『草』

『でも出品しても誰も買わなそう』

『あ、アスカちゃんが買うから……』

『正直3桁万円くらいなら余裕で出すぞ』

『ガチ恋勢こわっ』

 

 

「あ、そうだ。せっかくだし、リスナーのみんなのコメントから何個か選んでプロフィール欄の質問に採用しようかな」

 

 

『いいじゃん』

『面白そう』

『じゃあ名前は?』

『年齢は?』

『スリーサイズ教えて』

『経験人数は?』

 

 

「名前は黒猫燦。年齢は、えっと永遠の18歳でいっか。スリーサイズは上から91-56-84で、経験人数は……ってA○の冒頭インタビューか!?」

 

 

『えっっっ!?』

『盛るな!』

『永遠の18歳は草』

『留年したのかな?』

『なんでJKが○Vだって分かるんだろうなぁ』

『アニマルビデオだからセーフ!』

 

 

「てか、お前ら真面目に質問しろ! ほら、好きな食べ物とか好きな色とか鉄板のやつあるじゃん」

 

 

『じゃあ好きな人は?』

『好きな人いいね』

『両親とか家族はなしで』

『推しじゃなくて好きな人だぞ』

『ほら、真面目に質問したんだからちゃんと答えなよ(にやにや』

 

 

「うにゃっ!? す、好きな人は、その……、えっと……あっ……あ、るてま2期生としてデビューしてからこれまで応援してくれているリスナーのみんなが私の好きな人にゃ! みんな~、いつも応援ありがと~。んーにゃっ!」

 

 

『あ、そういうのいいんで』

『はいはい、雑媚び雑媚び』

『間に合ってます』

『んーにゃっ助からない』

『真面目に答えてもろて』

『久しぶりに語尾でにゃって聞いた気がする』

 

 

「推しのファンサやぞ!? お前ら少しは喜べよ! あーもういい。あとは自分で考えるから今日の配信は終わり! ばいにゃー」

 

 

『ごめんって』

『いかないで』

『忘れずに好きな人を書くんだぞー』

『全然決まってないけどいいのか?』

『まぁ配信で全部決めたらサプライズにならないし』

『ばいにゃー』

 

 

 

~配信後~

 

 

 

アスカ

「燦ちゃんの、好きな……。えへ、えへへっ」

 

 その後、黒猫から貰ったオリジナルプロフィールカードを胸元に抱きしめながら、ベッドで足をばたばたさせるアスカの姿があったとかなかったとか。

 

 

 

 

 

◆『ブー』◆

 

「エイプリルフールだからって、つい勢いでマアゾソで嘘発見器を買っちゃったけど……。うーん、これってほんとに本物なんだろうか?」

 

 

アスカ

「あれ、燦ちゃん。何してるんですか?」

 

 

「アスカちゃん! ちょうどいいところに。少し付き合ってくれない?」

 

 

アスカ

「付き合っ!? そ、その不束者ですが……よっよろしくお願いしましゅ」

 

 

「??? よく分からないけど、早速これ持ってくれる?」

 

 

アスカ

「は、はい! えっと、これは一体……?」

 

 

「それはね嘘発見器だよ。マアゾソで買ったんだけど本物かどうか分からなくて。せっかくだし、アスカちゃんに試してもらおうかなって」

 

 

アスカ

「なるほど。って、嘘発見器ですか!?」

 

 

「そうだよ。ぐへへー、これでアスカちゃんを丸裸にしちゃうぞ~。じゃあ最初の質問ね。アスカちゃんの誕生日は4月6日である。そこのマイクに向かって、はいかいいえで答えてね」

 

 

アスカ

「うぅ~っ、分かりました。今の質問の答えは、はいです」

 

 

『ピンポーン』

 

 

「あ、音が鳴ったってことは本当ってことだね。実際、アスカちゃんの誕生日は4月6日だし」

 

 

アスカ

「そ、そうですね。では、嘘発見器が本物って分かったことですしそろそろ……」

 

 

「いやいやいや! まだ一問しか判定してないし、そうたまたま、たまたまかもしれないからっ!」

 

 

アスカ

「それは、そうかもだけど」

 

 

「そうなんだよ。だから、次の質問にいくね。今日のパンツの色はピンクである。はいかいいえか!」

 

 

アスカ

「えぇっ!? それは、えっと……いいえ、です」

 

 

『ピンポーン』

 

 

「あれ、これも本当だ。……あ、でもこれが嘘か本当かどうか分からないし、実際に実物を見てみないことには確かめようがないよね……ちらっ」

 

 

アスカ

「み、見せませんよ!? も、もぅ。燦ちゃんのえっち……。そういうことは恥ずかしいから……暗くなってから、ごにょごにょ……」

 

 

「え、最後の方よく聞こえなかったんだけどなんて言ったの?」

 

 

アスカ

「なっなんでもありません!? つ、次の質問に行きましょう。ね?」

 

 

「あ、うん。そうしよっか。じゃあ、最後の質問。アスカちゃんは黒猫燦のことが大好きである。はいかいいえか」

 

 

アスカ

「あは、それはもちろん」

 

 

「もちろん?」

 

 

アスカ

「いいえです」

 

 

『ピンポーン』

 

 

「えへへ、だよね。アスカちゃんは私のこと大好きじゃないもんね……って、いいえ!? えっえっ、しかも本当って、な、なんでぇ!?」

 

 

アスカ

「だって……、私は燦ちゃんのことが、だい、だい、だ~い、だ~い好きなんだもん!」

 

 

『ピンポーン』

 

 

「にゃっ!? えっと、その……あっありがと。……うぇへへっ」

 

 

アスカ

「あは、照れててかわいい。……燦ちゃん、我慢できなくなっちゃった。ねぇ……してもいい?」

 

 

「あ、アスカちゃん……。あっだ、だめ……。その、歯、磨いてないから……」

 

 

『ブー』

 

 

アスカ

「くすっ。じゃあ……いいよね?」

 

 

「ぅ……んっ」

 

 

『ピンポーン』

 

 

 

……

…………

………………

 

 

 

「ていうショート動画を撮って4月1日にアップする許可って貰えたりは……」

 

 

マネージャー

『しません』

 

 

「ぶぅー」

 

 

マネージャー

『ブーイングなのか嘘発見器の音なのか知りませんが、今のは嘘ではなくて本当にだめですからね』

 

 

「はーい……」

 

 

 

 

 

◆『HBCY』◆

 

「アスカちゃん、お誕生日おめでとー!」

 

 

アスカ

「ありがとうございます!」

 

 

「これプレゼントの……あっ!?」

 

 

アスカ

「どうかしましたか?」

 

 

「え、えっと、その……(まさかアスカちゃんが既に持ってるぬいぐるみと同じの買ってきちゃったなんて言えないし……)ちょっとだけ、目、瞑っててくれる?」

 

 

アスカ

「わっ、分かりました。……こ、こんな感じでいいかな?」

 

 

「う、うん(今のうちに他のプレゼントを用意して……って、そんなすぐに用意できるはずもないし! どどどどうしよう!? こ、こうなったら正直に言うしか……)アスカちゃん……」

 

 

アスカ

「ひゃっ、ひゃいっ!?」

 

 

「プレゼントなんだけど……えっと、その……(と、取り敢えずまずはアスカちゃんの機嫌を取ってから……)」

 

 

アスカ

「燦ちゃ、ん……っ」

 

 

「……んっと、……あの、ね。プレゼントは、その……ちょっとした手違いがあって、後日ちゃんと渡すから……って、アスカちゃん?」

 

 

アスカ

「えへ、えへへっ。プレゼントに燦ちゃんからチューして貰っちゃった……。こんな素敵なプレゼントがもらえるなんて幸せ過ぎるよぉ」

 

 

「あ、あはは……。(なんかハッピーバースデーチューユーになっちゃったけど)まぁ、喜んでもらえたなら結果的に良かった、のかな?」

 

 

 

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