あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(241~245)

◆『子育ても育成のうち』◆

 

アスカ

「燦ちゃんは甘すぎます。小さい頃からちゃんとしつけないと、将来、この子のためになりません! 考え直してください」

 

 

「そんなことないって。まだ小さいんだから、厳しくしたら可哀想だよ」

 

 

『痴話喧嘩やめなー』

『今北。どういう状況?』

『モンスターの育成方法で争ってる』

『いや、二人で争ってないでモンスターを戦わせてもろて』

『てぇてぇ』

 

 

アスカ

「でも、燦ちゃんがたくさん甘やかすから、昨日トレーニングサボったんだよ」

 

 

「違うよ。アスカちゃんが厳しくするから、トレーニングがいやになってサボったんだって」

 

 

アスカ

「燦ちゃんが……」

 

 

「アスカちゃんが……」

 

 

『教育ママとあまあまパパ?』

『うちの両親を思い出すんだが』

『俺は逆だったなぁ』

『私のために争わないで!』

『えーん、俺の思ってたゲームと違うよー』

 

 

「昨日、失敗したときに叱ったんだから、今日は優しくしてあげよう? お願い、アスカちゃん」

 

 

アスカ

「……もー、甘やかすのは今日だけだからね」

 

 

「うん、ありがとう! よしよし、良かったね~」

 

 

『で、今日のエサがちょっとだけ豪華な肉になったと』

『厳しくしてたらなエサなんだったの?』

『魚』

『それって厳しい、のか?』

『魚好きだから俺なら嬉しいけど』

『くっ、なんて厳しいんだ。肉、肉をもっとくれ……』

 

 

「アスカちゃん、見てみて! ほら、私たちの子すごいよ!」

 

 

アスカ

「はいっ、これならきっと優勝できますね! がんばれ、がんばれ!」

 

 

「……あっ、やったぁ!!!」

 

 

『がんばれっ! がんばれっ!』

『やったー!!!』

『優勝だ、優勝だ、優勝優勝優勝だ!!!』

『めっちゃ運ゲーで草』

『なんであの命中率で当たるの???』

『対戦相手は泣いていい』

『ス○ロボで0と100以外は信じちゃだめって教わっただろ。つまりそういうことだよ』

『このステータスで勝てるのはすごい』

 

 

アスカ

「この子が最後まで頑張れたのは、燦ちゃんが、この子の心の支えになってくれたからだよ」

 

 

「ううん、きっとアスカちゃんの教育がよかったからだって」

 

 

アスカ

「……ふふっ。どちらにせよ、私たち二人の自慢の子だね」

 

 

「うん! これからも二人で子育て頑張ろうね!」

 

 

アスカ

「もちろんです。二人で一緒に、立派な子に育てましょうね!」

 

 

『てぇてぇ』

『これって子育てゲームだっけ?』

『あの、魔物ファームはモンスター育成バトルゲームなんですが……。あっ、いえ。なんでもないです』

『いいなぁ、俺も○エゾーになって二人に育てられたい』

『俺も。ス○ゾーになってバトルで妖精たんをなめたりキスしたりしたいお』

『通報しました』

『なんでや!?』

 

 

 

 

 

◆『おふとんぬくぬく』◆

 

アスカ

「燦ちゃん、いつまで寝てるんですか? 朝ですよー」

 

 

「ん~、あと5時間」

 

 

アスカ

「ふふっ。そんなに寝てたら、まぶたがくっついて開かなくなっちゃうよ」

 

 

「んにゅ~、それもいいかも~」

 

 

アスカ

「もー、よくないよ。ほら、起きて」

 

 

「や~。そんなこと言わないで、アスカちゃんも、一緒に寝よ?」

 

 

アスカ

「え、でも……」

 

 

「今日はお布団の日なんだよ。だから、アスカちゃんも、お布団でぬくぬくしようよ~」

 

 

アスカ

「あっ、燦ちゃん。分かりました。分かったので、スカート引っ張らないで……」

 

 

「えへへ、いらっしゃい」

 

 

アスカ

「もぅ、5分だけだよ。……お邪魔します」

 

 

「え~、お邪魔するの?」

 

 

アスカ

「ふふっ。ん~、どうしようかなぁ。……えいっ」

 

 

「ひやっ!? 手、冷たいよ。んっ、おなかはっ、……っ、もぅ。アスカちゃん?」

 

 

アスカ

「えへへ。目、覚めましたか?」

 

 

「……まだかも」

 

 

アスカ

「もぅ、燦ちゃんったら。……あと5分だけだよ」

 

 

 

 

 

◆『バレンタイン計画?』◆

 

 

                              

バレンタインの予定は?

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

アスカ

「私は、家族や友人にバレンタインチョコをプレゼントする予定です。燦ちゃんはどうですか?」

 

 

「私はアスカちゃんからチョコレートを貰う予定だよ」

 

 

アスカ

「ふふっ、もちろん燦ちゃんの分も、ちゃんと用意しておくね」

 

 

『てぇてぇ』

『義理でいいから俺も欲しい』

『チ○ルチョコでいいからください』

『麦○ョコ一粒でも可』

『黒猫くんさぁ』

『いや、お前もあげるよ!』

 

 

「わ、私はほら。食べる専門だから……」

 

 

アスカ

「燦ちゃんがやる気なら、お手伝いしますよ?」

 

 

「……か、考えとくね」

 

 

『おい』

『考えとく(やるとは言ってない』

『まぁ、黒猫の手作りチョコで犠牲者が出るよりはいいんじゃね』

『ブラックチョコ(真っ黒こげ)』

『スパイシーチョコ(カレー味)』

『カレーのルウやんけ!?』

 

 

「お前らな!? チョコくらい私だって作れるからね!?」

 

 

アスカ

「そ、そうだよね。因みに、湯煎のやり方は知ってるよね?」

 

 

「も、もちろん。知ってるし。えっと、チョコをお湯でとかすんだよね?」

 

 

『流石に知ってるか』

『疑ってごめんね』

『お湯にそのまま入れてそう』

『草』

『流石にそれは……、いや、でも……』

『黒猫ならありえそうで怖い』

 

 

「バカにしてる? バカにしてるよね??? 分かった。手作りチョコを作って、証明すればいいんでしょ!」

 

 

アスカ

「まぁまぁ。怪我とか、火事とか、もしものことがあるし、手作りするなら一緒に作ろう? ね?」

 

 

「むぅ~っ、信用してくれないの?」

 

 

アスカ

「ううん、ちゃんと信用してるよ。でも、それ以上に燦ちゃんのことが心配なの。だから、手伝わせて欲しいな? ね、だめかな?」

 

 

「……うん、分かった。アスカちゃんに心配かけたくないもん。……ありがとう、アスカちゃん」

 

 

アスカ

「どう致しまして。頼ってくれて嬉しいです」

 

 

『よかった』

『(失敗するって)信用してる。黒猫のこと(だからまともに作れるか)が心配ってことでおっけー?』

『あながち間違いではないな』

『アスカちゃんはそんなこと言わないよ(思ってないとは言ってない』

『なんにせよ、どんなチョコに仕上がるか、バレンタインが楽しみだなぁ』

 

 

 

 

 

◆『おかしくないよね』◆

 

 

                              

2月12日はブラジャーの日なんだって!

あ、ごめん

黒猫には関係のない日だったよね(笑)

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「……、……、……、は???」

 

 

『顔芸すな!』

『自分で選んだましゅまろだろwww』

『自虐かな?』

『かまってちゃんかよ』

『草』

 

 

「はぁ。ブラジャーくらいしてるに決まってるじゃん。バカなの?」

 

 

『は?』

『ブラジャーする意味ある? ないよね。バカなの?』

『ブラジャーしてるっていうなら、正しい干し方知ってるか?』

 

 

「……し、知ってるし」

 

 

『声震えてるぞ』

『間があったね』

『これは知らないな』

『燦ちゃんはあまり家事をしないので……』立花アスカ✓

『アスカちゃんもよう見とる』

『それもそっか』

 

 

「そうだよ、知らないよ。悪い! でも、干し方知らなくたって、ばいんばいんだからブラジャーはしてるの! ばいんばいんだからね!」

 

 

『開き直るな!』

『なんで二回言った』

『まぁ、知らなくても付けることはできるからおかしくないけど』

『そうだね、子供用のスポブラしてるもんね』

『じゃあ、ブラジャーの色教えて?』

 

 

「は? いや、なんでそうなるのさ」

 

 

『言えないってことはしてないってことじゃん』

『あぁーあ。嘘つきはだめなんだぞ』

『証拠を求む』

『色も言えないなんて妙だな』

『証拠不十分で有罪』

 

 

「っ、いや、でも……」

 

 

『やーい、嘘つき~』

『黒猫ならブラジャーじゃなくて絆創膏で十分だろ』

『スポーツブラは恥ずかしくないぞ』

『ちっぱいはステータスだ希少価値だって言うし誇ってけ』

『もしかしてサラシ派?』

『やっぱりしてないんだろ』

 

 

「してるが!? っ~!!! ……ろ」

 

 

『なんて?』

『ミュートやめてもろて』

『ミュート助からない』

『もっと大きな声で言わないとだめだよ』

『がんばれ!』

 

 

「っ、黒のえっちぃやつ!」

 

 

『淫猫じゃん』

『えちちちちちちちち』

『黒のえっちぃブラジャー(AAAサイズ)』

『ふ~ん、つまりパ○ツも黒のえっちぃやつなのか』

『がたっ!?』

 

 

「ち、違うから!? 勝手に決めつけないでくれる!?!?」

 

 

『え、上下バラバラなの?』

『黒猫は気にしないタイプか』

『セットじゃないのはちょっと……』

『バラバラは解釈一致』

『どうせ寝ぼけて違うの選んだんだろ』

 

 

「そういうファッションだから!? おしゃれなのっ! ね、アスカちゃん!」

 

 

『えっと、まぁ。はい』立花アスカ✓

『アスカちゃんを巻き込むなよwww』

『めっちゃ困惑してる』

『昔、上下間違ってるよって言ったら怒られたけど。そういうことだったのか』

『たしかに、揃えないのが多数派って聞いたことがあるような……?』

『俺、男だけど付けるときはちゃんと上下揃えてるぞ』

『だよな、それが普通……ん?』

『男だってブラジャーする時代なんだし、黒猫がしててもおかしくないよね!(おめめぐるぐる』

 

 

「その納得の仕方はいやなんだが!?」

 

 

 

 

 

◆『味見すりゅ』◆

 

「できたぁ!」

 

 

アスカ

「はい、お疲れさまでした。明日のバレンタインが楽しみですね」

 

 

「うん! 見た目はちょっと悪いかもだけど、大事なのは気持ちと味だもんね」

 

 

アスカ

「ふふっ、そうですね。あっ、そう言えば、余ったチョコレートがあるのですが、よかったら味見してみますか?」

 

 

「いいの?」

 

 

アスカ

「もちろんだよ。はい、あ~ん」

 

 

「あ、あーん。ん~、おいしぃ~っ!」

 

 

アスカ

「燦ちゃんが頑張ったからだよ。よくできました、えらいえらい」

 

 

「えへへ、ありがと。でも、上手くいったのは、アスカちゃんのおかげだよ」

 

 

アスカ

「ううん、私は少し助言しただけだよ。でも、そう思って貰えたなら、お手伝いした甲斐があったかな」

 

 

「うんうん。……ねぇ、アスカちゃん。余ったチョコレート、もうないの?」

 

 

アスカ

「あは、燦ちゃんは本当にチョコレートが好きだよね。でも、ごめんなさい。余ったチョコレートはもうないんです」

 

 

「そっかぁ。じゃあ、明日までお預けかぁ……」

 

 

アスカ

「そんなにじっと見詰めても、これは明日の分なので、まだ食べちゃだめですよ」

 

 

「んんぅ~」

 

 

アスカ

「もー、しょうがないなぁ。ちょっとはしたないけど、ボウルに取り残しのチョコがあるので、……はいどうぞ?」

 

 

「あ、アスカちゃん。チョコを付けた指を舐めるのは、えと、流石に恥ずかしいと言うか……」

 

 

アスカ

「大事なのは、気持ちと味。なんだよね?」

 

 

「たったしかに、さっきそう言ったけど……。あぅ、うぅ~っ。……あ、はむっ」

 

 

アスカ

「どう、かな? おいしい?」

 

 

「んっ。……さっきのより、おいしいかも」

 

 

アスカ

「あは、嬉しい。……よかったら、もう一味見いかがですか?」

 

 

「……すりゅ」

 

 

 

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