あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(561~565)

◆『マジこれだから黒猫は』◆

 

『へたっぴ』

『ざ~こ、ざぁこ♡』

『黒猫とやるのもう飽きた。寝るわ』

『マ○カの才能ないよ』

『そろそろ曲がるときに身体傾けるの止めたら? おうち3Dだから丸わかりだぞ』

 

 

「はぁ? 下手でも雑魚でもないが??? てか、私だけわざと狙うの止めろって言ったよね!? お前ら、それ次やったらマジでこれだからな!!!」

 

 

『これってどれ?』

『なんもわからん』

『なにそれ?』

『ちっちゃく前ならえ?』

『気功の練習?』

 

 

「な、なにってこれは、その……。あっ、ほっほら。エ○クスで流行ってるアレだよ、アレ」

 

 

『アレ?』

『最近○ックスしてないから分からん』

『そんなの見たことない』

『うーん、流行ってたかな?』

『もっとちゃんと説明したら思い出すかも』

 

 

「せ、説明!? えと、だからその……男に生えてる、キノコ的なアレを、こっ、こう挟んで、えっと……あ、アレする的な?」

 

 

『はさ、む? え、お前のどこに???』

『黒猫は板だからそんなことしたらキノコおろしになっちゃうよ』

『あまりできないことを言わない方がいいよ。悲しくなるぞ』

『てか、配信で何言ってるの?』

『まったく、マジこれだから黒猫は……』

 

 

「んなっ!? お、……お前らな! 分かってて知らないふりしてたな!」

 

 

『草』

『ごめんって』

『じゃあ次やったらマジでどうする?』

 

 

「次やったら? 次やったら……あ、そうだ! 次やったら、お前らの代わりに私がアスカちゃんにこれ(ぱ○ぱふ)されて慰めてもらうから! どう? 羨ましいでしょ?」

 

 

『は? そこ代われ!』

『黒猫だけずるいぞ!』

『……あれ、ちょっと待てよ? 黒猫が、アスカちゃんにこれされるってことは、つまり……』

『あっ』

『黒猫に黒猫が生えてるってこと???』

『えっっっ!?』

『慰めてもらうってそういう……』

『次の薄い本の内容決まったな!』

『黒猫がまな板なのには理由があったんだな』

『てか、自分でするの諦めてて草。黒猫、胸悲しい、じゃなくて俺悲しいよ』

 

 

 

 

 

◆『喜色見たい』◆

 

「今から大事なお話をします。実は……アスカちゃんの誕生日プレゼントがまだ決まってません」

 

 

『だ、大事なお話!?』

『辞めないで……』

『……ん?』

『ずこー』

『ふーん、で?』

 

 

「いや、ふーんじゃなくて。来月にはアスカちゃんの誕生日があるんだよ! それなのにまだプレゼントが決まってないから、こうして相談してるっていうのに。もう少し真剣に相談に乗ってくれてもよくない!」

 

 

『それはそうだけどさ』

『黒猫からのプレゼントならゴミだろうがなんでも喜ぶと思うぞ』

『アスカちゃんだし』

『はい、解決』

『別の雑談しようぜ』

 

 

「いやいやいや、勝手に相談終わらせないで!? アスカちゃんの喜ぶ顔が見たいのに、ほんとに決まらなくて困ってるんだってば」

 

 

『黒猫がサインを書いてあげれば喜ぶぞ』

『特別な用紙(婚○届)に?』

『リボンなんてどうだろうか。裸にリボン、みんな好きだろ?』

『好きです!』

『俺自身が、プレゼントになることだ!』

『参考になるか分からんけど、相手のことを普段から近くで観察してれば自ずと欲しいものが分かると思うよ』

 

 

「近くで、観察……。分かった! 試してみるね」

 

 

『がんばれー』

『大丈夫かな?』

『俺らがあれこれ口を出すより、黒猫自身が考えたプレゼントの方がいいだろ?』

『それはそう』

『ただ、アスカちゃんの迷惑にならなければいいけど……』

 

 

 

……

…………

………………

 

 

 

アスカ

「ふんふふ~ん♪」

 

 

「……」ジーッ

 

 

アスカ

「あのお皿はたしかこの辺に……あ、あった」

 

 

「……」トコトコ

 

 

アスカ

「……えっと、燦ちゃん? 先ほどからずっと後ろを付いて来てますが、何か私に用事でしょうか?」

 

 

「ううん、違うよ。私のことは気にせず続けてて」

 

 

アスカ

「そ、そうですか。それならいいのですが……」

 

 

「……」ジーッ

 

 

アスカ

「……」スススッ

 

 

「ぁっ」トコトコトコ

 

 

アスカ

「……くすっ(ちょっと離れただけで慌てて後ろを追いかけて来る燦ちゃん、すごくかわいいです。もしかしたら、リアルでポ○モンを連れ歩いていたらこんな感じなのかな?)なんだかポケ○ンのピ○チュウ版を遊びたくなってきました」

 

 

「(ポ○モンのピカ○ュウ版? あ、もしかしてこれが自ずと欲しいものが分かるってこと!?)よしっ、キミに決めた!」

 

 

アスカ

「???」

 

 

 

 

 

◆『敬って、いや待って、謝って』◆

 

「だよねー。あっ、そう言えばちょっと前に告知もあったと思うけど、あるてま若手新鯖マ○クラの企画に参加することになったので応援よろしくね」

 

 

『敬ったら即タヒぬやつか』

『若、手???』

『2期生は若手だろ!』

『せ、せやな』

『新サーバーが若手ってことかもしれないし……』

『で、誰と一緒に誰を案内するの?』

 

 

「チーム分けってもう出てたっけ? ……まぁ、出てなくてもそれくらいなら言っていいよね。結と一緒に相葉先輩、じゃなくて百合の間に挟まるハーレム野郎を案内する予定だよ」

 

 

『ゆいくろ、だと!?』

『百合の間に挟まるハーレム野郎ではあるけど!?』

『ルールに従って敬ってはいないから、ヨシッ!』

『悪口はオッケーとは言ってないんだよなぁ』

『まぁ、この様子なら最後までタヒぬことはなさそうだな』

『てか、そもそも敬語が使えないから黒猫ってサイキョーなのでは?』

 

 

「いや、敬語くらい使えるが!? 普段はその……親しみやすさを演出するために敢えて使ってないだけで……」

 

 

『ほんとでござるかぁ?』

『親しみやすさ?』

『じゃあ使ってみてよ』

 

 

「にゃっ!? えと、急に言われてもその……こ、こんな感じでよろしくて? おーっほっほっほ、ですわ!」

 

 

『これって敬語か?』

『ただのエセお嬢様口調ですわ!』

『全然だめだめですこと』

『おハーブ生えますわ』

『冗談抜きで、敬語くらい使えないと社会で通用しないよ。将来苦労しないためにも今のうちから頑張ろうな』

 

 

「うぐっ……はい。がんばります」

 

 

『正論パンチやめなー』

『後輩に舐められる黒猫もそれはそれで解釈一致でありだけどね』

『てか、敬語が使えたところで黒猫が後輩から敬られるとは思えないのだが……』

『まぁ、敬語が使えるに越したことはないから努力は無駄にはならないよ』

『アスカちゃんの両親に挨拶するときにも必要だしな!』

『なんの挨拶をしに行くんやろなぁ』

『そりゃ娘さんをぼくにクレメンスするためやろ』

『クレメンスは敬語だった???』

『いや待って! 敬語使えるように頑張るのはいいけど、今度のマ○クラの企画では敬語を使ったら即タヒぬことになるのみんな忘れてないか?』

『あっ』

『いま頑張ったらだめじゃん』

『えっと、なんかごめん。やっぱ黒猫は今のままでいいよ』

 

 

 

 

 

◆『お誕生日にガチ恋○ター』◆

 

アスカ

「はい、そんな訳で今回の企画、『お誕生日なのでガチ恋レターを募集してみた』も次のお手紙で最後となります。みなさん、ここまでいかがでしたか?」

 

 

『たのしかったー』

『明らかにネタな手紙もあったけどガチ恋勢が意外と多くてびっくりした』

『しれっと混ざる黒猫アンチの手紙には笑ったな』

『どこの馬の骨とも分からない某猫との百合営業をしなくちゃいけないたっちゃんを見るのは辛いけど、だっけ?』

『アスカちゃんのことたっちゃん呼びする人初めて見た』

『アレはネタだろ。……ネタだよな?』

 

 

アスカ

「楽しかった? あは、それならよかったです。えっと、時間も遅くなってきましたし、それでは最後のガチ恋レターを読んでいきますね」

 

 

『もう2時間は配信してたんだな』

『俺のやつ読まれるかな?』

『けっこうガチ恋勢いたし、こんなことなら恥ずかしがらないで俺も投稿すればよかったな』

 

 

アスカ

「『アスカちゃん、お誕生日おめでとうございます。いつも楽しい配信をありがとう。アスカちゃんにはいつも生きる活力を貰っています。いいのかな、毎日こんなに幸せで。もはやアスカちゃんのいない人生なんて考えられません。それくらいいつもあなたのことを想っています』」

 

 

『ガチ恋キターっ!』

『同志よ』

『ほんと俺たちアスともは幸せ者だよ』

 

 

アスカ

「あぅ……。あまりこう率直に褒められると……照れちゃうな。あはは……。あっ、お手紙の続き、読まないとだよね」

 

 

『かわいい』

『萌え死んだ』

『俺、ガチ恋じゃないはずだったんだけど……、なんかガチ恋な気がしてきた』

 

 

アスカ

「『とまぁ自分語りはこの辺にして、今回はそんな大好きなアスカちゃんに少しでも日頃の感謝の気持ちと想いを伝えるために企画の力を借りてお手紙を書きました。この溢れ出る想い、ぜひ受け取ってください』はい、もちろんです!」

 

 

『まぁこんな企画でもないとお手紙なんて書かないよな』

『企画を考えてくれたアスカちゃんには感謝しないと』

『存分にぶちまけてもろて』

 

 

アスカ

「『アスカちゃんはまず見た目が可愛い』」

 

 

『うんうん』

 

 

アスカ

「『亜麻色の髪とか腰まで伸びてる髪とか超可愛い』」

 

 

『分かるまーん』

 

 

アスカ

「『笑うとちらっと覗く八重歯も敬語とギャップでいいよね』」

 

 

『それな!』

 

 

アスカ

「『敬語と言えばテンション上がるとちょっと崩れて女の子っぽい素の喋り方するとこもすこ。ピンク色とか可愛いぬいぐるみやシールが好きでついつい集めちゃう趣味もほんとすこだし特技がお菓子作りとお絵描きってもう可愛さの権化じゃん。天使か? 天使だわはー好きホント好き大好き付き合いたい結婚したい子ども産みたい……』」

 

 

『……ん?』

『なんかどこかで聞いたことがあるような……』

『このキモくてアスカちゃんが大好きでオタク特有の早口は……』

『匿名希望の黒猫さんキターッ!?』

『匿名希望の意味とは?』

『ま、まだオマージュしてるだけの偽物の可能性もあるかもだし……』

『で、この怪文書はいつ終わるの?』

『某100人カノジョの長文セリフ並みに長くなりそう』

『せっかくだし黒猫コピペとして後世まで語り継ごうぜ!』

『ル○ズコピペとどっちがマシだろうか』

『そんなことで名前だけ有名になったらアスカちゃんが可哀想すぎる』

『てか、まだ続いてるのかよ。語彙力はアレだけどこんな長文を書けるなんてアスカちゃんのこと好きすぎだろ』

『黒猫、お前がガチ恋ナンバー1だ!』

 

 

 

 

 

◆『マインはどれだ?』◆

 

アスカ

「はい、こんにちは。燦ちゃんのリスナーのみなさんはこんばんにゃー」

 

 

「今日はアス猫コラボということで、アスカちゃんと罰ゲームをかけてとある企画で勝負していきたいと思います」

 

 

『コラボ助かる』

『アス猫最強!』

『罰ゲームだと!?』

『えっっっなやつ?』

『ま!? おい黒猫、ぜったい勝てよ!』

『で、企画ってなにするの?』

 

 

「いや、ないから。えっっっな罰ゲームはありませーん。残念でしたー」

 

 

アスカ

「あ、あはは。えっと、それではみなさんも気になっている企画の説明を始めますね」

 

 

『ふむふむ、なるほど?』

『今北産業』

『お互いに用意したプレゼントの中から順番に1つずつ選ぶ

 それがほぼ100円のものであればセーフ

 先に高額商品を選んだ方が罰ゲームとしてかかった費用の全てを負担する』

『テレビのバラエティで似たようなやつなかったっけ?』

『お、オマージュだから……』

『何はともあれ、高額商品という地雷を避けながら相手を誘導して踏ませればいい訳か』

 

 

アスカ

「説明は以上となります。なにか質問はありますか?」

 

 

「……質問は無さそうだし早速始めようか。アスカちゃん、先に選んでいいよ」

 

 

アスカ

「いいんですか? では、私が先攻で燦ちゃんが後攻で進めて行こうと思います」

 

 

「もちろん、残り物には大福があるって言うしね。あ、ちなみに今、画面に表示している画像に写ってるのが私が選んだプレゼントね。アスカちゃん、ここから好きなの選んで」

 

 

アスカ

「はい! えっと、こちらは……お皿ですね。色は落ち着きのある黒で手触りも悪くありませんし、高級そうにも見えますが……、うーん」

 

 

『100円ショップで売ってそう』

『皿は難しいな』

『他のはどうだろ?』

『右上の画像に写ってる石は怖いな』

『お、それいくのか!』

 

 

アスカ

「決まりました。私が選んだのはこちらの石です!」

 

 

「ファイナルアンサー?」

 

 

アスカ

「え? あ、はい。ファイナルアンサーです」

 

 

『それは違う番組や』

『石はマズい!』

『隕石とかだとヤバいぞ』

『結果は……ごくり』

『……は?』

 

 

アスカ

「えっと、0円ということはセーフ、ですよね?」

 

 

「うん、そうだよ。おめでとうアスカちゃん。あ、ちなみにこの石はその辺で拾ってきた石だから0円ね」

 

 

『いや、たしかにほぼ100円の品物を用意するとは言ってたけど!』

『その辺で拾った石をプレゼントとして持ってくるのは……ねぇ?』

『まさかお皿とか他の品物も私物なんじゃ……』

『黒猫の使用済みのお皿ってこと!?』

『それ高額商品より価値あるだろ、一部の人にとってはだけど』

『オークションで(アスカちゃんに)高く売れそう』

『ますます高額商品を選べなくなったな』

『あのタオルとか私物っぽい』

『いつの間にか私物を探すゲームになってるんだが』

『高額商品も含めて全部その辺にあったもので澄ませている可能性まであるな』

 

 

「ま、まさかそんな訳ないじゃん。あはは……。そっそれよりも次は私の番だよ。さーて、どれにしようかなー。うーん、これは高そうだし……ん? これは……毛糸で編んだ、えっとコースター、だっけ?」

 

 

アスカ

「っ、はっはい。えっと、そちらは手編みのコースターですね」

 

 

「手編み? ってことは100円ショップじゃなくて、バザーとかリサイクルショップとかで買ったの?」

 

 

アスカ

「あっ!? それはその……ひっ、ひみつです!」

 

 

「ん? あ、そうだよね。答えたらヒントになっちゃうもんね。うーん、それにしてもこのコースター、素人が作ったのかな? 全体的に編み方が甘くて雑だし、色もピンク一色で模様もなくて安っぽい気がするんだよね。よし、決めた。このコースターなら高くても500、いや300円くらいだろうし、それか私が用意した石と同じで0円の可能性もありそうだからこれにする!」

 

 

『ありえそう』

『さて結果は……』

『ん?』

『あっ』

『アスカちゃんの手作り、だと!?』

『黒猫セーh、いやアウトだよ!』

 

 

「えっと、あっ……アスカちゃん?」

 

 

アスカ

「全体的に編み方が甘くて雑……。色もピンク一色で模様もなくて安っぽい……」

 

 

「あっ、えと、それはその……違くって……」

 

 

アスカ

「うん、そうだよね。安っぽいんじゃなくて、道端に落ちてる石と同じだもんね……ぐすん」

 

 

「すすすすすすみませんでした!!!」

 

 

『あーあ』

『これは黒猫が悪い』

『せっかく黒猫のために用意してくれたのにサイテー』

『アス猫解散か?』

『てか、黒猫に同意してたリスナーも同罪だぞ』

『ちょっと男子ー。アスカちゃん泣いちゃったじゃん。謝んなー』

『いーけないんだいけないんだー。せーんせーにいってやろー』

『ただ率直な感想を言っただけなのに……』

『安パイを選んだつもりが高額商品よりも高くついてて草』

『高額商品は回避できても地雷を踏むのは回避できなかったか』

『まさかマイン(わたしのもの、つまり私物)がマイン(地雷)だとはね』

『誰が上手いこと言えと』

 

 

 

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