あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(491~495)

◆『シェア』◆

 

アスカ

「燦ちゃん、起きてますか? 今日のおやつはポ○キーですよ」

 

 

「ん~、むにゃむにゃん」

 

 

アスカ

「ポ○キーの日だから食べたいって、燦ちゃんが言ってたので用意しましたが、起きられないのなら明日にしましょうか?」

 

 

「んんっ、ぽ○きぃたべりゅ。うぅ、んんぅ……ふぁ~っ、ねむくてうごけない。でもたべたい……。あすかちゃん、たべさせて~」

 

 

アスカ

「うーん、本当はどちらかにして欲しいけど……はぁ、仕方ないなぁ。でも、食べ終わったら眠る前にちゃんと歯を磨くこと。約束できますか?」

 

 

「ふぁ~い」

 

 

アスカ

「約束ですよ。では、はいあーん」

 

 

「あーむっ。もきゅもきゅ……えへへ、あまくてしあわせ~」

 

 

アスカ

「あは、良かった。たくさん用意したので、いっぱい食べてくださいね。あーん」

 

 

「んっ……んんっ」

 

 

アスカ

「ひゃっ。さ、燦ちゃん。いっぱい食べてとは言いましたが、ゆ、指まで食べちゃ……んっ」

 

 

「ん~?」

 

 

アスカ

「も、もぉー、燦ちゃん。はい、ポ○キーはこっちですよ。あーん」

 

 

「んっ……んんっ」

 

 

アスカ

「ぁっ、ま、また……。ね、寝ぼけてるんですか?」

 

 

「ん~? ねぼけてないって」

 

 

アスカ

「本当ですか? それなら……あ、あーんっ」

 

 

「んっ……ん、……んんっ?」

 

 

アスカ

「えっと、い、今のは。ど、どうでしたか?」

 

 

「んん? どうって……あまくてしあわせ?」

 

 

アスカ

「……あは、そうですね。私も甘くて幸せだと思います。同じだね」

 

 

「うん。……んん???」

 

 

 

 

 

◆『家族の日』◆

 

アスカ

「燦ちゃん、知ってますか? 11月の第3日曜日は家族の日なんですよ」

 

 

「へぇー。あれ、でも家族の日ってなにをする日なの?」

 

 

アスカ

「私も詳しいことまでは知らないのですが、特別なことをするというよりは、家族と一緒に過ごしたり感謝の気持ちを伝えたり、家族との何気ない日常を大切にしつつ絆を深める日らしいですよ」

 

 

「そうなんだ。んー、家族の日かぁ。家族……、絆を深める……」

 

 

アスカ

「燦ちゃん、私の顔をじっと見てどうかしましたか?」

 

 

「あ、いや。その……そう言えばアスカちゃん。こっ、このあとの予定は?」

 

 

アスカ

「このあとの予定ですか? 特にありませんが……それがどうかしたの?」

 

 

「あ、その、えっと……。き、今日はママがいなくて……。せっ、せっかくだし、お、お泊りとか。どどどどうかなって」

 

 

アスカ

「え? そ、それって……はあぅ」

 

 

「だ、だめかな?」

 

 

アスカ

「……だ、だめ、……じゃないよ」

 

 

「はぁ~。えへへ、良かったぁ。……あ、そうだ! アスカちゃんのお布団用意しないと……」

 

 

アスカ

「わ、私は一緒の布団でも……。か、家族になるんだし……」

 

 

「え? えっ、えっ、そ、それって……」

 

 

アスカ

「……いや?」

 

 

「……い、いやじゃないよ!」

 

 

アスカ

「あは、良かった。……楽しみだね、……お泊り」

 

 

「う、うん! 楽しみだね。お、お泊りがね!」

 

 

 

……

…………

………………

 

 

 

『で、俺が生まれたってわけ』

 

 

アスカ

「は、はぁぅ」

 

 

「ち、違う!? 何にもなかった! お泊りしただけだから!?」

 

 

『でも(遠回しな)プロポーズはしてたよね?』

『これは……セウト?』

『き、絆を深めただけだから……』

『絆を深めた(意味深』

『家族の日、お泊り、なにもないわけがなく……』

『やったね燦ちゃん! 家族が増えるよ!』

『来年からは家族(ができた記念)の日になるのかぁ』

『アス猫てぇてぇ』

 

 

 

 

 

◆『今更もう遅い』◆

 

 

                              

炎上スキルのせいであるてまを追放された黒猫燦、今更戻りたいと後悔してももう遅い

好評連載中!

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「いや、なろーの小説かよ。てか、このタイトルだと追放された後も私が報われてないんだが!?」

 

 

『黒猫ざまぁwww』

『単にクビになって後悔してるだけで草』

『てか、なんでまだクビになってないの?』

『あるてまじゃなきゃとっくに卒業(意味深)させられてそう』

『あるてまあったけぇなぁ』

 

 

「小説の主人公にするならさ。もっとこう、異世界で無双するやつとか、美少女ハーレムものとかあるじゃん。ちょっぴりえっなシーンがあるやつね。そういうのにしてよ」

 

 

『でも中身黒猫だぞ? 無双できるのか?』

『無(理)そう系主人公』

『えっなシーンは草』

『すけべ猫』

『てか、美少女ハーレムならもうあるやろ』

『あるてまは黒猫のハーレムだった?』

『あながち間違いではないな』

『そう考えるとこの世界がVTuberものの小説なら黒猫って主人公だよな』

 

 

「え、じゃあハーレム目指してもいいってこと? ……そっか、そうだよね。私、主人公なんだし、みんながハーレムを見たいっていうなら仕方ないよね。うん」

 

 

『は?』

『言ってない……』

『お前がちやほやされたいだけだろ』

『……燦ちゃん?』立花アスカ✓

『あっ!?』

 

 

「え、アスカちゃん!? あっあっ、今のはその、ち、違くって! ハーレム目指すっていうのはえっと、だからその、おっ女の子リスナーも増やしていって、ろうにゃくにゃんにょに愛される配信者になりたいって意味で……」

 

 

『あーあ』

『今更言い訳してももう遅い!』

『ざまぁwww』

『黒猫にハーレムは無理だぞ』

『純愛ラブコメ小説だったか』

『そう言えば、暴力系ヒロインが昔流行ってたなぁ……』

『あっ(察し』

『大人しく正妻の制裁を受けてもろて』

『大丈夫、次の話になれば何事もなかったかのように元通りになってるから!』

『黒猫ハーレム編、完』

 

 

 

 

 

◆『グッジョブ』◆

 

「最近、ゲーム中の行動で性格を診断できるゲームが流行ってるよね。結果が職業で出るやつ。みんなはもう遊んだ?」

 

 

『遊んだ』

『まだ』

『配信で見ただけかな』

『買ったよ』

『黒猫は配信でやらないの?』

 

 

「私? んー、許諾は取れてるからやってもいいけど、あまり良くない不名誉な職業になったらやだしなぁ。ほら、配信でやると取れ高とか気にして変な行動とかしちゃうし」

 

 

『たしかに配信だと正確な性格は分からないかもね』

『変な行動は普段からじゃ……』

『取れ高を、気にする? 黒猫が?』

『取れ高よりもコンプラを気にしてもろて』

『黒猫はそのままが1番おもれーから大丈夫だ』

 

 

「ねぇ、バカにしてる? してるよね??? じゃあ聞くけど、お前らの職業は? どうせソロプレイヤーだろうけど」

 

 

『そそそソロプレイヤーちゃうし!?』

『……ぎゃ、ギャンブラーです』

『ニートだけどなんか文句ある?』

『道化師でぇーっす』

『け、賢者だったけど、べっ別の意味はないんだからね!』

 

 

「うわぁ……、えっとなんかごめん。……あ、そう言えば、今度アスカちゃんが遊ぶみたいなんだけど、アスカちゃんにピッタリの職業ってなんだと思う?」

 

 

『うわぁってなに? バカにしてる? してるよね???』

『アスカにピッタリな職業かぁ。……黒猫の嫁かな』

『草』

『たしかにピッタリだな!』

『お嫁さんいいじゃん』

 

 

「いや、ゲームの話だから!? たしかにお似合いだし見てみたいとは思うけど!」

 

 

『はぁぅ。あ、ありがとうございます。お嫁さんになれるようにがんばります!』立花アスカ✓

『アスカもよう見とる』

『アス猫てぇてぇ』

『お嫁さんになれるように頑張るとは?』

『そりゃ……黒猫と相性のいい職業に就くとか?』

『そう言えば、ゲームで他の人と相性診断みたいなことできたな』

『じゃあ黒猫もゲームやらないとね』

『黒猫の道徳のパラメーター低くなりそうだけど大丈夫?』

『アスカはダメ男と相性良さそうだし大丈夫だろ。たぶん』

『草』

 

 

 

 

 

◆『右の壁よしっ!』◆

 

「そんな訳で今日は【8番出入口】というゲームを遊びたいと思います」

 

 

『話題のゲームだ!』

『みんな配信してたから見飽きたぞ』

『どんなゲームなの?』

『異変を見つけたら引き返さないとループする通路を進んで8番出入口を目指すゲーム』

『一生出られなさそう』

 

 

「は? ただの間違い探しでしょ。楽勝なんだが???」

 

 

『といいつつ早速見逃してるぞ』

『あーあ』

『おかえり』

『迷子のお知らせをします』

『ちゃんと見て』

 

 

「見てるが!? え、なんで? どこにも異変なんてないって。ポスターも変化ないし、歩いてるおじさんも変わってないよ。ほら」

 

 

『おじさんのガチ恋距離はやめろw』

『ガチ恋距離助かる』

『目が、目がぁ!?』

『おじさんじゃなくて床見て』

『そこに黒いシミがあるじゃろ』

『シミみたいな顔』

 

 

「いや、むずっ!? これクリア無理だって」

 

 

『そういうゲームだし』

『耐久始まったな』

『地道に1つずつ確認していくしかないよ』

『チェックリスト作ろう』

『右の壁もよく見てね』

 

 

「はー、なるほどね。仕方ない。やるか。えっと、ポスターよしっ! おじさんよしっ! 床も右の壁も、よしっ! あとはうーんっと、たぶん行ってよしっ!」

 

 

『現○猫!?』

『フラグか?』

『あっ』

『おかえり』

『草』

『だめじゃん』

 

 

「い、今のは初見の異変だったからで、こっ今度こそ大丈夫だから……。え?」

 

 

『え?』

『おじさんがぼっきゅっぼんなお姉さんになってる!?』

『でっっっ!?』

『あ、落としたハンカチを拾おうとしてしゃがんだぞ』

『みえっ、みえっ』

 

 

「……」

 

 

『おい、行くな!』

『引き返そう』

『異変だぞ』

 

 

「あっいや、だって!? こ、困ってるから! そうこれは人助け、変な意味はなくていいことするだけだから!」

 

 

『いいこと(意味深)するだけだもんな!』

『ほな仕方ないかぁ』

『異変かどうか近くで確かめる必要があるもんな!』

『なぜ行くのか。そこに山があるからさ』

『なら行ってよしっ!』

『……燦ちゃん?』立花アスカ✓

 

 

「でへへっ。お姉さん、どうかしましたか? ……にゃ? ぴぎゃぁぁぁあああ!? 目が、目がぁ!?」

 

 

『草』

『俯いてた顔を上げると女装したおじさんだったとか罠過ぎる』

『釣られてやんのwww』

『さっきの俺らと一緒じゃん』

『因果おほー』

 

 

「はぁはぁ。いいことしようとしただけなのに酷い目に遭ったよ。まったく、こういうことは事前に教えておいてもらわないと困るんだよね。今度こそ頼んだよみんな」

 

 

『え、俺らが悪いの?』

『異変だって言った!』

『遠回しなネタバレ要求で草』

『自力でやれ、といいたいところだがこのままだとクリアは無理か』

『仕方ないにゃ~』

『任せとけ!』

 

 

「ポスターが小さくなってる? あ、ほんとだ!? みんなありがと! よし、引き返そう」

 

 

『よしっ!』

『あ、あれ。どうした?』

『黒猫、お前……消えるんか?』

『立ち絵が……』

『黒猫、どこぉ……?』

『大変だ! 右の壁に異変が!』

 

 

「え? あ、ほんとだ。操作ミスで消しちゃってたみたい、って、誰が右の壁だ!?」

 

 

『異変(ぽん)だったか』

『あ、戻った』

『おかえり』

『右の壁よしっ!』

『草』

 

 

 

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