あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(166~170)

◆『グ○コロは好きですか?』◆

 

 

                              

公式グッズで香水欲しい

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「香水かぁ。ぶっちゃけみんな欲しい?」

 

 

『欲しい』

『使わないけど買う』

『けもの臭そうだからいらない』

『トイレに置く』

『俺は下駄箱』

 

 

「消臭剤じゃないが!?」

 

 

『え?』

『???』

『芳香剤だよね』

 

 

「芳香剤でもないし!? 買ったならちゃんと使え!」

 

 

『じゃあ、等身大抱き枕に振り掛けるね』

『草』

『もはや抱き枕じゃなくて黒猫燦じゃん』

『たしか等身大抱き枕って限定品だよね』

『ガチ恋勢こわっ』

 

 

「いや、流石にそれは……う~ん」

 

 

『じゃあ、黒猫さんでするときに使うね』

『なにするんだよ!』

『ナニかな?』

『ここにはやべぇのしかいない』

『類は友を呼ぶって言うし……』

 

 

「私はヤバくないからね!」

 

 

『でも、アスカちゃんの香水があったら使う(意味深)だろ?』

 

 

「使わな、くもなくもない? いや、でも香水を使わなくても、アスカちゃんの使用済みの生まくらとかあるし……」

 

 

『草』

『使用済み生まくらってなんですの?』

『恥じらいってものを知らないのか』

『どっちやねん』

『???』立花アスカ✓

『アスカちゃん困惑してる』

 

 

「そ、そんなことより! 香水って使ったことないんだけど、みんなはどうやって使ってるの?」

 

 

『抱き枕に以下同文』

『手とかに振りかけて使うんじゃないの?』

『飲んでる』

『白米に振りかけて食べる』

『カレーの隠し味に入れる』

 

 

「え?」

 

 

『グルシャンならぬグルコロ?』

『グラ○ロみたいに言うな!』

『おいしそう』

『香水を飲むのは流石に……』立花アスカ✓

『黒猫の○水飲みたい』

 

 

「もうやだこいつら。絶対に香水だけは販売しないように頼もう」

 

 

『俺は純粋に香水が欲しかっただけなのに』

『一緒にグ○コロしよ』

『草』

 

 

 

 

 

◆『出品ちゅーしよ』◆

 

「アスカちゃん、なにしてるの?」

 

 

アスカ

「年末の大掃除に向けて、荷物整理をしながら、フリマアプリで出品するものを選んでいたところです」

 

「へぇー。因みに、どんなものを出品するつもりなの?」

 

 

アスカ

「例えば、この猫ちゃんマグカップですね」

 

 

「あ、かわいい」

 

 

アスカ

「だよね! でも、別のマグカップを貰ってからは使う機会がなくて、それなら誰かに使って貰った方がいいかなって」

 

 

「じゃあ私が使ってもいい?」

 

 

アスカ

「出品する予定でしたし、貰って頂けるなら私は構いませんよ」

 

 

「ふぅ、良かった」

 

 

アスカ

「良かった?」

 

 

「……だって、アスカちゃんが使ったマグカップってことは、次に使う人は間接キスになるってことじゃん。それは、……ちょっと、いや」

 

 

アスカ

「あっ。そう、だよね。ごめんなさい。燦ちゃんの気持ち、私、考えてなかったよね」

 

 

「ううん、そんなことないよ! これは私のわがままなんだし、アスカちゃんが謝ることないよ! だから、気にしないで」

 

 

アスカ

「……うん。ありがとう、燦ちゃん」

 

 

「そ、それにしてこのマグカップ可愛いよね! 早速、使ってみようかな」

 

 

アスカ

「ふふっ、気に入ってくれたなら嬉しいな。……あっ」

 

 

「どうしたの?」

 

 

アスカ

「えっと、その、間接キス……」

 

 

「あっ」

 

 

アスカ

「……」

 

 

「あ、洗ってるから! よく考えたら間接キスじゃないよね!」

 

 

アスカ

「そ、そうだよね!」

 

 

「でも、今日は使うの止めようかな。……アスカちゃんの目の前で使うの、流石に恥ずかしいし」

 

 

アスカ

「はあぅ。……そ、そうして頂けると、そのっ、助かります」

 

 

 

 

 

◆『黒に感謝しよう』◆

 

 

                              

感謝祭、その翌日のブラックフライデーとイベントが続きましたが、

 お二人は食事会をしたり何かをプレゼントしたりしましたか?

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「食事会はアスカちゃんとしたよ」

 

 

アスカ

「プレゼント交換は、食事会のあとにしましたね」

 

 

『裏山』

『配信で見たかった』

『何をあげたの?』

 

 

「何をあげたのかはね、……えへへ。恥ずかしいから、ひみつ」

 

 

アスカ

「そ、そう言えば、食事会の料理ですが、燦ちゃんが作るのを手伝ってくれたんですよ!」

 

 

『え!?』

『お腹大丈夫だった?』

『皿を運ぶのは料理じゃないぞ』

 

 

「ちゃんと手伝ったが!?」

 

 

アスカ

「そうですよ。野菜を洗ってくれたり、鍋の様子を見守ってくれたり、盛り付けてくれたり、あとは、えっと……」

 

 

『子供のお手伝い?』

『う~ん』

『料理してないじゃん!』

 

 

「料理したから! えっと、フライ! エビフライとフライドポテトを揚げたもん!」

 

 

『嘘乙』

『それはない』

『火事になるやろ』

 

 

アスカ

「本当ですよ。ちょっと焦げちゃったけど、上手に揚げてましたよ」

 

 

「ほらね!」

 

 

『解釈違いだぞ』

『ちょっと焦げた(真っ黒焦げ)でしょ』

『炭フライ?』

『分かった! プレゼントは焦げたフライだったんだ!』

『ブラックフライデーだけに?』

『だから恥ずかしくて言えなかったのか』

 

 

「違うが!?」

 

 

アスカ

「あはは……。確かに、プレゼントの黒いアレは恥ずかしかったかな」

 

 

「あわわっ!? しーっ! アレは自分へのご褒美用で、渡す紙袋を間違えただけなんだって!」

 

 

アスカ

「ふふっ、分かってます。でも、私に似合うと思って買ったって、アレを渡されたときは、本当に恥ずかしかったんだよ」

 

 

「もうっ! それなら私だって恥ずかしかったんだよ! 私がプレゼントの間違いに気づかないで、つけたところみたいって言ったら、アスカちゃんが黒いしt……」

 

 

アスカ

「わ~っ!!! 燦ちゃん、しーっ!」

 

 

『???』

『黒いした?』

『なにあげたん?』

『あっ察し』

『ふ~ん、どっちもえっtじゃん』

『で、夜はにゃんにゃんしたのか』

『黒いアレ助かる』

『感謝代』¥10000

『草』

 

 

 

 

 

◆『いーにぃくかな?』◆

 

「……ねぇ、アスカちゃん」

 

 

アスカ

「なんですか?」

 

 

「ん~、ちょっと太った?」

 

 

アスカ

「っ!? ソ、ソンナコトナイデスヨー」

 

 

「そうかなぁ? でも、この辺とか……」

 

 

アスカ

「ひゃっ!?」

 

 

「あと、こことかも……」

 

 

アスカ

「はぅ!? もぅ、燦ちゃん! 女の子に太ったって聞くのはデリカシーがないんだよ!」

 

「ご、ごめんなさい。でも、昔と比べて、なにか違和感というか、……う~ん、なにかが違う気がするんだよね」

 

 

アスカ

「た、確かにコロナの影響で自宅にいることが多くなってから、そのっ、体重が少し増えたけど……。でっでもでも、太ってないもん!」

 

 

「ご、ごめんってば」

 

 

アスカ

「つーん」

 

 

「拗ねた顔もかわいいけど、アスカちゃんのいつものかわいい顔が見たいな? ね、お願い?」

 

 

アスカ

「……反省してる?」

 

 

「うんうん。すごくしてる」

 

 

アスカ

「……じゃあ、ぎゅってしてくれたら、許してあげる」

 

 

「ありがとうアスカちゃん!」

 

 

アスカ

「……えへへっ」

 

 

「あっ、……そっか。分かったかも」

 

 

アスカ

「なにがですか?」

 

 

「アスカちゃんが太ったって感じた理由だよ。たぶん、これがおっきくなったからだね。ほら、前よりぽよんぽよんしてるもん」

 

 

アスカ

「ぁっ、さっ燦ちゃん!!!」

 

 

「アスカちゃんって、今、何カップだっけ?」

 

 

アスカ

「……燦ちゃん?」

 

 

「アッハイ、ゴメンナサイ」

 

 

アスカ

「……」

 

 

「あー、今日のごはんはなにかなー。た、楽しみだね」

 

 

アスカ

「……もぅ、仕方ないなぁ。三回目はないからね」

 

 

「はい、肝に銘じます」

 

 

 

 

 

◆『一回だけ、だよ』◆

 

 

                              

11月30日はいいお尻の日らしいけど

 前みたいにあるてまいいお尻選手権しないの?

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「怒られるのは嫌なのでしません」

 

 

『え、しないの!?』

『どうせ夜にこっそりやるんでしょ』

『またアスカちゃんから画像が貰えるかもよ』

 

 

「え、それはちょっと魅力的だけど……」

 

 

アスカ

「燦ちゃん? めっ、だよ」

 

 

「うぐっ、……はーい」

 

 

『尻に敷かれてるな』

『俺もアスカちゃんのお尻に敷かれたい』

『転生したらアスカちゃん家の椅子になるんだ』

『黒猫のところのリスナーはレベルが高いね』

『リスナーは配信者に似るっていうし』

 

 

「いやいや、ちょっと待ってよ!? それじゃあ私が変態みたいじゃん!」

 

 

『みたいじゃなくて変態なんだよなぁ』

『過去の自分の行いを振り返ってもろて』

『普通の人は下着の色を聞いたり言ったりしません』

 

 

「いや、私だって時と場所と相手を選んでるから!」

 

 

『え?』

『ま?』

『草』

 

 

アスカ

「え?」

 

 

「アスカちゃんまで、え、ってなに!? 推しの下着の色を知りたいって思うのは普通だよね!?」

 

 

『アウト』

『通報しました』

『普通の人に謝れ』

 

 

アスカ

「えっと、それはさておいて」

 

 

「さておかないで!?」

 

 

アスカ

「たくさんのましゅまろが来てますので、そろそろ次のましゅまろを読みますね」

 

 

 

                              

黒猫燦のおっ○いマウスパッドまだ~?

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

『まな板かな?』

『黒猫の胸はパット入り!』

『え、アレで?』

 

 

「は??? 喧嘩売ってるなら買うよ?」

 

 

『てか、どうしてこれを選んだ』

『もしかしてアスカちゃんってえっt』

『リスナーは配信者に似る。つまり黒猫はアスカちゃんに似たと。ふむふむ』

『しーっ、それ以上はいけない』

『黒猫のお尻マウスパッドがあったら買ってそう』

 

 

「お尻マウスパッドかぁ。アスカちゃん、欲しい?」

 

 

アスカ

「えっ!? そのっ、ほ、……遠慮しておきます」

 

 

「そっかぁ。お尻もいいけど、やっぱりおっ○いマウスパッドがいいよね」

 

 

『そんな話してたっけ?』

『どっちにしろアスカちゃんのなら欲しい。黒猫のはいらん』

『しっぽが邪魔そう』

『着脱式となっておりますので安心してご利用ください』

『じゃあしっぽつけたりつけなかったりするね』

『草』

 

 

「私もアスカちゃんのマウスパッド欲しいな」

 

 

アスカ

「え、それはちょっと。恥ずかしいので……」

 

 

『黒猫はアスカちゃんの生マウスパッドがあるからいらんやろ』

 

 

「あ、……ごくり。……ねぇ、今度試してみてもいい?」

 

 

アスカ

「……一回だけ、だよ」

 

 

「うんっ!」

 

 

『いいのかよ』

『てぇてぇ』

『やっぱりアスカちゃんって……』

 

 

 


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