あるてまれアスカちゃん劇場´ 作:立花アスカの偽猫
◆『このあとめちゃくちゃぴょんぴょんした』◆
燦
「うーん、どうしようかな」
アスカ
「燦ちゃん、どうかしましたか?」
燦
「ねぇ、アスカちゃん。パ〇ツとバニースーツ、どっちがいい?」
アスカ
「……えっと、なんですか。その二択は」
燦
「いや、8月2日はパ〇ツの日とバニーの日らしいんだよね。だから、どっちをプレゼントして着てもらうか悩んでてさ」
アスカ
「あ、あの。プレゼントは嬉しいのですが、それを着て見せることは確定なんですね」
燦
「うん、それはもちろん。だって、記念日だもん! パ〇ツでバニーの日なんだよ、いいよね?」
アスカ
「……はぁ。もぅ、分かりました。燦ちゃんがどうしても、っていうなら、……頑張ってみます」
燦
「ありがと! それでアスカちゃんはどっちがいい?」
アスカ
「……せめてうさみみだけになりませんか?」
燦
「それだとインパクトがねぇ……。いっそのこと、うさちゃんパ〇ツっていうのも、アリなんじゃないかなって思うんだけど……」
アスカ
「あは、燦ちゃん。うさみみだけにしませんか?」
燦
「アッハイ」
◆『えらいこと』◆
燦
「そんな感じで、今日も頑張ったんだよ! だから、褒めて!」
アスカ
「はい、もちろん構いませんよ。今日も頑張れてえらいえらい」
燦
「でへへっ」
アスカ
「あは、少しでも癒されてくれたなら私も嬉しいです」
燦
「そうだ! アスカちゃん、ちょっと頭下げて」
アスカ
「えっと、こうですか?」
燦
「うん、そんな感じ。アスカちゃんも、えらいえらい」
アスカ
「さっ、燦ちゃん!?」
燦
「アスカちゃんにはいつもお世話になってるからね。たまには私も褒めてあげたいなって思ってさ」
アスカ
「燦ちゃん……、すごく嬉しいっ! ありがとうございます!」
燦
「ううん、こちらこそありがとうだよ」
アスカ
「えへへっ。燦ちゃんもえらいえらいできて、えらいえらいですよ」
燦
「あ、もう。今は私の番なのに。アスカちゃんこそ、えらいえらいできてえらいえらいできてえらいえらい」
アスカ
「いいえ。燦ちゃんの方が、えらいえらいできてえらいえらいできてえらいえらいできてえらいえらい」
燦
「いや、アスカちゃんの方が……」
アスカ
「ううん、そういう燦ちゃんだって……」
燦
「あははっ、埒が明かないしどっちもえらいってことにしよっか」
アスカ
「あは、そうですね」
◆『黒猫になったつもりで言ってみた』◆
もしあったら黒猫になったつもりでこっそり教えてください
ましゅまろ ❒″ |
アスカ
「言って貰いたい言葉、ですか」
『木になる』
『公の場でこっそりとはいったい……』
『何色のパ〇ツ穿いてるの?』
『それは黒猫が言いたい言葉だな』
『いやいや、黒猫が言って貰いたい言葉だろ』
『お前らなっ!』黒猫燦✓
アスカ
「そうですね。思いついた言葉はあるのですが、その、モノマネはしたことがないので……。どうしようかな」
『聞きたい!』
『毎朝みそ汁をうんぬんかんぬん』
『告白の台詞もいいな』
『アスカちゃんの汁飲みたい』
『汁言うなし』
『朝はパン派の俺氏、無事死亡』
『知らんし』
『俺はパ〇ツ派』
『↑通報しました』
アスカ
「朝はご飯とパン、お好きな方を用意してあげますよ」
『すし』
『アスカたんまじ天使』
『それでモノマネは?』
アスカ
「あはは……、やっぱりやらないとだめですよね。うぅー、恥ずかしいけど、モノマネしてみますね」
『●REC』
『てぇてぇ(素振り』
『なんだか私も恥ずかしくなってきた』黒猫燦✓
アスカ
「にゃんにゃにゃん。にゃにゃにゃお」
『……』
『……』
『……』
『猫助かる』
『黒猫さん、猫なんだから分かるだろ。翻訳ぷりーず』
『無理にゃっ』黒猫燦✓
『猫辞めちまえ!』
『いや、黒猫になったつもりでって言ったけど!』
『結局なんて言ったの?』
アスカ
「あはっ。秘密です」
◆『箱入り娘』◆
アスカ
「うんしょ。……ふぅ」
燦
「え、なにその大きな段ボール箱。そんなに汗までかいてどうしたの?」
アスカ
「あ、燦ちゃん。ちょうど今、呼ぼうと思っていたんです」
燦
「そうなの?」
アスカ
「はい。燦ちゃんにお願いがありまして、この段ボール箱に入ってみてください」
燦
「え? 別にいいけど。なんで?」
アスカ
「ありがとうございます。少しやりたいことがありまして、……はい、そんな感じで大丈夫です。それでは撮りますよ」
燦
「えっえっ、撮るって何を!?」
アスカ
「はい、チーズ」
燦
「にゃっ!?」
アスカ
「はい、終わりましたよ。……わぁ、可愛い! ご協力、ありがとうございました!」
燦
「も、もう! なんなのさ!」
アスカ
「あっ、すみません。その、ミャーチューブで箱に入った猫の動画を見ていたら、つい、羨ましくなってしまいまして……」
燦
「あぁーうん。箱に入った猫って可愛いもんね」
アスカ
「ただ、私、猫を飼っていませんよね。そこで思いついたんです! 段ボール箱に入った燦ちゃんを撮ればいいんだって!」
燦
「ん?」
アスカ
「猫みたいに愛くるしい燦ちゃんが段ボール箱に入ったら、すごく可愛い写真が撮れるって思ってましたが、これはもうすご過ぎます!」
燦
「えと、ありがと?」
アスカ
「あぅ、可愛いなぁ」
燦
「……ねぇ。折角だし、アスカちゃんも入ってみてよ」
アスカ
「えっ、私もですか!?」
燦
「もちろん、絶対可愛いから大丈夫だって! ほらっ、私もやったんだし! はい、猫耳もつけて、ポーズはこうっ!」
アスカ
「あ、ちょっと。燦ちゃん!? ……はぅ、これっ、すごく恥ずかしいから、その、撮らないで……」
燦
「よいではないか、よいではないか!」
アスカ
「うぅー、酷い目に遭いました。穴があったら入りたい気分です」
燦
「穴はないけど、箱ならここにあるよ。はい、どうぞ」
アスカ
「もぅ、燦ちゃん!?」
◆『心頭滅却』◆
燦
「あ”~っ、われわれは~、宇宙人だ~」
アスカ
「……くすっ」
燦
「にゃっ!? ……き、聞いてた?」
アスカ
「燦ちゃんが宇宙人だということをですか?」
燦
「……そっか。聞かれたからには仕方ないよね」
アスカ
「さ、燦ちゃん。目が怖いですよ」
燦
「怖くないよ~。怖くないから、アスカちゃんもこっちに来て、扇風機星人の仲間になろうねー」
アスカ
「きゃっ!? 燦ちゃん、急に抱き着くのは、はあぅ」
燦
「ふっふっふ~。どう? 扇風機が恋しくなってきたでしょ」
アスカ
「うぅー。……わ、分かりました。仲間になるので、お願いですから、扇風機で頭を冷やさせてください」
燦
「頭だけでいいの?」
アスカ
「……もぅ、薄着で抱き着いてきて無自覚なんだもん。燦ちゃんの天然たらし」
燦
「???」