あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(331~335)

◆『ばいにゃー(物理)』◆

 

「今日はメイドの日なんだって。みんな知ってた?」

 

 

『知ってた』

『メイド?』

『なんでなん?』

『5月(May)10日(ド)でメイドの日らしい』

『へぇー』

 

 

「せっかくだし、みんながどうしてもって言うなら、特別にご主人様って呼んであげようか?」

 

 

『あ、結構です』

『黒猫がどーしてもっていうならしてもいいぞ』

『黒猫のドジっこメイドは死人が出るレベル』

『萌えじゃなくて燃えそう』

『特別? はて???』

『いや、普段からご主人様って呼べよ』

 

 

「え、なんで?」

 

 

『この猫はほんとに……』

『やっぱ野良猫やんけ』

『設定……(ぼそっ』

『ねこなのに鳥頭やんけ』

『つファンネーム』

 

 

「あっ」

 

 

『あっ、じゃないが』

『このやり取り何回目だっけ?』

『一度もご主人って呼ばれたことないんだが』

 

 

「い、一回くらいあるし……。あったよね?」

 

 

『……』

『あったっけ?』

『記憶にございません』

『あったようななかったような?』

『これが答えだぞ』

 

 

「うぐっ」

 

 

『ほんと黒猫ってどうしようもないな』

『IQ3以下』

『IQ3以下は草。サボテンじゃん』

『IQ3のサボテンならご主人のこと忘れても仕方ないか』

『サボテンに負けた女』

『IQ3じゃメイドは無理だったか』

 

 

「は? 負けてないが??? じゃあその証拠に、今からお前らにメイド見せてやるから。メイドの日だし、ちょうどいいよね? ほら、遠慮しなくていいって」

 

 

『おい、そのメイドはメイド違いだ!?』

『冥土知っててえ○い!』

『いや、黒猫のことだし、ほんとにメイド衣装を見せてくれる可能性も微レ存』

『IQ3ならアリエール』

『↑洗剤かな?』

『やばい、ばいにゃー(物理)される!?』

『おててぺちぺち助かる』

『神様、仏様、アスカ様! 助けてくれ!?』

 

 

「逝ってらっしゃいませ、ご主人様♡」

 

 

アスカ

「燦ちゃ~ん、ごはんですよ。今日はオムライスにしたので、早く来ないとケチャップでハートマーク描いてあげないからね」

 

 

「オムライス!? うん、すぐ行くっ!!! そういうことなんで、メイドは今度ね! ばいにゃー」

 

 

『た、助かった』

『おしおきはいやだから、次の配信は見ないようにしよ』

『どうせ忘れてるから大丈夫だぞ』

『女神アスカを称えよ』

『配信よりオムライスを優先する配信者がいるらしい』

『美少女の手料理には勝てなかったよ……』

『オムライスでこどもみたいに喜ぶ黒猫すこ』

『俺もオムライス食べたくなってきた』

『メイド喫茶いってくりゅ! ばいにゃー』

『黒猫もみんなも逝ってらっしゃい』

 

 

 

 

 

◆『荒らしの中で輝いて』◆

 

「無料が必ずしもいいとは限らないよね~」

 

 

『急にどうした?』

『ただより怖いものはない』

『何かあったの?』

 

 

「や、Vtuberの配信って無料だから誰でも見れるじゃん。けど、誰でも見れるからこそ、荒らしとかも湧いちゃうし。なんかなーって思って」

 

 

『あぁー分かる』

『荒らしはどこにでも湧くから諦めるしかないだろ』

『キッズくんさぁ』

『無視が一番』

『メンバー限定配信すれば?』

 

 

「それはそうなんだけど、そのメンバーを増やすためにも、普段の配信を頑張らないとだし。難しいよねー」

 

 

『なるほど、新規さんを取り込む必要があるもんね』

『スパナをあげたモデレーターさんに頑張ってもらおう』

『頑張ります』立花アスカ✓

『お前らも、アスカちゃんにコメント消されないように各々で気をつけろよ』

『はーい』

 

 

「ん? あっ、ごめん。ちょっと待っててね……」

 

 

『トイレ行っトイレ―』

『お、戻ってきた』

『おかえり』

『???』

『口パクだな』

『ミュート芸助かる』

『またぽんしてる』

『※不適切な発言のため黒猫のコメントを削除しました』

『荒らし扱いで草』

『まぁ、黒猫はキッズだし……』

 

 

「荒らしでもキッズでもないが!? ただのやらかしだから!」

 

 

『やらかしwww』

『お、ついに認めたか』

『(おっぺいが)キッズじゃん』

『荒らし界のニュースター』

『じゃあ、かまってちゃん?』

『普段から場を荒らす発言が多いだろ。つまり荒らしじゃん』

『黒猫の発言って結構アレだし。モデレーターに監修してもらった方がいいのでは?』

『黒猫を裏で操る黒幕のAちゃん』

『え、女将ア○カのささやき配信始まるって?』

『さ○やき女将は草』

 

 

「お前らな!? あんま好き勝手言ってるとコメント消すからね? アスカちゃんも、いらっとする発言があったら、こいつらのコメント消しちゃっていいからね?」

 

 

『横暴だ!?』

『消せるもんなら消して、クマーーー』

『消えたくない。消えたくない! 消えたくない!!!』

『黒猫の胸はぺったn(ここ先は消されている』

『消されるのが怖くてコメントができるか! 俺はやるぞ。アスカ好きだーーー』

『コメント欄カオスで草』

『こんだけ荒れてたら、荒らしも荒せなくて逃げ出すだろ』

『さすくろ! 問題解決して良かったね』

『初見さんも逃げ出してるけどね』

『あ、あはは……』立花アスカ✓

 

 

 

 

 

◆『ピ草ー』◆

 

 

                              

好きピ(好きな人)なのは分かるけど

アスカの彼ピ(彼氏)面しないでくれる?

黒猫は彼ピッピ(友達以上恋人未満)だぞ

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「は? 彼ピ面じゃなくて彼ピなんだが???」

 

 

『は?』

『彼ピじゃないです』

『彼、氏? ん???』

『アスカの彼ピは俺やぞ』

『残念、アスカなら俺の隣で寝てるよ』

 

 

「てか、このピってなに? 誰が使ってるの???」

 

 

『放送禁止用語』

『↑それはピー』

『JK?』

『おい、JK! お前のことだぞ』

『ほ、ほら。黒猫はJKだけどそもそも使う相手がいないから……』

『あっ察し』

 

 

「ぼっちじゃないが!? ちゃんと学校で話す友達くらいいるし」

 

 

『ほんとに~?』

『嘘だ!?』

『証拠不十分だぞ』

『他人に見えない友達はカウントしないからな』

『黒猫も見える子ちゃんだったか』

『じゃあ、最近した会話の内容は?』

 

 

「うぇっ!? 急にそんなこと言われても……、え、えっと。次、移動教室だっけ? たぶん。とか」

 

 

『うんうん』

 

 

「これ後ろに回してね。うん。とか」

 

 

『うん?』

 

 

「肩にゴミついてるよ。ありがとう。とか。ほら、ちゃんと会話してるでしょ!」

 

 

『会、話?』

『あっ』

『あれ、画面がぼやけて見えない。おかしいな』

『急に重たい話しないでもろて』

『めっちゃ身に覚えがありすぎる』

『うっ、その話は俺にも効く……』

『黒猫にしては頑張ったね。えらいぞ』

『強く生きてもろて』

 

 

「なんか哀れまれてる!? 余計なお世話なんだが!」

 

 

『大丈夫、俺たちリスピッピがいるぞ』

『リスナー以上ガチ恋未満?』

『よしよし、元気出して?』立花アスカ✓

『彼(かの)ピもよう見とる』

『新しい言葉作らないでもろて』

『でも、そんなの関係ねぇ』

『はい、おっぱ○ぴー』

『↑伏字とピー音ですごく卑猥な言葉になってて草』

 

 

 

 

 

◆『レス』◆

 

「この間、アスカちゃんと2人で100円ショップに行ってきたよ」

 

 

アスカ

「はい、2人で可愛い小物とかを見て回ったんですよ。楽しかったね」

 

 

『デート自慢ですか?』

『黒猫とのデート料金も100円』

『今日もてぇてぇ助かる』

 

 

「ふと思ったんだけど、100円ショップの商品って100円で買えないよね」

 

 

『まぁ、うん』

『100円ショップに300円とか500円の商品があるのマジで納得いかない』

『消費税あるし』

『文句があるならお前が総理大臣になって変えてくれ』

『黒猫総理!?』

『国が崩壊するぞ』

 

 

「そのせいで支払いのときに、細かいのが必要になって大変だったし。てか、なんで食料品と雑貨で税率違うの? バカなの?」

 

 

アスカ

「えっと、食料品だけ税率が違うのは、軽減税率と言って……」

 

 

『そんな今更な話題を出されても』

『面倒だよね』

『アスカちゃんが冷静に軽減税率の説明してて草』

『キャッシュレスなら小銭気にしなくてよくね?』

『え、もしかしてニコニコ現金払いしてる?』

『【悲報】黒猫燦は電子マネーを使えない子だった』

 

 

「電子マネーくらい使えるが!?」

 

 

アスカ

「ふふっ、そうですね。あの日は運悪く、燦ちゃんの使ってる電子決算が、そのお店に対応してなかっただけですよ」

 

 

『あるあるだ』

『マジで1つにするか、全部どこでも使えるようにして欲しい』

『分かる』

『やっぱ現金が最強だな』

『黒猫はキャッシュレス派? それともキャッシュレスレス派?』

 

 

「や、現金払いがいいと思うのは分かるけど。キャッシュレスレス派ってなに? キャッシュ派でよくない?」

 

 

『よくなくなくない』

『よくなくなくなくなくない』

『キャッシュレスを無くそうとする派閥なのかな?』

『黒猫は(現)ナマが好き、と』

『現金だなぁ』

『現金払いだけに?』

 

 

「は? つまらないんだが??? アスカちゃんもそう思うよね?」

 

 

アスカ

「えっと、私はその。あ、あはは……」

 

 

「ほら、アスカちゃんもつまらないって。お前らはもう少しダジャレスしたら???」

 

 

『ごめんね』

『ダジャレスとは???』

『おじさんなんだから仕方ないだろ』

『若い子には分からないだろうけど、歳を取るとキャッシュレスもダジャレスも難しんだよ』

『黒猫はもっと年寄りを板割って!』

『まな板だけに?』

 

 

「は? まな板レスなんだが???」

 

 

アスカ

「100円ショップで買った、キッチンバサミのキャッチコピーかな?」

 

 

『まな板がいらないってことか』

『伏線回収』

『黒猫はまな板レスレスだけどね』

『お前らさっきからレスってレスし過ぎwww』

『絶対だれか言うと思ってた』

『草』

 

 

 

 

 

◆『かんじってかんじ?』◆

 

「なんで漢字ってあるんだろうね」

 

 

『また唐突に訳の分からないことを』

『お前は漢字に親でも殺されたのか』

『どうせ漢字の勉強がいやなだけなんだろ』

 

 

「うっ……。そ、ソンナコトナイヨ?」

 

 

『なぜカタコト?』

『図星やんけ』

『漢字から逃げるな!』

 

 

「そもそもだけど、漢字っていらなくない? 漢字がなくても生きていけるし。みんなも、ひらがなとカタカナだけで十分だと思うよね?」

 

 

『分からなくもないが』

『中国さんに謝れ』

『漢字は必要ですよ』立花アスカ✓

『漢字さんがいないと、ひらがなもかたかなも生まれてないんだよなぁ』

『そうだぞ。漢字パイセンがいないと困ることになるぞ』

 

 

「えぇー。じゃあ、たとえば? たとえばどんなときに困るのさ?」

 

 

『同音異義語って知ってる?』

『発音が同じだけど意味が違う言葉があってだな』

『オレタチノ、ニホンゴ、ワカリマスカ?』

 

 

「どーおんいぎご? あぁーあれ。あれだよね。うんうん、もちろんしってるし。それで?」

 

 

『出た、黒猫の叱咤か』

『脅威を感じる』

『初めての成功体験』

『太くて長い弾痕』

『ほら、漢字じゃないとやばいだろ?』

『不適切なコメント扱いされちゃうって』

 

 

「べ、べつに、これくらいならひらがなでももんだいないって。……たぶん」

 

 

『ふーん、ほんとにいいの?』

『鎮魂』

『入刀』

『漫湖』

『ひらがなにしてもいい?』

『カタカナでもいいぞ』

 

 

「あっあっ、ちょちょちょっ、ちょっとまって! それはほんとにマズいって!?」

 

 

『じゃあ誤って! 幹事くんに過って!』

『感じから逃げるな!』

『見んな、返還が粗ぶってるぞ』

『ちゃんと勉強しないとこうなるけどいいのか?』

『黒猫、漢字の勉強しろ!』

『漢字の勉強、一緒に頑張ろう。ね?』立花アスカ✓

 

 

「……はい、ごめんなさい。がんばります」

 

 

 

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