あるてまれアスカちゃん劇場´ 作:立花アスカの偽猫
◆『5月5日する』◆
燦
「今日はこどもの日だね」
アスカ
「そうですね」
燦
「あっ。こどもの日で思い出したけど、童謡のこいのぼりに、屋根より高いこいのぼりって歌詞があるじゃん。こどもの頃、そのせいでこいのぼりが屋根より高級なんだと勘違いして、買って欲しいって言えなかったんだよね」
アスカ
「ふふっ、可愛らしい勘違いだね」
『どんな勘違いだよwww』
『黒猫もこどものときは可愛かったんだな』
『屋根より(価格が)高いこいのぼり』
『素材が最高品質なのかな?』
『なんで比較対象が屋根なんだよ。普通に考えておかしいだろ』
『まぁまぁ、こどものときの勘違いだし』
『いまも子供じゃん(性格とか身体の一部とか』
燦
「アスカちゃんは、こどもの日の思い出とかある?」
アスカ
「う~ん。あ、そう言えば。男の子のお友達の家に飾ってあった、五月人形のカブトや小刀がカッコよくて羨ましかった記憶がありますね」
燦
「あっ、私も! 雛人形より、五月人形がよかったって思ってた。カッコいいよね!」
アスカ
「そうなんですか!? えへへ、運命感じちゃうね」
『てぇてぇ』
『カッコいいの分かる』
『チャンバラして怒られて記憶が……』
『うちは武者人形だったから、夜に怖がってた記憶しかない』
『俺は逆に雛人形が欲しかった。だから、大人になってから、その反動で美少女フィギュアを集めてるのかも』
『↑それは関係ないだろ』
燦
「前から疑問に思ってたんだけど、こどもの日と端午の節句ってなにが違うの? 同じ日だよね?」
アスカ
「えっと、たしかこどもの日は国民の祝日で、端午の節句は伝統行事。だったかな?」
『へぇー』
『そんな認識でいいんじゃね?』
『まぁ、やることは大して変わらないしな』
『女の子はひな祭りもあるのに、こどもの日も祝ってもらえるとかずるいよね』
『じゃあ、男の娘になれば解決だな(おめめぐるぐる』
『二人はこれから節句するの? それともしちゃった?』
燦
「これから二人でするつもりだよ。ね?」
アスカ
「はいっ、楽しみです!」
『アス猫、せっくするってよ』
『このあとせっくするんだ。ふ~ん、叡智じゃん』
『お前ら、天才かよ』
『バカと天才は紙一重ともいうけどね』
『いや、頭小学生だろwww』
『端午のをつけてもろて』
『節句:季節の節目に豊作・無病息災・子孫繁栄を願ってお供え物などをする行事を意味する』
『つまり、こどもの日(意味深)に、せっくする(子孫繁栄を願う)のはあながち間違ってない?』
『てか、せっくするは草。なんだよ新しい動詞なの? 誰かツッコめよ』
『突っ込むのは黒猫だろ? 二つの意味でwww』
『(だめだこいつら、早くなんとかしないと……)』
◆『ゴムはゴムでも?』◆
燦
「お前らに言いたいことがある」
『どした?』
『なんでも言ってくれ』
『まじめな話?』
燦
「今日がゴムの日だからって、ファンアートで私にゴムを咥えさせるのは、……まぁ百歩譲っていいけどさ」
『百歩譲っていいのかよ』
『じゃあ、ダブルピースをさせてもいいんですか!?』
『本人が許可してて草』
燦
「なんで、なんで私だけ、くわえてるゴムがゴムパッチンなのさ!!! おかしくない!?」
『あぁ、よく芸人とかが、口にくわえてから伸ばしてパッチンってするやつか』
『おかしくないが?』
『だって、黒猫は芸人だろ?』
『すごく似合ってるよ』
『ゴム助かる』
燦
「助からないが!? や、ファンアートを貰えるのは嬉しいけど! くわえゴムって、そうじゃないじゃん!?」
『素直にゴムをくわえたえちちなイラストが欲しいって言えば?』
『仕方ないなぁ。次はゴム手袋を口にくわえて付けてる絵にするね』
『よかったね』
『医者? なんか手術失敗しそう』
『私、失敗しかしないので』
『草』
『ドクター○っくす』
『アスカちゃんに頼んだら?』
燦
「え、それは流石に引かれない? 大丈夫?」
『いまさらだろwww』
『普段の言動を振り返ってもろて』
『パンツの色を聞くやつがなに言ってるの?』
『ゴムをくわえたイラストですか? あとで描いてみますね』立花アスカ✓
『アスカちゃん!?』
燦
「あっあっ。え、ほんとに大丈夫? 描いてくれたらすごく嬉しいけど、忙しかったら無理しなくていいからね」
『はい、大丈夫です。任せてください!』立花アスカ✓
後日
燦
「たしかにゴムをくわえたイラストだけど!? これ、ゴムはゴムでも、髪を結うためのゴムだよね!?」
アスカ
「そうですよ??? ゴムをくわえたイラストって、燦ちゃんが言ってたから。髪を結ぶ際に、ゴムを口にくわえてるイラストだと思ったんだけど……。だめ、でしたか?」
燦
「あ、いや。……だめじゃないです、はい」
アスカ
「よかったぁ」
燦
「まぁこれはこれでえっt……、うん。ありがと、アスカちゃん!!!」
アスカ
「はい、どう致しまして」
◆『ぶい、ぶい、ぶい、ビクトリー!』◆
ましゅまろ ❒″ |
燦
「好きな部位? う~ん、やっぱりムネかな?」
『ムネいいよね』
『俺も好き』
『嫌いな人いないだろ』
『ムネもいいけど、モモもいいぞ』
『モモはむっちり派です』
燦
「モモもいいよね。かぶりつきたくならない?」
『はしたないぞ』
『分かるけど』
『また切り抜かれるぞwww』
『これは確信犯だな』
『黒猫は腹も好きそう』
燦
「まぁ、基本的に全部好きだけどね。……あっ、アスカちゃん」
『アスカちゃんもよう見とる』
『黒猫がムネが好きって言ってたよ』
『モモとおなかも好きなんだって』
『かぶりつきたいとか言ってた』
『黒猫サイテー』
燦
「ちょ、お前らなに言って!? や、アスカちゃん。違うから。部位、好きな部位の話だからね!? えとえと、そうだ。アスカちゃんの好きな部位は?」
『だから、好きな部位(身体のパーツ)の話だろ?』
『やっぱ黒猫ってサイテーね』
『お巡りさん、この猫です』
『セクハラやめなー』
『淫猫じゃん』
燦
「セクハラじゃないが!? ね、アスカちゃん?」
『そうですね。私が好きなのは燦ちゃんだよ』立花アスカ✓
『黒猫!?』
『え、食べるの?』
『肉付き悪くて食べるとこないし、おいしくなさそう』
『部位???』
燦
「えへへ。……って、そのVじゃなくて!?」
『VtuberのVか』
『ビックリした』
『ぶい違い?』
『分かっててやってそう』
『おちゃめ助かる』
燦
「もー、アスカちゃん!? 今度こそ、ちゃんと部位をコメントしてよ!」
『v(*^▽^*)v』立花アスカ✓
燦
「ブイサイン!? や、たしかにVをコメントしてるけど! わざとだよね!? 絶対にわざとだよね!!!」
『ブイサインは草』
『その発想はなかった』
『この勝負、勝者はアスカちゃん!』
『(*^^)v』
『(^_^)v』
『( •̀ ω •́ )y』
『↑yやん』
『(´・ω・`)ショボーン』
◆『母の日のプレゼントは?』◆
燦
「みんなは、明日の母の日になにかプレゼントする?」
『まだ決めてないけど、やっぱカーネーションかなぁ』
『エプロンあげる予定』
『温泉旅行プレゼントした』
『お金あげりゅ』
『ケーキバイキング』
燦
「へぇー、みんな色々考えてるんだ。でも、やっぱり定番のカーネーションが多いかな?」
『まぁ無難だし』
『定番だからね』
『変なもの渡すよりはいいから』
燦
「けど、カーネーションって、ありきたりっていうか。面白味がなくない?」
『え、面白味?』
『まぁ、ありきたりではあるね』
『母の日に面白味を求める親不孝な娘がいるらしい』
『根っからの芸人だなぁ』
『母猫も芸人気質なのかも?』
燦
「私のm、……お母さんは、うん。普通? って、そんなことより、カーネーションに代わるなにかない?」
『ガー○チョコレート』
『CMで見た』
『母の日までチョコに汚染されるとは』
『チョコ、バレンタイン……うっ』
『やめろ。それ以上は身体がもたんぞ!』
燦
「あぁー、チョコ。チョコかぁ。……どこかに、母の日にチョコをくれる親孝行な娘落ちてないかな?」
『落ちてません』
『仮に落ちてても交番に届けようね』
『或いは迷子センター』
燦
「冗談はさておき、チョコって母の日って感じしないよねー。他になにかない?」
『母の日っぽいもの?』
『ママチャリ』
『エコバッグ』
『ミ○キー!』
『↑ママの味だけど!?』
『う~ん、俺らじゃ欲しいもの分からんぞ』
燦
「まぁ、そうだよね。じゃあ、リスナーの中にお母さんいない? おばあちゃんでもいいけど」
『この中にお母さんはいらっしゃいませんか!』
『緊急時の飛行機でお医者さんを探してるみたいなことすな』
『黒猫の配信をおばあちゃんが見てたらヤバくない?』
『こんばんは。母の日のプレゼントは決まりましたか?』立花アスカ✓
『ママきちゃ!?』
『アスカママ!』
燦
「アスカちゃん!? ちょうどいいところに! 参考にしたいから、いま欲しいものか、して欲しいこと教えて!」
『えっと、同性婚関係の憲法の改正?』立花アスカ✓
『あっうん』
『して欲しいよね』
燦
「えと、その。私にできることでお願いします」
『赤ちゃん、欲しいな。燦ちゃんの』立花アスカ✓
『!?』
『私を母にしてってこと?』
『黒猫、お前も母になるんだよ!』
『やったね、黒猫! これでお母さんの気持ちが分かるよ!』
『母の日が母になった日になるのか』
燦
「……てな訳で、母の日に大事なのは気持ち! ありがとうの一言でもいいから、お母さんに感謝の気持ちを伝えようね。それじゃ、ばいにゃー」
『あ、逃げた』
『へたれたな』
『いいこと言ってるのに残念過ぎる』
『でも、アスカちゃんの赤ちゃん欲しいもちょっと……』
『ちょっと待てよ! よく考えたら、孫をプレゼントするって言うのはアリなのでは?』
『たしかに!? そうか孫か!』
『よし、なら俺も孫をプレゼントしようかな』
『……じゃあ俺は、彼女探しから頑張ります。ガンバリマス』
『↑涙拭けよ。きっといい人見つかるって』
『騙されて黒猫みたいなのと付き合うなよ。あとで後悔するからな』
『↑あとで屋上な!』黒猫燦✓
『呼び出し? 告白だな』
『えっと、ごめんなさい。黒猫は異性として見れないので』
『は???』黒猫燦✓
『告白してないのに振られてて草』
◆『お母さんになろう』◆
燦
「今日は母の日ということで、お母さんになれるゲームをしていきます」
『おぉー!?』
『黒猫ママ!』
『黒猫が子育てとか不安だなぁ』
『育児放棄だめ、ぜったい』
『児童相談所に電話しなきゃ』
燦
「私への信頼0か!? もぅ、ゲームなんだし大丈夫だって。じゃあ、始めるよ」
『お母さんになって赤ちゃんの世話をするゲームか』
『けっこうリアルな絵だなぁ』
『さっそく赤ちゃんが泣いてるぞ』
燦
「は~い、燦ママですよ~。うわっ、可愛くない顔っ!?」
『草』
『自分の赤ちゃんに言う言葉じゃねぇ』
『ぶちゃいくなのは分かるけど!?』
『ライン超えたわ』
『人として超えてはいけないライン超え』
燦
「や、だって。えぇー」
『文句言ってないで手を動かせ』
『おむつだって』
『おい、オムツをゴミ箱に投げるな!?』
『そして外してて草』
『ばっちぃ』
燦
「ミルク!? えとえと、ミルクってどうやって作るの!」
『乳牛を用意します』
『お乳を搾ります』
『沸騰させて殺菌してから冷ませば完成』
燦
「絶対うそだよね!? 流石にそれくらい分かるからな!」
『ちっ』
『ミルク作れないなら母乳あげてもろて』
『母乳はもっと無理じゃね?』
『黒猫(無乳)だもの』
『それよりメシ食べないと空腹で倒れるぞ』
燦
「あっあっ。ちょっと待って!? 死ぬ、ほんと過労死するってこれ!」
『落ち着いてごはんも食べれないね』
『だからって、食いだめしたらトイレ行かないとだめになるし』
『意外と難しいゲーム』
『落としたおしゃぶりを洗わないの草』
『さ、3秒ルールだから(震え声』
燦
「あっ。時間切れ……」
『あぁーあ』
『黒猫に子育てはまだ早かったか』
『お母さんって大変だなぁ(遠い目』
『今度からは嫁に任せっきりにしないでもっと子育て手伝おう』
『俺も』
『私たちも二人で子育てしましょうね』立花アスカ✓
燦
「子供はしばらくいいかな、うん。……もっと二人きりでいちゃいちゃしたいし」
『えぇー』
『諦めたらそこで試合終了だぞ』
『こうして少子化が進むんだな』
『まぁ、子供を産んでおいて育児放棄するよりはマシだけど』
『えへへ、そうですね!』立花アスカ✓
『アスカちゃん、悪い男に騙されて、結婚詐欺とかに遭いそうで心配』
『子作りは好きだけど子育ては嫌いな黒猫』
『やってもいいけど、ちゃんと責任は取るんだぞ』
燦
「あぁもう!? お前ら、うっさい! 子供が泣いてるでしょうが!」
『え、俺らが悪いの?』
『理不尽だ』
『カルシウム足りてないぞ。ミルク飲む?』
『よちよち、ミルク飲んで早く大きくなるんだよ』
『俺たちがママになる配信だったのか……』
『草』