あるてまれアスカちゃん劇場´ 作:立花アスカの偽猫
◆『恥ずかしいな』◆
アスカ
「あぅ、最後に負けてしまいました」
燦
「やったぁー! という訳で、罰ゲームはアスカちゃんに決定!」
『ずるだ!』
『最後に勝ったら100点は草』
『最後の勝負、アスカちゃん手抜いてた気が……』
『今までの勝負は何だったんだ?』
『実際は4:1で黒猫の負けなんだよなぁ』
『罰ゲームってナニするの?』
燦
「アスカちゃん、罰ゲームは何がいい?」
アスカ
「え、えーっと。そうですね。できれば簡単なものがいい、かな?」
燦
「んー、じゃあつぶやいたーの名前を一週間くらい恥ずかしいのに変更するのはどうかな?」
アスカ
「名前の変更ですか? えっと、が、頑張ってみます」
『恥ずかしい名前!?』
『エッッッ!?』
『いいんじゃね?』
『てか、つぶやいたーじゃなくて○ックスな』
『例えば?』
燦
「例えば……、えっと、ホストみたいな源氏名? にするとか。中二っぽい名前にするとか。あとは……二つ名をつけるのもありかも?」
『源氏名は恥ずかしくないぞ』
『炎上しそうだから止めとけ』
『中二ネーム、だと。うっ、古傷が……』
『中二ネームはリスナーへのダメージが大きそうだしダメだな』
『ほな二つ名か』
アスカ
「そうですね。では、どんな二つ名にすればいいですか?」
燦
「うーん。急には思いつかないし、それならいっそリスナーのみんなに決めてもらおっか。何かいい案ある?」
『中二っぽくなくて恥ずかしい二つ名ってむずくね?』
『じゃあ大人気個人VTuberで』
『さいかわVTuber』
『みんなの嫁とかどうよ』
『いや、黒猫の嫁だろ』
『てか、黒猫の嫁とか恥ずかしくて名乗れねぇよw』
『罰ゲームじゃん』
『たしかに。じゃあ黒猫の嫁で決定だな!』
燦
「黒猫の嫁は恥ずかしい二つ名じゃないんだが!? お前らもしかして喧嘩売ってる??? てか、これじゃ恥ずかしくもなんともないし罰ゲームにならないじゃん。ね、アスカちゃん。……アスカちゃん?」
アスカ
「燦ちゃんの、嫁……えへへっ。恥ずかしいけど、罰ゲームだもん。……仕方ないよね」
燦
「アスカちゃん!? いや、その恥ずかしさは別の意味の恥ずかしさだよね! てか、もはや罰ゲームじゃなくなってるんだけど!?」
『罰というかご褒美?』
『まぁ、黒猫のズルが無ければ勝者はアスカだったしそのご褒美だと思えば』
『アスカが幸せならそれでよし』
『てか、一週間と言わずずっと名乗ってていいぞ』
『いっそ黒猫もアスカの婿って名乗ればいいじゃん』
『なんか見てるこっちが恥ずかしくなってきた』
『そう考えると、ある意味恥ずかしい二つ名ではあるな』
『でもそれだと俺たちが罰ゲーム受けてね?』
『あっ』
『リスナーが罰ゲーム受けるのは斬新で草』
◆『ビンゴ』◆
『そう言えば、あるてまサマー満喫ビンゴって終わったの?』
燦
「え? ビン、ゴ……?」
『あっ』
『この反応は忘れてたな』
『てか、配信で見た記憶ないけどやってたの?』
『そもそもビンゴ貰ってない説』
『仲間外れは良くないと思います!』
『黒猫、強く生きろよ』
燦
「な、仲間外れじゃないし!? えっと、たしかこの辺に……あっ、あった! ほらこれ、これのことでしょ」
『そうそれ』
『てか、1つも達成してないんだが?』
『中央のフリー枠のこの夏の目標すら記入してなくて草』
『これ期間いつまでだっけ?』
『この1ヶ月なにしてたんだよ!』
『あーあ』
燦
「で、でもほら、期限はまだ1週間以上あるし! 最低一列ビンゴすればいいんだから、それくらいなら余裕余裕」
『で、終わらなくて結局最終日になって焦るやつじゃん』
『夏休みの宿題を最終日までやってなかった小学生かな?』
『やったけど持ってくるの忘れたって言い訳しよう』
『先生、ペットに宿題のプリント汚されて捨てちゃいました!』
『俺は学校始まる前日に親に手伝って貰って泣きながら終わらせてたな』
『ホントに大丈夫なのか?』
燦
「……まぁ達成方法はどんなものでも問題ないってなってるし、最悪、それっぽい画像を用意して達成したことにすれば……げふんげふん」
『おい!?』
『問題ありまくりだからな』
『読書感想文をネットから丸々コピーするくらい悪質で草』
『因みにフリー素材の画像はすぐバレるからな』
『駄目だこいつ。一人だと何しでかすか分からないぞ』
『じゃあ、アスカちゃんに手伝って貰おう』
燦
「アスカちゃんに? んー、手伝って貰えたら助かるけど迷惑じゃないかな?」
『ぜんぜん迷惑じゃないです! ぜひお手伝いさせてください!』立花アスカ✓
『これでオフコラボのマスは埋まりそうだな』
『いや、花火デートで花火をみるを達成するんだぞ』
『7日連続オフコラボ配信に一票!』
『2人でお出掛けは確定』
『てか、手伝いというか黒猫といちゃいちゃしたいだけなんじゃ……』
燦
「ありがとアスカちゃん! それならフリー枠の目標を頑張って生きるにして、あとは浴衣の中に水着着てレトロゲームするオフコラボをアスカちゃんとすれば……よし、ビンゴいける!」
『どんな配信だよwww』
『1回でビンゴ終わらせようとしてて草』
『生きててえらい!』
『よし、なのか?』
『アスカちゃん的にはよしではないぞ』
『あーあ。アスカちゃんがっかりしてそう』
『アス猫サマー満喫ビンゴはビンゴできなかったな』
『草』
◆『(汗が)ポ○リもあるよ』◆
アスカ
「燦ちゃん。今日のお昼は何がいいですか?」
燦
「うーん。今日は特に暑いから涼しくなるものがいいな」
アスカ
「涼しくなるものですか? んー、それならそうめんかひやむぎがいいのかな。でも、流石に普通に食べるのは飽きてきてるだろうし……」
燦
「それならいい方法があるよ! 暑いときこそ辛いものだよ!」
アスカ
「なるほど。つけダレにキムチやラー油を混ぜるのはおいしそうですし、辛いので汗もかいて涼しく感じられるかもしれませんね」
燦
「でしょ! そうと決まれば、アスカちゃん。はいこれ」
アスカ
「えっと、これは……水着。だよね?」
燦
「うん。いっぱい汗かくだろうし、濡れてもいい水着の方がいいかなと思って。こんなこともあろうかと、この前ネット通販で買っておいたんだ」
アスカ
「ど、どんな想定をしてるんですか!? たしかに一理ありますが、で、でも。家の中で水着になるのは、その……、それにこんな布面積の小さい水着、は、恥ずかしいよ」
燦
「だ、大丈夫! 私しか見てないし、そ、それにいっぱい汗もかくから! だからこれは仕方ないんだよ!」
アスカ
「うぅーっ。もぅ、……燦ちゃんのえっち」
燦
「でへへっ。だって、こんな機会でもないと海にもいかないから水着になって貰えないだろうし。それに、アスカちゃんの水着姿を独り占めしたかったんだもん」
アスカ
「はぁぅ。そ、そんなこと言われたら、……断れないじゃないですか」
燦
「やったぁ! ありがとアスカちゃん!」
アスカ
「あはは、どう致しまして。では、燦ちゃんも一緒に水着に着替えましょうか」
燦
「……え? わ、私も???」
アスカ
「はい、もちろんです! 私も、こんなこともあろうかと、燦ちゃんにピッタリの水着を用意してますよ」
燦
「いや、どんな状況を想定してたの!? てか、水着は水着でもそれってスクール水着だし。それも旧スク!? 恥ずっ、無理、絶対に無理だから!」
アスカ
「でも、こんな機会でもないと燦ちゃんに着て貰えないし、それに、辛いもの食べると汗いっぱいかくから……。あは、仕方ないよね」
燦
「それさっき私が言ったセリフ!? あ、アスカちゃん。すけべ心に負けてマイクロビキニを着せようとしたのは謝るから、だからそれだけは、あ、ちょ、まっ……んにゃぁっ!?」
◆『べたべたする』◆
燦
「うへぇ。汗でべたべたする」
アスカ
「あれ、燦ちゃん? どうかしましたか?」
燦
「あ、アスカちゃん。ちょうどよかった。べたべたするときってどうすればいいかな? やっぱお風呂?」
アスカ
「お、お風呂ですか!? た、たしかに、べたべたするなら最適な場所かもしれませんが……。で、でも、そういうことには順序といいますか、その、段階というものがありまして……」
燦
「順序? 段階? あぁ、なるほど。汗をかく度にお風呂に入るのも大変だもんね。まずは制汗シートとかを試してみるってことだね?」
アスカ
「……え? 汗をかく度? 制汗シート?」
燦
「あれ、違った? だって汗でべたべたするときの話だったよね? 何か勘違いしてたかな?」
アスカ
「……ぁっ!? い、いえ。燦ちゃんの言う通り、べたべたするときはまず制汗シートを試すのがいいと思います! か、勘違いなんてしてませんよ!」
燦
「だ、だよね。それならよかった。……ところでアスカちゃん」
アスカ
「は、はいっ!」
燦
「べたべた、する? 段階を踏めばべたべたしてもいいんだよね?」
アスカ
「さ、燦ちゃん!? はぁぅ。も、もぉ。やっぱり私が勘違いしてたこと分かってたんじゃないですか!」
燦
「あはは、ごめんって。……で、アスカちゃんはべたべたするの、いや?」
アスカ
「ぁ、ぅ……。……いや、……じゃ、ないよ」
燦
「えへへっ、よかった」
◆『飛猫亭亭』◆
燦
「こんばんにゃー。今日は某バラエティ番組風のゲーム【漢字で行こう】をプレイしたいと思います」
『こんばんにゃー』
『黒猫が漢字の勉強、だと!?』
『明日は雪が降るぞ』
『大丈夫(だいじょうぶ)? ちゃんと漢字(かんじ)読(よ)める?』
『イージーなら余裕だろ。たぶん』
『いや黒猫だぞ! 無理だろw』
燦
「は? イージーくらい余裕なんだが??? それじゃあ始めるよ。ゲームスタート!」
『山、川、森!』
『小学1年生かな?』
『ゲームにすらバカにされてて草』
『難易度イージーだし』
『間違えろ! 間違えろ! 間違えろ!』
燦
「間違えるか!? てか、少しは応援しろ!」
『コメント見ないでもろて』
『カンニングやめなー』
『黒猫がんばえー』
『飛鳥!?』
『アスカもよう問題に出とる』
『アス猫てぇてぇ』
燦
「え、なにこれ。すき……
『ニーハオじじいってなに?』
『ただの中国のおじいさんやんけ』
『ニーハオは微妙に違うんだよなぁ』
『日本語で答えてもろて』
『日本語で答えた結果がすきすきじじいだぞ』
『おじいさんに挨拶してないでゲームに集中しろ!』
燦
「してるが!? ほら、次。次の問題行くよ。……あ、これアスカちゃんに教えてもらったやつ! 麻雀の役だよね。えっと、たしか読み方は……だ、だいよ、じゃなくて、だい……。あっ、
『なんて?』
『え、急に告白されたんだが』
『黒猫のことなんて別にだいすーきーじゃないんだからね!』
『アスカちゃん、これは……やったな?』
『く、黒猫の記憶違いかもしれないし……』
『アスカ、嘘だよな……』
『さ、燦ちゃん!? これは、その、ごっ誤解です!』立花アスカ✓
『だ、だよな! やっぱ黒猫の記憶違いじゃん!』
『でも、普通こんな間違いするか? いや、しない!』
『普段から大好きって言われてるからそれと間違えたんじゃね? 知らんけど』
『アスカちゃん黒猫のことニーハオすぎぃ!』
『飛猫亭亭』