あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(151~155)

◆『1111←これなぁ~んだ?』◆

 

アスカ

「燦ちゃんは、今日が何の日か分かりますか?」

 

 

「流石にそれくらいは分かるよ。11月11日は、チンアナゴの日だよね」

 

 

アスカ

「え?」

 

 

『箸の日でござる』

『いや、きり○んぽの日だって』

『○を付けるなwww』

『もやしの日だからもやし食え!』

 

 

「は? アスカちゃん、チンアナゴの日だよね!」

 

 

アスカ

「えっと、チンアナゴの日も間違ってないですし、リスナーさんのコメントも正解ですね。でも、どうして一番に思いついたのがチンアナゴの日なの?」

 

 

「え、なんでだろう? 急にそう答えないといけない気がしたんだよね」

 

 

『電波系?』

『新しい設定生やさないでもろて』

『11月10日、ループ、チンアナゴ、……うっ、頭が』

 

 

アスカ

「何はともあれ、せっかくの記念日なんですし、記念日らしいことをしませんか? たとえば、そのっ、ゲームとか……」

 

 

「チンアナゴゲーム? それってなにするの?」

 

 

『端っこと端っこをくわえて食べ合う』

『それポ○キーゲームやん』

『チンアナゴって食べれるの? おいしい?』

『チンアナゴ味のポ○キーでゲームしよう』

『略してチン○ッキーゲーム』

『アウト!』

 

 

アスカ

「もうっ、そろそろチンアナゴから離れてください!」

 

 

「はーい。でも、それじゃあアスカちゃんがしたいゲームってなんなの?」

 

 

アスカ

「え、それは……、その、……うぅ~っ」

 

 

『攻守が逆転した』

『もしかして、チンアナゴはわざとだったのか!?』

『それはない』

 

 

アスカ

「……分かってるくせに。……燦ちゃんのいぢわる」

 

 

「あわわっ、ごめんねアスカちゃん!? えっと、はいこれ」

 

 

アスカ

「さ、燦ちゃん。これって……」

 

 

「えへへ、実は用意してたんだ。仲直りのポ○キーゲーム、しよ?」

 

 

アスカ

「はいっ!」

 

 

『てぇてぇ』

『ときどきでいいから、プ○ッツのことも思い出してあげてください』

『その点ト○ポってすごいよな。最後までチ○コたっぷりだもん』

『おい、〇の位置!?』

『最後までチンアナゴたっぷり?』

『ト○ポから顔を出すチンアナゴを想像して、ちょっとかわいいと思ってしまった』

 

 

 

 

 

◆『夢のお話』◆

 

 

                              

最近どんな夢を見ましたか?

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

 

アスカ

「う~ん、最近は見てないですね。燦ちゃんはどうですか?」

 

 

「変な夢なら、昨日の朝に見たよ」

 

 

アスカ

「変な夢って、どんな夢ですか?」

 

 

「えっと、チンアナゴが出てきて、それを引っ張ったらチョウチンアンコウだったっていう夢」

 

 

『???』

『頭大丈夫?』

『変なのは黒猫の頭だろ』

 

 

「夢なんだから変なのは仕方ないじゃん!?」

 

 

アスカ

「あはは……。それにしても不思議な夢ですね。チョウチンアンコウの突起部分が、チンアナゴだったのかな?」

 

 

「うん、そんな感じだったよ」

 

 

『想像したらなんか可愛いかも』

『チョウチンアナゴウと名付けよう』

『草』

 

 

アスカ

「それで、そのあとはどうなったんですか?」

 

 

「え、なにもないよ。それだけ」

 

 

『オチは?』

『それじゃあオチないよ』

『芸人ならちゃんとしろ』

 

 

「芸人じゃないが!? それにネタじゃなくて夢の話なんだから、オチなんてないからね普通!」

 

 

アスカ

「そうですね。だからと言って、嘘を話すのもよくないですし」

 

 

「そうだそうだ!」

 

 

『ぐぬぬ』

『じゃあ代わりにチョウチンアナゴウの絵を描いて』

『見たい』

 

 

「えぇ~」

 

 

アスカ

「私もちょっと気になってました。だめ、かな?」

 

 

「よし、描こう!」

 

 

『この態度の差よ』

『まぁまぁ。いつものことだし』

『画伯、お願いします』

 

 

「えっと、こんな感じで、……できた!」

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

アスカ

「あ、かわいい!」

 

 

『う~ん、画伯?』

『上手くなってるじゃん』

『幼稚園児から小学生レベルになった』

 

 

「ふふ~ん。私だって成長してるんだよ」

 

 

アスカ

「そうだね、よく頑張りました。えらいえらい」

 

 

「えへへ」

 

 

『甘やかしすぎ!』

『甘い言葉で油断を誘って食べるつもりじゃ……』

『食べるだと!?』

『チョウチンアスカ?』

『黒猫はいつも隙だらけだけどね』

 

 

「お前らな! アスカちゃんはもちろん、私に対しても普通に失礼だからね!?」

 

 

アスカ

「あはは……。食べさせてあげることはあっても、流石に燦ちゃんを食べたりはしないかな」

 

 

『ふむふむ。アスカちゃんが食べられる側か』

『ガタッ!?』

『ぼく、アスパンマン!』

『てか、元々なんの話してたんだっけ?』

『夢の話?』

『大きくなったらアスねこが癌に効くことを証明するんだ』

『それは将来の夢や!』

 

 

 

 

 

◆『非のないところに煙は立たない』◆

 

「ねぇ、私の切り抜きなんだけど、もう少しどうにかならないの?」

 

 

『藪から棒にどした』

『また炎上したのか?』

『最近は悪意のある切り抜きも多いよね』

 

 

「そうなんだよ! 切り抜き動画を作ってくれるのは、正直嬉しいし、ありがとうって感じなんだけど。炎上させる目的で切り抜くのはだめだよねって話」

 

 

『切り抜きは見て楽しくないと』

『じゃあ炎上するような際どい発言を控えてもろて』

『非のないところに煙は立たないよ』

 

 

「いや、そこはそっと火を消すくらいはしてよ! なんで火に油を注ぐのさ!」

 

 

『だって、その方が面白いもん』

『消火が追いついてないだけじゃ……』

『もっと切り抜きがいのあるかわいい配信しろ』

 

 

「いつも可愛いが!?」

 

 

『はいはい、かわいいね』

『かわいいよ(棒読み)』

『カワイイトオモイマス』

 

 

「ぐぬぬ、絶対に思ってないじゃん」

 

 

『よし、俺が代わりに証明してやろう。切り抜きで』

『じゃあ俺も』

『お、切り抜きが欲しいのか? ほらやるよ』

 

 

「お、やるじゃんリスナー! ありがとう! ちょっと待って、今、切り抜き動画流すから」

 

 

『ナイス!』

『優秀な切り抜き職人が多いな』

『こんなこともあろうかと』

 

 

「じゃあ、再生するよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

は? は? 美少女やぞ! ばいんばいんだが! は? は? もっと褒めろ! まな板じゃないし!

▶ ▶❘ ♪ XX:XX/XX:XX
 
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【切り抜き】黒猫燦はばいんばいん美少女やぞ!【あるてま/黒猫燦】

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「え、なにこれ」

 

 

『草』

『切り抜きというか音MAD?』

『ネコネコ動画で見た』

 

 

「いや、私もこういうの好きだけど! 今は違うじゃん! もー、次っ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にゃ にゃ! にゃ? にゃっ!? にゃ~ にゃん にゃ~ん にゃっ!

▶ ▶❘ ♪ XX:XX/XX:XX
 
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【切り抜き】にゃにゃにゃ【あるてま/黒猫燦】

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『にゃ助かる』

『これは可愛いんじゃね?』

『鳴き声はかわいい』

 

 

「可愛いけど、う~ん。はい、次!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスカちゃん、はぁはぁ。アスカちゃん、可愛いよ。でへへ、アスカちゃんの今日のパ○ツは何色かなぁ? アスカちゃんのパ○ツ、好き好き大好き! ふへへ、アスカちゃんのパ○ツと結婚したい。アスカちゃんのパ○ツにチューしていい?

▶ ▶❘ ♪ XX:XX/XX:XX
 
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【切り抜き】アスカちゃんに興奮する黒猫おじさん!?【あるてま/黒猫燦】

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「はい、アウト!」

 

 

『草』

『いつもの黒猫じゃん』

『お前がアウトだよ!』

『燦ちゃん……』立花アスカ✓

 

 

「ち、違うから!? アスカちゃん、これは事実無根だからね!」

 

 

『でも、パ○ツ好きでしょ』

 

 

「うっ、……好きだけど」

 

 

『アウト!』

『中身おっさんか』

『配信でそういうの、よくないと思うよ』立花アスカ✓

 

 

「う”く”っ、……ごめんなさい」

 

 

『また炎上するぞ』

『でも、こういうところも含めて可愛いんだよなぁ』

『分かる』

『今のお前が一番輝いててかわいいぞ』

『切り抜きたいくらい』

 

 

「褒められてるのに、なんかすごく複雑……」

 

 

 

 

 

◆『入れ替わってない?』◆

 

「はい、こんにちは。バーチャルミャーチューバーの立花アスカです」

 

 

アスカ

「こんばんにゃー。あるてま所属の黒猫燦にゃ」

 

 

『配信間違った?』

『黒猫さんが清楚になってる』

『違和感を感じる』

 

 

「お気づきの通り、今日の配信はお互いに入れ替わった状態で、お送りさせていただきます」

 

 

アスカ

「というのも、なんか朝起きたら入れ替わってたんだよね」

 

 

『Youの名は?』

『つまり黒猫アスカと立花さんになってると』

『お互いにモノマネしてるのか』

『黒猫さん、朝起きてすぐに胸揉んでそう』

『いつまで清楚が持つかな』

 

 

「いつも清楚だg、っよ。燦ちゃんは」

 

 

アスカ

「そ、そう! せ、清楚だし!」

 

 

『めっちゃ恥ずかしがってるじゃん』

『自分で清楚言うな』

『いつもの癖で先にツッコむなよ』

『だがっよってなに?』

『ややこしい』

 

 

「ましゅまろ読みましょう! ね、アスカちゃん。じゃなくて燦ちゃん」

 

 

アスカ

「そうしよっか。さ、アスカちゃん」

 

 

『ぐだぐだ』

『名前間違わないでもろて』

『アスカちゃんもつられてて草』

 

 

 

 

                              

お互いの好きなところを教えて

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

 

「お互いの好きなところ、……ですか」

 

 

アスカ

「あ、アスカちゃんから先にどうぞ」

 

 

「ぅえっ、私!?」

 

 

『黒猫がアスカでアスカが黒猫だから、どうなるんだ?』

『自分で自分の好きなところを言う感じじゃね』

『それともなりきって言うのかな?』

『罰ゲームじゃん』

 

 

「さ、燦ちゃんの好きなところは、えっと、顔が可愛くて、スタイルも抜群で、えっと、美少女なところ?」

 

 

『自分で美少女言うな』

『アスカちゃんはそんなこと言いません』

『スタイル抜群?』

 

 

「ほ、ほら。私は言ったから! だから、次は燦ちゃんの番だよ!」

 

 

アスカ

「あぅ、えっと、アスカちゃんの好きなところ、だよね。え~っと、全部?」

 

 

『無難なの選んだ』

『本物なら顔とか胸とか言ってた』

『淫猫のマネは無理だったか』

『テキトーなおっさんつれてきた方が違和感なさそう』

『でも、本心っぽいのがまたいい』

 

 

「えぇ~。燦ちゃん、それはずるいと思うなぁ。もっと具体的に、私のどこが好きか答えないとめっ、だぞ!」

 

 

『あ、調子乗ってるわ。これ』

『あぁ~あ、悪い癖が出たよ』

『いつもの黒猫さんじゃん』

 

 

アスカ

「さ、っ、アスカちゃん。全部じゃだめ、かな?」

 

 

「だめです。……ねぇ、私のどこが好きなのか。以前、燦ちゃんが言ってくれたことを、私はちゃんと覚えてるよ。だから、もう一度言って欲しいな」

 

 

アスカ

「あぅ、……うぅ~っ、…………なところ」

 

 

「え、もっと大きな声で言わないとだめだよ?」

 

 

アスカ

「……もういぢめないで」

 

 

『かわいそう』

『アスカちゃんをいじめるな!』

『でも(設定上)中身は黒猫だろ?』

『じゃあいっか。ってならないからね!?』

『ややこしくて、頭痛が痛くなってきた』

 

 

「……もぅ、仕方ないなぁ。じゃあ、今日のパンツの色を教えてくれたら許してあげる」

 

 

『化けの皮が剥がれてるぞ』

『お前、黒猫だな!』

『くそっ、俺たちを騙しやがって』

『アスカちゃんのふりしやがって!』

『今のはないわ』

 

 

「なんでさ!? 完璧な演技だったじゃん! 今の似てたよね?」

 

 

アスカ

「あはは……、その台詞は流石に言わないかな」

 

 

 

 

 

◆『今宵は眠れそうにない』◆

 

アスカ

「ねぇ、こんな遅い時間まで何してたの?」

 

 

「仕事だよ」

 

 

アスカ

「仕事って、他の女の人とコラボするのがあなたの言う仕事なの!」

 

 

「そういう仕事なんだから仕方ないだろ。それに付き合いだってあるんだよ。……もういいか、疲れてるんだ。明日も早いし寝かせてくれ」

 

 

アスカ

「あなたはいつもそう。お仕事だって、付き合いがあるからって私以外の女の人とコラボしてばっかり。少しは私との時間を大切にしてよ!」

 

 

「……分かったよ。全く、困った子猫ちゃんだね」

 

 

アスカ

「あっ」

 

 

「その気にさせたんだ。今夜は寝かさないぜ」

 

 

アスカ

「あなた……」

 

 

「さぁ、やろうか。夜のビ○ーズブートキャンプってやつをさ。レッツ、エクササイズ! ……って、なにこれ!?」

 

 

アスカ

「あはは……、ユニークなシチュエーションボイスでしたね」

 

 

『草』

『誰だよ、このシチュボ考えて送ったやつ』

『これってシチュボなのか?』

『アスカちゃん感想に困ってる』

『てか、夜のビリーズ○ートキャンプってなんだよ』

『夜のプロレスごっこ的な?』

 

 

アスカ

「夜のプロレスごっこってなんですか?」

 

 

「うぇっ!? それはその、……ダイエット! すごく痩せるダイエットのことだよ!」

 

 

アスカ

「なるほど。あの、お恥ずかしながら、最近ちょっと体重が気になってまして。燦ちゃんさえよかったら、今夜からでも一緒にプロレスごっこを……」

 

 

「ビリーズブートキ○ンプ! ダイエットするならそっちの方がいいよ! だから、プロレスごっこは止めようね!」

 

 

アスカ

「あ、はい。燦ちゃんがそこまでオススメするのなら、私は構いませんが。……ふふっ、何はともあれ夜が楽しみです!」

 

 

「いや、別に夜にしなくてもいいんだけど。……ま、いっか」

 

 

 


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