あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(181~185)

◆『私の欲しいもの』◆

 

「う~ん、福袋用のプレゼントどうしよう」

 

 

アスカ

「参考になるかは分かりませんが、自分が欲しいものを選んでみるのはどうかな?」

 

 

「私の欲しいものかぁ。そろそろ新しいマフラーに買い換えたいって思ってたけど。それ以外だと、……じーっ」

 

 

アスカ

「えっと、私の顔になにかついてますか?」

 

 

「ううん。ただ、アスカちゃんが欲しいな、って思っただけだよ」

 

 

アスカ

「えっ!?」

 

 

「……あははっ、なんてね。昨日のお返しだよ。どう、ドキッとした?」

 

 

アスカ

「むぅ~。あれはわざとじゃないのに、……燦ちゃんのいぢわる。もう知らないもん」

 

 

「あ、アスカちゃん!? そそそ、そんなつもりじゃ……」

 

 

アスカ

「つーん」

 

 

「うぅ、ごめんなさい。どうすれば許してくれる?」

 

 

アスカ

「……それなら、私が今一番欲しいものをくれたら、許してあげる」

 

 

「え、アスカちゃんが今一番欲しいもの? う~ん、ん~、ごめん分からないかも」

 

 

アスカ

「もぅ、じゃあヒント出すね。はい、ん~っ」

 

 

「えっえっ!? こっ、心の準備が、そのっ、ん、……ん~っ」

 

 

アスカ

「……んっ、えへへっ。これで仲直りだね。燦ちゃん、大好きだよ」

 

 

「はぅ~っ?!」

 

 

 

 

 

◆『要らないよね?』◆

 

「ふふっ。……あははっ」

 

 

アスカ

「燦ちゃん、部屋のお片づけは終わりましたか?」

 

 

「あっ、これは違うの! ちょっと休憩してただけで、今、再開しようと思ってたところだから!」

 

 

アスカ

「もぅ、大掃除するから手伝って、って言ったのは燦ちゃんでしょ。懐かしいマンガを見つけて、読みたくなる気持ちは分かるけど。このままだと、年末になっても大掃除が終わらないよ」

 

 

「う、ごめんなさい」

 

 

アスカ

「ちゃんと反省してるみたいだし、私もお手伝いするから一緒に頑張ろう。ね?」

 

 

「ありがとう、アスカちゃん! 片付け頑張るよ!」

 

 

アスカ

「ふふっ、どう致しまして。それでは、こちらに置いてある本を纏めておきますね」

 

 

「うん、おねが、あっ!? それはちょっと待って!」

 

 

アスカ

「……ゆいくろ、合同」

 

 

「あっあっ」

 

 

アスカ

「成人指定……」

 

 

「えっと、そ、それは、そう友達! 友達が貸してくれたものだから! いや~、押しの強い友達でね。断ったんだけど、どうしても貰ってくれって言うから仕方なく……」

 

 

アスカ

「じゃあ、要らない本だよね?」

 

 

「え、あっでも捨てるのは友達に悪いし、急に返してって言うかもしれないから……」

 

 

アスカ

「あは、要らないよね?」

 

 

「アッハイ」

 

 

 

 

 

◆『いちゃもんつけていこう』◆

 

 

                              

最近、困っていることがあります

お二人は困っていることはありますか?

私は困っていることがあります

それはなんで困っているかを忘れてしまうことです

えっと、アレですアレ

そう、物忘れ

あれ、そう言えばなんの話をしてたんだっけ

あ、そうそう。お二人は困っていることはありますか?

私は困っていることがあります

――

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「って、長いよ!?」

 

 

アスカ

「えっと、このあとも同じような文章が続いているので割愛させて頂きます。それにしても、このましゅまろを送った方は大丈夫でしょうか?」

 

 

「物忘れのレベル超えてない? 一回、病院で調べてもらった方がいいって。絶対」

 

 

『ループしてて草』

『レシートかな?』

『これはくそまろ』

『正論で返すな』

『まともなアドバイスは悩み相談のときにしてもろて』

 

 

アスカ

「燦ちゃんは、なにか困っていることってありますか?」

 

 

「私は、う~ん、肩こりかなあぁ」

 

 

アスカ

「肩こり、ですか?」

 

 

「うん。ほら、私ってどことは言わないけど、ばいんばいんじゃん。だから、肩がこって大変なんだよね」

 

 

『???』

『どことは言えないの間違いだろ』

『胸のまな板が重たくて肩がこるって?』

『ごめん、ちょっとなに言ってるのか聴こえなかった』

『黒猫こそ頭を診て貰った方がいいんじゃね?』

 

 

アスカ

「あはは……、燦ちゃんの冗談はさておき」

 

 

「冗談じゃないんだけど!?」

 

 

アスカ

「私が困っているのは、燦ちゃんとお出掛けしたときに、燦ちゃんがナンパされることかな」

 

 

『黒猫がナンパ?』

『まだ耳がおかしいみたい』

『黒猫が女の子をナンパして困ってるってことじゃね?』

『てか、それって黒猫じゃなくてアスカちゃんがナンパされてる気が……』

『たしかに』

『俺ならちんちくりんじゃなくて隣の美少女選ぶわ』

 

 

「ちんちくりんじゃないが!? 最強かわいい美少女Vtuberの黒猫燦にゃ、きゃぴっ!」

 

 

『二度とやらないで』

『鳥肌たった』

『か、かわっ、オェ』

『一瞬幻聴が聴こえた』

『低評価2回押しました』

 

 

アスカ

「きゃーきゃー。あぁもう、燦ちゃんかわいい!」

 

 

「うぅ~っ、やらなきゃよかった。恥ずっ」

 

 

アスカ

「こんなに可愛いんだもん! ナンパされても仕方ないとは思いますが、どうすれば燦ちゃんを守れると思いますか? なにかいいアイディアがあれば、ぜひ教えてください!」

 

 

『手、繋いで歩けば?』

『百合の間に挟まろうとする男は万死に値する』

『百合は遠くから愛でるもの』

『それでも、空気読めない男は寄って来るぞ』

『なら、所有物アピールしてけ』

 

 

アスカ

「所有物アピールって、どうすればいいのかな?」

 

 

「首輪とか、あとは……淫紋?」

 

 

『首輪はともかく淫紋は草』

『ホントにJKですか?』

『やっぱり頭の病院いこう』

『18禁ゲームのしすぎ』

『発想がおっさんなんだよなぁ』

 

 

アスカ

「燦ちゃん、いんもんってなんですか?」

 

 

「え、えっとそれは……。その、私のものって周囲に見せつけるための、マークみたいな?」

 

 

アスカ

「なるほど」

 

 

『なるほど?』

『間違ってはない』

『アスカちゃんが黒猫に淫紋を刻むって?』

『ガタッ!?』

『アスカちゃんはサキュバスだった?』

 

 

アスカ

「ん~、あっそうだ。燦ちゃん、ちょっとじっとしててね」

 

 

「あ、アスカちゃん? んっ、くすぐったいよ。首は、だめだって……」

 

 

アスカ

「んん~っ。……燦ちゃんにいんもんをつけようと思ったのに、えへへっ、意外と難しいんだね。ごめんね、力になれなくて」

 

 

「えっと、それは別にいいんだけど、それよりも今のはどう考えても淫紋じゃなくて……」

 

 

アスカ

「???」

 

 

『キスマークやん』

『それはそれであり』

『ゆいままに見せつけようぜ!』

『やめてもろて』

『修羅場かな?』

 

 

 

 

 

◆『黒猫危機一髪』◆

 

『こんばんny、あれ?』

『この時間に配信するって告知あったっけ?』

『枠間違ってない?』

『ゲリラ助かる』

『あれ、もう始まってる?』

『てか、画面真っ暗じゃん』

『ぽん』

『今北』

『クリック音だけ聞こえるの草』

 

 

「はぁ~。なにか、いいのないかなー」

 

 

『?!』

『いつもより声低い?』

『プライベート音声流出かな』

『配信してるの気づいてない説』

『なにしてるのかな?』

『私、気になります!』

 

 

「ふぁ~あ。……や~めた。明日がんばればいいよね。パジャマに着替えちゃお」

 

 

『っ!?』

『配信事故』

『やばい、すごくドキドキする』

『くくく黒猫のききき着替えなんてききき興味ないし(震え声』

『録音の準備はできてるぞ!』

 

 

「あ、電話。もしもし、急にどうし、……え、配信? してないけど、……うぇ!?」

 

 

『アスカちゃんからの電話かな?』

『気づいたっぽい』

『身バレに繋がることがなくてよかった』

『中の人なんていなかった。いいね?』

『アッハイ』

『ちっ、もう少しだったのに』

『アスカちゃんナイス! なんだけど、もうちょっと待って欲しかったよ(血涙)!!!』

『これは怒られ案件だな』

 

 

「えっえっ、嘘。なんで。配信開始ボタン押してないのに、なんで配信されてるのさ!」

 

 

『わざとじゃないなら不具合かもね』

『ハッカーの仕業だったりして』

『ミャーチューブくんさぁ』

『黒猫のプライベートなんて覗き見してもおもしろくないだろ』

『ミャーチューブくんがストーカーだった件』

『もー、ハッカーさんの叡智!』

『そう言えば、配信切り忘れは聞いたことあるけど、勝手に配信されてたは初めて聞いたかも』

『伝説的な配信になったね』

 

 

「嬉しくないんだが!? とにかくっ、よく分からないけど配信終わるからね! お騒がせしました。誤配信だったけど、集まってくれてありがと! ばいにゃー!」

 

 

『ばいにゃー』

『原因究明がんばれ』

『アーカイブは流石に残らないよね』

『歴史的瞬間を目の当たりにしちまったぜ』

『おつ。ちゃんと怒られろよ』

 

 

 

 

 

◆『FA?』◆

 

アスカ

「クイズあるオネアですが、みなさんの協力もあって、なんとか最終問題まで到達できましたね」

 

 

『あるてま箱推しだけどほとんど分からなかった』

『難問だらけだったね』

『でも、ここまで来れたのはすごい』

 

 

アスカ

「ありがとうございます。それでは最終問題も頑張りましょう!」

 

 

 

問題

黒猫燦がチャンネル登録10万人記念配信で穿いていたパンツはどれ?

A:黒の際どいやつ                 B:白のスケスケ                  

C:青と白のしましま                D:いちごぱんつ                  

 

 

 

アスカ

「……」

 

 

『草』

『大丈夫だ、アスカちゃんなら覚えてるはず』

『やばい分からん。どれだっけ?』

『ゆいままのインパクトが強すぎて覚えてない』

『ゆいままは白』

 

 

アスカ

「あはは、下着の色は流石に覚えてないかな。う~ん、どうしよっか」

 

 

『50:50は使っちゃったし』

『オーディエンスの俺らも分からんぞ』

『黒猫ガチ恋勢いないの?』

『目の前にいるぞ』

『テレフォンしようぜ』

 

 

アスカ

「そうですね、テレフォンしましょうか。……でも、誰に電話したらいいのかな?」

 

 

『ゆいまま』

『↑そのやり取り見てみたいけど!』

『黒猫の胃が死ぬから止めてもろて』

『仲の良いVで知ってそうなのいなくね?』

『たしかに』

『いっそ本人に聞いたら?』

 

 

アスカ

「えっ、さ、燦ちゃんにですか!? たしかに、本人なら答えられると思いますが。その、燦ちゃんにどんな下着を穿いていたのか聞くのは……、はっ、はしたなくないかな?」

 

 

『がんばれ(はしたなくないとは言ってない)』

『いつもと逆だね』

『黒猫は普段からはしたないってことになるけど』

『間違ってないじゃん』

『存在自体がはしたないし』

 

 

アスカ

「と、取り敢えず、燦ちゃんにテレフォンしてみますね」

 

 

『はい、もしもし』

 

 

アスカ

「もしもし、燦ちゃん。急にごめんね。いま、お時間大丈夫ですか?」

 

 

『うん、大丈夫だよ。事前に、配信中に電話するかもって連絡あったし、今は宿題してたところだったから』

 

 

アスカ

「ごめんね、なるべく早く終わらせますね。えっと、実は配信でクイズをしてまして……」

 

 

『あー、クイズあるオネアやってたんだ。私も配信でやったことあるけど、難しいよね』

 

 

アスカ

「はい。それで燦ちゃんにクイズの答えを教えて欲しくて、テレフォンしちゃいました」

 

 

『そうだったんだ。力になれるかは分からないけど、なんでも聞いてよ』

 

 

アスカ

「ありがとうございます。それでクイズの問題が、えっと、燦ちゃんのことについてなんですが、その……」

 

 

『もしかして聞きづらいことなの?』

 

 

アスカ

「は、はい。燦ちゃんの、そのっ、下着について知りたくて……」

 

 

『え、下着? えっと、いま穿いてるのは布面積の少ない黒いやつだけど……』

 

 

『報告助かる』

『黒とかえ○ちじゃん』

『お前が今穿いてる下着の問題が出る訳ないだろwww』

『アスカちゃんの配信でなに言ってるんだ』

『TPOって知ってる?』

 

 

アスカ

「えっと、そうではなくて、チャンネル登録10万人記念配信で穿いていた下着なんですが、……覚えてますか?」

 

 

『う~ん、なに穿いてたっけ? ごめん、思い出せないかも』

 

 

アスカ

「そう、だよね。こっちこそ急に変なこと聞いてごめんね。宿題、頑張ってください。それでは失礼します」

 

 

『ううん、全然大丈夫だよ。またね』

 

 

アスカ

「はい、またあとで連絡するね。……ふぅ、結局答えは分からずじまいでしたね」

 

 

『役に立たない猫だな』

『宿題ちゃんとやれよー』

『ばいにゃー』

『今穿いてるのは布面積の少ない黒ってことは分かったけどね』

『そう言えば、黒猫燦の穿いてた下着をメモしてる人いなかったっけ?』

 

 

アスカ

「そうなんですか?」

 

 

『あぁっ、いたいた!』

『自称、黒猫ガチ変態勢の人か』

『たしか、それをもとにファンアートも描いてたよね。センシティブな方だけど』

『あった、黒猫燦のおぱんちゅこれくしょん』

『あっ、ねこぱんこれの人』

『変態に技術を与えた結果があれだよ』

『いつもお世話になってます』

 

 

アスカ

「これは、あぅ。うぅ~っ、でっでも、クイズに正解するためだもんね……」

 

 

『鼻息荒くなってない?』

『そうそう、クイズのためだよ』

『やめてぇ!? はずっ、これ恥ずいって!?』黒猫燦✓

『黒猫もよう見とる』

『本人が恥ずかしがってて草』

 

 

アスカ

「あ、燦ちゃん。でも、止めたら答え分からないよ?」

 

 

『C! いま、思い出した! 正解はCの青と白のしましまだから! だから、それ以上は勘弁してつかぁさい!!!』黒猫燦✓

『流石に黒猫さんも必死だね』

『自分で言うのは大丈夫で、叡智なファンアートを見られるのは恥ずかしいの?』

『ふむっ、今日は布面積の少ない黒だったか……、メモメモ』黒猫ガチ変態勢

『噂をすればご本人登場!?』

『私が恥ずかしい思いしてるのお前のせいだからな! あと、いつもお世話になってます!』黒猫燦✓

『本人御用達は草』

 

 

アスカ

「えっと、取り合えず、クイズの正解はCということで、ファイナルアンサー?」

 

 

『FA』

『FA』黒猫燦✓

『FA』黒猫ガチ変態勢

 

 

 

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