あるてまれアスカちゃん劇場´   作:立花アスカの偽猫

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あるてまれアスカちゃん劇場まとめ(416~420)

◆『夢じゃない』◆

 

「最近見た夢の話が聴きたい? えっと、最近夢を見たのは、アスカちゃんのお家にお泊りしたときだったかな。たしかすっごく大きなマシュマロに抱き着く夢だったはず」

 

 

『お泊りたすかる』

『なんそれ?』

『深層心理で無意識のうちに自分に無いものを求めてるんだろうな』

『草』

『おいしかった?』

 

 

「うーん、よく覚えてないかも。なんとなく柔らかかったのは覚えてるんだけどね」

 

 

『ふーん』

『そりゃそっか』

『夢だから仕方ないよ』

『寝言とか言ってそう』

『もう食べれないよ~とか』

 

 

「言ってないが!? マンガじゃあるまいし。あっ、でも。そう言えば朝起きた時、先に起きてたアスカちゃんの顔が真っ赤になってたんだけど。もしかして変な寝言してて聴かれてた!? あーもう、恥ずっ!」

 

 

『え、もしかして一緒に寝てた?』

『朝チュン、だと!?』

『アス猫は――ある』

『起きてても変なこと言ってるから今更だぞ』

『あれ? 夢で抱き着いた大きなマシュマロって……』

『あっ』

 

 

「え、どういうこと?」

 

 

『なるほど。じっちゃんのナニかけて謎はすべて解けた!』

『おい、かけるものが違うぞwww』

『ごちそうさま』

『アス猫てぇてぇ』

『マシュマロはむはむした?』

 

 

「あっうん。はむはむしたよ。ぺろぺろも」

 

 

『ぺろぺろ!?』

『パジャマべちょべちょになってそう』

『アスカちゃんかわいそう』

『歯型ついてないといいけど』

『黒猫さいてー』

『あとでアスカちゃんに謝っておけよ』

 

 

「いや、なんで私が責められる流れになってるのさ!? あーはいはい。あとでアスカちゃんに謝っておけばいいんでしょ、もう。てか、夢の話をして怒られるなんて夢にも思わなかったんだが」

 

 

 

 

 

◆『のりのり』◆

 

「二人でお出掛け、たのしみだね」

 

 

アスカ

「はい、デートたのしみです!」

 

 

「あ、あはは。あっほら、電車来たよ。行こう!」

 

 

アスカ

「そうですね。行きましょう」

 

 

「あれ、けっこう混んでる。座れるかな?」

 

 

アスカ

「祝日だから仕方ないよ。降りるまでそんなに時間かからないし、つり革に掴まろっか」

 

 

「うん、そうだね。あっでも、ほらあそこ見て。一人分なら空いてるみたいだよ。せっかくだから、アスカちゃん座って」

 

 

アスカ

「ありがとうございます。でも、私は大丈夫だから燦ちゃんが座ってください」

 

 

「いやいやいや、アスカちゃんが座ってよ。昔からこういうときはレディーファーストだって言うし。アスカちゃんが座らないなら私も座らないから」

 

 

アスカ

「もぅ、燦ちゃんも女の子でしょ。私だけ座るのは気が引けるし、うーん……。あっ、それなら二人で座れるいい考えがあります! こうして……、はい。燦ちゃん、どうぞ」

 

 

「え? いや、どうぞって言われても……」

 

 

アスカ

「私の膝の上じゃ、いや……かな?」

 

 

「うっ、その。嫌とかじゃなくて……。他の人の迷惑になるし、……恥ずかしいから。子供じゃないんだし……」

 

 

アスカ

「……隣の方の許可を取ったけど、それでも……だめ?」

 

 

「………………次の駅まで、だからね」

 

 

アスカ

「はいっ!」

 

 

 

 

 

◆『コミックスの宣伝する四コマっぽいやつ』◆

 

「ねぇねぇ、聞いてよアスカちゃん! ちやイジのコミックス1巻が6月20日に発売されるんだって!」

 

 

アスカ

「本当ですか!? それはおめでたいですね!」

 

 

「だよね! それで噂によると、コミックスには私の初配信の様子はもちろん、原作小説にはないあんなことやこんなことをしてるシーンも盛り沢山らしいよ」

 

 

アスカ

「原作小説にはないあんなことやこんなことをしてるシーン、ですか?」

 

 

「うん、そうだよ! 原作小説で先の展開を知っていても読みたくなるような、いや、寧ろ原作を知っているからこそ楽しめる。そんな内容になってるんだって」

 

 

アスカ

「なるほど。それは絶対に読みたくなりますね!」

 

 

「うんうん、そうでしょそうでしょ」

 

 

アスカ

「あ、でも、ニコニコ静画さんとかでも無料公開されてましたし、別にコミックスを買わなくてもいいんじゃないかな?」

 

 

「いやいや、実はそんなことないんだよ。たしかに本編は無料で読めたかもしれないけど、今回はなんとコミックスを予約して購入すると各書店ごとに豪華な特典がつくんだって! これはもう、オタクなら全部の特典を網羅しないと! ぜひみんなも見逃しがないようにチェックしてみてね!」

 

 

アスカ

「そんなすごい特典があるんですか!? 分かりました、私も忘れずに公式の情報をチェックします! ……ところで燦ちゃん、一つ質問があるんだけどいいかな?」

 

 

「なに? なんでも聞いて」

 

 

アスカ

「こうしてアス猫で宣伝してるってことは、私と燦ちゃんがあんなことやこんなことしてるシーンも、もちろんコミックスに掲載されているんだよね?」

 

 

「えっ!? えっと、それは……」

 

 

アスカ

「……燦ちゃん?」

 

 

「えとえと、そっそれはぜひコミックスを買って、自分の目で確かめてみてね! それじゃあ私はちやイジの予約しないといけないから、みんなも忘れずに予約するんだぞ。黒猫燦との約束だぞ! ばいにゃー」

 

 

アスカ

「えっ!? さ、燦ちゃん。まだまだ宣伝することたくさんあったのに、あっもう、仕方ないんだから。コミックスの詳しい情報を知りたい方は、ぜひ公式の情報をチェックしてみてくださいね。それではみなさんお疲れさまでした!」

 

 

 

 

 

◆『塩味甘味燦味?』◆

 

「もぐもぐ……」

 

 

アスカ

「燦ちゃん、なにを食べてるんですか?」

 

 

「これだよ。新発売のポテチなんだけど、何味なのかは分からなくなってて、面白そうだったから買ってみたんだ」

 

 

アスカ

「へぇー、そうなんだ。たしかに面白いですね。どんな味がするのかな?」

 

 

「よかったら味見してみる?」

 

 

アスカ

「いいんですか?」

 

 

「いいよ。はい、あーん」

 

 

アスカ

「それじゃあお言葉に甘えて……あーむ」

 

 

「あ、アスカちゃん!? そ、それ指、指だから。指まで味見してるから!?」

 

 

アスカ

「はむ、んむっ……んっ。えへへ、燦ちゃんの味がしました」

 

 

「いや、それポテチじゃなくて私の指の味だから。仮に私の味がしたとしても、ポテチ黒猫燦味とか食べたくないんだけど……」

 

 

アスカ

「そうかな? 私は好きだよ、燦ちゃんの味」

 

 

「あーえっと。……それはありがと、なのかな?」

 

 

 

 

 

◆『あるキュア改め美っちサバイバー』◆

 

アスカ

「はいこんにちは! 本日は最近話題になっているフリーゲーム、『美少女VTuberになってちやほやされたくてダンジョンでも人生イージーモードで生き残りたい!』を遊んでみたいと思います!」

 

 

『こんにちはー』

『あるてまメンバーが出て来るやつか』

『あるてまの二次創作ゲームだね』

『楽しみ』

『タイトル長っ!?』

『略すと、美っちサバイバーかな』

 

 

アスカ

「それでは始めますね。……なるほど。このゲームにおけるVTuberとは、大陸の中部にあるダンジョンに挑む冒険者を総称した言葉らしいですね。そしてVTuberたちは、最奥の地に封印された伝説のアーカイブ『あるてまサマー』を求めてダンジョンの攻略をしていると」

 

 

『中部ダンジョンをベンチャーする人でVTuberなのか』

『面白い設定だな』

『あるてまサマーを返せ!』

『VTuberギルド『あるてま』は草』

『最奥の地に封印された=BAN』

 

 

アスカ

「あ、さっそく誰か出てきましたよ。サン・ブラックキャット……、これが燦ちゃんなのかな?」

 

 

『お前はまさかあのブラックキャット家の!?』

『可愛いけど名前がwww』

『草』

『ファンタジー世界っぽい名前にしてるのか』

『これはあるてまオルタナティブのネタだな』

 

 

アスカ

「ギルドで適性検査を受けると、適正に応じた職業の武器を装備できるようになる、と。燦ちゃんはどんな職業なのかな?」

 

 

『芸人だろ』

『適正なしは草』

『黒猫、お前もう船降りろ』

『じゃあステゴロでいくか』

『いや、それこそ無理だろ』

 

 

アスカ

「あ、武器屋さんに行けば、適性がなくても装備できる武器があるかもしれないって。行ってみましょう」

 

 

『そう思ってた時期もありました』

『ですよねー』

『それはそう』

『包丁でダンジョンがクリアできるなら苦労しないよな』

『どうすんだよ』

『諦めて就活しよう』

 

 

アスカ

「あ、待ってください。帰り道で怪しげな行商人に話しかけられましたよ。もしかして、ここで武器が手に入るのかな?」

 

 

『あ、幸運の壺はいらないです』

『知り合いじゃねーか!』

『にわちゃんだろ』

『即行バレてて草』

『ただで武器くれるとかいい先輩じゃん』

 

 

アスカ

「猫でも使える銃を貰えたので、まずはダンジョンでレベルを上げて、クラスチェンジを目指すようですね。では、ダンジョンに挑んでみましょう!」

 

 

『そんな装備で大丈夫か?』

『大丈夫だ、問題しかない』

『死んだな』

『し、死んでも入口に戻るだけだから……(死なないとは言ってない』

『ブラックキャット、銃……。レールガン撃ちそう』

 

 

アスカ

「あっ」

 

 

『くそざこエイムwww』

『うん、知ってた。黒猫だもんね』

『やばい黒猫が触手の餌食に!』

『エ○同人誌みたいに○されるは草』

『きちゃ!』

『ユイ・サマーウェーブさん!?』

『チュートリアルユイ』

『やっぱママじゃん』

 

 

アスカ

「夏波さんのおかげでレベルも上がったので、クラスチェンジができるようになりましたね。さっそく試してみましょう」

 

 

『ゆいくろてぇてぇ』

『黒猫は見習いガンナーか』

『自称ガンナーを卒業できてよかったな』

『ここまでがプロローグ兼チュートリアルってことなのか』

『本編始まったな』

 

 

アスカ

「そうですね。では、燦ちゃんでクリア目指して頑張りましょう!」

 

 

『がんばれー』

『おい、銃で殴るな!』

『ガンナーやめろ』

『やっぱりレベルを上げて物理で殴るのが正義だったか』

『お、レベルアップだ』

 

 

アスカ

「レベルアップしたのでメモリーマテリアルが利用できますね。なにかおすすめとかありますか?」

 

 

『ステータスが低い黒猫にステータス上昇系はどうなんだろ?』

『炎上芸は確率でダメージを無効にする代わりに炎上状態になって、炎上中は自分に持続ダメージが入るけど範囲内の敵に火傷を与えられるようになるよ』

『ウーバーリースは回復アイテムを拾えるようになるからおすすめ』

『スキル合成を考えるとユイかガオウのメモリアルが欲しいけど、今回はないな』

『黒猫だし炎上芸にしよう』

『黒猫、よー燃えとる』

 

 

アスカ

「ここまでは順調ですね。あ、今のレベルアップでコラボできるようになりました!」

 

 

『おめでとう!』

『我王コラボのレールガンおすすめ』

『は? 普通に考えてゆいくろだろ』

『コラボなら画面ごちゃごちゃになるけどフラップイヤーが好き』

『あるてますけべ部……』

 

 

アスカ

「むぅ~。……じゃあ、間を取ってまつきりにしましょう」

 

 

『間?』

『まつきりはええぞ』

『コラボで嫉妬するアスカかわいい』

『製作者は早くアス猫導入しろ!』

『アス猫は外部コラボだから難しそう』

 

 

アスカ

「あっあっだめ。燦ちゃん避けてっ!」

 

 

『あ、黒猫死んだ』

『今のは初見殺しだししゃーない』

『やっぱ黒猫は炎上対策しないとキツいな』

『言うて対策できるか? 黒猫やぞ?』

『黒猫はクリエイトウォール必須だぞ』

『え、壁なら最初から持ってるだろ』

『草』

『ばいんばいんだが!?』黒猫燦✓

 

 

 




 美っちサバイバーのゲーム化待ってます
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