あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あらすじを少しだけ変更しました。

○新しい表紙○

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(306~310)

◆『※マッサージです』◆

 

『ねー、臭いよねー』

『このコメント欄なんか臭わない?』

『流せ流せ』

『メシ食ってるんだけど。話題変えてもろて』

『今日のパ○ツは何色?』

『最近はまってるものは?』

 

 

「最近はまってるもの? う~ん、あっ。強いて言うなら、動物の動画を見ることかな」

 

 

『分かる』

『AV(アニマルビデオ)!?』

『AV鑑賞いいよね』

『黒猫のAV見たい』

『いま目の前でヤってるだろ』

 

 

アスカ

「あ、私もです。特にかわいい系の動物の動画をよく見てます! 燦ちゃんは、どんな動画が好きですか?」

 

 

「私は、おバカ系が多いかな? 失敗したりやらかしたりするやつ」

 

 

『黒猫と一緒じゃん』

『じゃあ自分の配信見たら』

『黒猫の配信はAVだった?』

『えちち』

『コメディ系じゃ○けない』

『BANされるぞ』

 

 

「いや、BANにならないから!? 私、BANされるようなこと、なにもしてないからね!」

 

 

アスカ

「まぁまぁ、落ち着いて? ね?」

 

 

「むぅ~、アスカちゃんが言うなら……」

 

 

アスカ

「よしよし、燦ちゃんはいい子だね。我慢できてえらいです」

 

 

『我慢できてえ○い!』

『俺もよしよしして欲しい』

『一週間我慢してる俺の方がえ○いし』

『聞いてないしなんの自慢だよ』

『てぇてぇなぁ』

 

 

「えへへ、じゃあもっとご褒美ちょうだい?」

 

 

アスカ

「ご褒美ですか? ん~、では、最近はまってて勉強中の、手のマッサージなんてどうですか?」

 

 

「手のマッサージ? なんかすごそう。じゃあ、はい。マッサージお願い」

 

 

アスカ

「はい、お任せください! えっと、手の、ここにツボがあって……」

 

 

「んっ、……そこ、ぃ、痛いけど。気持ちいいかも」

 

 

アスカ

「よかった。こっちには別のツボがあって、こうすると……」

 

 

「あっ、……っ、んぁ。いい、もっとしてぇ……」

 

 

アスカ

「ふふっ、ここがいいんですか?」

 

 

「んあっ、あっ、……そこ、気持ち、んぅ、……そんなに、くにくにされたら……、んにゃあっ」

 

 

『大音量で聞いてたら家族に冷たい目で見られたんだが』

『声がセンシティブ』

『慌ててイヤホンにした』

『BANされちゃう』

『………………ふぅ』

『マジでナニしてるんだよ!?』

『おてぇてぇのマッサージ』

『これが黒猫のAVか……』

『マッサージしてるだけだからな! 分かってるよね、ミャーチューブくん!』

『マッサージ(意味深)ですね、分かります』

 

 

 

 

 

◆『キスシーン、だね』◆

 

アスカ

「燦ちゃん、よかったら一緒に映画を見ませんか?」

 

 

「映画? いいよ。なに見るの?」

 

 

アスカ

「これなんだけど、知ってるかな? 最近流行の恋愛映画なんです」

 

 

「へぇー、そうなんだ。面白そうだし、はやく見よ!」

 

 

アスカ

「ふふっ、ちょっと待ってね。ジュースにお菓子も用意して、と。……これでいいかな? 燦ちゃん、準備ができましたよ。はい、どうぞ」

 

 

「えへへ、ありがとう。じゃあ、隣に座るね」

 

 

アスカ

「あは、もちろんどうぞ。……では、再生始めます」

 

 

「……女の子同士の恋愛映画なんだ」

 

 

アスカ

「うん、そうみたいだね。あらすじによると、SNSで仲良くなった男女が、オフ会に参加して、そこで彼が彼女だったことを知るというところから、次第に恋愛に発展していくんだって」

 

 

「へぇー、内容が最近の映画って感じだね。……あっ」

 

 

アスカ

「えっと……。キスシーン、だね」

 

 

「……うん」

 

 

アスカ

「……女の子同士って、燦ちゃんは、……いえ、やっぱりなんでもないです」

 

 

「私は、……女の子同士でもいいと思う。アスカちゃんは、いや?」

 

 

アスカ

「……いやじゃないよ」

 

 

「……また、キスシーンだね」

 

 

アスカ

「……うん」

 

 

「ねぇ。……キス、していい?」

 

 

アスカ

「……ぅん、ん……ちゅっ。……えへへっ」

 

 

 

 

 

◆『記念という名のトラウマ』◆

 

「次の記念配信でして欲しいことなにかある? 参考にしたいから、なにかあったらコメントしてね」

 

 

『歌ってみた』

『凸待ち』

『激辛料理たべりゅ?』

 

 

「歌ってみたはいいよね。まぁ、記念配信まで時間ないし、恥ずかしいからしないけど。凸待ちは、う~ん、0人だったらいやだしなぁ。激辛料理は食べません」

 

 

『タランチュラ食べる?』

『じゃあサソリ』

『世界一臭い奴』

『タガメ』

『幼虫』

『コオロギ』

 

 

「記念だって言ってるじゃん! 嫌がらせしかないんだが!? や、たしかに、記念配信で罰ゲームっぽいことしてるVtuber多いけど!? 私はやらないからね!」

 

 

『いやもいやも好きのうちってね』

『インパクトある方が一生の記念になるじゃん』

『芸人の宿命かと』

『記憶には残るだろ』

『トラウマものだけどね』

『好き嫌いするな』

『じゃあ、ホラーとかは?』

『記念だし3Dホラーしようぜ』

 

 

「い・や・だ」

 

 

『や・れ・よ』

『く・さ・だ』

『↑顔文字に見えた。見えない?』

『(´・ω・)』

『逆に、なんならしてくれるのさ』

 

 

「え? ん~、あっせっかくだし料理配信とか? 練習の成果、みんなに見せたいし」

 

 

『あ、結構です』

『タランチュラ食った方がマシ』

『サソリあるんで、間に合ってます』

『激辛食べるんで許して……』

『ま”た”し”に”た”く”な”い”』

『なんでもするから、それだけは勘弁してください!』

 

 

「お前らな!? 美少女の、それも推しの手料理なんだから泣いて喜べよ!」

 

 

『毒を手作りされてもね』

『毒扱いで草』

『黒猫の料理は料理じゃなくて錬金術だから』

『七色に光ってそう』

『じゃあ推しやめる』

『美少女要素どこ?』

『仮に美少女だとしても、美少女だからってなにしても許されると思うなよ』

『アスカちゃんに許可貰ってから出直してこい』

 

 

「ぐぬぬ……。じゃあ、当日はアスカちゃんに立会と、実食をしてもらうってことで。それならいいでしょ!」

 

 

『やめてもろて』

『アスカちゃん逃げてー』

『これ以上被害者を増やすんじゃない!』

『えっと、胃薬持参していきますね』立花アスカ✓

『胃薬は草』

『失敗すること前提だ』

『胃薬だけで大丈夫か?』

『救急車呼んでおこう』

『記憶に残るだけじゃなくて(事件として)記録に残る配信になりそう』

『てか、これだとアスカちゃんの記念配信になるじゃん』

 

 

「私の手料理は罰ゲームじゃないんだが!?」

 

 

 

 

 

◆『かまってにゃん』◆

 

「……んゅ」

 

 

アスカ

「ふふっ。急に抱き着いてきて、どうしたの? もしかしてまだ寝ぼけてるのかな?」

 

 

「ん~、……なんとなく?」

 

 

アスカ

「そっか、なんとなくかぁ。ふふふっ」

 

 

「んにゅ~、きょーのアスカちゃん。おひさまのにおいがする~」

 

 

アスカ

「そう、かな? 昨日は天気がよくて、お外で洗濯物を干してたからかもね」

 

 

「うへへっ、いいにおいだ~」

 

 

アスカ

「あは。今日の燦ちゃんは、一段と甘えんぼさんだね。でも、ごめんね。構ってあげたいのは、やまやまやまこなんだけど。これからお部屋のお掃除しないといかないから……、ね?」

 

 

「……やっ」

 

 

アスカ

「う~ん、困っちゃったな。でも、お掃除しないとだし……」

 

 

「や~だぁ。もっとかまって、かまってほしいにゃん」

 

 

アスカ

「っ~~~!? えへっ、えへへっ! しょ、しょうがないなぁ。ちょっとだけ、ちょっとだけだよ」

 

 

「んにゃあ、あたまなでて~」

 

 

アスカ

「ふふっ、はいはい。こうですか~」

 

 

「うにゃ~ん」

 

 

アスカ

「にゃでにゃで~」

 

 

「ふにゃ~」

 

 

アスカ

「ふふふっ、かわいっ」

 

 

「んにゃ?」

 

 

アスカ

「あは、なんでもにゃいですよ~。はい、ごろごろ~」

 

 

「んにゅあ~」

 

 

 

 

 

◆『いいもわるいも』◆

 

 

                              

黒猫のちょっといいとこ見てみたい

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「いつも見せてるよね?」

 

 

『え?』

『それはない』

『記憶にございません』

『捏造しないでもろて』

『残念、それは夢だ』

『いいところなんてあったっけ?』

 

 

「あるでしょ!? え、あるよね?」

 

 

『か、かわいいところ?』

『あっうん。見た目はかわいいよね』

『かわいいかわいい』

『とっても可愛らしいです』立花アスカ✓

『キミ、きゃわいいねー』

 

 

「うんうん、知ってる。で、他には?」

 

 

『……』

『♪~(´ε` )』

『いやー、今日はいい天気だったね』

『明日も早いからそろそろ寝ます』

『寝る人おやすみ~』

『黒猫も早く寝ろよ』

 

 

「あ、おやすみ~。って、いまあからさまに話逸らしたよね!? ほら、他にもばいんばいんとか、顔だけじゃなくて頭もいいとか、運動神経抜群とか、天使の歌声とか。たくさんあるだろ! ね?」

 

 

『なんて?』

『ねって言われても。ねぇぞ』

『話と胸を盛るな』

『自分で言ってて恥ずかしくないの? 引くわー』

『嘘やめなー』

『あなたを詐欺罪で訴えます。理由はもちろんお分かりですね。覚悟の準備をしておいてください』

『かわいいって褒められたんだから、それで満足しとけ』

『二シャネルカを追う者は一シャネルカをも得ずなのです、だぞ』

『シャネルカwww』

『俺の知ってることわざと違うんだけど』

 

 

「うっ、たしかにちょっと盛ったけどさ……。そこまで否定しなくても……」

 

 

『ちょっと?』

『特盛だったぞ』

『泣かないで』

『言い過ぎてごめんって』

『でも、可哀想はかわいいから仕方ないよネ!』

『黒猫はいじられてるときが一番輝いてると思う』

『同感』

『そこがいいところ』

 

 

「そんないいところ嫌なんだが!?」

 

 

『だめだめなところがいい』

『しっかりしてる黒猫は黒猫じゃない』

『もっとだめだめでいてくれ』

『だめなところがいいところとか最強じゃん』

『つまり、欠点がないってことじゃね?』

『物は言いようだな』

『よかったじゃん』

『さすが燦ちゃんです!』立花アスカ✓

『さす燦』

 

 

「いや、それ褒めてる? 褒めてないよね??? 誤魔化されないからね? てか、そもそも私にだめだめ要素ないんだが!?」

 

 

『ちっ』

『気づいちゃったか』

『な、なんのことかなー?』

『ちゃんと褒めてるじゃん!』

『↑アスカちゃんだけだけどね』

『いや、だめだめ要素しかないだろ』

『現実を受け入れてもろて』

『だめなところも含めて好きって言ってるじゃん。それじゃだめなの?』

 

 

「だから、だめだめじゃないんだってば!? もぅっ、お前らの目はすじ穴かよ!」

 

 

『すじ穴?』

『えちちワード??? BANされるぞ』

『筋穴じゃなくて節穴のことじゃね、たぶん。知らんけど』

『これはぽん』

『黒猫、お前。漢字が……』

『あまり難しい言葉を使うなよ。バカに見えるぞ』

『燦ちゃん……。えっと、今度いっしょにお勉強しようね』立花アスカ✓

『やっぱだめだめじゃん』

 

 

 

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