あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(221~225)

◆『飴、燦ちゃんと』◆

 

アスカ

「今日、近所のおばあさんから飴を貰ったので、よかったら燦ちゃんもおひとつどうですか?」

 

 

燦

「うん、ありがとー。あ、大玉の飴だ。珍しいというか、なんか懐かしい気持ちにならない?」

 

 

アスカ

「ふふっ、そうですね。私は田舎のおばあちゃんのことを思い出しました」

 

 

燦

「あ、私も! よく飴とかお菓子くれたし」

 

 

アスカ

「おせんべいとか、ふ菓子とかだよね」

 

 

燦

「そうそう。あと、名前の分からない駄菓子とかもあったよね。……あ、すっかり飴のこと忘れてた。じゃあ、いただきます。ん~、おいしっ」

 

 

アスカ

「うん、おいしいね」

 

 

『♪♪♪』

 

 

燦

「ぴぃ!?」

 

 

アスカ

「大丈夫ですか!? この着信音は、燦ちゃんのスマホだね。どなたからですか?」

 

 

燦

「だ、大丈夫。えとえと、マネージャーさんからみたい。でも、口の中の飴をどうにかしないと……。そうだっ! アスカちゃん、パス!」

 

 

アスカ

「えっ、燦ちゃんむっ!?」

 

 

燦

「も、もしもし! あ、はい。えっと、はい……、失礼します。ふぅ、説教じゃなくてよかったぁ」

 

 

アスカ

「むぅ~っ」

 

 

燦

「あっ。えっと、アスカちゃん? さっきのは、その、咄嗟の判断といいますか、仕方がないというか……。ごめんなさい!」

 

 

アスカ

「……もぅ、今回だけだよ。じゃあ、んっ」

 

 

燦

「ん?」

 

 

アスカ

「これ、燦ちゃんの飴だよね。返さなくていいの?」

 

 

燦

「……いりゅ」

 

 

 

 

 

◆『不治の病』◆

 

 

                              

黒猫の浮気性を治す方法

水を入れたペットボトルを四方において

黒猫を動けなくすると同時に泥棒猫を近づけないようにする

一度試してみてください

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

アスカ

「わぁっ、ありがとうございます! ぜひ、試してみますね!」

 

 

燦

「いや、試さなくていいから!? あと、それ迷信だからね」

 

 

『草』

『アスカちゃん本気っぽい』

『泥棒猫www』

『あれって迷信なの?』

『効果は薄いらしい』

『ザワップかよ』

 

 

アスカ

「それじゃあ、どうすれば治るんですか? 燦ちゃんの意見を聞きたいな?」

 

 

燦

「うぇ!? それは、えっと……。り、リスナー!!!」

 

 

『本人に聞くのはやめてあげて』

『いつもはボロクソいうくせに困ったときだけ頼るなよ』

『しょうがないなぁ、黒猫くんはぁ』

『死んでも治らなさそう』

『去勢する?』

 

 

燦

「さ、流石に去勢はちょっと……。オス猫じゃあるまいし」

 

 

アスカ

「あれ、たしかメス猫でも去勢できたはずですよ?」

 

 

燦

「……え?」

 

 

『避妊じゃないの?』

『去勢でも意味的には合ってる』

『黒猫逃げて!』

『お前から性欲を取ったら何が残るっていうんだ!』

『……芸人魂?』

『((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル』

 

 

アスカ

「……なんてね。あは、冗談ですよ。そんなことする訳ないじゃないですか、もー」

 

 

燦

「だ、だよね。あはは……、よかったぁ」

 

 

アスカ

「私は、ありのままの燦ちゃんが好きだよ」

 

 

燦

「アスカちゃん……すき!」

 

 

『てぇてぇ』

『俺もありのままの黒猫がすこだぞ』

『ありのーママのー』

 

 

アスカ

「ふふっ。……でも、できればだけど、よそ見ばっかりしてないで、私だけを見て欲しいかな?」

 

 

燦

「うぐっ。……ぜ、善処します」

 

 

『そこははいって言ってもろて』

『そろそろ観念したら?』

『それでこそ黒猫だ』

『だって黒猫だもの』

『女遊びもほどほどにね』

 

 

 

 

 

◆『のせてみた』◆

 

燦

「うにゃ~っ」

 

 

アスカ

「ふふっ、今日は一段とふにゃふにゃだね」

 

 

燦

「うん。だって、なんにもやる気が起きなくて、暇なんだもん」

 

 

アスカ

「じゃあ、ソファーでごろごろするのを止めて、お部屋のお掃除を手伝ってくれませんか?」

 

 

燦

「……にゃ~」

 

 

アスカ

「くすっ、そうだよね。分かってました。はい、掃除機通りますよ。足元失礼します」

 

 

燦

「にゃ~ん」

 

 

アスカ

「……♪♪♪」

 

 

燦

「……ねぇ、アスカちゃん」

 

 

アスカ

「はい、なんですか?」

 

 

燦

「さっきからずっと、私の足元ばっかり掃除機かけてるけど。動画でよく見る猫みたいに、暇だからって、掃除機を追いかけたりねこぱんちしたりしないからね」

 

 

アスカ

「え、猫なのに???」

 

 

燦

「猫なのに」

 

 

アスカ

「じゃあ、ル○バの上に乗ったりは……」

 

 

燦

「しないって。乗るならアスカちゃんの膝の上がいいな」

 

 

アスカ

「も、もぅ。燦ちゃんったら……。……仕方ないなぁ。はい、どうぞ」

 

 

燦

「いいの!? あっでも、掃除はいいの?」

 

 

アスカ

「……にゃ~」

 

 

燦

「くすっ、じゃあ遠慮なく借りるね」

 

 

アスカ

「にゃ~ん♪」

 

 

 

 

 

◆『掃除相愛』◆

 

 

                              

マイルドクラフトの配信見てて思ったけど

黒猫の部屋って絶対に汚部屋だよね

 

 

 

くさそう

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

『あー分かる』

『この間、マルクラでA型発狂させてたよね』

『部屋が汚いは解釈一致』

『くさそうは草』

『脱ぎ捨てたパ○ツとかありそう』

『整理整頓って知ってる?』

 

 

燦

「知ってるが!? あと、勝手に汚部屋って決めつけないでくれないかな!」

 

 

『え?』

『無自覚パターンか』

『汚部屋を通り越してゴミ屋敷なのか』

『くせぇのにゃー』

『掃除できない人はみんなそう言うんだよ』

『じゃあ、最近いつ掃除した?』

 

 

燦

「えっと、たしか……昨日?」

 

 

『いや、俺らに聞かれても』

『嘘はだめだぞ』

『ボケなのかボケなのか分からないんだが』

『おじいさん、掃除は昨日してたでしょ』

『それは夢や』

『夢で掃除したのはカウントしないからね』

 

 

燦

「し、したもん。……アスカちゃんが」

 

 

『草』

『そんなことだろうと思った』

『通い妻じゃん』

『このままだと、いつの間にか、アスカちゃんがいないと生きれない身体にされてそう』

『自分でしろ』

 

 

燦

「さ、最初は自分でしてたんだよ。でも、片付けしたからって、出掛けるときにちゃんと確認しないで、ハンカチのつもりがパ○ツを間違えて持っていったことがあって……」

 

 

『うわぁ』

『黒歴史じゃん』

『あるあr、ねぇよ!』

『え、パ○ツってハンカチとしても使えるんですか!?』

『し、下着メーカーの作ったマスクとかもあるし……(目逸らし』

『慣れないことするから』

 

 

燦

「それも私のじゃなくて、アスカちゃんのだったから。その、……罪悪感が、ね。悪いことしちゃった」

 

 

『???』

『被害者ってアスカちゃんかよ!?』

『あのときは私も傍にいて、すごく恥ずかしかったです……』立花アスカ✓

『なんでアスカのパンTが黒猫の家に???』

『それってわざとじゃ……。いや、なんでもない』

『これで涙拭きな。つ▽』

『それパ○ツや!』

 

 

燦

「そんな訳で、掃除はアスカちゃんがしてくれるから、私の部屋は汚部屋ではありません! はい、論破!」

 

 

『ドヤるな』

『アスカちゃん、いつもありがとう』

『お給料貰ってる? 代わりに今度スパチャするね』

『家政婦のアスカ』

『大丈夫です。燦ちゃんに喜んでもらえるのが、一番の報酬ですから』立花アスカ✓

『ええ娘やなぁ』

『お嫁さんに欲しい』

『黒猫にはもったいない』

『俺んちに来ないか?』

『黒猫に爪の垢を煎じて飲ませたいくらい』

 

 

燦

「天使じゃん……。嫁に欲しい。てか、既に夫婦みたいなものだし、いっそ結婚しちゃおっか。私がアスカちゃんを養えば問題ないよね!」

 

 

『あは。はい、喜んで!』立花アスカ✓

『てぇてぇ』

『養う? 養われるの間違いじゃ……』

『しーっ』

『いや、実際は飼われるだぞ』

『張る胸がないんだし、たまには見栄くらい張らせてやろうぜ』

 

 

燦

「見栄じゃないが!?」

 

 

 

 

 

◆『冬アイスがおいしい理由』◆

 

燦

「冬に食べるアイスって、なんでこんなにおいしいんだろうね」

 

 

アスカ

「諸説ありますが、暖房で火照った身体を冷ますため。或いは体温を保持するために、甘いものが欲しくなって、その結果アイスを美味しく感じると言われてますね」

 

 

燦

「へぇ~」

 

 

アスカ

「あと、冬のアイスは濃厚な味の場合が多いので、余計に美味しく感じるのかもしれませんね。燦ちゃんが食べてるのも濃厚系ですし」

 

 

燦

「あ、そう言えば。たしか期間限定の濃厚チョコ味だったっけ」

 

 

アスカ

「私はいちご味にしましたが、そちらのアイスもおいしそうですね。燦ちゃんと同じのにすればよかったかな?」

 

 

燦

「一口食べてみる?」

 

 

アスカ

「いいの? では、一口ずつ交換しましょうか」

 

 

燦

「うん、いいよ。じゃあ、あ~ん」

 

 

アスカ

「あ~む。……甘くておいしいです! では、燦ちゃんも、あ~ん」

 

 

燦

「あ~んっ。……んん~っ、おいし~! やっぱり冬アイスっておいしいね」

 

 

アスカ

「ふふっ、そうですね。……あ、冬にアイスを食べたくなる理由、もう一つ思い浮かんじゃった」

 

 

燦

「え、なになに?」

 

 

アスカ

「室内で好きな人と身を寄せ合いながら一緒に食べれて、夏より溶けにくいから仲良くあーんって間接キスができるから。そしてよりおいしく感じるのは、その、……恋の魔法で、甘さが増してるからなのかなって」

 

 

燦

「にゃっ!?」

 

 

アスカ

「……あは、なんてね」

 

 

燦

「だ、だよね。あ、あはは……ほんきにしちゃうところだったよ」

 

 

アスカ

「でも、そんな理由があったら、素敵だと思いませんか?」

 

 

燦

「……うんっ、すごく素敵だと思う! ……アスカちゃんのアイス、もう一口食べたくなっちゃった。もう一回、食べさせっこしよ?」

 

 

アスカ

「はいっ、もちろん!」

 

 

 

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