あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(1~5)

◆『しりとり』◆

 

アスカ

「燦ちゃん、しりとりしませんか?」

 

「うんいいよ。それじゃあ最初はしりとりのりだから、リス!」

 

アスカ

「鋤」

 

「ほわぁっ!?」

 

アスカ

「ほらっ、次は燦ちゃんの番ですよ?」

 

「え? うっうん。えっと、魚のきんき」

 

アスカ

「鱚。ふふっ、もちろん魚ですよ」

 

「ぅ、すっ酢飯」

 

アスカ

「肢体。もしかしてわざとなのかな?」

 

「あぅあぅ」

 

アスカ

「どうしたんですか、燦ちゃん? 早く答えを聞かせてください」

 

「今日のアスカちゃん、いぢわるだ。……いいよ

 

アスカ

「あは。はい、喜んで!」

 

 

 

 

 

◆『元気の出るプレゼント』◆

 

アスカ

「配信でもお祝いしましたが、チャンネル登録者数10万人突破、改めておめでとうございますっ!」

 

「あ、ありがと! アスカちゃんになら何回祝われても嬉しいよ」

 

‪アスカ‬

「そう言って貰えると私も嬉しいです! さて、今日は燦ちゃんのために、ささやかですけど、お祝いのプレゼントを用意して来ました」‬

 

‪燦‬

「わーい。すっごい嬉しい! さっそく開けていい?」

 

‪アスカ‬

「もちろんです」‬

 

‪燦‬

「こ、これは!? ……マスク?」

 

‪アスカ‬

「はいっ。燦ちゃんが健康に過ごせるように、心を込めて手作りしました」‬

 

‪燦‬

「ふぁ、アスカちゃんまぢ天使。女子力高すぎてお嫁さんにしたい」‬

 

‪アスカ‬

「もー、燦ちゃんったら」‬

 

‪燦‬

「でへへ。えっと、付けてみてもいい?」

 

‪アスカ‬

「はい。ぜひ使用感とか聞かせてください」

 

燦‬

「うんっ! ……うわっすごい。肌触りはスベスベだし、変に蒸れたりもしない。マスクにリボンっていうのはちょっと珍しいけど、純白で高級感のあるマスクのアクセントになってて可愛いし。それに……ごにょごにょ(息を吸う度にアスカちゃんのいい香りがするとか、このまま窒息死したい)

 

‪アスカ‬

「もー、大げさだよ。燦ちゃんが好きそうな、お気に入りの生地を使っただけなのに」‬

 

‪燦‬

「私の好みを網羅してるとか、良妻かよ。えへへっ、……あれ、でもなんだろう。鏡で見てたら、なんか既視感があるような、ないような? リボン、白い生地、うっ

 

‪アスカ‬

「ききっ気のせいだよ燦ちゃん! えっとほら、マスクだから珍しいけど、ありふれた組み合わせだしっ」‬

 

‪燦‬

「だ、だよね。うん」

 

‪アスカ‬

「そうなんです! ……えっと、プレゼントはこんな感じですけど、燦ちゃんが嫌じゃなければ、肌身離さず使ってくれたら嬉しいな」‬

 

‪燦‬

「もちろんだよ! ぜったい家宝にするから! ありがと、アスカちゃん」

 

‪アスカ‬

「あは、どう致しまして。こちらこそありがとうございます」‬

 

‪燦‬

「???」

 

 

 

 

 

◆『ごきげんよう』◆

 

 立花アスカはあるてま女学院に通う二年生である。

 

アスカ

「あっ、黒猫お姉様。ご機嫌ようですわ」

 

黒猫

「あら、アスカさん。ごきげんよう」

 

アスカ

「黒猫お姉様は今日もお美しいですわ」

 

黒猫

「うふふ、ありがとうございますわ。アスカさんこそ可憐で羨ましくてよ」

 

アスカ

「そんな、恐れ多いですわ」

 

「ごきげんよう、アスカお姉さま!」

 

アスカ

「ご機嫌ようですわ、燦ちゃん。もー、いつも言ってますが、黒猫お姉様にもちゃんと挨拶しないとだめですわよ」

 

「うぅ、ごめんなさいですわ。……ごきげんよう、黒猫先輩。わたし、負けませんから」

 

黒猫

「……えぇ、ごきげんよう。燦さん、わたくしも譲る気は一切ありませんので」

 

アスカ

「私のために争わないでください。あぁ、私って罪な女ですわ」

 

 

 

アスカ

「……ということがしたいので、今から燦ちゃんには分裂して貰います」

 

「ぴぃ!? 無理だからっ! 分裂とか普通にできないからっ!」

 

アスカ

「あれ、でもあるてまメンバーなら分裂できるって、クイズ王決定戦で、みんなで、楽しそうに、話してましたよね?」

 

「そ、それは……」

 

アスカ

「大丈夫です、ちょっとチクッとするだけですから。すぐに終わらせます。だから安心してね、燦ちゃん」

 

「ひっ、近づかないで。アスカちゃん、目が怖いよ。ひぎっ、だめ、私を半分にしても分裂しないからぁ、いやぁ、ぁ、ぴぎゃぁぁぁっ!?」

 

 

という夢を見ました。

 

アスカ

「……なんですか、このまろ。えっ、私ってこんなイメージなんですか? ……そうですか。ぐすんっ」

 

 

 

 

 

◆『いつものアスカちゃんじゃない?』◆

 

アスカ

「あのね、燦ちゃん。責任、取ってくれますか?」

 

「せ、責任って、え、どれ!? いいいっいつのこと!?」

 

アスカ

「惚けないでください。みんなの前であんなこと言われて、私、もう気持ちが抑えきれないんです」

 

「あああアスカちゃんっ!? きゅっ急に抱き着かれると、その、心の準備ががが

 

アスカ

「あは、好き、ほんと好き、大好き。付き合いたい、ううん結婚したい。そして私の子ども産んで欲しい」

 

「なんかすごいデジャビュなんだけど!? え、えっ、えぇ!?」

 

アスカ

「私だけを見て。他の女の子を見たら、やだよ」

 

「でっ、でも私には……」

 

アスカ

「分かってます、彼女のことですよね。でも、大丈夫です。燦ちゃんにまとわりつくお邪魔虫は、ちゃんと退治しておきましたから」

 

「………………え」

 

アスカ

「あのときの、黒猫さん、黒猫さんって泣きながら叫ぶ姿を見たら、きっと燦ちゃんも愛想を尽かしていたと思いますよ」

 

「……ん?」

 

アスカ

「いっつも燦ちゃんを見詰めてるし、燦ちゃんも彼女だけを特別扱いして甘やかしてるんだもん。私、これでも我慢してたんだよ。なのに、彼女、懲りずに燦ちゃんのことつけてたから。だから、燦ちゃんのために、私、頑張ったんだよ」

 

「ひぃっ!? こ、〇ろしたの?」

 

アスカ

「そんなことする訳ないじゃないですか!? ちょっと下着(ごにょごにょ)、を見せ合う仲だって自慢したら、彼女が悔し涙を流して勝手に倒れたんです! ……まぁ、少しだけ話を盛りましたが

 

「あっはい」

 

アスカ

「……こほん。そっ、それじゃあ行きましょうか」

 

「えっと、因みにどこに行くのか聞いてもいい?」

 

アスカ

「もちろんコウノトリさんを探しにです! 見つけたら、私と燦ちゃんの赤ちゃんをくださいって、一緒にお願いしましょうね! さぁ、早く行きましょう!」

 

「あっうん。……ふぅ、いつものアスカちゃんで良かったぁ

 

 

 

 

 

◆『あるある?』◆

 

アスカ

「小さい頃に勘違いしていたことってありますか?」

 

「勘違いかぁ。えっと、モデルハウスにはモデルさんしか住めないと思ってた。とか?」

 

アスカ

「あはっ、小さい頃の燦ちゃん可愛い」

 

「うぅ~っ、恥ずい。そっそういうアスカちゃんこそ、何か勘違いしてたことってないの!」

 

アスカ

「私ですか? うーん。特に思いつかない、かな」

 

「……コウノトリぼそっ

 

アスカ

「燦ちゃん!? はぁぅ、それはもう言わないで……」

 

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