あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

93 / 138
 最新話に追いついちゃった……

 次回の更新どうしようかな?


あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(396~399)

◆『スヌートじゃなくて……』◆

 

アスカ

「燦ちゃん、はい!」

 

 

「はい?」

 

 

アスカ

「……あれ?」

 

 

「あれ、ってアスカちゃん。それは、両手の親指と人差し指で作った輪っかを見せられた、私の台詞なんだけど……。急にどうしたの?」

 

 

アスカ

「えっと、スヌートチャレンジって聞いたことないかな? 動画とかで有名なんですよ」

 

 

「スヌートチャレンジ? それってたしか、指で作った輪っかに犬が鼻を突っ込む動画のやつだよね?」

 

 

アスカ

「はい、それです! 最近、その動画にはまってて、せっかくなら燦ちゃんとやってみたいなって思ったんです」

 

 

「へぇ、そうだったんだ。……って、私は犬じゃないんだけど!?」

 

 

アスカ

「知ってますよ? あ、もしかして初めてだから、やり方が分からなかったのかな? じゃあ、できるようになるまで練習しないとだね」

 

 

「いや、そういうことでもなくて……」

 

 

アスカ

「そういうことでもない? ん~。じゃあ、おやつがないと上手くできないとか? はい、チョコですよ~」

 

 

「芸を仕組もうとしてるっ!? いや、チョコで釣ったってやらないから!」

 

 

アスカ

「むぅ~。……えっと。じゃあ……、んっ。ご褒美がこれなら、どうかな?」

 

 

「にゃっ!? アスカちゃん!? それは流石に、なんていうか、えとえと……その、あの、えっと………………ちゅっ」

 

 

アスカ

「えへへっ。チャレンジ成功、だね」

 

 

「え、いや。うん。そうとも言える、のかな? でも、なんかスヌートチャレンジとは違う気が……? ……まぁ、アスカちゃんが幸せそうだからいっか」

 

 

 

 

 

◆『ごはん冷めちゃった』◆

 

アスカ

「燦ちゃん、朝ですよ。ほ~ら、ごはんだから起きて」

 

 

「うぅ~、さむい。寒くて動けないから、ごはんここで食べる~」

 

 

アスカ

「お布団汚れちゃうからだ~めっ」

 

 

「えぇ~。……じゃああとで食べる~」

 

 

アスカ

「それじゃあお昼ご飯になっちゃうでしょ。いい子だから、ね? お布団とばいばいしよ?」

 

 

「や~だぁ、布団と一緒がいい。このまま布団と結婚すりゅの~」

 

 

アスカ

「むぅ~っ、……えい!」

 

 

「さむっ!? あっあっ返して」

 

 

アスカ

「つーん。お布団さんは燦ちゃんに呆れて実家に帰りましたよ」

 

 

「えぇ!? もぅ、アスカちゃん。いぢわるしないで」

 

 

アスカ

「……先にいぢわるしたのは燦ちゃんなのに」

 

 

「え?」

 

 

アスカ

「だって。私がいるのに、お布団と結婚するって」

 

 

「そ、それは……言葉の綾というか、なんていうか」

 

 

アスカ

「浮気、してたもん」

 

 

「うっ、……ごめん。もう浮気しないから、アスカちゃんが布団の代わりになってくれる?」

 

 

アスカ

「もー、……仕方ないなぁ」

 

 

「ほっ……。じゃあ、はい。温めて?」

 

 

アスカ

「う、うん。……どう、かな?」

 

 

「……もっとぎゅってして」

 

 

アスカ

「こう、ですか?」

 

 

「うん、……えへへ。アスカちゃんの方が温かくて、……肌触りも気持ちいいね」

 

 

アスカ

「も、もぅ。……燦ちゃんのえっち。ひゃっ、ぁっ。直は……、んっ。……ごはん、冷めちゃうから」

 

 

「……なんで? だって、布団の代わり、なんだから。……いっ、いい、よね?」

 

 

アスカ

「それって、けっこ、んっ……。ぁ、もぅ、……今日だけ。だからね?」

 

 

「でへへっ」

 

 

 

 

 

◆『みかんじゃなくてレモンの味』◆

 

「ふにゃぁ~、こたつサイコ~」

 

 

アスカ

「ふふっ、そうだね。はい、どうぞ。あーん」

 

 

「あー、んっ。……こたつで食べるみかん、おいし~っ!」

 

 

アスカ

「あは、よかった。いっぱい持って来たかいがありました」

 

 

「うん、ありがとアスカちゃん! わざわざ皮まで剥いて食べさせてくれたし。アスカちゃんの愛がたくさん感じられておいしかったよ!」

 

 

アスカ

「も、もぅ。煽てても何も出ないよぉ。みかんも今ので最後ですし」

 

 

「えぇー、アスカちゃんのみかんもっと食べたい」

 

 

アスカ

「ん~、どうしよう。自宅にあった分は全部持って来ちゃったし……」

 

 

「……アスカちゃんの手」

 

 

アスカ

「え? 私の手がどうかしましたか?」

 

 

「あっいや、その……。ほら、食べ過ぎたら手が黄色くなるっていうし。アスカちゃんもいっぱい食べてたから、もしかしたらみかんの味しないかなって」

 

 

アスカ

「くすっ、う~んどうかな? 気になるなら……、はい。試してみる?」

 

 

「えっと、……はむっ」

 

 

アスカ

「どう、かな?」

 

 

「えへへ。みかんじゃなくて、アスカちゃんの味だった」

 

 

アスカ

「も、もぅ……ばかっ。……ぺろっ」

 

 

「あっ」

 

 

アスカ

「えへへ、やっぱり」

 

 

「あ、アスカちゃん!?」

 

 

アスカ

「燦ちゃん。みかんが食べたいなら……、ほら。こっちじゃなくて……。んっ。こっちだよ?」

 

 

「っ~~~!?」

 

 

アスカ

「……あは。みかんもこっちも、っ、……止まらなくなっちゃうね」

 

 

「んっ……だね。えへへっ」

 

 

 

 

 

◆『残念ですが不採用です』◆

 

「もうすぐバレンタインだね」

 

 

アスカ

「そうですね」

 

 

「あー、楽しみだな~、チョコレート」

 

 

アスカ

「ふふっ、本当に燦ちゃんはチョコレートが好きだね」

 

 

「もちろん、大好き!」

 

 

アスカ

「じゃあ、チョコレート味の私と、私味のチョコレートならどっちが好き?」

 

 

「……え?」

 

 

アスカ

「燦ちゃんが食べたい方を、今年はプレゼントするね。……ねぇ、燦ちゃん。どっちが好き?」

 

 

「そ、それは……その、……えっと」

 

 

アスカ

「私はね……、あは。燦ちゃん味の燦ちゃん、かな?」ペロッ

 

 

「ぴゃっ!? ………………って、なにこれ?」

 

 

アスカ

「えっと、リスナーさんから募集したバレンタインボイスの原稿。だね」

 

 

「あぁーうん。それは知ってるんだけどさ。……取り敢えずこれは没、だね。内容もなんかおかしいし」

 

 

アスカ

「そうですね。私たちなら、最後はぺろっじゃなくて……」

 

 

「ん?」

 

 

アスカ

「こう、するもんね?」

 

 

「もぉ、……流石にこれは配信じゃ不採用だからね」

 

 

アスカ

「えへへ、残念です」

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。