あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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 次回の更新どうしようかな?


あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(396~399)

◆『スヌートじゃなくて……』◆

 

アスカ

「燦ちゃん、はい!」

 

 

燦

「はい?」

 

 

アスカ

「……あれ?」

 

 

燦

「あれ、ってアスカちゃん。それは、両手の親指と人差し指で作った輪っかを見せられた、私の台詞なんだけど……。急にどうしたの?」

 

 

アスカ

「えっと、スヌートチャレンジって聞いたことないかな? 動画とかで有名なんですよ」

 

 

燦

「スヌートチャレンジ? それってたしか、指で作った輪っかに犬が鼻を突っ込む動画のやつだよね?」

 

 

アスカ

「はい、それです! 最近、その動画にはまってて、せっかくなら燦ちゃんとやってみたいなって思ったんです」

 

 

燦

「へぇ、そうだったんだ。……って、私は犬じゃないんだけど!?」

 

 

アスカ

「知ってますよ? あ、もしかして初めてだから、やり方が分からなかったのかな? じゃあ、できるようになるまで練習しないとだね」

 

 

燦

「いや、そういうことでもなくて……」

 

 

アスカ

「そういうことでもない? ん~。じゃあ、おやつがないと上手くできないとか? はい、チョコですよ~」

 

 

燦

「芸を仕組もうとしてるっ!? いや、チョコで釣ったってやらないから!」

 

 

アスカ

「むぅ~。……えっと。じゃあ……、んっ。ご褒美がこれなら、どうかな?」

 

 

燦

「にゃっ!? アスカちゃん!? それは流石に、なんていうか、えとえと……その、あの、えっと………………ちゅっ」

 

 

アスカ

「えへへっ。チャレンジ成功、だね」

 

 

燦

「え、いや。うん。そうとも言える、のかな? でも、なんかスヌートチャレンジとは違う気が……? ……まぁ、アスカちゃんが幸せそうだからいっか」

 

 

 

 

 

◆『ごはん冷めちゃった』◆

 

アスカ

「燦ちゃん、朝ですよ。ほ~ら、ごはんだから起きて」

 

 

燦

「うぅ~、さむい。寒くて動けないから、ごはんここで食べる~」

 

 

アスカ

「お布団汚れちゃうからだ~めっ」

 

 

燦

「えぇ~。……じゃああとで食べる~」

 

 

アスカ

「それじゃあお昼ご飯になっちゃうでしょ。いい子だから、ね? お布団とばいばいしよ?」

 

 

燦

「や~だぁ、布団と一緒がいい。このまま布団と結婚すりゅの~」

 

 

アスカ

「むぅ~っ、……えい!」

 

 

燦

「さむっ!? あっあっ返して」

 

 

アスカ

「つーん。お布団さんは燦ちゃんに呆れて実家に帰りましたよ」

 

 

燦

「えぇ!? もぅ、アスカちゃん。いぢわるしないで」

 

 

アスカ

「……先にいぢわるしたのは燦ちゃんなのに」

 

 

燦

「え?」

 

 

アスカ

「だって。私がいるのに、お布団と結婚するって」

 

 

燦

「そ、それは……言葉の綾というか、なんていうか」

 

 

アスカ

「浮気、してたもん」

 

 

燦

「うっ、……ごめん。もう浮気しないから、アスカちゃんが布団の代わりになってくれる?」

 

 

アスカ

「もー、……仕方ないなぁ」

 

 

燦

「ほっ……。じゃあ、はい。温めて?」

 

 

アスカ

「う、うん。……どう、かな?」

 

 

燦

「……もっとぎゅってして」

 

 

アスカ

「こう、ですか?」

 

 

燦

「うん、……えへへ。アスカちゃんの方が温かくて、……肌触りも気持ちいいね」

 

 

アスカ

「も、もぅ。……燦ちゃんのえっち。ひゃっ、ぁっ。直は……、んっ。……ごはん、冷めちゃうから」

 

 

燦

「……なんで? だって、布団の代わり、なんだから。……いっ、いい、よね?」

 

 

アスカ

「それって、けっこ、んっ……。ぁ、もぅ、……今日だけ。だからね?」

 

 

燦

「でへへっ」

 

 

 

 

 

◆『みかんじゃなくてレモンの味』◆

 

燦

「ふにゃぁ~、こたつサイコ~」

 

 

アスカ

「ふふっ、そうだね。はい、どうぞ。あーん」

 

 

燦

「あー、んっ。……こたつで食べるみかん、おいし~っ!」

 

 

アスカ

「あは、よかった。いっぱい持って来たかいがありました」

 

 

燦

「うん、ありがとアスカちゃん! わざわざ皮まで剥いて食べさせてくれたし。アスカちゃんの愛がたくさん感じられておいしかったよ!」

 

 

アスカ

「も、もぅ。煽てても何も出ないよぉ。みかんも今ので最後ですし」

 

 

燦

「えぇー、アスカちゃんのみかんもっと食べたい」

 

 

アスカ

「ん~、どうしよう。自宅にあった分は全部持って来ちゃったし……」

 

 

燦

「……アスカちゃんの手」

 

 

アスカ

「え? 私の手がどうかしましたか?」

 

 

燦

「あっいや、その……。ほら、食べ過ぎたら手が黄色くなるっていうし。アスカちゃんもいっぱい食べてたから、もしかしたらみかんの味しないかなって」

 

 

アスカ

「くすっ、う~んどうかな? 気になるなら……、はい。試してみる?」

 

 

燦

「えっと、……はむっ」

 

 

アスカ

「どう、かな?」

 

 

燦

「えへへ。みかんじゃなくて、アスカちゃんの味だった」

 

 

アスカ

「も、もぅ……ばかっ。……ぺろっ」

 

 

燦

「あっ」

 

 

アスカ

「えへへ、やっぱり」

 

 

燦

「あ、アスカちゃん!?」

 

 

アスカ

「燦ちゃん。みかんが食べたいなら……、ほら。こっちじゃなくて……。んっ。こっちだよ?」

 

 

燦

「っ~~~!?」

 

 

アスカ

「……あは。みかんもこっちも、っ、……止まらなくなっちゃうね」

 

 

燦

「んっ……だね。えへへっ」

 

 

 

 

 

◆『残念ですが不採用です』◆

 

燦

「もうすぐバレンタインだね」

 

 

アスカ

「そうですね」

 

 

燦

「あー、楽しみだな~、チョコレート」

 

 

アスカ

「ふふっ、本当に燦ちゃんはチョコレートが好きだね」

 

 

燦

「もちろん、大好き!」

 

 

アスカ

「じゃあ、チョコレート味の私と、私味のチョコレートならどっちが好き?」

 

 

燦

「……え?」

 

 

アスカ

「燦ちゃんが食べたい方を、今年はプレゼントするね。……ねぇ、燦ちゃん。どっちが好き?」

 

 

燦

「そ、それは……その、……えっと」

 

 

アスカ

「私はね……、あは。燦ちゃん味の燦ちゃん、かな?」ペロッ

 

 

燦

「ぴゃっ!? ………………って、なにこれ?」

 

 

アスカ

「えっと、リスナーさんから募集したバレンタインボイスの原稿。だね」

 

 

燦

「あぁーうん。それは知ってるんだけどさ。……取り敢えずこれは没、だね。内容もなんかおかしいし」

 

 

アスカ

「そうですね。私たちなら、最後はぺろっじゃなくて……」

 

 

燦

「ん?」

 

 

アスカ

「こう、するもんね?」

 

 

燦

「もぉ、……流石にこれは配信じゃ不採用だからね」

 

 

アスカ

「えへへ、残念です」

 

 

 

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