あるてまれアスカちゃん劇場´ 作:立花アスカの偽猫
明日(6月13日)も更新するかも?
◆『バグを制する者はゲームを制す』◆
燦
「こんばんにゃー。今日はクソゲーごほんごほんっ! バグが多いことで有名な、えっと、名前なんだっけ? とにかく、クリア耐久をします」
『誤魔化せてないぞ』
『切り抜きポイント』
『タイトルくらいちゃんと言え』
『まぁクソゲーオブクソゲーで通じるから間違ってはいないけど』
『このゲームは止めとけ』
燦
「よし、じゃあ始めようか。スタートっと。……あれ?」
『きちゃ』
『初手エラー』
『だよね』
燦
「あっあっ、ちょっと待って。すぐにやり直すから! えっと、……はい。改めてスタート! ……は? 始まらないんだが???」
『草』
『ニューゲームを押すと三回に一回はエラーが発生するゲームです』
『いや、そのバグは直せよ』
『がんばえー』
『いつ終われるかな?』
燦
「……ふぅ。なんとか終盤まで進めたけど、思ってたよりストーリーは面白いよね。ゲーム性も、バグがなければ問題ないレベルだし」
『たしかに』
『ポーションでダメージは笑った』
『まさかポーションで溺死するとは思わないだろ』
『あれはバグというか設定ミス』
『消えたアスカ』
『終盤に仲間消失バグはアカン』
燦
「さてと。ここがラスボスのダンジョンらしいけど。……うん、鍵閉まってる。これってどうやって入るの?」
『鍵が必要』
『鍵がないと入れないよ』
『そうそう』
燦
「あれ、もしかして取り忘れてた? ごめん、どこにあるか教えてくれる?」
『どこにもない』
『データ上はあるけど入手イベントがない』
『諦めてもろて』
燦
「は? ……いやいや、エンディングまでいけないとか、そんなのクソゲーじゃん!」
『いや、だからクソゲーなんだって』
『クソゲーたる所以』
『だから止めとけって言ったじゃん』
燦
「あっ、衝撃のラストに誰もが愕然となるって、こういう……」
『で、クリア耐久どうするの?』
『そりゃ続行だろ』
『修正が入るまで終われないwww』
『あの、調べてみたら、このゲームの会社倒産してるって……』立花アスカ✓
『せやで』
燦
「……あれれぇー、おかしいぞ~。なんか分からないけど、バグでゲームができなくなっちゃったー。クリア耐久しないといけないのに、バグなら仕方ないよね。いやー、残念だな~」
『せやかて黒猫』
『頭脳も胸も子供』
『仔猫燦ちゃんかわいい』立花アスカ✓
『てか、勝手にバグ増やすな』
『てっきりバグを使ってクリアすると思ってた』
『実はとあるバグを使えばクリアできるという』
『バグに愛された良ゲーだから最後までプレイして欲しい』
燦
「……仕方ないなぁ。そこまで言うなら、ちゃんとやり方教えてよ」
『やったね!』
『任せろ』
『まずタイトル画面に戻ります』
燦
「うんうん、それで?」
『ニューゲームを押します』
『ある行動をしてから王様に話しかけるとラスボスとの戦闘になる』
『あとはバグ技で倒せばEDだよ』
燦
「って、私のこれまでの旅はなんだったのさ!?」
『す、ストーリーは見れたし』
『実は仲間なんていらなかった』
『仲間がいるとバグ技使えないとか、ぼっち最強じゃん』
『旅の思い出はちゃんと残ってるから……』
『あはは……。クリアおめでとうでいいのかな?』立花アスカ✓
『何はともあれ、ナイスクリア! 耐久にならなくて良かったね』
◆『おもちアレンジ』◆
黒猫を見てたら恋しくなって気づいたらまた食べてた おもちサイコー!
ましゅまろ ❒″ |
燦
「は?」
『やっぱりおもちだよね』
『ぺったんぺったん』
『おもちネタ多くね?』
アスカ
「あ、あはは……。えっと、お正月用に買ったおもちが、食べきれなくて残ってる人が多いのかな?」
燦
「おもちって食べれそうで、意外と食べれないからね。無理して食べると、あとでお腹が苦しくなるし」
アスカ
「そうですね」
燦
「でも、流石に毎日食べてたら飽きちゃうよね。なにかいいアレンジないかな?」
『バターしょうゆで焼いてのりを巻いたらおいしいよ』
『きな粉こそ至高』
『あんこにバターがおすすめ』
『そんなときにはこれ。明太マヨ』
『電気もガスも止まってるから生食してる』
燦
「へぇ、いろいろな食べ方あるんだね。でも、あくまで味付けを変えてるだけだから、結局は飽きちゃいそう」
アスカ
「それなら、お好み焼きの生地にチーズと一緒に混ぜたり、あとは炊き込みご飯を作る際に一緒に入れたりすると、おこわ風になってオススメですよ」
燦
「それならおもちに飽きても食べれそう! アスカちゃん、ナイスだよ!」
『ナイスゥ!』
『黒猫と違って女子力高い』
『見習ってもろて』
『発想が俺らと同レベルだもんな』
『食べる専門だもんね』
『おもち焼ける?』
燦
「は? ちゃんとおもち焼けるが!?」
『え?』
『嘘はよくない』
『焼けるのはやきもちだけだろ』
燦
「むぅ~っ、ちゃんと焼けるのに……」
アスカ
「ふふっ。じゃあ、今度は燦ちゃんに、やきもちを焼いてもらおうかな?」
燦
「もー、アスカちゃんまで!」
『黒猫の膨れたほっぺをつんつんしたい』
『このおもちならいくらでも食べれる』
『てぇてぇ』
『アレンジ助かる』
『上手に焼けてよかったね』
◆『呼びまつがい』◆
燦
「ふぁ~っ」
アスカ
「ふふっ、大きなあくびだね。そろそろおねむなのかな?」
燦
「うん。ちょっと眠たいかも」
『あくび助かる』
『あくびはかわいいね』
『顔洗う?』
アスカ
「ごめんね、遅くまで付き合わせちゃって」
燦
「だいじょ~ぶ。ふぁあ。……でも、そろそろ落ちるね」
アスカ
「今日はありがとうございました。おやすみ、燦ちゃん」
燦
「ふぁ~い。おやすみ結。みんなもばいにゃー」
『おやすみ~』
『ばいにゃー』
『ん?』
『誰よその女!』
『最後の最後にやっちゃったな』
アスカ
「……さて、燦ちゃんが抜けちゃったけど、このまま作業配信を続けますね」
『セーフ?』
『大人の対応』
『あとで修羅場るぞ』
アスカ
「……これは独り言ですが、名前を呼び間違えるのは、よくあることだと思うんですよ。でも、好きな人に、別の女性の名前で呼ばれるのって、すごく複雑な心境といいますか。その、……ね?」
『だよね』
『黒猫サイテー』
『ごごごごめんねアスカちゃん!? さっきのは寝ぼけてて、悪気はなかったの!』黒猫燦✓
『黒猫おるやんけ』
『浮気男の言い訳みたい。見苦しいぞ』
アスカ
「べつに、気にしてはいませんよー」
『気にしては、いない(傷ついてないとは言ってない)』
『アス猫解散か?』
『眠気吹き飛んだなら直接謝りに行けば?』
『謝罪会見しよう』
『菓子折り代』\10,000
アスカ
「……ふふっ。本当に気にしてないので、今日はゆっくり休んでくださいね。燦ちゃんの気持ちは、ちゃんと分かってるから。だから、ね?」
『天使や』
『俺なら浮気を疑うぞ』
『てか、疑うまでもなく浮気してるんだよなぁ』
『これが惚れた弱みってやつか』
『うん、分かった! おやすみアスカちゃん。大好きだよ、ちゅっ』黒猫燦✓
アスカ
「あは、はいおやすみなさい。……ん~っ、よしっ。残りの作業も頑張ろう!」
◆『こいのおまじない』◆
1、目を閉じて好きな人を思い浮かべる 2、好きな人の苗字で自己紹介する 3、好きなところを三つ言う 続く
ましゅまろ ❒″ |
燦
「おまじないかぁ。……べ、べつに信じてないけど、折角、ましゅまろで送ってくれたんだし。ちょっとだけ、試してみようかな?」
『素直にやりたいって言えよ』
『先っちょだけならいいんじゃね』
『恋のおまじないに興味津々って女の子みたい』
燦
「みたいじゃなくて、正真正銘、女の子なんだが!? もぅ、ほら、おまじないするよ。えっと、目を閉じて好きな人を思い浮かべる」
『俺もやろうかな』
『黒猫を思い浮かべればいいのか』
『推し五人の顔を思い浮かべても大丈夫かな』
『草』
『欲張りセットwww』
燦
「で、次は好きな人の苗字で自己紹介か。はいこんにちは。あるてま所属のVtuber、立花燦です!」
『自己紹介できてえらい!』
『婿入りしたの?』
『こんばんにゃー。Vtuberの黒猫アスカにゃ』立花アスカ✓
『アスカもよう見とる』
『おまじないいらないよね』
燦
「えへへ、相思相愛じゃん。でも、もっと仲良くなれるかもしれないし、おまじないは最後まで続けるよ。それで次は、好きなところを三つ言うだっけ。優しいところ、顔、あとは胸!」
『女癖の悪さ』
『ぽんこつさ』
『控えめなお胸』
燦
「それ好きなところじゃないよね!? ただの悪口じゃん!」
『いや、お前も人のこと言えないやろ』
『顔はいいとしても、胸ってwww』
『結局、身体目当てかよ』
『ふ~ん、淫猫じゃん』
『サイテー』
燦
「い、今のは急で、思いつかなかっただけだし。……と、とにかく続きがあるみたいだから、そっちを読もうよ」
4、最後に目を開けます ※順番通りにできなかった場合は呪われるので注意
ましゅまろ ❒″ |
燦
「……」
『……』
『……』立花アスカ✓
燦
「……って、だめじゃん!?」
『草』
『悪意しかないくそまろ』
『呪い系の話でこんなのなかったっけ?』
『呪い(まじない)、呪い(のろい)だし』
『てか、呪われるってなんだよw』
『そんなオカルトありえません』
燦
「どどどっどうしよう!? もしかして、私、呪われた!?!? ムリムリムリ、貞○は無理だって!」
『○子ってwww 懐かしいな、おい』
『お前の好きな女の子やぞ。喜べよ』
『よ、よかったね』
『黒猫の家に、○子が、来るぅぅぅう?』
『故意のお呪いまろだったか』
『大丈夫です。テレビもスマホもPCもない安全な部屋で、燦ちゃんのことを私が一生面倒見ます!』立花アスカ✓
燦
「アスカちゃん……しゅきっ! 結婚しよう!!!」
『はいっ!』立花アスカ✓
『おめでとう、なのか?』
『もしかして、監きn』
『察しのいいリスナーは嫌いだよ』
『黒猫、超逃げて―!』
『実は呪われるは誤字で祝われるが正解だった説』
『あれ、意味が分かると怖い話してたんだっけ?』
『何はともあれ、めでてぇてぇなぁ(お目目ぐるぐる)』
◆『いい口、わるい口』◆
燦
「じぃーっ」
アスカ
「えっと、先ほどからずっと見詰めていますが、口元になにか付いてますか?」
燦
「かわいいお口がついてるね」
アスカ
「も、もぅ。嬉しいけど、そうじゃなくて……」
燦
「あははっ、ごめんね。えっと、今日はいい口の日なんだって。だから、アスカちゃんのお口を見てたの」
アスカ
「ふふっ、なにそれ。私の口を見詰めても、なにも出ませんよ」
燦
「えぇ~、ホントに? なにも出ないの?」
アスカ
「もー、……んっ。ほっほらね、なにも出なかったでしょ?」
燦
「えへへ。でも、アスカちゃんの顔から火が出たよ」
アスカ
「燦ちゃ~ん? そんなわるいお口には、チャックしちゃうからね?」
燦
「それってつまり、キスして黙らせる的な?」
アスカ
「あぅ!? も、もぅ。……ばかっ。………………んっ」