あるてまれアスカちゃん劇場´ 作:立花アスカの偽猫
◆『父の日』◆
アスカ
「父の日のプレゼントって、なにがいいと思いますか?」
『う~ん』
『悩む』
『なんでも喜ぶと思うけどね』
アスカ
「そうだといいんですが、できれば具体的なものだと嬉しいかな。たとえば、みなさんならなにが欲しいですか?」
『ホワイトな職場』
『休日』
『友達』
アスカ
「あ、あはは……。流石に用意できないよぉ……」
『参考にならなくてごめんね』
『困ってるアスカちゃんかわいい』
『相手のことを知らないと提案し辛い』
『せめて好みとかが分かれば』
『お父さんの好きなものは?』
アスカ
「好きなもの……、やっぱりチョコレートかな?」
『チョコかぁ』
『それなら甘さ控えめなビター系がいいかな?』
『チョコが好きって言うくらいだから甘党かもよ』
『お酒が好きならウイスキー入りのやつがおすすめ。俺も好き』
『他には?』
アスカ
「残念ながら、お酒は飲めないですね。他には、えっと、……食べ物じゃないけど、かわいい女の子が好き。かな?」
『???』
『お、おう』
『俺と気が合いそう』
『お酒はだめかぁ』
『たしかにそれも好みだけどさ……』
『てか、夫婦仲大丈夫なの?』
アスカ
「ふふっ、夫婦仲は良好ですよ。いつもいちゃいちゃしてますし。この間も、寝坊しそうなのに、おはようのちゅーしてくれないと起きないって駄々こねて、……ふふっ」
『それはよかった』
『よきよき』
『てか、そのお父さん。なんか既視感が……』
『俺も。てか、つい最近だけど他の配信で同じ内容の話を聞いた気がする』
『もしかして……あるてまの猫?』
『お父さんってアスカの父親じゃなくて、……あっ』
『パパになった黒猫』
『子供はなんにんいるの?』
アスカ
「こ、こどもだなんて……。えへへ、それはまだ早いよぉ。でもでも、子供は3人以上欲しいかな、なんて。きゃ~っ!?」
『アッハイ』
『まだ、か』
『パパ、がんばれよ』
『ね、ねこだし。黒猫ならよゆーよゆー』
『まぁ、他の女の子のところでこども作ってないといいけど』
『草』
◆『さっちゃんじゃなくて、サッちゃん”さん”な?』◆
名字も立花から黒猫に変わっただろうし 今度からはタッキーじゃなくてクッキーって呼ぶね 幸せになれよ
ましゅまろ ❒″ |
アスカ
「えっと、ありがとうございます???」
燦
「や、もともとタッキーって呼んでないよね? てか、タッキーも大概だけど、クッキーって。お菓子じゃないんだからさ」
『タッキー&クッキー?』
『夫婦漫才してそう』
『なんかお腹空いてきた』
『いやいや、黒猫もツッコむところそこじゃないよね?』
『そもそも黒猫アスカは解釈違い』
『じゃあ、なんて呼べばいいのさ?』
アスカ
「ん~、そうですね。私は、今まで通りアスカでいいと思うけど。燦ちゃんは、なにがいいと思いますか?」
燦
「え、そこで私に聞くの? なんか前にもこんなことがあった気がするけど。う~ん、……あっちゃん、なんてどうかな?」
『あっちゃん? 48?』
『武勇伝の方かも』
『じゃあ、黒猫はさっちゃんだな』
『自分のことさっちゃんって呼んでそう』
『ちっちゃいから仕方ないね』
『おかしいね、草っちゃん』
燦
「ちっちゃくないが!? あと勝手に草生やすな! あっちゃんもなにか言ってよ!」
アスカ
「えっと、さっちゃんはちっちゃいじゃなくて、小柄なだけなんです。それに、たとえちっちゃくても、私はさっちゃんのこと、好きだよ」
燦
「あ、アスカちゃん……」
アスカ
「燦ちゃん……」
燦
「でも、それってフォローになってないよね?」
アスカ
「……てへっ」
『ふぉ、フォローがないのは、きっと背の高さって勘違いしてるだけだから(震え声』
『てへっ助かる』
『てか、けっきょく呼び方の件はどうなったの?』
『あなた、お前』
『パパ、ママ』
『俺たち関係なくなっちゃってる!?』
『黒猫と燦でよくね』
『それは黒猫燦なんよ』
『すごい今更だけど、呼び方は実際に結婚してから考えたらいいのでは?』
『それはそう。草だけに』
◆『壁』◆
燦
「リスナー軍団VS.天才ジーニアスキャット。クイズ96秒の壁っ!!!」
アスカ
「ルールは簡単。リスナーのみなさんから届いたクイズを、燦ちゃんが96秒以内に答えることができれば燦ちゃんの勝利。もし96秒を過ぎても答えが出なかった場合は、リスナーのみなさんの勝利となります!」
『天才、ジーニアスキャット???』
『パクリやんけ』
『96秒だから……』
『ダー○ライどこ?』
『お前にクイズは無理だから、芸人らしく有○の壁しよ』
『黒猫が新ネタを披露すると聞いて』
燦
「芸人じゃないが!? てか、新ネタもなにも、そもそもネタを披露したことないから!」
アスカ
「あはは……。えっと、そろそろクイズを始めてもよろしいでしょうか?」
『いいよ』
『うちの黒猫がすみません』
『司会進行の邪魔だろ』
燦
「私が悪いの!? や、私は悪くないよね!?」
アスカ
「ふふっ、それでは第1問。クイズ、96秒の壁!」
燦
「え、ちょっ。アスカちゃん!? あっあっ、問題始まっちゃった!?」
『草』
『アスカはこのあと別の人とコラボあるからなぁ』
『巻きでお願いします』
燦
「えっと、□に入る数字を答えろ? 4、4、4、4、4、□、3、ってなにこれ???」
『わ~からん』
『最初の4が赤色で3が青色なのは意味がありそう』
『数字が7つ、……なるほど』
アスカ
「あと30秒です」
燦
「あ、もうっ!? ひ、ヒント! ヒントちょうだい!!!」
アスカ
「ん~、そうですね。ヒントですが、これらの数字は、それぞれ漢字の画数を表しています。ですので、当て嵌まる漢字を考えてみてください。よく目にする7つの漢字ですよ」
燦
「よく目にする漢字って言われても……」
『分かった!』
『ほぼ答えじゃん』
『回答者に甘々だぞ、この司会者』
『だって、黒猫にハンデ上げないと勝負にならないし』
『勝負を公平にするためだから仕方ないね』
アスカ
「はい、時間切れです。正解は、8でした!」
燦
「8?」
アスカ
「これらの数字は、実は曜日を表す漢字の画数を、日曜日から順に並べたものでした。つまり、赤い4は日曜日の日で、画数は4画となりますね」
燦
「あ、なるほど!」
アスカ
「同じように、月、火、水、木ときて、その次の漢字は金曜日の金。つまり、画数は8画なので、□に当てはまる数字も8となります」
『赤の4が日曜で、青の3は土曜日かぁ。たしかに、土曜日って青のイメージあるわ』
『なんか見覚えあると思ったらカレンダーだったか』
『考えたリスナーナイス!』
『リスナー軍団の勝ち』
『天才ジーニアスキャットなんていなかった』
燦
「うぐっ、もっもう一回! 次こそは正解するから!」
アスカ
「ふふっ、やる気十分だね。分かりました。では、続いての問題です」
○問題○ |
| ある:メス牛、豊満、胸板 ない:オス牛、スレンダー、まな板 では、黒猫燦はあるとなしどちらなのか、理由も含めて答えよ。 |
燦
「あるなしクイズかぁ。う~ん……分かんない!」
『難しいぞ、これ』
『黒猫じゃないけど分からん』
『ほんとに共通点あるのか?』
アスカ
「ヒントですが、私、立花アスカはあるに入ります」
燦
「アスカちゃんにあって、私にないもの? う~ん、なんだろ???」
『おっ○い』
『草』
『いや、意外と正解かもよ』
『メス牛、豊満、胸板、立花アスカ。たしかにお○ぱいがあるな』
『胸板えぇ……』
『り、立派な大胸筋(お○ぱい)ですね……』
アスカ
「残念、時間切れです。正解は、燦ちゃんは『なし』でした!」
燦
「えぇー、なんで? ……って、お前ら!? コメント欄のやっぱりってどういう意味さ!?」
『いや、だって。ねぇ?』
『つまり、そういうことよ』
『オス牛、スレンダー、まな板、黒猫燦。並べてみると共通点しかない』
『お前はありにはなれない運命なんだよ』
『かわいそう』
燦
「や、かわいそうってなに!? え、もしかして喧嘩売ってる???」
アスカ
「さ、燦ちゃん。落ち着いて」
『クイズしてもろて』
『てか、なしの理由は?』
『気になって夜しか寝れねぇよ』
アスカ
「あ、すみません。なしの理由ですが、あるの方には顔のパーツの名前が入っていて、黒猫燦にはそれがないのでなしになります」
燦
「顔のパーツ? えっと、『メ』ス牛は目って分かるけど、豊満には入ってないよね?」
アスカ
「いえ、ちゃんと豊の漢字に口が入ってますよ。ほらっ」
燦
「あ、ほんとだ。じゃあ、胸板もメが入ってるから目だね。アスカちゃんは、たちばなだから……、鼻!」
アスカ
「はい、正解です。さすが燦ちゃんだね!」
燦
「えへへっ、これくらい余裕だし」
『さもクイズに正解したかのよう振舞っているけど不正解だからね』
『余裕の不正解』
『不正やめなー』
『寧ろ、正解したのは俺らリスナーだぞ』
『正解はなし。理由は黒猫燦におっぺえがないから』
燦
「はい、不正解。残念でしたー。わたしはばいんばいんなので、リスナーの負けー」
『は?』
『嘘はだめだろ』
『96猫の壁』
『じゃあ、クイズ企画らしく、○×問題で白黒つけようか』
『正解かどうかはアスカちゃんに判断してもらおう』
『問題。黒猫燦はぼいんぼいんである。○か×か』
燦
「まるっ!!! ね、アスカちゃん」
アスカ
「え、えっと。それはその……」
燦
「まる、だよね?」
アスカ
「ぁ、あーっ!? そろそろ時間なので、次のコラボの準備しないと! すみませんが、本日の配信はここまでにしますね」
燦
「え、ちょっと。アスカちゃん!?」
アスカ
「それではみなさん、お疲れさまでした!」
『あ、逃げた』
『で、答えは?』
『黒猫が圧を与えるから……』
『答えないのが答えだぞ』
『とりま、黒猫は壁を越えられなかったってことで』
『草』
『お疲れさまでした!』
『ばいにゃー』
◆『お願い、違って』◆
燦
「今週もいろいろあったよね。そう言えば、七夕の配信どうだった?」
『たのしかったー』
『願い事が読まれて嬉しかった』
『アスねこに関する願い事が多くて笑った』
『アスねこが癌に効くようになりますようにって願ったニキネキは元気だろうか』
『今日も元気に配信見てるさ、きっとな』
燦
「や、七夕のときも言ったけどさ。みんな、もっとマシな願い事なかったの? なんで私とアスカちゃんに関する願い事ばっかなのさ」
『だって、ねぇ?』
『推しの幸せが俺らの幸せ』
『言わせんなよ、……恥ずかしい』
燦
「お、お前らぁ……」
『だからもっとてぇてぇして♡』
『いちゃいちゃしろ』
『アスねこ24時間生配信ぽろりもあるよ』
『匂わせてけ』
『先っぽだけでいいから!』
燦
「お前らさぁ……」
『そう言えば、黒猫は七夕になにお願い事したの?』
『てぇてぇか? てぇてぇ願い事なんだろ?』
『教えてえ○い人!』
燦
「はいはい、教えればいいんでしょ。先に言っておくけど、別に大して面白くもないからね。えっと、たしかクリスマスツリーに飾った短冊が……あった!」
『クリスマスツリー???』
『クリスマスツリーは草』
『笹の代わりにされたクリスマスツリーは泣いていい』
『季節外れ過ぎるだろwww』
『黒猫えぇー』
燦
「さ、笹もクリスマスツリーも、大して変わらないし……。だっ、大事なのは短冊の中身だから! それで、私の願い事はこんな感じ」
『ちやほやされたいwww』
『ふっ、面白い女』
『これは黒猫だわ』
『なんか安心した』
『お前がナンバー1だ!』
燦
「や、なにその反応!? ベべべ別になに願ったっていいじゃんかっ!!! お前らの願い事よりマシだろ!」
『う~ん』
『五十歩百歩』
『どんぐりの背比べ』
『いや、邪まな願い事をする黒猫よりはマシだし』
『寧ろ俺らの願い事の方が私利私欲のない健全な願いだろ』
『アスねこてぇてぇは世界を平和にする』
燦
「は? 私は健全だが??? 健全じゃない願いっていうのはこういうのだから」
『燦ちゃんに子供を生ませたいはぁはぁは草』
『やべー願い事をするやつがいたもんだ』
『あれ、これってもしかして……』
『あっ』
『少女Aちゃん?』
『犯罪者扱いはやめてもろて』
燦
「え、ちちち違うから! アスカちゃんはそんな願い事しないって! たしか、アスカちゃんの短冊もあったから、それを見てもらったら分かるから」
『燦ちゃんやリスナーのみなさんが元気に過ごせますようにって天使か!』
『浄化された』
『黒猫とは大違いじゃん』
燦
「悪かったなっ!? けど、これで疑いは晴れたでしょ。アスカちゃんは天使、異論はないね?」
『アッハイ』
『アスカちゃんは天使です』
『さ、燦ちゃん!? もぅ、恥ずかしいよぉ』立花アスカ✓
……
…………
………………
燦
「ばいにゃー。……ふぅ、片付けしよっと。……あれ、よく見たらアスカちゃんの短冊だけ、ちょっとだけ分厚い? もしかして……、やっぱり二枚重なってる。それに中にもなにか書いて……う~ん、のりのせいでよく読めないけどこれは……」
『燦 ゃん を たいです』
燦
「………………わ、ワタシハナニモミテナイヨ。アスカちゃんは天使。だからきっと、私に膝まくらをしてあげたいとか、そんな可愛いお願い事に決まって……、決まって…………」
| 23:11 | 七夕の短冊なんだけど 今日紹介したもの以外に お願い事ってしてないよね? 例えば子供がどうとか…… |
|---|
| 立花アスカ | |
えっ!? ……ふふっ、ヒミツですっ | 23:13 |
|---|
燦
「……見なかったことにしよう。うん、そうしよう」
◆『お前のツムを数えろ』◆
| xxxxxx/@xxxxxx … リサイクルショップに行ったら ツミぐる黒猫が大量に売られてて草 |
| こ り ♡ き |
| Reply to @xxxxxx |
『業者じゃん』
『殺処分される前にだれか引き取ってあげて』
『捨て猫かよwww』
『保健所で見たことある』
『コラボぬいぐるみなのに草』
『黒猫は不人気』
| 黒猫燦@あるてま2期生/@kuroneko_altm … お前ら買え xxxxxx/@xxxxxx リサイクルショップに行ったら ツミぐる黒猫が大量に売られてて草 |
| こ り ♡ き |
| Reply to @kuroneko_altm |
『アッハイ』
『仕方ないにゃ』
『うちに3匹いるんだけど……』
『96253匹集めようぜ』
『あれ、引き取りに行ったら既に売り切れだったんだが?』
『え、ツイートしてから1時間も経ってないのに??? ガチ恋勢こわっ!!!』
燦
「はやっ!? や、まぁずっと売れ残ってるよりはいいけどさ……。あっ、そろそろアスカちゃんの家に行かないと」
……
…………
………………
アスカ
「あ、燦ちゃん。お帰りなさい」
燦
「う、うん。ただいま……」
アスカ
「ん? どうかしたの?」
燦
「あ、アスカちゃん。そっ、それは……?」
アスカ
「この子たちですか? えへへっ。飼い主さんが見つからなくて可哀想だったので、まとめて引き取ってきちゃいました」
燦
「そっ、そうなんだ。……アスカちゃんは、その、優しいね」
アスカ
「えへへ、そんなことないよ。こんなにかわいいんだもん。私が引き取らなくたって、きっと素敵な飼い主さんが見つかってたと思います」
燦
「(や、流石に天井に届く量のぬいぐるみを一手に引き取る人は、普通いないと思うけど……)あ、あはは。そ、そうだね」
アスカ
「ふふっ、そうですよね。あっよかったら、燦ちゃんも一匹どうですか?」
燦
「えっと、その子たちもアスカちゃんのところが気に入ってるみたいだし。引き離すのも可哀想だから遠慮しとくよ」
アスカ
「そう、かな? あは、そうだと嬉しいな。分かりました、私が燦ちゃんの分まで責任持ってお世話するね!」
燦
「う、うん……」
アスカ
「……ふふっ、大丈夫だよ。この子たちも大切だけど、一番は燦ちゃんだから。ね?」
燦
「っ、うんっ!」