逆柱は嫌われている   作:星天さん

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投稿が遅れてしまい申し訳ございません!!
他作品も執筆していますので、投稿ペースが遅くなりますがご了承ください!


一悶着

体から鼓を生やした鬼を倒した事により、屋敷内全体に影響していた血鬼術が解かれ部屋の位置などが元通りに戻っていった。屋敷内が元通りに戻ってから俺と炭治郎は、てる子と清の元へと向かった。

 

「てる子!清!鬼はこの人が倒してくれたからもう大丈夫だぞ!」

 

てる子と清は別れる前の部屋で俺達を待っていてくれたお陰で、直ぐに合流する事が出来た。部屋の中心で互いに抱きしめ合いながら居た二人に、炭治郎が鬼を倒した事を伝えるとてる子と清は安堵の表情を浮かべた。

 

「炭治郎、てる子と清を連れて先に外に出てろ」

 

「御影さんも一緒に行かないんですか?」

 

「この屋敷内で放置されている遺体を外に運び出す...。だから、俺は後から出る」

 

てる子と清の元に向かう途中で鬼に殺され、放置されていた七体の遺体を発見していた。てる子と清の事は炭治郎に任せて、俺は遺体のある方へ向かう事にした。

 

「てる子と清を外に連れて行ってから俺も手伝います!」

 

「おう、頼んだぞ炭治郎」

 

炭治郎達は屋敷の出入り口へ向かい、俺は七体の遺体を一箇所に集める為に1番奥から遺体を担いで炭治郎達と別れた場所に置き、それを六回繰り返した。

 

 

 

 

御影さんは不思議な人だ...。

てる子、清と共に外に向かいながら御影さんの事を考えていた。御影さんの事は同じ鬼殺隊員である事、とても優しい匂いがしていて禰豆子を受け入れてくれた優しい人という事しか知らない。

 

────オラァ!!さっさとどきやがれ!!

 

────絶対に嫌だ!!

 

徐々に出入り口へ近づいて行くと、外から騒がしい声が聞こえてきていた。外で一体何が起こっているのかが気になり、少しだけ歩を早く進め外に出たら──猪の被り物をしている鬼殺隊員が禰豆子が入っている箱を守っている善逸を殴っている光景が目に入った。

猪の被り物をしている鬼殺隊員に殴られた善逸の顔には所々から血が少し流れ、左目に青痣が作られていた。

 

「退かねぇなら!!お前事串刺しにしてやる!!」

 

日輪刀を振り上げ善逸と禰豆子を刺そうとした瞬間、俺は呼吸で脚力を強化して二人を刺そうとしている奴へ一気に近づいた。懐に入り込み、日輪刀を振り上げて無防備になっている腹に固めた拳を叩き込み、殴り飛ばした。

 

バキッ!!

 

「骨折った!?」

 

鬼殺隊員の腹を殴り飛ばした時、骨が折れる音を聞いたみたいで、そう呟いた。流石にやり過ぎてしまったと思ったのだが、殴り飛ばした鬼殺隊員は笑いながら立ち上がった。

 

 

 

 

「よし、これで全部だな!」

 

炭治郎達と別れてから一人黙々と七体の遺体を一箇所に運んでいた。七体の遺体を一箇所に運び終わり、あとは炭治郎が戻って来て一緒に外へ運び供養する流れなんだが、炭治郎がてる子と清を外に連れて行ってから中々戻って来なかった。

 

「中々戻って来ない...。何か問題でも発生したか?」

 

戻って来ない炭治郎が気になり、外に行く次いでに一体の遺体を抱えて出入り口に向かった。出入り口に近づいて行くと、外から、喧騒が聞こえてきたんだが──俺が外へ出た瞬間に静かになった。

 

「一体...何があった?」

 

外に出ると上半身裸の美少年が額から血を流して仰向けに倒れていて、善逸は顔の所々に血が出ていたり左目に青痣作っていたり、炭治郎は炭治郎で、顔から少し血が出ていた。

 

「誰か、1から説明してくれないか?」

 

この現状に説明を求めると、正一がこの現状に至った経緯をきちんと話してくれた。正一が説明してくれた事を要約すると、禰豆子が入った箱を伊之助から守っていた善逸が伊之助にボコされているのを炭治郎が見て、止める為に殴ったらそのまま乱闘になり殴り合っていたが、俺がその乱闘を見る前に炭治郎が伊之助に頭突きをくらわせて脳震盪を起こして気絶させた様だ。頭突きをした炭治郎は、脳震盪にならずにピンピンしていた。

 

「はぁ...全く。とりあえず炭治郎!八体の遺体を埋める穴を掘るぞ!」

 

「分かりました御影さん!」

 

「あ、俺も手伝います!」

 

俺、炭治郎、善逸の三人で八体の遺体を埋める穴を掘り、外にある二体の遺体を埋めた。脳震盪を起こして気絶していた伊之助は二体の遺体を埋め終わったと同時に目覚めた。

 

「ウォオオオオオ!!勝負!勝負!」

 

「イヤァー!」

 

伊之助は、目覚めてから近くに居た善逸を追いかけ回していた。追いかけ回されていた善逸は俺の後ろに隠れて『苦手だぁ...』と呟いていた。

 

「あ?何やってんだ?」

 

「埋葬だよ」

 

俺達が今やっている事を聞いてきた伊之助に炭治郎が埋葬をしていると答え、手伝いを伊之助に頼んだ。俺達がやっている事を聞いた伊之助は、『生き物の死骸を埋めて何の意味がある!』と言って手伝いを拒否した。

 

「そうか...。傷が痛むから手伝いが出来ないんだな...」

 

「ブフッ」

 

ピキ...

 

「は?」

 

炭治郎の見当違いの考えに、思わず吹いた。

伊之助は多分野生児で人も動物も同じく生き物だから、わざわざ埋めて埋葬する意味は無いという事を言ったのだが、炭治郎は傷が痛むから手伝えないと思っている様だ。

 

「傷の痛みは人それぞれだ、伊之助は休んでいるといい。埋葬は俺達がやっておくから!」

 

【ズレてる...】

 

「はあぁぁぁぁ!!舐めんじゃねぇ!!人の100人!200人埋めてやらァ!」

 

炭治郎のズレてる感に、善逸、清、正一、てる子の4人は引きつった顔で炭治郎と伊之助を見ていた。伊之助は炭治郎の言ったことに太い青筋をぶっ立てながら屋敷の中に入って行き、残りの六つの遺体を運び出し掘った穴に埋めて行った。

 

「クククッ...。本当、お前らを見てると凄い面白いな」

 

炭治郎、伊之助、善逸達を一人一人を見て呟いた。面白い新人隊士が入ったと思ったと同時に、この三人は必ず強くなると予感した。




読んでいただきありがとうございます!!

ヒロインに禰豆子を加えるか

  • いる!
  • 要らない
  • 禰豆子は善逸だろ?
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