あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(121~125)

◆『ねんねんねころりよ』◆

 

「ふにゃぁ~っ」

 

 

アスカ

「眠そうだね」

 

 

「うん。昨日、夜更かししちゃったから」

 

 

アスカ

「夕食まで時間がありますし、少しお昼寝でもしますか?」

 

 

「ふぁ、……そうするね」

 

 

アスカ

「それなら、私の膝をどうぞ」

 

 

「ありがと~。うにゃ~」

 

 

アスカ

「ふふっ。ふにゃふにゃ燦ちゃんかわいい」

 

 

「えへへ。アスカちゃんのふともも、すべすべ~」

 

 

アスカ

「あっ、こ~ら。いたずらはめっ、だよ。もぅ、いい子だからおねんねしようね」

 

 

「ふぁ~い」

 

 

アスカ

「ふふっ、えらいね。いい子いい子」

 

 

「……すぅすぅ」

 

 

アスカ

「くすっ、もう寝ちゃった。……燦ちゃんって本当に可愛いなぁ」

 

 

「んにゅ」

 

 

アスカ

「髪はサラサラだし、肌は赤ちゃんみたいにもちもちなんだもん」

 

 

「……んっ」

 

 

アスカ

「ふふっ、自分でめっ、って言ってたのに。つい、いたずらしちゃった。ごめんね、燦ちゃん。これで最後にするから……」

 

 

「ぅん、……えへへっ」

 

 

アスカ

「んっ。……あっ、さっきより寝顔が幸せそう。あは、どんな夢見てるのかな? 起きたら夢のお話聞かせてね?」

 

 

「んっ(今更、寝たふりしてたなんて言えないよね。……でも、そのお陰でいい夢見れそう。おやすみ、アスカちゃん)

 

 

 

 

 

◆『元気ちゅ~入?』◆

 

「う~ん、なんだか身体がだるい」

 

 

アスカ

「大丈夫ですか? 最近、気温差が激しかったから、風邪を引いたのかもしれませんね。ん~っ、おでこはちょっと熱いかな? 念のため、お薬を用意してきますね」

 

 

「熱いのは、アスカちゃんの顔がガチ恋距離にあったからなんだけどなぁ……」

 

 

アスカ

「何か言いましたか? はい、風邪薬とお水です」

 

 

「なんでもないよ。ありがと」

 

 

アスカ

「どう致しまして。他に何かして欲しいことはありますか?」

 

 

「えっと、なんでもいいの?」

 

 

アスカ

「うん、もちろんだよ。私にできることなら、なんでもしてあげる」

 

 

「そのっ、……じゃあ、アスカちゃんに元気の出る注射して欲しいな」

 

 

アスカ

「えっと、注射ですか?」

 

 

「ここに、ちゅ~ってして?」

 

 

アスカ

「注射って、そういう、……はあぅ」

 

 

「アスカちゃんが、ちゅ~ってしてくれないと元気でないから。お願い?」

 

 

アスカ

「あぅあぅ、……い、一回だけだよ。……んっ」

 

 

「……っ、えへへ。元気出たかも」

 

 

アスカ

「もぅ、さっきより顔真っ赤だよ。ほら、これ以上悪化したらいけないから、今日は大人しく眠っててくださいね」

 

 

「うん、分かった。じゃあ、アスカちゃんも一緒に寝よう? そしたら早く元気になれそう」

 

 

アスカ

「私もそうしたいけど、これからどうしても出掛けないといけない用事があるの。ごめんね」

 

 

「ぶぅ~っ」

 

 

アスカ

「……いい子にしてたら、あとでもう一回してあげるから。ね?」

 

 

「………………うん、大人しく待ってる」

 

 

アスカ

「もぅ、仕方ないなぁ。元気にするためだもんね。んっ……、行ってきます」

 

 

「でへへ、行ってらっしゃい」

 

 

 

 

 

◆『骨抜き上手』◆

 

「魚の骨って取るの面倒だよね」

 

 

アスカ

「そうですね。特にさんまとかは小骨が多いので、全部綺麗に取ろうとすると時間かかりますし」

 

 

「はぁ、なんで魚に骨ってあるんだろ。なければいいのに……」

 

 

アスカ

「あはは……。でも、圧力鍋で調理したものとか、缶詰とかは骨ごと食べられるので、おいしく手軽にカルシウムを取れて便利ですよ」

 

 

「ん~、確かにそうだけど。じゃあ、このさんまの塩焼きはどうすればいいのさ」

 

 

アスカ

「ふふっ、それじゃあ私が責任を持って骨を取ってあげるね」

 

 

「それは嬉しいし助かるけど。アスカちゃんが大変じゃない?」

 

 

アスカ

「そうでもないよ。ちょっとしたコツがあって……」

 

 

「わぁっ、すごい!? 上手に骨が取れてる!」

 

 

アスカ

「あは、ありがとうございます。……はい、できましたよ」

 

 

「ありがとう、アスカちゃん。……うん、おいしい! 料理の腕前もだけど、気が利くところとか、アスカちゃんはいいお嫁さんになるね」

 

 

アスカ

「はぁう!? もぅ、燦ちゃんったら……。私より骨抜きにするの上手なんだもん。……ずるいよ」

 

 

「???」

 

 

 

 

 

◆『花より団子より……』◆

 

アスカ

「そろそろ紅葉の季節ですね」

 

 

「あ、もうそんな時期なんだ」

 

 

アスカ

「よかったら一緒に見に行きませんか?」

 

 

「うん、一緒に行こうっ!」

 

 

アスカ

「あは、行きましょう!」

 

 

「楽しみだなぁ。アスカちゃんのお弁当」

 

 

アスカ

「もぅ、燦ちゃんったら。花より団子なんだもん」

 

 

「えへへ。もちろん紅葉も楽しみだよ。でも、それ以上に、アスカちゃんの手作りお弁当が、待ち遠しいんだもん」

 

 

アスカ

「うぅ~っ、……褒めてもお弁当以外はなにもでないよ」

 

 

「あ、真っ赤になって紅葉みたい」

 

 

アスカ

「はぅ、やだ恥ずかしい……」

 

 

「照れてるアスカちゃんもかわいいなぁ。なんか紅葉狩りよりもアス狩りしたくなってきた」

 

 

アスカ

「もぅ、燦ちゃんったら……。そんなこと言うんだったら、紅葉やお弁当によそ見しないで、ちゃんと愛でてくれないとやだよ」

 

 

「でへへ、もちろんだよ。花より団子よりアスカちゃんだもん」

 

 

 

 

 

◆『逆効果』◆

 

アスカ

「燦ちゃんは、シャツのボタンが、男女で逆に付いている理由を知っていますか?」

 

 

「え、ボタンって男女で逆なの? ……あっ、本当だ」

 

 

アスカ

「燦ちゃん……」

 

 

「じょ、冗談だよ!? それでなんで逆に付いているかだよね」

 

 

アスカ

「私も最近テレビで知ったのですが、燦ちゃんはなんでだと思いますか?」

 

 

「う~ん、なんでだろう」

 

 

アスカ

「試しに、私が着ているシャツのボタンを外してみたら、何か分かるかもしれませんよ?」

 

 

「……ごくり。じっじゃあ、遠慮なく……。んしょ」

 

 

アスカ

「きゃっ。もー、くすぐったいよぉ」

 

 

「えへへ、手が滑っちゃった」

 

 

アスカ

「もぅ……。それで答えは分かりましたか?」

 

 

「う~ん、う~ん、ん~、脱がしたくなるとか?」

 

 

アスカ

「あのっ、だからって全部脱がすのは、その、恥ずかしいのですが……」

 

 

「あ、ごめん。すぐ着せるね」

 

 

アスカ

「お願いします。それで答えですが、諸説ありますが、昔の上流階級の女性は着替えを手伝って貰うのが一般的で、使用人が作業し易いように逆になっているらしいです。ちょうど今の燦ちゃんみたいな感じだね」

 

 

「へぇ~、そうなんだ。なんか役得な仕事だね。じゃあ、今日からアスカちゃんの専属使用人になろうかな?」

 

 

アスカ

「ふふっ、気持ちはありがたいけど、燦ちゃんには難しいかもね」

 

 

「え、なんで?」

 

 

アスカ

「だって、さっきから手が止まってるよ」

 

 

「……これを隠すなんてとんでもない」

 

 

アスカ

「もぅ、……燦ちゃんのえっち」

 

 

「私は脱がす専門だから、えっちでもいいんだもん」

 

 

アスカ

「ふふっ、なんですかそれ。でも、燦ちゃんらしいかも。……今日はだめだけど、脱がすのはまた今度。ね。だから、我慢できる?」

 

 

「うぅ~、だめなの? ……名残惜しいけど、アスカちゃんが言うなら、……善処してみる」

 

 

アスカ

「あれ? あはは……、逆効果だったかな?」

 

 

 

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