あるてまれアスカちゃん劇場´ 作:立花アスカの偽猫
◆『ぐーちょきぱーでなにつくる?』◆
燦
「こんばんにゃー。今日はなんとー」
アスカ
「なんと?」
燦
「おててが動きま~す。ほれほれ~」
『!?』
『おてて助かる』
『こいつ、動くぞ!?』
『荒ぶってて草』
『いまぐきっってなったぞ』
燦
「見てみて。ほら、じゃんけんもできるよ」
アスカ
「わぁ、すごいです! これなら手遊び歌とかもできそうですね」
『ぐーちょきぱーでなにつくろうってやつか』
『子供の時にやったなぁ』
『黒猫にちょうどいいじゃん』
『カタツムリとかちょうちょとかあったよね』
『ねこはないの?』
燦
「あ、それ懐かしい。せっかくだし、やってみようか」
アスカ
「いいですね。では、私が歌うので、燦ちゃんは歌に合わせてつくってみてください」
燦
「おっけー」
『ぐーちょきぱー』
『ナニつくろう。ナニつくろう』
『それにしても、にゅるにゅる動いててえちち』
『技術の○んぽすげぇ』
『コメント草』
アスカ
「右手はチョキで、左手もチョキで」
『#』
『マ○ドナルドのマーク』
『ひし形だろ』
『ア○顔ダブルピース』
『だれもカニって言ってなくて海藻生える』
アスカ
「ねこさん」
燦
「ねこさん」
『かわいい』
『あざとい! あざといぞ黒猫!?』
『保存した』
『ひげに見立てたのか』
『いや、もとから猫やんけ!』
燦
「か、かわいいとかはいいから! ほっほら、次いくよ!」
アスカ
「ぐーちょきぱーで、なにつくろう」
『次はぐーとぐー』
『雪だるまかな?』
『野球の某監督のグータッチ』
『エドは○み』
『ファイティングポーズ!』
『草』
アスカ
「にゃんにゃんにゃん」
燦
「にゃんにゃんにゃん?」
『かわいい』
『昇天した』
『あっあっ』
『また猫やんけ!?』
『これはボケなのか。それともガチなのか……』
燦
「うぅっ、……やばっ。普通にはずい。公開処刑じゃん」
アスカ
「公開処刑だなんて、恥ずかしがらなくてもいいのに。……燦ちゃん、すごくかわいかったよ」
『かわいいぞ黒猫!』
『キュートキャット』
『かわいいやったー』
燦
「あぅ。……恥ずかしいから、見ないで」
『手で顔隠すな!』
『パーとパーで照れ隠し、かな?』
『見ないでって言われても……』
『今日の黒猫めちゃかわいいな』
『配信者の台詞じゃないよね』
『普段の言動の方がよっぽど恥ずかしいと思うのは俺だけ?』
燦
「も、もういいでしょ! はい、じゃあパーとパーはやり直し!!!」
アスカ
「そっかぁ、残念。では、もう一度。パーとパーで」
『か○はめ波』
『うさぎさん』
『うーぱーるーぱー』
『運命ですポーズ』
『今度こそカニだろ!』
アスカ
「プロポーズ」
燦
「プロポーって、プロポーズ!?」
『えんだーいやー』
『いや、なんでやねん!?』
『指輪の入った箱を開けるポーズなのか』
『てか、全部アスカちゃんが見たいポーズだよね』
『プロポーズの一言をどうぞ!』¥1,000
燦
「えっえっ、すっスパチャ3ヶ月分の指輪を受け取ってください?」
『草』
『それはないわー』
『貢いでもらったお金でプロポーズするクズ猫』
『スパチャ3ヶ月分っていう必要ないよね?』
『振られたな』
アスカ
「燦ちゃん……」
燦
「あっアスカちゃん、いいい今のは、その、えっと!?」
アスカ
「っ、嬉しい! 婚約指輪、ここにつけてくれますか?」
燦
「え? う、うんっ! ……えへへっ」
『(アスカの)左手がパーで、(黒猫の)右手がオッケーで、プロポーズ?』
『てぇてぇ』
『ぐーちょきぱーはカップルもつくれるのか』
『俺もぐーちょきぱーで彼女つくりたい』
『俺の彼女は右手のぐーだぞ?』
『(右手が彼女で検索して)あっ察し』
『強く生きろ』
『(てか、オッケーはぐーちょきぱーじゃないけど誰もツッコんでないから)ヨシッ!』
◆『空気読んだり読まなかったりしろ!』◆
黒猫さんはやる予定ないの? たしか前作はやってたよね?
ましゅまろ ❒″ |
燦
「他のみんながやってるから、私はやらなくていいかなって。ほら、これも空気読みみたいなものだし」
『いや、みんなやってるんだから、そこは空気読んでやれよ』
『黒猫ってやっぱりKY?』
『まぁ、箱推しだから、同じゲーム配信ばっかりだと飽きるから助かるけど』
燦
「でしょ。やっぱり私って偉い? 偉いよね。ほら、みんなもっと褒めろ」
『はいはい。え○いね』
『褒めたら褒めたで照れるくせに』
『めんどくせぇ猫だなぁ』
『でも、いろいろなパターンを見たいって人もいるぞ』
『そうだそうだ!』
『空気読めないってバレたくないだけだろ』
燦
「は? 空気くらい読めるが???」
『じゃあやってみて』
『つ前回の成績』
『この自信はどこから湧いてるんだ?』
燦
「はぁ、仕方ないなぁ。配信だからって、空気読まずに満点出しても文句言わないでよ」
『……あ、うん』
『1000点満点で503って』
『一番コメントに困る成績なんだが』
『マジで空気読めてないじゃん』
『山も谷もないって、まるで黒猫だな』
『本当に配信者なの?』
燦
「は??? あるてま所属の配信者だが!?」
『知ってる』
『そういう意味じゃないと思うよ』
『撮れ高がなくて配信者的にどうなのって意味かと……』立花アスカ✓
『あっ、これ恥ずかしいやつ』
『空気も文章の意味も読みとれない黒猫』
『新人じゃないんだからさぁ』
燦
「……はい」
『はい、じゃないが』
『素直に反省してて草』
『てか、今更だけど、空気読んで、あえて中途半端な成績にしたんじゃ……』
『なるほど、ボケだったのか』
『ボケって気づかずに責めちゃってごめんね』
『つまり、ここまでの流れは計画通りって訳か』
燦
「そ、ソウナンダヨー。まったく、みんな早とちりなんだから。失礼しちゃうよ」
『違ったみたい』
『バレバレだぞ』
『いつの間に空気読みのボケパターン始まったの?』
『残念。空気読み失敗』
『草』
◆『アスカとコンビに?』◆
燦
「あ、そういえば。今日からあるてマートキャンペーンが始まってるけど、みんなはクリアファイル手に入れてくれた?」
『全種コンプリートした』
『推しは手に入れたぞ』
『置いてなくて泣いた』
『最後の一枚だったけどゲッツしたよ』
『燦ちゃんをお迎えしました』立花アスカ✓
燦
「私も、お菓子を買うついでに、自分のクリアファイルを貰ってきたよ。かわいいよね」
『自画自賛?』
『ついでかよ!?』
『コラボないなった』
『実はお菓子を買いに行くまで忘れてた説ある』
『流石にそれは、ありそうで草』
燦
「……さっ、さてと。せっかくだから、お菓子を食べながら雑談しよっか」
『誤魔化したぞ』
『ホントにクリアファイルがおまけで草』
『忘れてたのかよ』
『コラボしたコンビニは怒っていいと思う』
『謝罪会見しろ』
燦
「わ、忘れてないし! ちょっと日付を間違えただけだから!」
『それを忘れてたっていうんやで』
『黒猫だもの』
『じゃあ、クリアファイルに一言書いてるけど、なんて書いたか覚えてるか?』
燦
「え? えっと、……ご主人、甘いお菓子はいかがですかにゃ? でしょ」
『今の間は、カンニングしたな』
『ご主人? 急にどした?』
『拾い食いやめなー』
『語尾のにゃとか久しぶりに聞いたぞ』
『死に設定で草』
『どちらさまですか?』
燦
「黒猫燦だが!?」
『草』
『知ってた』
『でも、正直言うと、文章だけだと分からなかった』
『初見なら騙されてたと思う』
『今回のコラボで知った人が配信見たらがっかりしそう』
燦
「お、お前らな!」
『まぁまぁ。お菓子でも食べて落ち着けって』
『初見です。コンビニコラボから来ました』
『被害者、じゃなくて初見さんいらっしゃい』
『ほら、語尾ににゃって言わないと』
『お前らじゃなくてご主人だろ』
『私はどちらの燦ちゃんも好きですよ』立花アスカ✓
燦
「アスカちゃん……、しゅき! 結婚しよ」
『……ブラックコーヒー飲みたくなってきた』
『次、コラボするときは缶コーヒーにしてくれ』
『せやな』
◆『少女マンガみたいな恋芋(こいも)したい』◆
燦
「ふぁっ!?(なにこれ!?)」
アスカ
「燦ちゃん? 私の髪になにか付いてますか?」
燦
「え、いやその……(髪の毛に大学芋ってどういうこと???)」
アスカ
「???」
燦
「(いや、首を傾げたいのはこっちなんだけど! なんで芋けんぴじゃなくて大学芋なの!? 大学芋なんで!?!?!?)」
アスカ
「……もー、せっかく大学芋のヘアピン付けてきたのに」
燦
「え? 大学芋の、ヘアピン?」
アスカ
「そうですよ。これなんですが、かわいいと思いませんか?」
燦
「あ、うん。ユニーク、かな? そっ、それにしても、ほんとに大学芋が髪に付いてるのかと思って、ビックリしちゃったよ。芋けんぴならネタとして分かるけど、急にどうしたの?」
アスカ
「そ、それは……(少女マンガみたいな胸キュンしたくて、芋けんぴだとそのままだから大学芋にした。なんて言えないよぉ)」
燦
「あっ、もしかして……」
アスカ
「っ(も、もしかして私の気持ちに気づいて……、あっ、燦ちゃんの手が、……あぅ)」
燦
「ネタでボケたつもりが、芋けんぴと大学芋を間違えちゃったんだよね? よしよし、大丈夫だよ。私が余計なこと言ったせいで、恥ずかしい想いさせちゃったよね。ごめんね、アスカちゃん」
アスカ
「……燦ちゃんの、ばかっ。鈍感。KY」
燦
「うんうん、……ん?」
アスカ
「今度、髪に芋けんぴ付いてても、食べさせてあげないからっ」
燦
「え? あっうん。……どういうこと???(そもそも、髪に付いてたのはいらないんだけど……。ま、いっか)」
◆『お土燦』◆
お土産はなにがいいと思う? オヌヌメがあったら教えてくれ
ましゅまろ ❒″ |
燦
「北海道かぁ」
アスカ
「北海道と言っても広いですからね。無難に有名どころを選ぶか、あとは行く場所次第かな?」
『無難に尾も白い恋猫』
『海産物がいいな』
『木彫りの熊』
『オヌヌメならマリモだぞ』
『やだこのマリモ、ヌメヌメしてるぅ~』
燦
「木彫りの熊って。たしかに有名だけど。貰って嬉しいかと聞かれると、う~んって感じだよね」
アスカ
「あはは……、気持ちは嬉しいけど、置き場所には困っちゃうよね」
『たしかに、小さいのならいいけど、大きいのは邪魔でしかない』
『だからと言ってゴミに出すのもアレだし』
『自分が貰って嬉しいお土産が一番じゃね』
燦
「それはそう。アスカちゃんはなにを貰ったら嬉しい?」
アスカ
「お土産は気持ちが大事だと思っているので、特にコレというものはありませんが。えっと、強いて言うなら……」
燦
「なになに、強いて言うなら?」
アスカ
「尾も黒い黒猫、かな?」
燦
「あっ、そ、それってつまり……。あぅ」
『てぇてぇ』
『尾も黒い黒猫って、ただの黒猫やんけ』
『お土産なんかよりもお前が欲しいってか』
『俺自身がお土産になることだ!』
『お土産屋さんが潰れるから現地でちゃんと買ってもろて』
アスカ
「あ、そっそうですよね。えっと、それならご当地キ○ィちゃんは、以前、貰って嬉しかったです。地域ごとに個性があって、すごくかわいいんですよ」
燦
「……むぅ、私の方がかわいいもん」
『張り合わないでもろて』
『サ○リオに喧嘩売るなよ!?』
『コラボ案件ないなったな』
『白猫に嫉妬する黒猫かわいいなぁ』
『お土産の木刀には勝ってるんだし、気にするなって』
『そうそう。木彫りの熊よりもかわいいぞ』
燦
「木刀と熊に勝っても嬉しくないんだが!?」