あるてまれアスカちゃん劇場´ 作:立花アスカの偽猫
「はいこんにちは。バーチャルミャーチューバーの立花アスカと」
「こんばんにゃー。あるてま所属のバーチャルミャーチューバー、黒猫燦で今日はお送りするにゃー」
「あはは……、私は猫ではないのでにゃって言わないにゃ」
「はぁ。お前ら、いつも言ってるけどアスカちゃんを困らせるなよな。小学生男子かよ」
「あ”? ばいんばいんだが? 超高校生級やぞ。かぁー、見せられなくてほんと残念だわー」
「はいはい、燦ちゃんも視聴者さんも喧嘩はだめですよ」
「だって、こいつらが……」
「めっ?」
「あぅあぅ。は~い」
「気を取り直して、今日のコラボ企画について説明します。事前につぶやいたーで連絡してましたが、みなさんから募集したお題を、私と燦ちゃんで協力してクリアしていきます。しかし、合計10個のお題をクリアできなければ、配信を終えることができないという耐久企画になっています」
「そんな感じなんで、配信中でもお題は募集中だから、どしどし送ってください、にゃ」
「ぐぬぬっ、我慢だ我慢。私は大人、大人なんだから」
「燦ちゃんもちゃんとできてるよ。だから自信持って」
「……ふぅ、ありがとアスカちゃん。よしっ、それじゃあ早速お題を食べていくぞ! 10個だろうが100個だろうがかかって来いにゃー」
「にゃっ!? にゃあ”あ”あ”ぁぁぁ!?」
「えっと、どっどんまい燦ちゃん。大丈夫、まだ傷は浅いはずだから。頑張って!」
「うっ、ぐすっ。……がんばる」
「よしよし、頑張れてえらいね」
「お題はちゃんと厳選してるので、クリアできないってことはないはずです。それでは、最初のお題を読みますね」
お題01 |
次のお題をクリアするまで語尾ににゃって付ける
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「意外とまともですにゃ」
「そうだね、にゃ」
「は? ちゃんとにゃって言ったし。にゃ」
「まぁまぁ、にゃ。今のはサービスで見逃してあげて欲しいのにゃ。だめ、ですかにゃ?」
「うっ、ぐぬぬっ、……ありがとうございますにゃ」
「ありがとうございますにゃ。それでは、次のお題に行きますにゃ」
お題02 |
10から0までカウントダウンする ただし、0は繰り返すこと
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「あああぁぁぁ!? お前ら、アスカちゃんになんてもの送ってる、っにゃ!」
「えっと、カウントダウンすればいいんですかにゃ? それじゃあ……」
「あ”あ”あ”ぁぁぁっ! 10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0、ゼロ、ぜーろっ! はい終わりにゃ!」
「ぷー、くすくすにゃ~ん。人数指定をしてないんだからクリアに決まってるにゃ。お分かりですかにゃ~?」
「それではお題1とお題2はクリアってことでいいですかにゃ?」
「よしっ、やったねアスカちゃん!」
「はい、燦ちゃんのお陰ですっ! この調子で頑張りましょう!」
お題03 |
抱き合いながら 愛してるって交互に言い合う(合計十回)
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「これは、ちょっと。……恥ずかしいね」
「うっ、うん」
「でも、やっやらないと、いけないもんね」
「タンマ! 心の準備ががが」
「ごめんね、燦ちゃん。これもお題のためだからっ!」
「はあぅ」
「燦ちゃん。あ、愛してる」
「ひゃっ!? わっ、私も愛してる、よ」
「あは、知ってる。愛してる」
「うぅ……、愛してる」
「他の誰よりも、燦ちゃんのことを愛してる」
「私も、アスカちゃんのこと、愛してる」
「愛してる。私のこと、幸せにしてください」
「幸せにする。アスカちゃんのこと、絶対に幸せにするから。愛してるよ」
「はいっ! 私も燦ちゃんのこと幸せにしてみせます。これまでも、これからも、ずっと愛してるよ」
「うんっ、私も愛してる。ずっと、ずっと……」
お題04 |
下着の色を報告し合う
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「せっかくの雰囲気がぶち壊しなんだが!?」
「あはは……」
「くそっ、送ったやつ覚えとけよ! 黒の際どいやつ!」
「えぇ!? えっと、……しっ白、かな」
「うぅ~、恥ずかしい」
「こ、このお題は終わりっ! はい、次っ!」
お題05 |
相手の気になる場所の匂いを嗅ぎ合う
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「こんなのばっかりじゃん! アスカちゃんのこと考えろよ!」
「燦ちゃん、ありがとう。でも、自分のことも大切にしてね」
「うん、分かった。アスカちゃんに心配かけたくないもん」
「えっと、燦ちゃんはどこにしますか?」
「あっ、そのぉ、アスカちゃんのこっここ、とか。……だめかな?」
「ふぇ!? ここは、ちょっと、……恥ずかしい、よ。……でも、燦ちゃんがどうしてもって言うなら」
「内臓じゃねーし! えっと、アスカちゃん。いいかな?」
「燦ちゃん、……うぅ、どうぞ」
「か、嗅ぐね。すーはーすーはー。アスカちゃんの匂いがする」
「やぁ、んっ、燦ちゃん。息遣いが、荒いよぉ」
「アスカちゃんが、すんすん、センシティブなのが、はぁはぁ、いけないんだよ」
「ふぁ、っ、ぁ、もー終わり! はっはい、次は私の番ですからね!」
「あと五分! いや、十分でいいから!」
「だめでーす。はーい、燦ちゃん。後ろ向いてくださいね」
「あっ、そこはみゃ!? だめぇ、くすぐったいからっ! にゃっにゃあ~っ」
「私、顔から火が出るかと思ったんですからね。だから、あは、覚悟してね燦ちゃん」
「いやだ!? くすぐったいのダメなんだって。お前ら、た、たすけろ! いや、助けてください! なんでもするから!」
「薄情者! 鬼っ、悪魔っ、アルマ先輩っ!」
コメント省略
「死んでないし! まだ終わってないんだが! てか、燐って誰!?」