あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

43 / 138
あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(171~175)

◆『保湿、しよ?』◆

 

アスカ

「冬は肌が乾燥して大変だよね。燦ちゃんは大丈夫ですか?」

 

 

「私も乾燥肌だけど、そこまで酷くないかな」

 

 

アスカ

「それならよかった。私は保湿クリームを塗らないと、冬は大変なんですよ」

 

 

「そうなんだ。……あ、そうだ! せっかくだし、私が保湿クリーム塗ってあげるよ」

 

 

アスカ

「ふふっ、ありがとうございます。じゃあ、お願いしようかな」

 

 

「任せて。……あれ、ハンドクリームだけ? ボディクリームはいいの?」

 

 

アスカ

「??? 手荒れ対策なので、ボディクリームは使ってませんよ」

 

 

「そう、なんだ。……残念」

 

 

アスカ

「残念?」

 

 

「な、なんでもないよ! はい、手、出して」

 

 

アスカ

「にゃんっ」

 

 

「くすっ、お手できてえらいね。ご褒美に、ぬりぬりしてあげる」

 

 

アスカ

「にゃぁ~ん」

 

 

「……アスカちゃんの手、綺麗だよね。私が守らないと」

 

 

アスカ

「あは、ありがとうございます。じゃあ、私は燦ちゃんの可愛い手を守るよ」

 

 

「アスカちゃん……」

 

 

アスカ

「燦ちゃん……」

 

 

「ねぇ。唇の保湿は、大丈夫?」

 

 

アスカ

「……うん。必要かも」

 

 

「んっ、……えへへっ。どう? 保湿、まだ足りない?」

 

 

アスカ

「……分かってるくせに、燦ちゃんはいぢわるです」

 

 

「ごめん。じゃあ、もっとほしちゅしよ?」

 

 

アスカ

「んっ。……もぅ。保湿のし過ぎも、だめなんだよ」

 

 

「えへへ、じゃあ止める?」

 

 

アスカ

「……ばかっ。…………もっと、して」

 

 

 

 

 

◆『クリぼっちは、寂しいもん』◆

 

 

                              

クリスマスの配信予定は?

 俺は今年もクリぼっち

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「クリスマスはたぶん、あるてまメンバーでなにかすると思うよ。私は聞いてないけど」

 

 

『あるてまのぼっち』

『口軽いから仕方ないね』

『草』

 

 

「アスカちゃんは?」

 

 

アスカ

「私はどうしようかな。一応、予定は空けてますが」

 

 

「じゃあ、一緒にコラボする?」

 

 

アスカ

「……いえ、燦ちゃんも当日は忙しいでしょうし、コラボは別の機会にしましょう」

 

 

「そっか。……そうだよね」

 

 

『声がしょんぼりしてる』

『俺もコラボなくてしょんぼりしてる』

『クリスマスコラボ楽しみにしてたのに残念』

 

 

アスカ

「コラボはできないけど、よかったら一緒にクリスマスパーティしませんか?」

 

 

「するっ!!! あっ、でも配信があるから待たせちゃうかも……」

 

 

アスカ

「大丈夫です。待つのは慣れてますから。だから、燦ちゃんは私のことは気にせず、お勤め頑張ってください」

 

 

「……うん、分かった。けど、なるべく早く終わらせて帰るね。クリスマスは、大切な人と過ごしたいもん」

 

 

アスカ

「……私も。本当は、クリスマスは大好きな人と一緒に居たいよ。……だから、早く、帰って来てね」

 

 

「もちろんだよ。アスカちゃんを、絶対に一人にはしないから。安心して待ってて」

 

 

アスカ

「うんっ! ありがとう、燦ちゃん」

 

 

『アスカちゃんに会いに配信の途中で抜け出しそう』

『配信から逃げるな』

『帰るって言ってるのてぇてぇくない?』

『旦那の帰りを待つ新妻かな?』

『黒猫が帰って来るの待つ配信しよ』

『黒猫がいない間は代わりに俺らが傍にいるからね』

『黒猫、見ってる~?』

『N○Rは○けないからやめてくれ』

 

 

「……どうしよう、私の方が不安になってきたんだけど。……配信休もうかな」

 

 

『休まないでもろて』

『今それ言ったから仮病使えなくなったぞ』

『クリスマスの配信中、ずっとそわそわしてそう』

『トイレ行ったふりして脱走しよ』

『残念だけど、マネージャーさんからは逃げられないぞ』

『えっと、なんかごめん』

 

 

 

 

 

◆『お手伝い燦は家事ができない』◆

 

 

                              

黒猫みたいに家事を全くしない相手と結婚できる?

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「私は家事しないんじゃなくて、できないだけだが!?」

 

 

アスカ

「あはは……」

 

 

『大声で言うことじゃないぞ』

『五十歩百歩やで』

『家事を増やすタイプよりはマシかな』

 

 

「そうそう。だから、家事は結婚相手に任せちゃうので、家事ができる人じゃないと結婚できないかも。アスカちゃんはどう?」

 

 

アスカ

「私が家事をするので、家事をしない人でも結婚自体は問題ないかな。とはいえ、その欠点を補うような素敵な人じゃないと、結婚したいと思わないかもしれませんが」

 

 

『よかったな黒猫』

『結婚おめでとう』

『式はいつですか?』

『ご祝儀です』¥10000

『いや、欠点を補えてないだろ』

『つまり、黒猫は結婚相手の候補じゃないと』

 

 

「は? アスカちゃん、私となら結婚できるよね。ね?」

 

 

アスカ

「うん、もちろんだよ! 私が家事をするし、燦ちゃんのお世話もちゃんとするから。だから、燦ちゃんはなにもしなくていいからね」

 

 

『だめ男に騙されそう』

『黒猫はペットじゃないぞ』

『ひもwww』

 

 

「さ、流石にそれはアスカちゃんに悪いから、少しくらいは私も家事手伝うね」

 

 

アスカ

「そうですか? なら、花嫁修行しないとね。一緒に頑張ろう?」

 

 

「お、おー」

 

 

『立派な花嫁になって可愛いお嫁さんをもらうんだぞ』

『まずはトイレットペーパーを取り換えるところから始めよう』

『いやいや、脱いだ靴下を洗濯カゴに入れるところからだろ』

『テレビのリモコンを元の位置に戻すことから覚えないと』

『いっそ家事じゃなくて、肩たたきとかでいいんじゃね?』

 

 

「それくらいできるが!? てか、最後の方は子供のお手伝いじゃん!」

 

 

アスカ

「ふふっ、私はどちらでも助かりますよ。だけど、お手伝いなら、ご褒美かお駄賃を用意しておかないといけませんね」

 

 

「もー! だから、子供じゃないってば!?」

 

 

『よしよし』

『(胸元を見ながら)子供じゃん』

『やっぱり子供に家事は早いし、お手伝いから頑張ってもらおう』

 

 

 

 

 

◆『キムチしよ?』◆

 

「冬はチョコレートがおいしい季節だよね」

 

 

アスカ

「ふふっ、そうですね。でも、同じことを秋にも話してなかったっけ?」

 

 

「だ、だって、秋に食べるチョコレートもおいしいんだもん」

 

 

アスカ

「あは、燦ちゃんは本当にチョコレートが好きだよね。……ちょっと妬いちゃうな」

 

 

「あ、焼きチョコレ-トもおいしいよね! 私も好きだよ」

 

 

アスカ

「……そうじゃなくて」

 

 

「そうじゃないって、どういうこと?」

 

 

アスカ

「私が好きなのは、……もぅ、いいもん」

 

 

「あっ、なるほど。アスカちゃんはソ○派じゃなくてモ○派なんだね」

 

 

アスカ

「……ん?」

 

 

「たしかに、冬に食べるアイスっていいよね。でも、なんで急にアイスの話になったの?」

 

 

アスカ

「……好きなんです。付き合ってくれませんか?」

 

 

「??? いいよ。どこに買い物行くの?」

 

 

アスカ

「燦ちゃんと、きっ、キムチ、したいな?」

 

 

「キムチ? アイスも買うなら、行き先はスーパーにしよっか」

 

 

アスカ

「……燦ちゃんのばかっ。鈍感系主人公」

 

 

「えぇ!? なんかすごく不名誉な呼び方されてるんだけど!? えっえっ、私、なにかしちゃった?」

 

 

 

 

 

◆『肉まん売り切れちゅう?』◆

 

「うぅー」

 

 

アスカ

「あれ、おかえりなさい燦ちゃん。手ぶらだけど、コンビニに行くって言ってなかったっけ?」

 

 

「それがさ、聞いてよアスカちゃん。コンビニに行ったはいいけど、お目当ての肉まんが売り切れてたの」

 

 

アスカ

「それは残念でしたね。でも、あんまんとかピザまんとか、他のじゃだめだったの?」

 

 

「どうしても、コンビニの肉まんが食べたい気分だったんだもん。うぅ~っ、肉まん食べた~い」

 

 

アスカ

「う~ん、どうにか力になってあげたいけど、コンビニの肉まんは用意できないし。……あ、そうだ! 燦ちゃん、こっち見てください」

 

 

「ん、なぁに?」

 

 

アスカ

「あ、アスカーマートの、にっ、肉まん。だよ」

 

 

「……」

 

 

アスカ

「はぁぅ。な、なにか反応してくれないと、そのっ、……恥ずか死んじゃうよぉ」

 

 

「ほっぺにOKサインで肉まんって……」

 

 

アスカ

「かっ、代わりにならないかなって思って! ででででも、やっぱりだめだったよね!」

 

 

「ううん、かわい過ぎかよっ! ねぇ、もう一回見せて!」

 

 

アスカ

「うぅ~、これが最後だからね。……に、肉まん」

 

 

「あざといポーズで、照れてるアスカちゃんかわいいなぁ。……あ、でも、代わりってことは、私が食べてもいいんだよね? その肉まん」

 

 

アスカ

「えっ!? そのっ、……優しく、食べてね」

 

 

「うん! じゃあ、いただきます。はむっ。……えへへ、柔らかくておいしいよ」

 

 

アスカ

「もぅ。……おかわりも、あるからね」

 

 

「うんっ!」

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。