あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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 あけましておめでとうございます!

 今年もよろしくお願いしますね。


あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(361~365)

◆『切り抜き漫画で検索!』◆

 

燦

「この間、こんなことがあってさ……」

 

 

アスカ

「燦ちゃん、おやつの用意ができましたよ」

 

 

燦

「はーいっ! 今日のおやつはなにかな?」

 

 

アスカ

「今日のおやつは、おいもだよ」

 

 

燦

「おいも? ポテトチップス?」

 

 

アスカ

「いえ、ただの蒸しいもです」

 

 

燦

「そっか……」ショボーン

 

 

アスカ

「燦ちゃんには、はいこれ」

 

 

燦

「こ、これは。チョコレートっ!?」

 

 

アスカ

「ふふっ、燦ちゃん用に、チョコレートフォンデュを用意しておきました」

 

 

燦

「アスカちゃん……、しゅきっ!」

 

 

アスカ

「あは、大げさだよぉ。ほら、冷めないうちに食べちゃお」

 

 

燦

「うんっ! はふはふ……。うまうまぁ~!」

 

 

アスカ

「よかったね、燦ちゃん」

 

 

 

……

…………

………………

 

 

 

燦

「ね! この動画、すごくない? 切り抜き動画なんだけど、話に合わせた手描きの漫画になってるの!」

 

 

アスカ

「ほんとにすごいですよね。今回は、漫画の台詞をアテレコする関係で、切り抜き内の燦ちゃんの音声を切ってましたが。本来はそのままでも楽しめるようになっているんですよ」

 

 

『すごい!』

『あっ、この間の雑談の切り抜きか』

『デフォルメかわいい』

『生アテレコ助かる』

『蒸しいもにチョコ??? 妙だな……』

『ポテチにチョコ付いたのあるし……』

『じゃがチョコてぇてぇ』

『こういう切り抜き漫画、二度楽しめて好き。もっと増えて欲しい』

 

 

燦

「そうだね。もっと増えろ!」

 

 

『その結果、黒猫の炎上する切り抜き漫画が増えたとさ。めでたしめでたし』

『草』

『それはありそう』

 

 

燦

「や、それは増やさなくていいから!?」

 

 

アスカ

「あ、あはは……。燦ちゃんも、炎上しないように気をつけないとね」

 

 

燦

「……はい」

 

 

 

 

 

◆『ちゅー、誅、リフレイン』◆

 

アスカ

「最近、暑くなってきましたね」

 

 

燦

「そうだねー」

 

 

アスカ

「そろそろ熱中症が流行ってもおかしくないですし、水分補給はしっかりしないと」

 

 

燦

「熱中症か。ちゃんと水分補給しないとね」

 

 

アスカ

「……んっ」

 

 

燦

「んっ、……ん? アスカちゃん、急にどうしたの???」

 

 

アスカ

「だ、だって。いま、ねぇちゅうしようかって……」

 

 

燦

「あぁー、うん。たしかに言ったけど。……まぁ、聞き間違えることってよくあるもんね」

 

 

アスカ

「は、はい! だから、これは仕方ないんです!」

 

 

燦

「う~ん、なんか怪しいなぁ。……抽象絵画」

 

 

アスカ

「んっ」

 

 

燦

「誹謗中傷」

 

 

アスカ

「んっ」

 

 

燦

「中止要請」

 

 

アスカ

「んっ」

 

 

燦

「……もー、わざとでしょ!」

 

 

アスカ

「えへへっ、聞き間違えちゃった」

 

 

燦

「もぉ。次、聞き間違えたら、本気でちゅーしちゃうからね?」

 

 

アスカ

「うぅっ、……ごめんなさい」

 

 

燦

「……あれ??? ねぇっ、ちゅーしないの?」

 

 

アスカ

「熱中??? 私は燦ちゃんに熱中してるよ?」

 

 

燦

「???」

 

 

アスカ

「???」

 

 

 

 

 

◆『伝わるオモい』◆

 

燦

「今日は、アスカちゃんとお絵描き伝言ゲームをします」

 

 

アスカ

「視聴者参加型なので、リスナーのみなさんも参加してみてくださいね」

 

 

『これは迷宮入り確定』

『黒猫画伯にお絵描き伝言はレベルが高過ぎた』

『わーい、アスカちゃんの絵だいすき―』

『ぬりえから始めてもろて』

『ぬりえでも画伯になりそう』

『草』

 

 

燦

「草、じゃないが!? お前ら、私のリスナーならちゃんと擁護しろ!」

 

 

アスカ

「さ、燦ちゃんの絵は、えっと、後世で評価されるタイプだから……」

 

 

燦

「アスカちゃん!? ねぇ、それって褒めてる? 褒めてるんだよね???」

 

 

『アスカちゃんも黒猫のリスナーだもんね』

『将来的に評価されるならいいだろ』

『でも、現時点ではゴミ以下』

『芸術は理解されにくいものだから……』

『それは擁護じゃなくて追い打ちや』

 

 

燦

「そ、そんなことより! ほら、お絵描き伝言ゲームはじめるよ!」

 

 

アスカ

「そ、そうですね」

 

 

燦

「えっと、ゲームの流れを簡単に説明すると。最初に各自がお題を決めて、シャッフルしたお題でお絵描きする。その後、他の人が書いた絵にタイトル付けして、他の人がつけたタイトルをお題にまたお絵描きして。を繰り返すことで伝言していくって感じだね」

 

 

『説明たすかる』

『黒猫のお題が草』

『お前がその絵を見たいだけだろ!』

『み、水着だからセーフ』

『これは淫猫』

 

 

燦

「え、なにこのお題!? は??? むずっ!?」

 

 

アスカ

「このお題って、……燦ちゃん?」

 

 

燦

「だ、大丈夫。け、健全だから!」

 

 

アスカ

「もー、まだなにも言ってないよ……」

 

 

『あぁーあ、自爆しちゃった』

『芸術は爆発だからね』

『上手いこと言わんでもろて』

 

 

燦

「じゃあ、伝言ができてるか、確認してみよっか」

 

 

アスカ

「まずは燦ちゃんのお題ですね」

 

 

燦

「あっ、ちょっまっ」

 

 

アスカ

「お題は『アス猫のセクシーショット』です」

 

 

『あっ』

『だから言ったじゃん』

『セクシーショット、どこ?』

『セクシーちょっとだったか』

『あっただろ。……一糸纏わぬまな板のセクシーショットが』

『最終的に料理するアスカになってて草』

 

 

燦

「ほ、ほら次! 次はアスカちゃんのお題を確認しよう! えっと、なになに。『アス猫の結婚式』? ……アスカちゃん???」

 

 

アスカ

「えへへっ」

 

 

『似たもの同士かよ』

『願望だだ漏れで草』

『結婚おめでとう』

『結婚式で号泣する黒猫?』

『あれ、なんか流れが不穏に……』

『結婚式で寝取られて号泣する黒猫www』

『浮気がバレて慌てる黒猫』

『涙が汗になって、汗が血になった』

『結婚式じゃなくて血痕式ってか?』

『いい教訓になったじゃん。今後、浮気するときは、刺される覚悟でするんだぞ』

 

 

燦

「……さっ、流石に刺さない。よね?」

 

 

アスカ

「あはっ、もちろん」

 

 

『え、どっちなの?』

『もちろん(刺さないとは言ってない)』

『うわき、だめ、ぜったい』

 

 

 

 

 

◆『立花アスカを愛してくれて、ありがとう』◆

 

アスカ

「燦ちゃん、ちょっとだけお時間いいですか?」

 

 

燦

「うん、大丈夫だよ。でも、……急に改まってどうしたの?」

 

 

アスカ

「えっと、その。……私がVtuberを辞めるって言ったら、どうしますか?」

 

 

燦

「……え? えっえっ、Vtuber辞めちゃうの!? なんで! 辞めちゃいやだよ!!!」

 

 

アスカ

「………………ごめんね」

 

 

燦

「っ、………………そっか。いやだけど、……ほんとにいやだけど。悩んで、いっぱい悩んだ末に、……アスカちゃんが導き出した答え。だもんね」

 

 

アスカ

「……ありがとう、燦ちゃん。私がVtuberを続けて来れたのも、本当にやりたいことを見つけられたのも。そして、……夢を叶えたいって決心できたのも。全部、ぜんぶ、……燦ちゃんのおかげなんだよ」

 

 

燦

「っ、アスカちゃん……」

 

 

アスカ

「だから、……泣かないで。私はもう、立花アスカじゃなくなるけど。アスともの1人として、そしてVtuberの黒猫燦として、最後は笑って送り出して欲しいな?」

 

 

燦

「……ぐすっ。だって、…………っ、………………ぅん」

 

 

アスカ

「っ、ぁ……、ぅ、……あはっ。ありがとう。立花アスカを、ぁ、……愛してくれて。……だいすきだよ、燦ちゃん」

 

 

燦

「わ、っ、……わたしも。アスカちゃんが、……だいすきっ!」

 

 

アスカ

「……うんっ!」

 

 

燦

「…………えへへ。……そう言えば、Vtuberを辞めてまで、叶えたい夢ってなんなの? あっ、無理なら答えなくていいんだけどっ!」

 

 

アスカ

「ふふっ、大丈夫だよ。寧ろ、燦ちゃんに聞いて欲しいな、私の叶えたい夢」

 

 

燦

「そう、なの?」

 

 

アスカ

「うんっ。えっとね、私の叶えたい夢は……」

 

 

燦

「えっ!?」

 

 

 

 

 

◆『ずっと一緒に』◆

 

燦

「き、緊張してきた……」

 

 

アスカ

「大丈夫?」

 

 

燦

「だだだだっ、だいじょ、ばないかも。うっ、さっき胃薬飲んだのに、お腹が……」

 

 

アスカ

「大変っ!? おなかさすさすするね。痛いのいたいの、飛んでけ~。……どう? 少しはよくなったかな?」

 

 

燦

「……うん。えへへっ、ありがと。アスカちゃんのお陰で少しだけよくなったかも」

 

 

アスカ

「あは、よかったぁ。じゃあ、今日の挨拶は大丈夫ですねっ!」

 

 

燦

「うっ……、えと、その……。やっぱり今度にしない? あの、なんか、えと、あっだってほら、今日って仏滅だし! 挨拶するなら大安の日がいいって!」

 

 

アスカ

「……挨拶するの、いや?」

 

 

燦

「……ごめん。でも、そうじゃなくて。その……、自信がない。みたいな?」

 

 

アスカ

「自信、ですか?」

 

 

燦

「うん……。だって、私なんかがアスカちゃんを幸せにできるのかな。一緒に居ていいのかなって。そう思うと、認めてもらえないんじゃないかって思っちゃって……」

 

 

アスカ

「……燦ちゃん。今、あなたの目にはなにが映ってますか?」

 

 

燦

「え? えっと、アスカちゃん。かな?」

 

 

アスカ

「うん、正解。じゃあ、私の表情はどう? 不幸そうに見える?」

 

 

燦

「……ううん。どっちかというと、嬉しそう?」

 

 

アスカ

「あは、そうだね。では、なんで嬉しそうな表情をしていると思いますか?」

 

 

燦

「えっと……、久しぶりに両親に会えるから?」

 

 

アスカ

「う~ん、それもあるけど……。隣に燦ちゃんがいるから、なんだよ」

 

 

燦

「え、それだけ?」

 

 

アスカ

「うん、それだけ。それだけで私は嬉しいし、幸せだなーって思えるの」

 

 

燦

「……ほんとに?」

 

 

アスカ

「本当だよ。どんなに辛いことがあったって、燦ちゃんが隣に居てくれるだけで、最後には笑顔になれるんだよ。それってすごいことだと思いませんか?」

 

 

燦

「……そう、だね。ありがとアスカちゃん。………………うん、分かった。じゃあ、ずっと一緒に居れるように、挨拶。頑張らないと、だね」

 

 

アスカ

「うんっ!」

 

 

燦

「うっ、でも緊張して上手く話せなかったらどうしよう? 声、ちゃんと出るかな?」

 

 

アスカ

「ふふっ、もー心配し過ぎだよ。もし失敗してもちゃんとフォローするし。そんなに心配なら、いっそ今から練習しましょうか?」

 

 

燦

「そ、そうかな? でも、練習ってなにするの?」

 

 

アスカ

「ん~、そうですね。では、私のあとに続いて復唱してみてください。初めまして黒猫燦です」

 

 

燦

「え、えっと。は、初めまして黒猫燦です」

 

 

アスカ

「こちら、つまらないものですが、お口に合えば幸いです」

 

 

燦

「こっこちらちゅまらないものでしゅが、お、お口に合えば幸いでしゅ」

 

 

アスカ

「ふふっ。では、次が最後です。絶対に幸せにするので」

 

 

燦

「ぜ、絶対に幸せにするので」

 

 

アスカ

「娘さんを私にください」

 

 

燦

「娘さんを私に、ってアスカちゃん!? 今日はそういう挨拶じゃないよね!?」

 

 

アスカ

「くすくす、すみません。そうでしたね。今日は、違うもんね」

 

 

燦

「っ~~~!? あぁもぅ、アスカちゃん!」

 

 

アスカ

「あはっ、ごめんなさい。……でも、緊張は解けたでしょ?」

 

 

燦

「あっ、……言われてみれば。たしかに……」

 

 

アスカ

「ふふっ、それなら良かった。私の大好きないつもの燦ちゃんだ」

 

 

燦

「むぅ~。今日のアスカちゃんは、優しいけど、ちょっぴりいじわるだ……」

 

 

アスカ

「そんな私は嫌いですか?」

 

 

燦

「……大好き」

 

 

アスカ

「あはっ、また幸せになっちゃった。燦ちゃんはどう? 私と一緒にいて幸せですか?」

 

 

燦

「もちろん、私も幸せだよ!」

 

 

アスカ

「えへへ、嬉しい。……こんな幸せがずっと続けばいいのに」

 

 

燦

「アスカちゃん……。……ずっと、一緒に居てくれるよね」

 

 

アスカ

「……うん。ずっと一緒にいるよ」

 

 

燦

「えへへっ、約束だよ」

 

 

アスカ

「あは、もちろん。約束だよ。……あっでも、それなら娘さんをくださいの練習もしないとだね」

 

 

燦

「え、えっと、その……。きっ、機会があればね」

 

 

アスカ

「もー。くすくす」

 

 

 




???話『……またね』もぜひよろしくお願いします
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