あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(321~325)

◆『花笑み実る』◆

 

アスカ

「今日で4月も終わりですね」

 

 

「あ、言われてみればそっか。なんかあっという間だったね」

 

 

アスカ

「あっという間でしたね。燦ちゃんは、なにかやり残したことってありますか?」

 

 

「やり残したこと。う~ん、……お花見とか?」

 

 

アスカ

「そう言えば、外出自粛の影響もあって、お花見ができる状況じゃなかったもんね」

 

 

「そうそう。だから、桜の花を見ながら、おいしいもの食べたかったなって」

 

 

アスカ

「ふふっ、燦ちゃんは花より団子だもんね」

 

 

「そ、そんなことないし。花もちゃんと好きだよ」

 

 

アスカ

「そういうことにしておきますね」

 

 

「ほ、ほんとだからね!?」

 

 

アスカ

「じゃあ、試しにお花見してみますか?」

 

 

「お花見って、この辺じゃ時期的に無理なんじゃ……。もしかして、今から北海道にでも旅行に行くの?」

 

 

アスカ

「あは、違うよ。お花なら、ほらっ。ここにありますよ」

 

 

「ここって、……どこ?」

 

 

アスカ

「ほら、ここだよ。ここ」

 

 

「ここって。もしかして、アスカちゃん? や、たしかに立“花”だけど!?」

 

 

アスカ

「あはっ。どう、ですか?」

 

 

「えっと、その、……すごく綺麗。です」

 

 

アスカ

「ふふっ。じゃあ、お団子と私、どっちが好きですか?」

 

 

「うぅ~、……アスカちゃん

 

 

アスカ

「だ~めっ。もっと大きな声で」

 

 

「あぅ。あ、アスカちゃんの方が好き、だよ」

 

 

アスカ

「えへ、えへへっ! 私も、燦ちゃんのことが大好きですっ!」

 

 

「わぷっ!? あっあっ。か、顔に、たわわに実った果実が……ごくりっ」

 

 

アスカ

「燦ちゃん? ……もぅ、結局お団子なんだから」

 

 

「でへへ」

 

 

 

 

 

◆『黒猫燦似のモブ(CV:黒猫燦)』◆

 

 

                              

黒猫、アニメ出演おめでとう!

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「え、初耳なんだけど?」

 

 

『あれ、してたよね?』

『俺も見たぞ』

『一瞬映ってた』

『俺じゃなきゃ見逃してたな』

『話題になってるけど知らないの?』

 

 

「や、だからなんの話? あっもしかして、えちアニメに私のパクリキャラが出た的なこと?」

 

 

『なんでそうなる』

『おいJKwww』

『パチモンキャラクターがえちゲやえちアニメに出てることあるけど!』

『とある一般アニメに黒猫に似たキャラクターがモブとして登場したらしい』

『つぶやいたーとかまとめサイトに画像あるよ』

『どう見ても、黒くないけど黒猫だよね』

 

 

「へぇー。……あっ、ほんとだ。たしかに似てる、ような、似てないような?」

 

 

『他人の空似?』

『生き別れの姉妹』

『異世界の黒猫かな?』

『まぁ、似たようなキャラクターがいてもおかしくはないだろ』

『偶然似ちゃうことってあるよね』

『アニメパロディのオ○ホとかね』

 

 

「いや、それは違うでしょ。アレは明らかにパクってるし」

 

 

『たしかに』

『てか、なんで黒猫が詳しいの?』

『やっぱり生えて……』

『また薄い本で生やされるな』

『黒猫の男の娘本しゅき』

『俺は某有名サークルのゆいくろおねショタ本にお世話になってる。もちろん黒猫はショタ』

 

 

「えっえっ、なにそれ。めっちゃ気になる! なんてタイトル? 読みたい読みたい!」

 

 

『えぇー(ドン引き』

『読みたいは草』

『黒猫くんさぁ』

『※この配信に登場するキャラクターは全て18歳以上です』

『保護者さ~ん、出番ですよー』

『燦ちゃん?』立花アスカ✓

 

 

「……ワタシ、クロネコサンジャナイヨ。ボウアニメニ、トウジョウシテタ、クロネコサンノソックリサンダヨ」

 

 

『ナ、ナンダッテー』

『黒猫のそっくりさん(CV:黒猫燦)』

『↑それってほぼ本物だよね』

『名前はそっくり燦かな?』

『いや、流石に誤魔化せないだろ』

『燦ちゃん、めっ!』立花アスカ✓

 

 

「アッハイ。ごめんなさい」

 

 

『だよね、知ってた』

『草』

『謝れてえらい!』

 

 

 

 

 

◆『最終的になくなったらしい』◆

 

「ゴールデンウィークだけど、みんなは配信でなにして欲しい?」

 

 

『ホラゲー』

『ホラー映画同時視聴』

『幽霊凸待ち』

『こっくり燦』

『怖い話しよ』

 

 

「や、ほら。あれだよあれ、えとえと、そう! ホラーはまだ季節じゃないし」

 

 

『つまり、夏になったらホラー解禁、ってこと?』

『ホラー助かる』

『悲鳴も助かる』

 

 

「助からないが!? 今のなし! 絶対にホラーはしないからね!」

 

 

『話が違う』

『じゃあ、なんで聞いたの?』

『ホラーの代わりに耐久配信しよう』

 

 

「えぇー」

 

 

『こっちがえぇーだわ』

『あれもイヤ、それもイヤって。なんならできるのさ』

『いやいや期なの?』

『子供か!』

『こどもの日が近いし、ガキになって配信するとかは?』

 

 

「ガキになって配信? ガキってことはさ。ざぁこ♡ ざ~こ♡ ざこリスナー♡ こんな感じでいいの?」

 

 

『ガキはガキだけどそれはメスガキだぞ』

『ざぁこ助かる』

『悔しい、でもしゅき』

『保存しました』

『もっと幼い感じでお願いします』¥10,000

 

 

「えと、ばぶぅ?」

 

 

『赤ちゃんやん!』

『極端だなぁ』

『もしかして赤スパだったから?』

『よちよち、ママですよ』立花アスカ✓

『アスカママもよう見とる』

『ミルクあげるのかな?』

 

 

「みるく? ……ごくりっ」

 

 

『あぁーあ』

『生唾飲む赤ちゃんとかいやなんだが』

『興奮すな!』

『牛乳でも飲んでろ』

『もぅ……。今は無理だけど、いい子にしてたら。あとで、ね?』立花アスカ✓

『ガタッ!?』

 

 

「あいっ! いいこでまってるばぶぅ!」

 

 

『見たい配信ってこれでもいいのかな?』

『黒猫先生、授乳配信が見たいです』

『授乳ASMR配信?』

『すぐBAMされそう』

『み、ミルク飲んでるだけだから!』

『粉ミルクをたくさん買ってくるので、いっぱい飲んでくださいね』立花アスカ✓

 

 

「……あ、あれれ~。おかしいな? 私が離席中に、誰かが配信してたみたい。粉ミルク? なんの話だろうね。怖いな~、怖いな~」

 

 

『急にホラーになって草』

『粉ミルクから逃げるな』

『さっきから、なんかラップ音聴こえない?』

『よーよー。ちぇけら!』

『俺はずっと赤ちゃんの泣き声がしてる』

『あ、俺も』

 

 

「え、嘘でしょ。嘘だよね?」

 

 

『う・そ』

 

 

「は??? や、でもほんとにびっくりした。もー、赤ちゃんの泣き声なんてする訳ないじゃん」

 

 

『どゆこと?』

『ん?』

『は?』

 

 

「え?」

 

 

『嘘はラップ音のことだったんだけど……』

『えっ、え?』

『マジか』

『ヤバいって』

『黒猫のいたずらかと思ってた』

 

 

「いやいやいや!? じょじょ冗談はだめだってば。ほら、いつもみたいにからかってるんでしょ? ね、ね?」

 

 

『……』

『え、なんて?』

『ノイズ酷い』

『泣き声がうるさくて聞こえない』

『冗談でからかう訳ないじゃん』

 

 

「って、ちゃんと聴こえてるじゃん!? お前らな、いい加減にしろ!!!」

 

 

『ごめんって』

『あれ、本当にノイズ酷いんだけど。俺だけ?』

『霊の仕業かもね』

『いや、おま環だろ』

『えっなにこれwくぁwせdrftgyふじこlp』

『???』

 

 

 

 

 

◆『朝シャンP』◆

 

「うぅ~っ。昨日は怖くて、お風呂も入れなかったし。朝ご飯の前に、朝シャンだけでもしておこうかな。……んっしょ。……ふぅ」

 

 

『……』

 

 

 

「ん? 今、シャワーの音に混ざって、なにか聞こえたような……。気のせい、かな?」

 

 

『……』

 

 

「気のせい、だよね? ね?」

 

 

『……ん、……よ』

 

 

「ぴぃ!? いいいいまのなに!?」

 

 

『さ……ん、……さ……ん……よ』

 

 

「え、近づいて来てる? なんで!? 今日、私以外に誰もいないはずなのに!? あっあっ」

 

 

アスカ

「燦ちゃん、朝ごはんできたよ、ってどうかしましたか?」

 

 

「あ……、アスカ、ちゃん? え、もしかして生霊???」

 

 

アスカ

「ふふっ、まだ寝ぼけてるんですか。燦ちゃんが昨日、朝ごはんを作りに来てほしいって言ったんだよ」

 

 

「そう、だっけ?」

 

 

アスカ

「そうですよ。では、朝ごはんができたので、シャワーが終わったら、すぐに来てくださいね」

 

 

「……や」

 

 

アスカ

「燦ちゃん? 服を掴まれると、戻れないよ」

 

 

「……怖いから、ここにいて」

 

 

アスカ

「ふふっ、もぅ仕方ないなぁ。……うんっしょ。じゃあ折角だし、私も一緒にシャワー浴びるね」

 

 

「……へ?」

 

 

アスカ

「あれ、もしかして洗い終わっちゃった? それなら、洗いっこはまた今度に……」

 

 

「洗いっこ! 洗いっこしよっ! アスカちゃんがスポンジね!」

 

 

アスカ

「あはっ、なにそれ。……んっ、こ~ら。私ばっかり洗ってないで、燦ちゃんもキレイキレイしましょうね」

 

 

「あっ、そこはぁ。んっ、ゃ、……ふにゃ~ん!?」

 

 

アスカ

「……ふぅ、スッキリした。気持ち、よかったね」

 

 

「はぁはぁ、……ぅん」

 

 

 

 

 

◆『おなかすきすぎ』◆

 

「……あぅ。エゴサしてたらおなか空いちゃった」

 

 

 

黒猫燦@あるてま2期生/@kuroneko_altm

おなかすきすぎ

みんなのおすすめ教えて                                

@  ↺  ♡  凸

Reply to @kuroneko_altm

 

 

 

「これでヨシッ!」

 

 

アスカ

「燦ちゃん、お昼ごはんはどうしますか?」

 

 

「ちょっと待って。みんなのおすすめを見てから、お昼ごはん決めるから」

 

 

 

黒猫燦@あるてま2期生/@kuroneko_altm

おなかすきすぎ

みんなのおすすめ教えて                                

@  ↺  ♡  凸

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xxxxxx/@xxxxxx

Replying to @kuroneko_altm

おなか好きなの?

@  ↺  ♡  凸

xxxxxx/@xxxxxx

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急な性癖暴露やめてもろて

@  ↺  ♡  凸

xxxxxx/@xxxxxx

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真昼間から盛ってるねぇ

@  ↺  ♡  凸

xxxxxx/@xxxxxx

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おすすめって、おなかの画像が欲しいの?

@  ↺  ♡  凸

xxxxxx/@xxxxxx

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どうしてもって言うなら、秘蔵のおなかフォルダから厳選してやるぞ

@  ↺  ♡  凸

 

 

 

「……は? なにこれ???」

 

 

アスカ

「どうかしたの?」

 

 

「あっいや、な、なんでもない! もうちょっとだけ待ってて」

 

 

 

黒猫燦@あるてま2期生/@kuroneko_altm

お前ら、まじめにやれ!?                                  

@  ↺  ♡  凸

Reply to @kuroneko_altm

xxxxxx/@xxxxxx

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しょうがいないなぁ

おすすめのおなか画像貼っとくわ

@  ↺  ♡  凸

xxxxxx/@xxxxxx

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おなかが好きとはお目が高い

こちらは友好の証の画像です

@  ↺  ♡  凸

xxxxxx/@xxxxxx

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同士たちよ

くびれもいいが、ぽっこりおなかもいいぞ

@  ↺  ♡  凸

 

 

 

アスカ

「どう、決まった?」

 

 

「あっ、えと、その……」

 

 

アスカ

「ふふっ、候補がたくさんあって決められないのかな? 私も選ぶの手伝うから、ちょっとスマホ見せてね」

 

 

「あっ、ちょっ!?」

 

 

 

黒猫燦@あるてま2期生/@kuroneko_altm

お前ら、まじめにやれ!?                                  

@  ↺  ♡  凸

Reply to @kuroneko_altm

xxxxxx/@xxxxxx

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女体盛りなんていかが?

@  ↺  ♡  凸

 

 

 

アスカ

「……」

 

 

「ち、ちがっ。こっ、これはその。おなかすきすぎがおなかすきすぎじゃなくておなかすきすぎになっておなかすきすぎだと思ったみんながおなかすきすぎだったからおなかすきすぎな私のためにおなかいっぱいにしようとおなかもいっぱいな女体盛りを提案しただけで私はおなかすいてるんだけどおなかすいてる訳じゃなくて……」

 

 

アスカ

「燦ちゃん、はい」

 

 

「はい??? えと、急におなか出してどうしたの?」

 

 

アスカ

「なにって、燦ちゃんの今日のお昼ごはんですよ」

 

 

「へぇ。そうなん、ん? ……え???」

 

 

アスカ

「おなかすきすぎなんだよね?」

 

 

「そうだけどそうじゃなくて。あの、おなか空いてる方で……」

 

 

アスカ

「分かってますよ。おなか、好いてるんだよね? どうぞ遠慮せず、おなかいっぱい召し上がれ」

 

 

「あ、ちがっ、そうじゃ、……はい」

 

 

 

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