投稿配分は
幽霊に呼吸を習いました
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呪われし魔神の少年
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卍解!!って言ってみたいよね!
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この作品って順で投稿していくんでよろしくお願いいたします!
「御影!!姫乃への嫌がらせを止めたらどうだ!!」
「おい御影、俺の四人目の嫁(予定)に迫ったそうだな?」
「男の風上にも置けないな御影...甘露寺と姫乃に近づくな!」
「姫乃さんに近づかないでくれませんか?」
「「「「とっとと柱を引退したらどうだ(です)!」」」」
「大きな声を出すな鬱陶しい」
鬼殺隊・
○
突然だが──俺、御影透也は転生者と呼ばれるものだ。
いきなり何言ってんだ?って思うかもしれないが事実だ。
小説、二次創作小説、ゲーム・アニメ等でよく見られるが、まさか俺自身が体験するとは夢にも思わなかった。転生する前は一般的な高校生でごく普通なスクールライフを送っていたある日の夜、家に帰ろうと歩いていると暴走したトラックにはね飛ばされ死んでしまった。
死んでしまった俺の目の前に神と名乗る男が現れ転生させると言った。神は俺に二つの転生特典をくれて──何故か大正時代に俺を転生させた。
ちなみに神様から貰った転生特典は...。
○平子真子の能力(虚化・斬魄刀込み)
○鬼道の詠唱が書かれている本
この二つをもらい、農家の一人息子として新たな生が始まった。一人っ子の俺は優しい両親から愛されながら、鬼道や鍛錬をしながら育ったんだが──俺が8歳になってから数日後の夜、俺を愛して育ててくれた両親を鬼に殺され、平凡な日々が180度変わって鬼を狩る血なまぐさい日々に変わった。ちなみに、両親を殺した鬼は憤怒に支配され、怒り狂った俺が斬魄刀『逆撫』でバラバラに斬り殺した。
その出来事がきっかけで俺は力を求めて剣を指南してくれる人を探し求めた。
「童、強くなりたいのなら儂の所に来るがよい」
両親を埋葬してくれた隠に育手の紹介を頼んだら──護廷十三隊の総隊長・山本元柳斎重國に姿や声、話し方がまるっきし同じの爺さんを紹介された。名前も同じで、初めて会った時はびっくりして声が出なかった。
「爺さん、あんたの所で修行したら俺は強くなれるか?」
「それは童次第じゃ」
「分かった...俺は御影透也、よろしく頼むぜ爺さん」
「儂は山本元柳斎重國。これからは師範と呼べ童!」
こうして、俺は爺さんの所で三年間戦い方や刀の扱い方を学び、11歳で最終選別を受けて鬼殺隊に入隊した。
鬼殺隊に入隊してからコツコツと鬼を殺して、12歳で鬼殺隊を支える柱の一人『
○
ここからは、俺が嫌われ居ることについて話そう。
逆柱に登り詰めてから10年が経ち、俺が22歳の時に新しい柱が二人入ってきた。
花柱・胡蝶カナエ
愛柱・愛崎姫乃
この二人が柱入り・・・正確には愛柱・愛崎姫乃が柱入りした事によって俺に不運が降り注ぐ事になった。二人の柱入りを柱合会議で発表されてから、柱同士の親睦を深める為に開かれる親睦会を断って、一人屋敷に帰ろうとしたら愛柱・愛崎姫乃が着いてきていた。
「何の用だ?愛柱・愛崎姫乃...」
「あんた私と同じ転生者よね?鬼滅の刃であんたみたいな陰キャ見たことないし」
「陰キャ…まあ俺は転生者だが?」
「ハッキリ言うけど、あんたの存在邪魔なのよね。10年も逆柱やってるみたいだけど引退してくんない?逆ハー狙ってるから邪魔なのよ」
愛柱・愛崎姫乃も俺と同じ転生者みたいだが、向こうはこの世界について詳しいみたいだが、全く微塵も興味が無く適当に生返事をしていると愛柱・愛崎姫乃は満足気な顔をして親睦会に向かって行った。
そして──二人が柱入りしてから二年が経ったある日の夜。
24歳になった俺が、嫌われる理由となった事件が起きた…。
胡蝶カナエと上弦ノ弐が戦っていると報告が入り、直ぐに救援に向かった。
戦闘がおきている場所に辿り着くと、血濡れの胡蝶カナエと屈託の無い笑みを浮かべている上弦ノ弐が居た。胡蝶カナエが殺される前に介入して、胡蝶カナエを庇いながら戦っていたら、何処からか現れた愛柱・愛崎姫乃が胡蝶カナエを抱えてこの場から去っていった。
「あらら、可愛い女の子を持ってかれたし帰るよ 」
「逃がすと思ってんのか?」
「思ってるよ!最後に君の名を教えてくれないかい?俺は童磨だよ!」
「逆柱・御影透也だ」
「御影透也ね...覚えたよ!今度会うことが出来たら君も救ってあげるね!」
童磨はその言葉を最後に三味線の音とともにこの場から消えた。
その翌日──。
○逆柱は花柱・胡蝶カナエを囮に使い上弦ノ弐から逃げ帰った
○逆柱は瀕死状態の花柱・胡蝶カナエを襲おうとした
○逆柱は女を見境なく手を出す獣
そんな噂が流れ、胡蝶カナエの妹である胡蝶しのぶに殴られそうになったり、風柱、炎柱、双水柱の片方、蛇柱が事実確認をしに屋敷へ殴り込みに来て、本当にやってないのかと聞かれ、やってないと答えた時──
「う、嘘つかないでください!!あの晩、私も救援に向かった時に──御影さんがカナエちゃんを囮にした後、弱った所を襲おうとしている所を見たんですから!」
胡蝶カナエを抱えてあの場から去った愛柱・愛崎姫乃が目にうるうると涙を浮かべながらそう言った事により、俺の言葉は速攻で嘘だと言われ、その日を境に俺は嫌われる事となった。
読んでいただきありがとうございます!!