あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(216~220)

◆『バグを制する者はゲームを制す』◆

 

「こんばんにゃー。今日はクソゲーごほんごほんっ! バグが多いことで有名な、えっと、名前なんだっけ? とにかく、クリア耐久をします」

 

 

『誤魔化せてないぞ』

『切り抜きポイント』

『タイトルくらいちゃんと言え』

『まぁクソゲーオブクソゲーで通じるから間違ってはいないけど』

『このゲームは止めとけ』

 

 

「よし、じゃあ始めようか。スタートっと。……あれ?」

 

 

『きちゃ』

『初手エラー』

『だよね』

 

 

「あっあっ、ちょっと待って。すぐにやり直すから! えっと、……はい。改めてスタート! ……は? 始まらないんだが???」

 

 

『草』

『ニューゲームを押すと三回に一回はエラーが発生するゲームです』

『いや、そのバグは直せよ』

『がんばえー』

『いつ終われるかな?』

 

 

「……ふぅ。なんとか終盤まで進めたけど、思ってたよりストーリーは面白いよね。ゲーム性も、バグがなければ問題ないレベルだし」

 

 

『たしかに』

『ポーションでダメージは笑った』

『まさかポーションで溺死するとは思わないだろ』

『あれはバグというか設定ミス』

『消えたアスカ』

『終盤に仲間消失バグはアカン』

 

 

「さてと。ここがラスボスのダンジョンらしいけど。……うん、鍵閉まってる。これってどうやって入るの?」

 

 

『鍵が必要』

『鍵がないと入れないよ』

『そうそう』

 

「あれ、もしかして取り忘れてた? ごめん、どこにあるか教えてくれる?」

 

 

『どこにもない』

『データ上はあるけど入手イベントがない』

『諦めてもろて』

 

 

「は? ……いやいや、エンディングまでいけないとか、そんなのクソゲーじゃん!」

 

 

『いや、だからクソゲーなんだって』

『クソゲーたる所以』

『だから止めとけって言ったじゃん』

 

 

「あっ、衝撃のラストに誰もが愕然となるって、こういう……」

 

 

『で、クリア耐久どうするの?』

『そりゃ続行だろ』

『修正が入るまで終われないwww』

『あの、調べてみたら、このゲームの会社倒産してるって……』立花アスカ✓

『せやで』

 

 

「……あれれぇー、おかしいぞ~。なんか分からないけど、バグでゲームができなくなっちゃったー。クリア耐久しないといけないのに、バグなら仕方ないよね。いやー、残念だな~」

 

 

『せやかて黒猫』

『頭脳も胸も子供』

『仔猫燦ちゃんかわいい』立花アスカ✓

『てか、勝手にバグ増やすな』

『てっきりバグを使ってクリアすると思ってた』

『実はとあるバグを使えばクリアできるという』

『バグに愛された良ゲーだから最後までプレイして欲しい』

 

 

「……仕方ないなぁ。そこまで言うなら、ちゃんとやり方教えてよ」

 

 

『やったね!』

『任せろ』

『まずタイトル画面に戻ります』

 

 

「うんうん、それで?」

 

 

『ニューゲームを押します』

『ある行動をしてから王様に話しかけるとラスボスとの戦闘になる』

『あとはバグ技で倒せばEDだよ』

 

 

「って、私のこれまでの旅はなんだったのさ!?」

 

 

『す、ストーリーは見れたし』

『実は仲間なんていらなかった』

『仲間がいるとバグ技使えないとか、ぼっち最強じゃん』

『旅の思い出はちゃんと残ってるから……』

『あはは……。クリアおめでとうでいいのかな?』立花アスカ✓

『何はともあれ、ナイスクリア! 耐久にならなくて良かったね』

 

 

 

 

 

◆『おもちアレンジ』◆

 

 

                              

おもちばっかりで飽きてたけど

黒猫を見てたら恋しくなって気づいたらまた食べてた

おもちサイコー!

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「は?」

 

 

『やっぱりおもちだよね』

『ぺったんぺったん』

『おもちネタ多くね?』

 

 

アスカ

「あ、あはは……。えっと、お正月用に買ったおもちが、食べきれなくて残ってる人が多いのかな?」

 

 

「おもちって食べれそうで、意外と食べれないからね。無理して食べると、あとでお腹が苦しくなるし」

 

 

アスカ

「そうですね」

 

 

「でも、流石に毎日食べてたら飽きちゃうよね。なにかいいアレンジないかな?」

 

 

『バターしょうゆで焼いてのりを巻いたらおいしいよ』

『きな粉こそ至高』

『あんこにバターがおすすめ』

『そんなときにはこれ。明太マヨ』

『電気もガスも止まってるから生食してる』

 

 

「へぇ、いろいろな食べ方あるんだね。でも、あくまで味付けを変えてるだけだから、結局は飽きちゃいそう」

 

 

アスカ

「それなら、お好み焼きの生地にチーズと一緒に混ぜたり、あとは炊き込みご飯を作る際に一緒に入れたりすると、おこわ風になってオススメですよ」

 

 

「それならおもちに飽きても食べれそう! アスカちゃん、ナイスだよ!」

 

 

『ナイスゥ!』

『黒猫と違って女子力高い』

『見習ってもろて』

『発想が俺らと同レベルだもんな』

『食べる専門だもんね』

『おもち焼ける?』

 

 

「は? ちゃんとおもち焼けるが!?」

 

 

『え?』

『嘘はよくない』

『焼けるのはやきもちだけだろ』

 

 

「むぅ~っ、ちゃんと焼けるのに……」

 

 

アスカ

「ふふっ。じゃあ、今度は燦ちゃんに、やきもちを焼いてもらおうかな?」

 

 

「もー、アスカちゃんまで!」

 

 

『黒猫の膨れたほっぺをつんつんしたい』

『このおもちならいくらでも食べれる』

『てぇてぇ』

『アレンジ助かる』

『上手に焼けてよかったね』

 

 

 

 

 

◆『呼びまつがい』◆

 

「ふぁ~っ」

 

 

アスカ

「ふふっ、大きなあくびだね。そろそろおねむなのかな?」

 

 

「うん。ちょっと眠たいかも」

 

 

『あくび助かる』

『あくびはかわいいね』

『顔洗う?』

 

 

アスカ

「ごめんね、遅くまで付き合わせちゃって」

 

 

「だいじょ~ぶ。ふぁあ。……でも、そろそろ落ちるね」

 

 

アスカ

「今日はありがとうございました。おやすみ、燦ちゃん」

 

 

「ふぁ~い。おやすみ結。みんなもばいにゃー」

 

 

『おやすみ~』

『ばいにゃー』

『ん?』

『誰よその女!』

『最後の最後にやっちゃったな』

 

 

アスカ

「……さて、燦ちゃんが抜けちゃったけど、このまま作業配信を続けますね」

 

 

『セーフ?』

『大人の対応』

『あとで修羅場るぞ』

 

 

アスカ

「……これは独り言ですが、名前を呼び間違えるのは、よくあることだと思うんですよ。でも、好きな人に、別の女性の名前で呼ばれるのって、すごく複雑な心境といいますか。その、……ね?」

 

 

『だよね』

『黒猫サイテー』

『ごごごごめんねアスカちゃん!? さっきのは寝ぼけてて、悪気はなかったの!』黒猫燦✓

『黒猫おるやんけ』

『浮気男の言い訳みたい。見苦しいぞ』

 

 

アスカ

「べつに、気にしてはいませんよー」

 

 

『気にしては、いない(傷ついてないとは言ってない)』

『アス猫解散か?』

『眠気吹き飛んだなら直接謝りに行けば?』

『謝罪会見しよう』

『菓子折り代』\10,000

 

 

アスカ

「……ふふっ。本当に気にしてないので、今日はゆっくり休んでくださいね。燦ちゃんの気持ちは、ちゃんと分かってるから。だから、ね?」

 

 

『天使や』

『俺なら浮気を疑うぞ』

『てか、疑うまでもなく浮気してるんだよなぁ』

『これが惚れた弱みってやつか』

『うん、分かった! おやすみアスカちゃん。大好きだよ、ちゅっ』黒猫燦✓

 

 

アスカ

「あは、はいおやすみなさい。……ん~っ、よしっ。残りの作業も頑張ろう!」

 

 

 

 

 

◆『こいのおまじない』◆

 

 

                              

こいのおまじない

1、目を閉じて好きな人を思い浮かべる

2、好きな人の苗字で自己紹介する  

3、好きなところを三つ言う     

                 続く

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「おまじないかぁ。……べ、べつに信じてないけど、折角、ましゅまろで送ってくれたんだし。ちょっとだけ、試してみようかな?」

 

 

『素直にやりたいって言えよ』

『先っちょだけならいいんじゃね』

『恋のおまじないに興味津々って女の子みたい』

 

 

「みたいじゃなくて、正真正銘、女の子なんだが!? もぅ、ほら、おまじないするよ。えっと、目を閉じて好きな人を思い浮かべる」

 

 

『俺もやろうかな』

『黒猫を思い浮かべればいいのか』

『推し五人の顔を思い浮かべても大丈夫かな』

『草』

『欲張りセットwww』

 

 

「で、次は好きな人の苗字で自己紹介か。はいこんにちは。あるてま所属のVtuber、立花燦です!」

 

 

『自己紹介できてえらい!』

『婿入りしたの?』

『こんばんにゃー。Vtuberの黒猫アスカにゃ』立花アスカ✓

『アスカもよう見とる』

『おまじないいらないよね』

 

 

「えへへ、相思相愛じゃん。でも、もっと仲良くなれるかもしれないし、おまじないは最後まで続けるよ。それで次は、好きなところを三つ言うだっけ。優しいところ、顔、あとは胸!」

 

 

『女癖の悪さ』

『ぽんこつさ』

『控えめなお胸』

 

 

「それ好きなところじゃないよね!? ただの悪口じゃん!」

 

 

『いや、お前も人のこと言えないやろ』

『顔はいいとしても、胸ってwww』

『結局、身体目当てかよ』

『ふ~ん、淫猫じゃん』

『サイテー』

 

 

「い、今のは急で、思いつかなかっただけだし。……と、とにかく続きがあるみたいだから、そっちを読もうよ」

 

 

 

 

                              

こいのおまじない2

4、最後に目を開けます

※順番通りにできなかった場合は呪われるので注意

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「……」

 

 

『……』

『……』立花アスカ✓

 

 

「……って、だめじゃん!?」

 

 

『草』

『悪意しかないくそまろ』

『呪い系の話でこんなのなかったっけ?』

『呪い(まじない)、呪い(のろい)だし』

『てか、呪われるってなんだよw』

『そんなオカルトありえません』

 

 

「どどどっどうしよう!? もしかして、私、呪われた!?!? ムリムリムリ、貞○は無理だって!」

 

 

『○子ってwww 懐かしいな、おい』

『お前の好きな女の子やぞ。喜べよ』

『よ、よかったね』

『黒猫の家に、○子が、来るぅぅぅう?』

『故意のお呪いまろだったか』

『大丈夫です。テレビもスマホもPCもない安全な部屋で、燦ちゃんのことを私が一生面倒見ます!』立花アスカ✓

 

 

「アスカちゃん……しゅきっ! 結婚しよう!!!」

 

 

『はいっ!』立花アスカ✓

『おめでとう、なのか?』

『もしかして、監きn』

『察しのいいリスナーは嫌いだよ』

『黒猫、超逃げて―!』

『実は呪われるは誤字で祝われるが正解だった説』

『あれ、意味が分かると怖い話してたんだっけ?』

『何はともあれ、めでてぇてぇなぁ(お目目ぐるぐる)』

 

 

 

 

 

◆『いい口、わるい口』◆

 

「じぃーっ」

 

 

アスカ

「えっと、先ほどからずっと見詰めていますが、口元になにか付いてますか?」

 

 

「かわいいお口がついてるね」

 

 

アスカ

「も、もぅ。嬉しいけど、そうじゃなくて……」

 

 

「あははっ、ごめんね。えっと、今日はいい口の日なんだって。だから、アスカちゃんのお口を見てたの」

 

 

アスカ

「ふふっ、なにそれ。私の口を見詰めても、なにも出ませんよ」

 

 

「えぇ~、ホントに? なにも出ないの?」

 

 

アスカ

「もー、……んっ。ほっほらね、なにも出なかったでしょ?」

 

 

「えへへ。でも、アスカちゃんの顔から火が出たよ」

 

 

アスカ

「燦ちゃ~ん? そんなわるいお口には、チャックしちゃうからね?」

 

 

「それってつまり、キスして黙らせる的な?」

 

 

アスカ

「あぅ!? も、もぅ。……ばかっ。………………んっ」

 

 

 

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