あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(626~630)

◆『このあとめちゃくちゃ運動した』◆

 

「そう言えば、6月の半ばってことは1年の半分が経ってるんだよね。この調子だとあっという間に1年が終わっちゃいそう」

 

 

アスカ

「たしかにそうですね。ですから、残りの半年は一日一日を大事にして、やり残したことや悔いが残らないように過ごしていきたいですね」

 

 

「そうだね。あ、今の話で思い出したんだけど、新年に立てた今年の目標がほとんど達成できてないかも。アスカちゃんはどう?」

 

 

アスカ

「私ですか? えっと、私の今年の目標は……」

 

 

「うん? 急におなかを押さえてどうかしたの?」

 

 

アスカ

「あっいえ!? なんでもありません! えっと、今年の目標の話でしたよね。私もまだ達成できてないものがありますので、もっと頑張らないといけないなって思ってたんです」

 

 

「そうだったんだ。もし私に手伝えることがあったら何でも言ってね。目標達成に向けて一緒に頑張ろう!」

 

 

アスカ

「なんでも……。あは、ありがとうございます。燦ちゃんが手伝ってくれるなら心強いです。二人で一緒に頑張りましょうね」

 

 

「うん!」

 

 

アスカ

「あの、ではさっそくですがこのあと……い、いいですか?」

 

 

「このあと? う、うん。大丈夫だけど……なにするの?」

 

 

アスカ

「えっと、それは……う、運動……かな?」

 

 

「??? えと、じゃあ外に……あ、最初は中がいい? 機械に頼るのはある程度慣れてから? えっと、取り敢えず私は何をすれば……あっそれなら私が手で……え、乗って欲しい? その方が上手くいきそう? わ、分かった。じゃあ……しようか?」

 

 

 

 

 

◆『いいえだね』◆

 

アスカ

「……ということがありまして。燦ちゃんもこどもっていいなって思いませんか?」

 

 

「へぇー、ちょっと分かるかも。いいよね、こども」

 

 

『こどもはいいぞおじさん「こどもはいいぞ」』

『わかる』

『てかさ、これって遠回しに……』

『このときのアスカの心情を答えよ』

『お前がパパになるんだよ!』

 

 

「あ、そう言えばこどもで思い出したけど。私も最近こどものお世話をする機会があってさ」

 

 

アスカ

「燦ちゃんもですか?」

 

 

「うん。んで、一緒にお絵描きしたいって言われたから付き合ってあげたの。そしたらすごく喜んでくれてさ。最初はどう接していいか分からなくて大変だったけど、最後には別れを惜しむくらい懐いてくれて嬉しかったし、こどものいる日常も悪くないなって」

 

 

『こどものお世話? 黒猫が?』

『こどもにお世話されたの間違いでは?』

『草』

『てか、黒猫の絵に喜ぶ要素ないだろ』

『感性が同レベルなんだろ、たぶん』

『つまり黒猫の絵は3歳児レベルってこと?』

 

 

「は? 違うが???」

 

 

アスカ

「あ、あはは。えっと、ところで燦ちゃんは、そのとき一緒にどんな絵を描いたのですか?」

 

 

「えっと、ちょっと待ってて。スマホで写したやつを画面に共有するから……よし、できた。これだよ」

 

 

アスカ

「わぁー、動物がいっぱいですね。どれも可愛らしいです」

 

 

『なにこれ?』

『クレヨンで描いてるのか』

『動物? がいっぱいいて動物園の案内パンフレットみたいになってるね』

『ちゃんと色まで塗れててえらい!』

『茶色い丸がいくつもくっついてるのは……動物のう○ちか?』

『臭、じゃなくて草』

『アオムシじゃね? こどもは好きだろ? まぁこれは茶色いけど。それよりも左下のはなんだよ。髪生えてるし人間?』

『人間は動物だった?』

『たぶんだけどサル、ゴリラ、チンパンジー(順不明)だと思われる』

『全部同じじゃないですか!?』

『これだから素人はだめだ。もっとよく見ろ。左の顔は……ムンクの叫びみたいになってて、真ん中は……若干輪郭線が濃くて強そうな感じになってて、右は若干頭が良さそうな顔つきになってるだろ』

『えっと、みんな同じに見えますが……』

『それにしても3歳児にしては上手な絵だな』

『ところで黒猫が描いたのはどれなの?』

 

 

「……色塗り以外」

 

 

『え?』

 

 

「だから……色塗り以外は、全部私が描いたやつなんだけど……」

 

 

『あっ』

『???』

『えっと、なんかごめん』

『てっきりもう一枚画像があって、黒猫はその別の紙に描いてたのかと』

『でも、これは黒猫が悪いよ。一緒にお絵描きしたと言われてこれが出てきたら勘違いするって』

『普通は3歳児の絵と間違われないんだけどね』

『黒猫だしなぁ』

『絵の作者が3歳児か黒猫かでクイズ作れそう』

『あーあ、黒猫がふてくされちゃった』

『アスカちゃん、フォロー頼む』

 

 

アスカ

「あ、あはは。えっと、私はこの絵が好きですよ。クレヨンで力強く描かれている無邪気さや、動物をそのまま描くのではなく愛くるしさを笑顔で表現しているところも私にはマネできませんし。すごく素敵で良い絵だと思います」

 

 

「あ、アスカちゃん……。私もちゅき……」

 

 

『アスねこは――ある!』

『どさくさに紛れていちゃいちゃしないでもろて』

『好きなのは絵だからね』

『じゃあ黒猫のことは?』

『好きじゃなくて大好きに決まってるだろ』

『アスねこてぇてぇ』

『でもさ、よく考えたら3歳児レベルじゃないとも上手とも言ってないよね』

『あっ』

『それは言わない約束でしょ』

『たしかにそう言われると、さっきの言葉が褒めてるようで褒めてない気がしてきた』

『これが京ことばですか?』

『草』

『まぁ、アスカちゃんなら本当に良い絵だと思ってるかもしれないし』

『でも黒猫が描いてるって知らなかったら? 流石に良い絵だって言わないだろ?』

『……』

『アスカちゃんならきっとその質問への返答はいいえだね』

『上手い!』

 

 

 

 

 

◆『あーあ、見つかっちゃった』◆

 

「はい。てなわけで、本日は話題のゲーム【めっちゃカクレンボ】を遊んでいきます」

 

 

『全身白タイツのキャラクターに色を塗って隠れたのを鬼が探すゲームだっけ?』

『隠れる側がカメレオンみたいに風景に溶け込めるやつだね。みんなでやると面白いよ』

『あれ、でも今日はコラボじゃないよね?』

『あっ』

『友達いないの?』

『一人かくれんぼはホラーなんだよな』

 

 

「いるよ、友達!? てか、今日はコラボ前に練習がしたくてリスナー参加型にしただけだから!?」

 

 

『はいはい』

『そういうことにしておいてあげる』

『参加型ヤッター!』

『コラボするんだ。楽しみ』

『でも、それって言っていいやつ?』

 

 

「それは大丈夫。大丈夫だった、はず……たぶん。うん。あっ、そんなことより早速ルームを作るけど、一人一回までの交代制でやるからよろしく。部屋のパスワードはこれで、最後の数字には1から9のどれかが入るから予想して入力してね」

 

 

『乗り込めー』

『うぉおおお!』

『入れ……ない!』

『3じゃなかったか』

『やったー間に合ったー!』

 

 

「あ、部屋に入れた人は配信を閉じるか、ミュートにして見ないようにお願いね。じゃあ、人数が集まったことだし始めようか」

 

 

『はーい』

『黒猫は隠れる側だね』

『がんばれー』

『あれ、ASKって名前のプレイヤーがいるけどもしかして……』

『どうせ偽物だろ』

 

 

「さて、どこに隠れようかな。……あ、ここなんて良さそうじゃない? よし、ここに決~めた」

 

 

『壁に擬態するのか』

『元々壁だから擬態するまでもないんじゃ……』

『壁になるの上手だね。もしかして前世は壁だった?』

『凸がない身体だしこれならバレないね!』

『壁が壁になってるwww』

 

 

「誰の胸が壁だ! ほら、ちゃんとばいんばいんなんだが!?」

 

 

『うぉ、でっか』

『胸を描くなwww』

『まずい、服も描かないとBANされちゃう』

『TKBがないからセーフ?』

『アウトだよ!?』

『てか、隠れる気ある?』

 

 

「あっ」

 

 

『撃たれてて草』

『あーあ、見つかっちゃった』

『才能ないよ』

『しゃーない。次がんばろう』

『見つかったら鬼になるから探さないと』

 

 

「あ、そうだった。よーし、気を取り直して探すぞー。……あっいた! えいっ!」

 

 

『上手い!』

『向こうがね』

『クソザコエイム』

『当たらなければどうということはない!』

『こいつ、ニ○ータイプか!?』

『あっ、やったか?』

『仲間がね』

『そろそろ時間なくなるぞ』

 

 

「そうだった! まずい、もう時間がないのに、全然見つけられてないんだけど。ど、どうしたら……あっあっ……」

 

 

『喘ぐな』

『はい終了』

『あーあ』

『どんまい』

『みんなどこに隠れてたんだろ?』

『偽アスカもよう生き残っとる』

 

 

「嘘!? え、こんなところに隠れてたの!? すごっ」

 

 

『これは分からないわ』

『天才かよ』

『対戦ありがとうございました』立花アスカ✓

『え、本物!?』

『まさか参加してたASKって』

『リスナーに溶け込んでで草』

『隠れるの上手すぎ』

『こんなに隠れるの上手なら、もしかして黒猫の部屋にもこっそり隠れてたりして』

『こわっ』

『実はコラボ配信だった?』

『コラボというか……ホラー?』

『誰よりも早く参加できてたのは後ろからパスワードを見てたからって考えれば……』

『ん? なんの音?』

『いまガタッって物音がしたような気が……』

『ま、まさか……ね?』

『台風が来てるんだしどうせ風の音だろ』

『だ、だよな。ははっ、は……はははっ』

 

 

 

 

 

◆『黒猫のせい』◆

 

「てなわけで、今日の配信はここまで。最後になにか質問ある?」

 

 

『二つ名って貰えますか?』

 

 

「あー、二つ名ね。基本的には面倒くさ、じゃなくて考えるのが大変だからつけてないけど、誕生日とか記念日とかにお祝いとしてどうしても欲しいって人がいたら考えなくもないかな」

 

 

『え、まじで!?』

『ん? いま面倒くさいって言おうとしてなかったか?』

『他のライバーの話だけどスパチャ読みの度に何人分も考えてて大変そうだったな』

『俺も二つ名欲しいよ』

『じゃあ誕生日なんでください』

 

 

「いや、じゃあってなに? ぜったい誕生日じゃないじゃん。だから、だめでーす。残念でしたー」

 

 

『ちっだめか』

『じゃあ、いっぱいスパチャするから!』

『とうぜん赤スパだよね?』

『てか、黒猫の二つ名にそこまでの価値があるのだろうか』

『ネーミングセンス×』

『もはや罰ゲームですらある』

 

 

「センス○なんだが!? てか、勝手に罰ゲーム扱いすな! 仮に、そう万が一本当に私にセンスがないようにみんなに見えているなら、それは世間が、いや時代が私の天才的なセンスに追いついてないだけなんだよ!」

 

 

『な、なんだってー』

『いやそれはない』

『これまでのゲーム配信で名付けたキャラクターたちのことを少しでもいいから思い出してあげて』

『そもそももともと無いものは見えないし……』

『世間や時代のせいにしないでもろて』

『日頃の行い、つまり黒猫のせいだからな』

『てか、そんなに言うなら試しに誰かにセンスのある二つ名つけてみてよ』

『リスナーだと荒れそうだからライバーの知り合いにするか』

『ほな、アスカちゃんで』

『アスカが喜びそうな二つ名にするんだぞ』

 

 

「はいはい、分かった。いいよ、アスカちゃんね。うーんと、えーっと、アスカちゃんの二つ名だから……。むむむ……ら、†ラブリー♡マイエンジェル†アスカたんだお☆彡 なんてどうかな?」

 

 

『これはセンス×』

『††がついてそう』

『世間や時代がこの二つ名を認める未来が想像つかないんだが』

『やっぱ黒猫ってセンスがだs……』

『だいぶ独特だよね!』

『まあ黒猫のネーミングセンスはともかく、アスカちゃんなら喜んでくれそう。特にマイの部分を』

『独占欲つよつよきゃっと』

『アスねこてぇてぇ』

『でも正直これは人前で名乗りたくないなぁ』

『自分でラブリーマイエンジェルって名乗るのはちょっと……』

『じゃあシンプルに、黒猫アスカで』

『草』

『二つ名とは?』

『二つ名の名は名字の名!』

『旧姓に対してのもう一つの名字ってこと?』

『それにほら、ちゃんと記念日に付ける名前ではあるし……』

『ほな二つ名かぁ』

『アスねこは――ある!』

 

 

 

 

 

◆『黒猫のタイプ』◆

 

「はい。てなわけで、あるてまメンバーがポ○モンだったら何タイプなのかを考えてみる配信を始めていくよ」

 

 

『わーい』

『面白そうな企画じゃん』

『わくわく』

『各メンバーの自認タイプとどれくらい違うか気になるな』

『黒猫は何タイプなの?』

 

 

「私のタイプ? えっと、一期生から順番にやっていこうと思ってたけど、それならチュートリアル的な意味も込めて私から考えていこうか。みんなは何タイプだと思う? 因みに私の自認はエスパーね」

 

 

『なんでエスパー?』

『エスパー要素どこよ』

『ゴースト(幽霊)が弱点だからか?』

『自認ス○ーパーだからだろ』

『草』

 

 

「誰がスリー○ーだ!? てか、それ普通に誹謗中傷だからな! まったく……。え、自認エスパーの理由? ほら、エスパーって頭良さそうだしピッタリじゃない?」

 

 

『ごめんて』

『は?』

『頭大丈夫?』

『黒猫はこんらんしているようだ』

『それはない』

 

 

「うぐっ……、じゃ、じゃあ何タイプならいいのさ」

 

 

『燦だから炎?』

『あと毒』

『炎は分かるけどなんで毒?』

『だって料理が……』

『毒扱いは草』

『み、見た目はともかく味は大丈夫だから……(目逸らし』

『ほな炎・毒かぁ』

『じゃあ特性は?』

『燦パワーだな』

『いや、なまけだろ』

『たんじゅんだと思う』

『びびりも捨てがたい』

『うすいしぼう(ぼそっ』

 

 

「悪口! もはや悪口になっちゃってるから!? てか、今うすいしぼうってコメントしてるやついたよね!? それを言うならあついしぼうだし、もっと言うなら私はメロメロボディだからな!」

 

 

『メロメロボディ(笑)』

『トップとアンダーとウエストの差が0のゼロゼロボディの間違いだろ』

『草』

『効果は場に出たらかべを張るだな』

『まあまあ落ち着けよ』

『はいはい。じゃあ、タイプは炎・毒で特性はメロメロボディでいいよ』

『時間もなくなるし次いこう』

『因みにアスカちゃんは何タイプだと思う?』

 

 

「アスカちゃんかぁ。うーん、やっぱフェアリータイプかな? 妖精のように可愛くて可憐で綺麗で魅力的で優しくてスタイルも抜群で……」

 

 

『お、おう』

『オタク特有の高速詠唱』

『アスカちゃんのこと好きすぎかよ』

『(好みの)タイプ一致だし』

『まぁタイプフェアリーは分かる』

『あ、もしかしてアスカが黒猫に弱いのはタイプ相性のせいだったのか』

『なるほど』

『アスカが攻め切れてないのはそういう……』

『メロメロボディ(笑)もあるしな!』

『逆にメロメロになっちゃったか』

『あれ、でもメロメロボディって逆の性別を持つ相手にしか発動しないんじゃ……』

『あっ』

『く、黒猫は中身おじさんだしまぁ……』

『黒猫は自認メスなだけで本当はオスだった???』

『へんげんじざい(意味深)かよwww』

『ほら、やっぱりメロメロボディじゃなかったじゃん』

『黒猫燦、タイプ炎・毒、特性へんげんじざい、技メロメロ、性別♂ってことか』

『草』

 

 

 

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