あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(356~360)

◆『籠の中身はなんだろな?』◆

 

「……まったく。6月4日で虫の日だからって、みんなして虫を食べさせようとするんだもん。ほんと最悪。……はぁ、アスカちゃんのおいしいごはんまだかなぁ」

 

 

アスカ

「燦ちゃん、ごはんだよ。今日は6月4日に因んで、蒸し料理を作ってみました!」

 

 

「虫料理!?」

 

 

アスカ

「はい。ちゃんとレシピも調べて、食材も厳選したので、おいしくできたと思います」

 

 

「え、っと。あっアスカちゃん? 虫はちょっと……」

 

 

アスカ

「あっ、そうだよね。燦ちゃん、苦手だもんね」

 

 

「うんうん」

 

 

アスカ

「じゃあ、火傷しないように、ふぅーふぅーしてあげるね」

 

 

「うんう、……ん? いや、アスカちゃんのふぅーふぅーは嬉しいけどっ!? 虫が苦手なんだって!」

 

 

アスカ

「そう、……ですか。燦ちゃんが喜ぶと思って、頑張って作ったんだけど。……食べたくないなら、仕方ないよね」

 

 

「うっ、良心が痛む。で、でも、虫は食べたくないし……」

 

 

アスカ

「せっかくせいろも買ったのに……」

 

 

「……ん? せいろ???」

 

 

アスカ

「はい、本格的な蒸し料理を作ってみたくて、奮発して買ってきたんだけど。……でも、燦ちゃんが蒸し料理が苦手なら、もう使うこともないだろうし。はぁ、どうしよう」

 

 

「……えっと、アスカちゃん。虫籠と蒸籠って似てると思わない?」

 

 

アスカ

「あ、はい。そうですね」

 

 

「だ、だよね! あ、あはは……」

 

 

アスカ

「???」

 

 

「あ、なんか急に蒸し料理が食べたくなってきた! あぁー、すごい蒸し料理が食べたいなー。実は、せいろで蒸した本格的な蒸し料理が大好きなんだけど、近くで食べれるところとかないかな~」

 

 

アスカ

「……ほんとに? 無理、してない?」

 

 

「そんなことない! さっきのは、えと、えと、アレ! アレだったの」

 

 

アスカ

「アレ? ……ふふっ、アレなら仕方ないよね」

 

 

「そうそう! えへへ、アスカちゃんの蒸し料理たのしみ」

 

 

アスカ

「あはっ、嬉しい。たくさん作ったから、いっぱい食べてね? ………………私の蒸し料理」

 

 

「……ぇ?」

 

 

 

 

 

◆『夢は深層心理を現すって言うけど』◆

 

「お前らのせいで、昨日は大変だったんだからな!?」

 

 

『いや、なんの話?』

『身に覚えがないのだが』

『あーはいはい。大変だったねー』

『そんなことよりサッカーしようぜ! お前ボールな!』

『ごめんね!』

『ちゃんと説明してもろて』

 

 

「お前らが虫を食え、虫を食えいうから。夢で、その、むっ、むしが、むしで、せ、せいろに、ぁぁぁああ”あ”!?」

 

 

『鼓膜ないなった』

『うっせえわ』

『あぁー、よく分からんがごめん』

『虫籠と蒸籠って似てるもんね』

『蒸籠(せいろ)と読むって知っててえらい!』

 

 

「……はぁ。せっかく見るなら、もっと別の夢がよかった」

 

 

『どうせえちちなやつだろ』

『淫夢?』

『夢の中までピンク色』

『盛りすぎwww』

『黒猫のえ○ち』

 

 

「ち、違うが!? お前ら、私をなんだと思ってるのさ!」

 

 

『え、言っていいの?』

『あるてまの清楚(笑)枠』

『淫猫』

『芸人、かな』

『じゃあ、逆に聞くけどどんな夢を見たいの?』

『たとえば?』

 

 

「たとえば、えとえと。美少女にちやほやされる夢、とか?」

 

 

『おいっ!』

『大して変わらないじゃん』

『夢は深層心理を現すって言うけど、やっぱりな』

『欲望に忠実な夢だなぁ』

『黒猫くんさぁ』

 

 

「ちっ、ちが。他にもあるから! えっと、透明人間! 透明人間になる夢とか見てみたくない?」

 

 

『で、女湯を覗くと』

『もしもしポリスメン』

『女子更衣室は入っちゃだめだぞ』

『黒猫ってもしかしておっさん?』

『えち本の読みすぎだな』

『やっぱえ○ちじゃん』

 

 

「そんなことしないから!? てか、覗くもなにも、女湯も女子更衣室も合法なんだが!!!」

 

 

『えっ?』

『なん、だと!?』

『黒猫は隔離しろ』

『今日から法律変わったよ?』

『異議あり!』

 

 

「はい、却下! ……まったく、お前らはもっと私をちやほやしろ! そうすれば、夢でちやほやされたい、なんて言わなくてよかったのに」

 

 

『え、俺らのせいなの?』

『ごめんね』

『ん? つまり、俺らは美少女だった???』

『そうだよ』

『そうだったのか』

 

 

「や、違うだろ」

 

 

『てか、その理屈だと、透明人間になりたいって夢の方は……』

『女湯や着替えをもっと覗かせろってことだな』

『燦ちゃん、覗きたいの?』立花アスカ✓

『あっ』

『だ、大丈夫! 黒猫が罪を犯さないように、俺たちがちゃんと見張っておくから!』

『代わりに、俺の風呂と着替えでよければ……ぽっ』

 

 

「だから、しないってば!? てか、顔を赤らめるな!!!」

 

 

 

 

 

◆『アスカのToDoリスト?』◆

 

「マネージャーさんに勧められて、ToDoリストを作ることにしたんだけど。これってどうすればいいの?」

 

 

アスカ

「すごくいいと思います! ToDoリストを作るに当たって、まずは直近のうちにやるべきこと、やらないといけないことをリストアップしてみましょうか」

 

 

「はーい! えっと、やるべきこと。やるべきこと……、ボイスはあとでいいとして。他に提出する物は、宿題? あとはなにかあったかな?」

 

 

アスカ

「ふふっ、頑張れ燦ちゃん。私もせっかくだし、ToDoリストを作ってみようかな?」

 

 

「う~ん。んん~っ、思い浮かばない! 参考までに、アスカちゃんはどんなことを書いてるのかな?」

 

 

アスカ

「ふんふふ~ん♪」

 

 

「えっと。やるべきことは、結婚式? やらないといけないことは、式場探し、招待状の作成、ウエディングドレス選び……って!?  あっ、あわわっ!?!?!?」

 

 

アスカ

「あはっ、楽しみだなぁ」

 

 

「あ、アスカちゃん? えと、あの、それはToDoリストじゃなくて、Would like to doリストなんじゃ……」

 

 

アスカ

「燦ちゃん?」

 

 

「ひゃっ、ひゃい!?」

 

 

アスカ

「Would like to doを覚えてるなんてえらいね。よしよし、よくできました」

 

 

「えへっ、えへへ。アスカちゃんに褒められちゃった。……あれ、なにか大事なことを忘れているような???」

 

 

アスカ

「あはっ。そういうことがないように、次からはちゃんとToDoリストに書くようにしようね」

 

 

「うん、そうする!」

 

 

 

 

 

◆『贅沢したい、したくない?』◆

 

 

                              

最高の贅沢を教えて?

あ、黒猫はち○ーる以外で

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

「最高の贅沢かぁ」

 

 

アスカ

「贅沢といっても、人それぞれ感じ方は違いますからね。燦ちゃんはどんなことを贅沢だと思いますか?」

 

 

「う~ん。まぁ、ちゅ○るは論外として、キャビア、フォアグラ、トリュフを食べるとか?」

 

 

『ありきたり』

『ち○ーる贅沢やろがいっ!』

『面白味がない』

『高級=贅沢というのが、ねぇ?』

『ほんと黒猫は体型だけじゃなくて、考えも貧相なんだから』

『発想もお○ねも小学生』

 

 

「お前らな!? てか、貧相とか小学生って言ったやつ。名前覚えたからな!」

 

 

アスカ

「ふふっ、私は燦ちゃんらしくていいと思うな」

 

 

「アスカちゃん、それって褒めてる? 褒めてるよね???」

 

 

『お前が信じるアスカを信じろ』

『アスカ公認で黒猫は小学生』

『黒猫のことが大好きだからたぶん褒め言葉なはず』

 

 

「じゃあ、アスカちゃんが思う贅沢ってなに?」

 

 

アスカ

「私ですか? ん~、推しのVtuberを独り占めする。なんて、すごい贅沢だと思いませんか?」

 

 

「え、それって……」

 

 

アスカ

「燦ちゃんがだめ、って言うなら控えるけど。これからも贅沢して、……いい、かな?」

 

 

「あぅ、そっその、リスナー! へ、ヘルプっ!」

 

 

『どうぞどうぞ』

『かまへんかまへん』

『アス猫は俺らにとって最高の贅沢だから』

『黒猫でいいなんて、アスカは慎ましいなぁ』

『黒猫も慎ましいぞ。どことは言わないけど』

『せやな』

『てか、黒猫はなんで焦ってるの?』

『最近のアスカがガチだから』

『ふーん。贅沢な悩みだね』

『つまり、一番贅沢なのは黒猫だってことだな!』

 

 

 

 

 

◆『お幸せに』◆

 

 

                              

アスカちゃん、プロフィール帳交換しよ!

あ、黒猫さんはこういうの興味ないよね?

ごめんね、ちょっとアスカちゃん貸りるから待ってて

 

ましゅまろ

❒″

 

 

 

アスカ

「プロフィール帳、小学生の頃にやってました! 懐かしいですね」

 

 

「プロフィール、帳? え、なにそれ。おいしいの?」

 

 

『草』

『黒猫、生きろ』

『ぼっちの黒猫にクリティカルヒット』

『なぜか流行ってたイメージ』

『無理やり書かされたなぁ』

『懐かしい』

 

 

アスカ

「あれ、燦ちゃんの小学校では流行ってなかったのかな? 私の通ってた学校では、クラス替えとかあったときに、自己紹介も兼ねて、プロフィール帳を交換するのが一時期流行ってまして……」

 

 

『やめてあげて!?』

『黒猫のライフはもう0よ!』

『友達のいない黒猫がプロフィール帳を交換してるはずもなく』

『てか、ハブられてただけじゃね?』

『しーっ。黒猫泣いちゃうから黙っておこう』

『いじめ、よくない』

 

 

「へ、へぇー。そうなんだ。オモシロソウダネ」

 

 

アスカ

《font:8》「あっ。じゃあ、せっかくだし、二人でプロフィール帳を交換してみませんか? お互いの知らない一面が分かるかもしれませんよ」

 

 

「う~ん、……そうかもね。アスカちゃんが言うなら、書いてみようかな」

 

 

アスカ

「よかったぁ。じゃあ、フリーのプロフィール帳を印刷するね」

 

 

『これには後方腕組みおじさんもにっこり』

『プロフィール帳を交換できる友達ができてよかったね』

『やったね、黒猫。友達ができるよ!』

『それは草』

『アスカが黒猫の初めてを奪った、ってこと?』

『黒猫はちゃんと書けるのかな?』

 

 

「こんな感じでいいのかな? ……よし、できた!」

 

 

アスカ

「はい、私もできました。じゃあ、交換しよっか」

 

 

「うんっ! ……へぇー、そうだったんだ。これは知らなった」

 

 

アスカ

「あっ、……ふふっ」

 

 

『なになに!?』

『めっちゃ気になる!』

『個人情報漏洩してもろて』

『配信で流そう』

『見せて見せて見せて』

 

 

「や、それは流石に無理だから。……ん? 将来の夢、燦ちゃんのお嫁さん???」

 

 

『あっ』

『ペロッ。これは……、てぇてぇ!?』

『孔明の罠だったか』

『まさか、この展開を狙って……』

『なん、だと!?』

『アスカちゃん、恐ろしい子!』

 

 

アスカ

「燦ちゃんの将来の夢は、ちやほやされて人生イージーモードで生きたい、かぁ。……これなら、大丈夫そうかな?」

 

 

「???」

 

 

『なにが大丈夫なんだろうね』

『黒猫ヒモルート入った?』

『監禁ルートかも』

『黒猫、逃げてーっ!』

『ふ、二人が幸せならいいんじゃね?(おめめぐるぐる』

『それは本当の幸せなのかな?』

『少なくともアスカと俺らにとっては幸せだから……』

『黒猫も幸せにしてやれよ』

『やばい、黒猫が幸せにさせられちゃう』

『あっうん。お幸せに(目逸らし』

 

 

 

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