あるてまれアスカちゃん劇場´ 作:立花アスカの偽猫
そして祝400話という訳で、本当に応援ありがとうございました。
今後も、ネタが続く限りは執筆を続けていく予定ですので、どうぞよろしくお願いします。
◆『本命』◆
義理でもいいからチョコください 何ならカレーのルゥでも可
ましゅまろ ❒″ |
燦
「しょーがないなぁ~。はい、あーげた」
『は?』
『絵じゃん』
『はい、あげたって小学生か!』
『低評価押しました』
『黒猫のファンやめます』
燦
「はいはい。てか、某お金配りおじさんじゃないんだし、お前ら全員になんて配れないから。無理なものは無理」
『それはそう』
『いや、同じくらい稼いでるだろ』
『黒猫破燦』
『つまりお金があればくれるってこと!?』
『これでいいか?』¥1,000
『俺にもくれ』¥500
『チ○ルチョコでいいぞ』¥200
『上限スパチャなら流石に足りるだろ』¥50,000
燦
「そういう問題じゃないから!? てか、スパチャするお金あるなら自分で買え!」
『女の子に貰うってことが重要なんだよ』
『黒猫でも義理』
『ママチョコはただのおやつだから……』
『う、古傷が』
『妹チョコは数に入りますか!』
『父子家庭でもらえない俺だっているんだぞ!』
燦
「あぁもう、分かったって! でも、チョコは無理だから、ん~っと。義理、義理……義理チェキ? うん、サイン入りのチェキあげるからそれならいいでしょ」
『ま?』
『俺も欲しい』
『なんかアイドルっぽい』
『チェキ助かる』
『たまにはいいこと言うじゃん』
燦
「たまにはは余計だよ! 義理チェキ止めるぞ! ……ったく。じゃあ、さっきスパチャくれた人と、今からするツイートにリプしてくれた人からテキトーに選ぶから。そんな感じでよろしく」
『はーい』
『リプしてきた』
『スパチャ投げときゃよかった』
『貰える人おめー』
『最高のバレンタインをありがとう』
……
…………
………………
燦
「ふぃ~。デジタルとはいえ、サイン疲れた~」
アスカ
「お疲れさま、燦ちゃん。疲労回復に、甘いものなんてどうですか?」
燦
「ありがと、アスカちゃん! 甘いものちょうだい!」
アスカ
「分かりました。じゃあ……はい。あ~ん」
燦
「あ、あ~ん」
アスカ
「おいしい?」
燦
「ん~、おいしいっ!」
アスカ
「あは、よかった」
燦
「チョコ、んまんま。はぁ~、しあわせ~」
アスカ
「くすっ。……あっ、そう言えば。先ほどの配信で、スパチャしてくれた人は、燦ちゃんのサイン入りチェキが貰えるって聞いたのですが」
燦
「うん」
アスカ
「スパチョコをあげた場合は、なにが貰えるんですか?」
燦
「……ん? スパチョコ???」
アスカ
「はい、スパチョコです。ほら、今、食べてるよね?」
燦
「あっ。えっと……、スパチョコへの返礼キャンペーンはしてなくて……」
アスカ
「そのチョコ、実はね……。本命、なの。だから……、お返しは義理チェキじゃなくて、……本命。欲しいな?」
燦
「あ、その……えと。返礼はホワイトデーじゃ、だめ?」
アスカ
「あは、だ~めっ」
燦
「あ、あはは。だよねー」
アスカ
「だって……。一ヶ月も、我慢できないよ……」
燦
「あっ、……っぅ、…………ん、もぅ。……痕、付いちゃうから。これじゃあ、アスカちゃんのサイン入りだよ」
アスカ
「えへへ、ごめんね。じゃあ……、はい。サイン、……して?」
燦
「もぉ……。痕が残ってもしらないからね」
アスカ
「燦ちゃんになら……傷物にされたって、いいよ」
燦
「っ!? ……ばかっ。……ちゃんと、大切にするから」
アスカ
「んっ……。あは、嬉しい。本命にして貰っちゃった」