あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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【コラボ企画】募集したお題をクリアするまで終われま10【立花アスカ&黒猫燦】前半

「はいこんにちは。バーチャルミャーチューバーの立花アスカと」

 

「こんばんにゃー。あるてま所属のバーチャルミャーチューバー、黒猫燦で今日はお送りするにゃー」

 

 

『おっ、始まった』

『息ぴったり』

『すでにてぇてぇ』

『オフコラボかな?』

『せっかくだし、アスカちゃんもにゃってつけたりつけなかったりしろ』

 

 

「あはは……、私は猫ではないのでにゃって言わないにゃ」

 

 

『すぐいう~』

『淫猫が移った』

『猫耳アスカ飼いたい』

『困惑アスカも可愛い』

 

 

「はぁ。お前ら、いつも言ってるけどアスカちゃんを困らせるなよな。小学生男子かよ」

 

 

『頭小学生が何か言ってるぞ』

『お胸も小学生だぞ』

『は? 幼稚園児じゃね。小学生に失礼だろ』

『ぺったんぺったん』

 

 

「あ”? ばいんばいんだが? 超高校生級やぞ。かぁー、見せられなくてほんと残念だわー」

 

 

『超高校生級のちっぱい』

『胸張れないからって見栄張るな』

『アスカままの美乳で慰めてもろて』

『は? アスカはままじゃねぇし。かれぴっぴやし』

『てぇてぇならどっちでもいいよ』

 

 

「はいはい、燦ちゃんも視聴者さんも喧嘩はだめですよ」

 

「だって、こいつらが……」

 

「めっ?」

 

「あぅあぅ。は~い」

 

 

『躾が行き届いてらっしゃる』

『家猫なんかになりやがって』

『炎上してた頃の破天荒っぷりはどこへやら』

『やっぱりままじゃん』

『夏〇結「じーっ」』

 

 

「気を取り直して、今日のコラボ企画について説明します。事前につぶやいたーで連絡してましたが、みなさんから募集したお題を、私と燦ちゃんで協力してクリアしていきます。しかし、合計10個のお題をクリアできなければ、配信を終えることができないという耐久企画になっています」

 

「そんな感じなんで、配信中でもお題は募集中だから、どしどし送ってください、にゃ」

 

 

『もっと媚びたら送ってやる』

『にゃーにゃー言って』

『パンツの色と引き換えなら送るのもやぶさかではないな』

『アスカはしっかりしてるなぁ。それに引き換え黒猫は……』

 

 

「ぐぬぬっ、我慢だ我慢。私は大人、大人なんだから」

 

「燦ちゃんもちゃんとできてるよ。だから自信持って」

 

「……ふぅ、ありがとアスカちゃん。よしっ、それじゃあ早速お題を食べていくぞ! 10個だろうが100個だろうがかかって来いにゃー」

 

 

『お題って食べるものだっけ?』

『それお題やない、ましゅまろや!』

『ましゅまろの食べ過ぎで頭ましゅまろになってやがる』

『燦、あなた憑かれてるのよ』

『即落ち2コマで勝てなかったよっていう未来が見えた』

 

 

「にゃっ!? にゃあ”あ”あ”ぁぁぁ!?」

 

「えっと、どっどんまい燦ちゃん。大丈夫、まだ傷は浅いはずだから。頑張って!」

 

 

『がんばえー』

『ノルマ達成』

『いつも通りだから大丈夫だ!』

『イキり燦ちゃんに戻って!』

『がんばえ、がんばえ』

 

 

「うっ、ぐすっ。……がんばる」

 

「よしよし、頑張れてえらいね」

 

 

『こんな調子で10個もお題クリアできるのか?』

『まぁそれはそれでありじゃね。ずっと見てられるし』

『てぇてぇをずっと見れるとか桃源郷はここにあったんだな』

『てか、お題がかぐや姫の難題的なものしかなかったらどうすんだろ』

『妾を呼んだかの?』

『お呼びじゃないのです!』

 

 

「お題はちゃんと厳選してるので、クリアできないってことはないはずです。それでは、最初のお題を読みますね」

 

 

 

 

お題01

                              

次のお題をクリアするまで語尾ににゃって付ける

 

 

 

 

「意外とまともですにゃ」

 

「そうだね、にゃ」

 

 

『いやいや、もう危ないじゃん』

『おい、駄猫! ちゃんとにゃって言えよ』

『なんで猫がにゃって付け忘れそうになってるんだよ』

『今のはセウト?』

『微妙』

 

 

「は? ちゃんとにゃって言ったし。にゃ」

 

 

『それは取って付けたって言うんだぞ』

『猫失格』

『言い訳見苦しい』

『往生際わるわる猫』

 

 

「まぁまぁ、にゃ。今のはサービスで見逃してあげて欲しいのにゃ。だめ、ですかにゃ?」

 

 

『あすにゃんに免じて許してやる』

『あすにゃんに感謝しろよ』

『あすにゃんをちゃんと見習えよ』

 

 

「うっ、ぐぬぬっ、……ありがとうございますにゃ」

 

「ありがとうございますにゃ。それでは、次のお題に行きますにゃ」

 

 

 

 

 

お題02

                            

10から0までカウントダウンする

ただし、0は繰り返すこと

 

 

 

 

「あああぁぁぁ!? お前ら、アスカちゃんになんてもの送ってる、っにゃ!」

 

「えっと、カウントダウンすればいいんですかにゃ? それじゃあ……」

 

あ”あ”あ”ぁぁぁっ! 10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0、ゼロ、ぜーろっ! はい終わりにゃ!」

 

 

『は、何してくれてんのこの猫』

『自分が一番聞きたいくせに、無理しやがって』

『カウントダウン助かる』

『やけくそ過ぎるっ』

『まだだ! まだアスカちゃんが言ってないからお題は有効なはず!』

 

 

「ぷー、くすくすにゃ~ん。人数指定をしてないんだからクリアに決まってるにゃ。お分かりですかにゃ~?」

 

 

『うぜぇ』

『まぁ、一理あるな』

『二人で協力してお題をクリアってあるけど、二人とも成功しないとダメとは言ってないしな』

『なん、だと』

『腹立つけど、お題1と2はクリアだな』

 

 

「それではお題1とお題2はクリアってことでいいですかにゃ?」

 

 

『異議なし』

『シャアねぇな』

『いいんじゃね』

 

 

「よしっ、やったねアスカちゃん!」

 

「はい、燦ちゃんのお陰ですっ! この調子で頑張りましょう!」

 

 

 

 

お題03

                            

抱き合いながら

愛してるって交互に言い合う(合計十回)

 

 

 

 

これは、ちょっと。……恥ずかしいね」

 

「うっ、うん」

 

 

『初々しい反応』

『いつも通りでいいんだから簡単じゃん』

『そわそわしてきた』

 

 

「でも、やっやらないと、いけないもんね」

 

「タンマ! 心の準備ががが」

 

「ごめんね、燦ちゃん。これもお題のためだからっ!」

 

「はあぅ」

 

 

『やばい』

『いけないものを見てる気分になってきた』

『てぇてぇかよ』

 

 

「燦ちゃん。あ、愛してる」

 

「ひゃっ!? わっ、私も愛してる、よ」

 

「あは、知ってる。愛してる」

 

「うぅ……、愛してる

 

「他の誰よりも、燦ちゃんのことを愛してる」

 

「私も、アスカちゃんのこと、愛してる」

 

「愛してる。私のこと、幸せにしてください」

 

「幸せにする。アスカちゃんのこと、絶対に幸せにするから。愛してるよ」

 

「はいっ! 私も燦ちゃんのこと幸せにしてみせます。これまでも、これからも、ずっと愛してるよ」

 

「うんっ、私も愛してる。ずっと、ずっと……」

 

 

『あれ、画面がぼやけて見えないんだけど』

『これは、てぇてぇじゃない。尊いだ』

『うぅっ、これが娘が嫁に行く父親の気持ちなのか』

『幸せになれよ!』

『泣いた』

『この勢いのまま次のお題もいってみよー』

 

 

 

 

お題04

                            

下着の色を報告し合う

 

 

 

 

「せっかくの雰囲気がぶち壊しなんだが!?」

 

「あはは……」

 

 

『これはおハーブが生えるわ』

『ランダムに選んでる割には見事なオチだな』

『これが黒猫クオリティ』

『これも全て我王のせいだな』

『最低だな。我王のファン止めます』

『がおーくん最低なのです!』

 

 

「くそっ、送ったやつ覚えとけよ! 黒の際どいやつ!」

 

「えぇ!? えっと、……しっ白、かな」

 

 

『勝負下着かな?』

『センシティブ猫』

『お前が言うからアスカちゃんまで巻き添え食らってんじゃねーか!』

『白助かる』

『黒の際どいやつとか、コラボ配信に何を期待してたんでしょうねぇ』

『そりゃナニをだろ』

 

 

「うぅ~、恥ずかしい」

 

「こ、このお題は終わりっ! はい、次っ!」

 

 

 

 

お題05

                            

相手の気になる場所の匂いを嗅ぎ合う

 

 

 

 

「こんなのばっかりじゃん! アスカちゃんのこと考えろよ!」

 

「燦ちゃん、ありがとう。でも、自分のことも大切にしてね」

 

「うん、分かった。アスカちゃんに心配かけたくないもん」

 

 

『あれ、でもお題を厳選したのって黒ね……ううん、なんでもない』

『くんかくんかはよ』

『美少女同士が嗅ぎ合うとかセンシティブじゃん』

『私、気になる場所が気になります!』

『耳裏がおすすめなのです!』

『美少女のかほり瓶詰めにして欲しい』

 

 

「えっと、燦ちゃんはどこにしますか?」

 

「あっ、そのぉ、アスカちゃんのこっここ、とか。……だめかな?」

 

ふぇ!? ここは、ちょっと、……恥ずかしい、よ。……でも、燦ちゃんがどうしてもって言うなら」

 

 

『ここってどこだよ!』

『もっとくわしく』

『あの淫猫だぞ! 俺らの想像を超えた場所を嗅ごうとしてるに違いない!』

『内臓とか?』

『いや、グロはちょっと』

 

 

「内臓じゃねーし! えっと、アスカちゃん。いいかな?」

 

「燦ちゃん、……うぅ、どうぞ

 

「か、嗅ぐね。すーはーすーはー。アスカちゃんの匂いがする」

 

「やぁ、んっ、燦ちゃん。息遣いが、荒いよぉ」

 

「アスカちゃんが、すんすん、センシティブなのが、はぁはぁ、いけないんだよ」

 

 

『Myatube仕事しろ!』

おっきした

『マジでどこの匂い嗅いでるの?』

『布が擦れる音が聞こえた気がしたけど』

『もしかしておまt……』

『いやいやいや、流石に淫猫でも自重するだろ。するよな?』

『すっごく、センシティブです』

 

 

「ふぁ、っ、ぁ、もー終わり! はっはい、次は私の番ですからね!」

 

「あと五分! いや、十分でいいから!」

 

「だめでーす。はーい、燦ちゃん。後ろ向いてくださいね」

 

「あっ、そこはみゃ!? だめぇ、くすぐったいからっ! にゃっにゃあ~っ

 

 

『あ、攻守逆転した』

『やっぱり黒猫は勝てなかったか』

『うわ、めっちゃ暴れてる』

『うなじみたいだな』

『うん、健全だな(遠い目)』

『比較対象がアレじゃなぁ』

 

 

「私、顔から火が出るかと思ったんですからね。だから、あは、覚悟してね燦ちゃん」

 

「いやだ!? くすぐったいのダメなんだって。お前ら、た、たすけろ! いや、助けてください! なんでもするから!」

 

 

『今、何でもするって』

『すまんな、その願いは俺らの力を超えているんだ』

『喘ぎ助かる』

『いっちゃえ!』

『骨は拾ってやるから』

 

 

「薄情者! 鬼っ、悪魔っ、アルマ先輩っ!」

 

 

『ここで先輩に喧嘩売るとか、さすねこ』

『鬼や悪魔と同列とか草。あ、でも間違ってないのか?』

『黒猫、あとで屋上な』茜音マルア

『おや、ご本人登場?』

『あー、最近流行のニセモノじゃね?』

『そうなのです。マルアさんなのです!』ラビリカ・シャネルット

『黒猫の燐と愉快な仲間たちだっけ?』

『めっちゃにゃんにゃん言う燐ちゃん可愛い』

『こっちの燦ちゃんは、現在進行形でにゃーにゃー言わされてるぞ』

『おい、BANくらう前に次のお題に行った方がいいんじゃね』

『あっ、ミュートになった』

『画面も変わったな』

『いったい画面の向こうではナニが行われているんでしょうねぇ』

『にゃんにゃんしてるんだろ。知らんけど』

 

 

コメント省略

 

 

『燐も混ざりたいにゃん』黒猫の燐

『燐ちゃんキターーーっ!』

『燐ちゃんなのです!』ラビリカ・シャネルット

『え、本物?』

『アニマルテールのファンです!』

『ありがとにゃん』黒猫の燐

『燦の時代は終わった。これからは燐ちゃんの時代だな』

『燦、成仏しろよ』

 

 

「死んでないし! まだ終わってないんだが! てか、燐って誰!?」

 

 

 

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