あるてまれアスカちゃん劇場´ 作:立花アスカの偽猫
◆『アスねこ○こ○こ○し○ん○ん』◆
燦
「夏の新作アニメ【鹿の子の子の子おじたんたん】のOPイントロ耐久動画が200万再生だって。すごいよね」
アスカ
「そうですね。まさかこれほど再生されるとは原作者の方も思っていなかったみたいですし。放送前なのにすごい盛り上がりですよね。アニメ本編も楽しみです」
燦
「だね」
『アニメ公式がやってるのやべぇ』
『イントロが頭から離れないんだが』
『鹿の子の子の子おじたんたんのリズムすこ』
『さっそく黒猫のコラ動画も作られてて草』
『え、まじで?』
燦
「あーあれね。私もエックスで見たよ」
アスカ
「私も見ました! よくできててすごかったです」
『くろねこねこねこねこさんさん』
『地味にクオリティ高くて草』
『音声は自己紹介から取ったのかな?』
『動きの方はバージョン3.0で追加された歩いてるみたいに肩を揺らすやつを使ってるね』
『アス猫バージョンも見てみたい』
『アス猫でショート作ってバズらせようぜ!』
アスカ
「それいいですね! 私もやってみたいです! あ、でもそれなら言葉は変えないとだよね。どんな感じがいいかな?」
燦
「うーん、アス猫ねこねこアスさんさんとか?」
アスカ
「んー、そうですね。私は悪くはないと思いますが、他にいいワードがあるかもしれませんし、リスナーのみなさんはどう思いますか?」
『ちょっと語呂悪くない?』
『黒猫要素が強いかも』
『もっとアス猫感出そうぜ』
『アス猫感とは?』
『じゃあ、アスねこぱこぱこぎしあんあんで』
『草』
『アカウントBANされちゃう!』
『アス猫どこどこ推しBANBANってか。バズっても意味ねぇな』
『だれが上手いこと言えと』
『どう? いいのあった?』
アスカ
「えっと、あはは……。んーと、そうですね。あっ、このコメントいいかも。アスねこらぶらぶキスちゅっちゅっ、なんてどうかな?」
燦
「んにゃっ!? えっあっ、ちょっ、あああアスカちゃん!? オフじゃなくて動画なんだよ。ほんきなの!?」
アスカ
「……なんてね。あはっ、すみません。冗談です」
燦
「も、もぉー! アスカちゃん!」
『アス猫てぇてぇ』
『オフならええんか……』
『てか、そんなコメントあったか?』
『でもそれってアスカのエアコメですよね』
『まったく、アスカは油断も隙もないな』
『好きはあるのにね』
『黒猫すきすき虎視眈々、ってか』
『何はともあれ、今日もアス猫すこすこわし感嘆したわ』
◆『好きな○○発表黒猫』◆
燦
「そう言えば、エックスのいいね欄がアップデートで見れなくなったらしいよ。良かったなお前ら」
『へぇー』
『よし、これで心置きなくえち絵をいいねできるぜ!』
『黒猫はたまにメイン垢でえち絵を誤いいねしてたけどな』
『フォロワーのいいね欄からえち絵探すの楽しみだったのにできなくなるのか……』
『そんなぁ』
『因みに、いいね欄はなくなるけどいいねした相手に通知は届いてるから注意な』
燦
「……え”っ”」
『なんだ今の声』
『もしかして……』
『先生、黒猫くんが未成年なのにえっな絵をいいねしてます!』
『いーけないんだいけないんだ。マネちゃんに言ってやろ』
『で、どんなえち絵にいいねしたの?』
燦
「……し、シテナイヨ? ワタシ、ウソ、ツカナイ。ホントダヨ?」
『嘘だ!』
『あれ、俺のえちちファンアートにいいねしてたよね? 黒猫がFC○ライブアダルトで配信するやつ』
『あっ』
『ご本人(作者)登場!?』
『バラされてて草』
『これは言い逃れできないな』
燦
「うぐっ……。そ、それはえっと、間違っていいね押しちゃっただけで……。てか、たまたまいいねしたイラストがえちちだったからなに? それって罪なの? えろいいね罪になるの? えち絵なのはだめ! 死刑!! なの? ならないよね。じゃあ仮に私がえち絵をいいねしてたとしてもなんの問題ないよね。ハイ論破!」
『お、おう。なんかすまん』
『えろいいね罪は草』
『たまたま? ほな仕方ないかぁ……』
『いや、18禁イラストなんだから未成年はだめだろ』
『じゃあ、何の問題もないなら最近どんなイラストをいいねしたのか今ここで言えるよね?』
『最近いいねした好きなイラスト発表黒猫』
燦
「うにゃっ!? あ、それはえっと、その、確かに問題ないんだけど。あー……。うー…………。えーっと………これなら……いや、やっぱだめかも………」
『はよ発表しろ』
燦
「あ、アス猫がにゃんにゃんするやつ?」
『あっ察し』
『やっぱりえち絵やないかい!?』
『これだけ探すのに時間かかったってことは、どんだけ人に言えないえち絵いいねしてたんだよ』
『もっと健全なファンアートもいいねしてもろて』
『アス猫がにゃんにゃんするだけだから健全!』
『にゃんにゃん(意味深』
『てか、そういうイラストってゆいくろの方が多いはずなのにいいねしたのはアス猫なんだな』
『ゆいくろは営業定期』
『アス猫は――ある』
『こりゃ好きな相手発表黒猫するまでもないな』
◆『あくまで○○カの話』◆
燦
「はい。てなわけで暫く放置してたましゅまろを食べていこうと思います」
どうすれば黒猫さんみたいなリア充の陽キャになれますか?
ましゅまろ ❒″ |
『送り先間違ってるぞ』
『お、初見さんかな?』
『いや、ミリしらだとしてももっとそれっぽいこと書くだろ』
『陽キャのなり方は黒猫の方が知りたそう』
『黒猫が陽……キャ? 俺の知ってる黒猫と違うんだが』
『妖猫(ようきゃ)の間違いかも』
燦
「は? 私は陽キャなんだが??? お前ら今まで配信でなに見てきたの? 友達だっていっぱいいるし、スクールカーストトップの人気者だし、どっからどう見ても陽キャだろーが」
『???』
『お、おぉ。せやな』
『どっからどう見ても陰キャです……』
『友達(リスナー)』
『スクールカーストトップ(最下位)』
『で、その陽キャ(笑)の黒猫はまろ主にどんなアドバイス送るの?』
燦
「陽キャのなり方のアドバイス? うーん、そうだなぁ。えーっと……あっ、そう言えば。若いうちに交尾ごっこすると将来陽キャになれるってエックスで見t、じゃなくてなれるんだって! どう、参考になった?」
『それイルカの話やんけ!?』
『黒猫のリスナー=イルカだった?』
『てか、そもそも交尾ごっこする相手がいる時点で陽キャなのでは???』
『それはそう』
『え、つまり黒猫が自称陽キャなのは若い頃に交尾ごっこしてたから、ってこと!?』
『えっっっ!?』
『交尾ごっこしたのか? 俺以外のイルカと……』
『相手は誰やろなぁ?』
『それ、答え合わせイルカ?』
『○○カは黒猫のリスナー。○○カは交尾ごっこをする。つまりそういうことだ』
『……黒猫が陽キャでもいい気がしてきた』
『アス猫は――ある』
◆『二人三腕』◆
燦
「はい。てなわけで今日はアスカちゃんとオフコラボです」
アスカ
「はいこんにちわ。燦ちゃんのリスナーのみなさんはこんばんにゃー。立花アスカです。本日は燦ちゃんと一つのコントローラーを左右で担当分けして、二人三脚でスーパーマ○オブラザーズを実況プレイしていきたいと思います」
『アス猫助かる』
『二人三脚ってことは足でプレイするの?』
『足でプレイは草。んな訳あるか』
『じゃあ二人三腕じゃね?』
『ゲームするのに腕三本もいらないんだよなぁ』
『てか、息が合わないと1面すらクリアできなさそう』
燦
「私はコントローラーの右手側でボタンを押す担当で、アスカちゃんは左手側で移動を担当するってことでいいんだよね?」
アスカ
「はい。とはいえ、クリアが難しそうなら途中で担当を交代するのもいいかもしれませんね」
燦
「そうだね。まぁ、取り敢えず1回やってみようか」
アスカ
「そうですね。ではよろしくお願いします」
燦
「うん、ボタンを押すのは任せて! いくよ、今! はい、あっ」
『あっ』
『親の効果音より聞いた効果音』
『もっと親の効果音聞けよ』
『親の効果音とは???』
『あのさ、黒猫はAボタンを押すだけのこともできないの?』
燦
「あ、いや。ちょっと待って!? 今のは押すボタンを間違えただけだから! Bがダッシュで、Aがジャンプね。よし、理解したわ」
『あー、久しぶりにやったら忘れるよね』
『ホントに押し間違えただけか?』
『ジャンプしようとしたタイミングも怪しかったぞ』
『まぁ息が合わないと難しいからね』
『声だとタイミングが合わないのかも』
アスカ
「たしかに、声だとワンテンポ遅れそうですね」
燦
「なにかいい方法ないかな?」
アスカ
「んー、そうですね。息を合わせるには……あ、それなら、私がジャンプをして欲しいタイミングで、燦ちゃんの手をこうやってぎゅってするのはどうかな?」
燦
「あ、それいいね! 私の左手をアスカちゃんがぎゅってしたらボタンを押せばいいんだよね。それならできそう」
アスカ
「決まりですね! では、もう一度やってみましょう。頑張ろうね、燦ちゃん」
燦
「うん!」
『名案じゃん!』
『これが本当の二人三脚、いや二人三腕マ○オか』
『まさか二人三腕の伏線がここで回収されるとは……』
『やっぱゲームするときに腕は三本必要だよな!』
『マ○オでこんなてぇてぇを感じることになるとは思わなった』
『怖いか? アス猫のてぇてぇの才能が』
『まぁアス猫だし。手を繋いでゲームするくらいは普通か』
『アス猫なら息を合わせるためにキスし出しても俺は驚かないぞ』
『息を合わせるの意味が違くて草』
『怖いよ。お前のその発想が』
◆『人生は運ゲーってよく言うけど!?』◆
燦
「はい。それでは究極の耐久運ゲー【1/2】をプレイしていこうと思います」
『耐久運ゲーとは?』
『1/2の確率をどれだけ当てられるかを試せるゲームらしい』
『最大で13連続、つまり1/8192を引けるとクリアになる』
『はぇー』
『黒猫がクリアできる確率0%』
燦
「1/2を13回連続で当てればいいんでしょ? それくらい余裕だが??? 我、あるてまのライバーぞ」
『たしかにあるてまからデビューしてるだけあって運だけは良さそう』
『実力で選ばれてないだろうし運だけは良いのかも』
『よっ、運だけの女!』
燦
「実力だが!? あ、いや、運の要素ももちろんあったと思うけど、ちゃんと実力でも選ばれてるから!」
『ほんとかなぁ』
『黒猫がそう思いたいならそれでいいよ』
『黒猫の実力とは???』
『あ、えっと、その……若くて、げっ元気なところ、とか?』
『それって……』
『わ、若さも元気さも大事だもんな!』
『まぁこれ以上は触れないであげよう』
『せやな』
燦
「えっと、青と緑の扉? をどっちか選んで、正しい扉なら次の部屋に。間違った扉なら最初の部屋に戻る。そして正しい扉を13回連続で選べればゲームクリアになると。よし、じゃあまずは青の扉で」
『あっ』
『おかえり』
『最初の部屋だね』
『1/2失敗』
『次はどうする?』
燦
「じゃあ、今度は緑! えっまた失敗!? それなら次も緑。って、また最初の部屋!?」
『逆1/8達成だね!』
『全然当たらんやんけ』
『回数こなすしかないか』
『お、初めて1/64に挑戦か』
『ここでリスナーにアンケート取るのは草』
燦
「えー、また緑? ぜったいリスナーの罠でしょ。……分かった! これまでのデータを参考にすると、同じ色が連続で3回出ることはない! つまり、次の扉は100%の確率で青が正解。はいAED」
『それを言うならQ.E.Dな』
『その間違ったゴミデータは捨てなさい』
『あーあ』
『ねぇ、アンケートした意味は?』
『リスナーを信じないから』
『やる気ある?』
燦
「あるよ!? あるけど、これ運ゲーだから! やる気の問題じゃないよね!?」
『やる気は大事だぞ』
『やる気を出すためにも失敗したら罰ゲームするか』
『なるほど。危険を回避しようと勘が冴えるかもしれないな』
『黒猫、今こそ野生の勘を取り戻すんだ』
『やっぱギャンブルにはリスクが必要だよね!』
『てなわけで、次間違ったら好きな人に愛の告白しよう』
燦
「んにゃっ!? いや、罰ゲームするなんて一言も言ってないし。てか、勝手に罰ゲームの内容を決めないでもらえる!? ……あーもう、分かった。分かったから! 次の一回だけだからね。えっと、じゃあ……青! ……あっ」
『あーあ』
『黒猫、お前ほんとにさぁ』
『今の流れは失敗して告白するところだろ』
『空気読もう』
『なんでこのタイミングで正解するの?』
『もしかして野生の勘を取り戻して危機察知が仕事しちゃったんじゃ……』
『あっ』
『結婚は人生の墓場っていうし、告白しなくて別の意味でも正解だった?』
『つまり、黒猫が未だにアスカと結婚してないのは、1/2の確率でピンチを何度も回避してきた結果ってことか』
『黒猫の人生ってリアル【1/2】じゃん』
『人生は運ゲーってよく言うけど!?』
『草』