あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(581~585)

◆『たいそう寝坊』◆

 

『うんうん、そうだね』

『大変だったね』

『で、謝罪は?』

 

 

「……はい」

 

 

『いや、はいじゃなくて』

『早起きするって言ったよね?』

『バーチャルウェーブラジオ体操の初日で寝坊はないわ』

『せっかくの夏休み特別回なのに初日から企画が破綻してて草』

『こんなことなら最初から結ちゃん一人で良かったのでは?』

『一発目のゲストなのにだめだろ』

 

 

「は、早起きはしたんだよ。ただちょっと、その……あと5分だけのつもりで少し目を瞑ったら、予定の時間が過ぎてたというかなんていうか……」

 

 

『二度寝かよ』

『二度寝だね』

『二度寝すな』

 

 

「……はい。反省してます」

 

 

『ちゃんと反省しろよ』

『ゲストが決まってない日に再チャレンジさせてくれるらしいね』

『結ちゃんマジ天使!』

『ゆいくろキテる!』

『で、また寝坊すると』

『しっかり起こしてくれる目覚まし(意味深)用意しなきゃ』

『結の鬼電モーニングコールでも起きなかったんだから目覚ましでも無理だろ』

『これはもう前日から誰かがお泊りするしかないな! 誰とは言わないけど!』

『黒猫以外の別の女性の声が配信にのったらどうしよう』

『こ、これって本当に体操だよね……』

『マズい。結ちゃんの脳が破壊されちゃう!』

『り、リンパをほぐしてるだけだから……』

『結さん、見ってる~。今からあなたの大事な(ビジネス)パートナーに太挿(大挿、たいそう)してもらいまーす!』

『朝から修羅場で草』

 

 

 

 

 

◆『怖がらせる方法』◆

 

 

                              

オフでも配信でも、

えちちな服を着てリスナーやアスカを怖がらせましょう!

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「いや、怖がらせてどうするのさ。てか、これって最近え○くすで流行ってるミームだっけ?」

 

 

『サメミームだね』

『え、イルカじゃないの!?』

『元ネタがサメの着ぐるみだからサメだと思われる』

『てっきり某イルカの令和リメイクかなにかかと』

『友達や家族を怖がらせる方法』

『まぁ、黒猫がえちちな服着てもエロくないから怖がらないだろうけどね』

 

 

「は? エロいが??? セクシー黒猫ですまないんだが???」

 

 

『そうだね、衣装はセクシーだね』

『どんなに衣装がエロくても着るのが黒猫だからなぁ』

『黒猫じゃ○けないんだ、ごめんね』

『セクシー黒猫にすまない』

『草』

『俺らはともかく、アスカちゃんならきっと怖がって……くれるか?』

『(黄色い)悲鳴が上がるな』

『そんな格好で迫ったら勘違いされるぞ。アスカならする』

『黒猫の方が逆に怖がることになりそう』

『家でもパーティでも、えちちな服を着た黒猫を家族にして怖がらせましょう!』

『そりゃ急に家族(意味深)にされたら怖いよ』

『黒猫に足りなかったのはセクシーじゃなくてゼ○シィだったか』

『でもこれ、アスカが黒猫やリスナーを怖がらせる方法なんだよなぁ』

『アスカちゃん、おそろしい子!』

 

 

 

 

 

◆『義務教育に勝った女』◆

 

『黒猫ってホントにJKなの?』

 

 

「そうだよ? てか、急にどうしたの? 話聞こうか???」

 

 

『いや、その学力でよく高校生になれたなって思って』

 

 

「は? もしかしてバカにしてる? バカにしてるよね???」

 

 

『だって、ねぇ……』

『漢字読めないし』

『この間のゲームで簡単な計算もできてなかったよね』

『猫をcutと間違ったじゃん』

『学力的にまだ義務教育の途中なのかと』

 

 

「ちゃんと終えてるよ!? これまでのミスは、えっと……そう、配信上の演出! エンターなんたらなんだって」

 

 

『エンターテイメント、な』

『すでにだめそう』

『これ、義務教育の敗北だろ』

『まあ何もしなくても義務教育は終わるしなぁ』

『じゃあ演出抜きで学力を証明してみせてよ』

『1+2×3=○

 ○に入る数字はなーんだ?』

 

 

「えっと、1たす2かける3だから……9?」

 

 

『あっうん』

『そうだね○9だね』

『天才じゃん』

『黒猫鬼すげぇ!』

『これはジーニアスcut』

『燦ちゃん、えっと……よく頑張りましたね!』立花アスカ✓

 

 

「えへへ、そうかな? そうかも」

 

 

『だめだこりゃ』

『小学生からやり直してもろて』

『猫に掛け算は早かったな』

『黒猫、お前なんならできるんだ?』

『た、足し算は流石にできるよね? ね?』

『周年を迎えても毎年JKを名乗ってるのってもしかして……』

『あっ』

『黒猫足し算できない説』

『黒猫「あし算ってなに? 足の指で計算するの?」』

『↑言いそう。てか、記憶にないけどたぶん言ってた』

『良かったな黒猫、義務教育に勝てて!』

『草』

 

 

 

 

 

◆『逆転の発想』◆

 

 

                              

明日はアスカちゃんの新衣装お披露目だけど

どんな新衣装だと思いますか?

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「アスカちゃんの新衣装かぁ。うーん、夏だし水着や浴衣とかはありえそうだけど、今までにない新衣装ってことだからどうだろう? みんなはどう思う?」

 

 

『水着や浴衣はありきたりだから無さそう』

『どっちもありきたりなら逆転の発想で浴衣ビキニだな!』

『いや、たしかに今までにない衣装だけど!?』

『どんな衣装だよwww』

『えちちならなんでもいい』

『えちち衣装かぁ……。お披露目が8月23日だからバニーガールかも』

 

 

「いいじゃんバニーガール! あ、でもたしかお披露目の日って1回延期してなかった?」

 

 

『ほなバニーガールとちゃうかぁ』

『いや、延期前のお披露目日が8月2日か8月21日ならワンチャン!』

『延期前は8月14日です……』

『814でどうにかバニーよってことにならない? ……ならないか』

『てか、8月ってバニーの日多いな』

『そうか、分かった! これだけバニーの日が多いのにあえてお披露目がバニーの日じゃなかったってことは、つまり発想を逆転させて新衣装もバニーガールの逆ってことなんじゃないか?』

 

 

「どゆこと???」

 

 

『バニーガールの逆、つまり新衣装は逆バニーってことだ!!!』

『エッッッ!?』

『今までにない新衣装だしありえるな!』

 

 

「お前らさぁ……、天才かよ」

 

 

『天才わよ』

『その発想はなかったな』

『逆バニーしか勝たん』

『ふーん、えちちじゃん』

『BANされちゃう!』

『逆バニーなら夏はクールビズだし、秋になってもうさぎ繋がりでお月見とかでも着れるし完璧だな!』

『ほな逆バニーで決まりかぁ』

『あのさ、バニーの日の逆ってことなら、1月28日とか2月8とか12月8日なんじゃ……』

 

 

「……」

 

 

『……』

 

 

「お、お前らさぁ……」

 

 

『いや、黒猫も納得してたじゃん!』

『普通に考えれば分かるだろ』

『だれだよ、最初に逆バニーとか言ったやつ!』

『だって逆バニー見たかったんだもん!』

『開き直るな!』

『それで結局、新衣装の予想はどうするんだよ』

『いやちょっと待てよ、延期前が08月14日ってことはお○ぱいよ、つまりおっ○いがほぼ丸出しな逆バニーなんじゃ……』

『逆バニーはもういいよwww』

 

 

 

 

 

◆『流しそうめん』◆

 

「あー、あっつ。8月も終わるっていうのに暑すぎでしょ」

 

 

『暑いよねー』

『秋早く来い!』

『そう言えばお昼はもう食べたの?』

 

 

「お昼? あー、そう言えばまだだった。今から作るのも買いに行くのも面倒だし、昨日の残りのそうめんでも食べようかな。準備してくるからちょっと待ってて」

 

 

『はーい』

『俺もそうめんにしようかな』

『そう言えば黒猫ってそうめん茹でれたの?』

『流石にそうめんを茹でるくらいは……できるよね?』

『どうせアスカちゃんがやってくれたんだろ』

『あ、戻って来た』

 

 

「ただいまー。えっと、みんなにアンケート取りたいんだけどいい?」

 

 

『なんかテンション低くない?』

『どうした?』

『急だな』

『いいよ』

『なんのアンケート?』

 

 

「それは、えっとその……。くっついてた麺をほぐそうと思って、水で洗ってから水切りしてたら失敗してシンクに落ちちゃったんだけど、シンクに落ちたそうめんって食べれると思う?」

 

 

『あっ察し』

『やっちゃった?』

『し、シンクが綺麗なら洗えばワンチャン……』

『数本くらいなら諦めるかな』

『てか、どうやったらそうなるんだよ』

『排水口には入ってないよな? な?』

 

 

「……流れて入っちゃった」

 

 

『流れて入っちゃったかぁ』

『あーどんまい』

『それは流石に食べない方がいいかなぁ』

『失敗は誰にでもあるし、綺麗さっぱり水に流して忘れよう』

『そうめんだけに?』

『これがホントの流しそうめんってか!』

『誰が上手いこと言えと』

『で、結局お昼ごはんはどうするの?』

 

 

「……たしかカップ焼きそばがあったからそれを食べようかな。なんか疲れちゃったし」

 

 

『ええやん』

『ん? カップ焼きそば?』

『湯切りで失敗しそう』

『天丼かな?』

『さ、流石にそれは大丈夫だろ。……大丈夫だよな?』

『えっと、お手伝いしに行きましょうか?』立花アスカ✓

『アスカちゃんに心配されてて草』

『手伝うって湯切りを? それともお湯を沸かすところからなのか?』

『黒猫のことだから中の袋を取り出すところからやってあげないとだめだろ』

『黒猫って湯切りの方のフタまで先に開けてそうだよね』

『お前ら酷すぎ。って思ったけど黒猫だからなぁ』

『信用無くて草』

 

 

 

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