逆柱は嫌われている   作:星天さん

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載せ忘れていた質問があったので、書き足して再投稿しました。


上弦ノ参 襲来 (+質問コーナー)

原作通りに炭治郎達が魘夢を倒してくれた。

私も炭治郎達と一緒に倒そうとしたけど、あの透也の継子になった獪岳が乱入してきたお陰で刺されそうな炭治郎を助けに入れなかった。折角の好感度アップのイベントだったのに、獪岳に出番を取られた。だけど、獪岳のカッコイイ所を見られて良かったわ。

 

「皆、よく頑張ったね!」

 

獪岳が居るのに透也が姿を見せないのを不思議に思いながら、炭治郎達に優しい声色で労いの言葉をかけた。善逸と伊之助は私からの労いの言葉に少し照れていたけど、炭治郎だけは私を警戒するような目で見ていた。

 

「もう少ししたら隠が来るから、みんなで帰りましょう!」

 

やっぱり透也を取り込まないと私の理想を達成出来ないと改めて実感した時だった…。

私達のすぐ近くでズドォーンと爆発音に似た音と共に砂煙が舞った。砂煙が晴れると…そこにはこの無限列車イベントの最大の敵である上弦ノ参…猗窩座が姿を現した…。

 

 

列車と融合していた鬼を炭治郎達が倒してくれたお陰で、触手が眠っている乗客を襲う事は無くなった。襲う事は無くなったが、列車と融合していた鬼が首を斬られた事で、断末魔を上げながら暴れたせいで列車は線路から脱線した。

 

「全く…静かに死んでくれよ…」

 

列車が横転すれば間違い無く乗客は怪我をする。

後藤達の仕事を増やすわけにはいかないと思った俺は、六杖光牢で横転しそうになる列車を支えた。六杖光牢で支えている間に歩ける奴は自分で歩いてもらい、怪我人は俺が運んで乗客を列車の外へ避難させていた。

 

「師範!!」

 

「ん、お勤めご苦労さん獪岳」

 

「ありがとうございます!俺も乗客の避難を手伝います!」

 

獪岳の手伝いのお陰で無事に乗客全員の避難が完了した。

炎柱と交わした約束通りに俺は獪岳を連れて撤収しようとした時、先頭車両の付近で爆発音に似た音が聞こえてきた。霊圧で視力を強化させて先頭車両の方を見たら、瞳に上弦ノ参と書かれている鬼が居た。

 

「獪岳…急いで乗客を此処から遠くに避難させるぞ!」

 

「どうしたんですか師範?それにさっきの大きな音も聞こえてきましたし」

 

「さっきの音は上弦ノ参が現れる時に地面に着地した音だ。そして、先頭車両の方に上弦ノ参が来たみたいだ」

 

「な、何で上弦ノ参が此処に…」

 

獪岳が疑問に思う事は分かるが、今は乗客を少しでも遠くに避難させるのが先決だ。俺の鎹鴉「蓮」に頼んで後藤に早く来て欲しいと伝言を預けて飛んでもらい、俺と獪岳は怪我人を運びながら乗客達をこの場から少しでも遠くに避難するように声を掛けて誘導を始めた。

 

 

 

痛い…痛いよ…。

猗窩座イベントが始まってから杏寿郎さんと一緒に猗窩座と戦った。呼吸無しで下弦ノ鬼を倒せるフィジカルを貰い、そのフィジカルを呼吸で更に強化したけど、結果は猗窩座にダメージを与えられず、私は日輪刀、右腕、肋骨、左足を折られた…。炭治郎達は猗窩座に怯えて動けず、杏寿郎さんが猗窩座と戦っている姿を見ているだけだった。

 

「鬼になると言え杏寿郎!!その役立たずの女の為にお前は死にかけているのだぞ!」

 

杏寿郎さんはボロボロになった私を守って、腕や肋骨を折る等の重症を負わされた。原作みたいに片目も潰され、杏寿郎さんは満身創痍で猗窩座と戦っている。このままじゃ、杏寿郎さんが原作通りに死んでしまう。

杏寿郎さんを助けたい!!どうすれば助けられるのか考えていたら…。

 

──柱二人も居てそのザマかよ…

 

アイツの声…透也の声が聞こえた…。

一体何処に居るのか探すと、透也が刀を肩にかけて列車の上に立っていた。透也の横には継子である獪岳も立っていた。

 

 

「乗客避難させて来てみれば、随分とボロボロにされてるな?」

 

乗客を避難させて来てみたら、上弦ノ参に可愛がられてボロボロ姿の炎柱と愛崎姫乃が居た。愛崎姫乃に至っては骨を折られて地面に這いつくばっていて、この状況だけど爆笑しそうになった。

 

「何故ここへ来た?」

 

「不甲斐ない柱二人のせいで、未来あるこの子達が死んだら困るから来ただけだ。戦えそうにない満身創痍の柱はさっさと下がってろ」

 

「俺はまだ──「俺と杏寿郎の戦いを邪魔するな!!」」

 

こいつをさっさと退場させようとしたら、上弦ノ参の拳が俺に向かってきていた。俺は咄嗟に逆撫の腹で上弦ノ参の拳を受け止め、炎柱の胸倉を掴んで愛崎姫乃に目掛けて投げた。

 

「お前も杏寿郎と同じ柱だな!お前から流れている闘気は杏寿郎を凌駕している!俺の名は猗窩座!!お前の名はなんと言う!」

 

「鬼殺隊逆柱・御影透也だ」

 

「御影透也だと…。浅草であの方を侮辱した柱だな!」

 

「まあ、そうなるな」

 

上弦ノ参の問に素直に答えたら拳を強く握って構え始めた。

俺も逆撫を構え戦闘態勢に入り、視線は上弦ノ参を見たままで後ろに居る獪岳に炭治郎達と柱二人の応急処置を頼んだ。

 

「炭治郎達は分かりましたが…この二人の治療なんてしたくありません!!どうして師範を侮辱する輩に治療なんてしなくてはならないんですか!!」

 

「私情を捨てろ獪岳…。鬼殺隊という組織にとって重要な事だ」

 

「ですが!「これは師範命令だ獪岳!!」!?」

 

「お前が俺を思ってくれるのは嬉しい…。だが、鬼殺隊に属している以上、組織の為だと思ってやってくれ…頼む」

 

「分かり…ました…」

 

獪岳は渋々ながら了承してくれた。

後ろは獪岳に任せる事が出来たお陰で、俺は上弦ノ参だけに集中出来そうだ。

 

___________________________________________________

 

○質問コーナー

数々の質問が寄せられたので、この場で答えていこうと思います。

 

Q1.愛崎姫乃は猗窩座を逆ハーのメンバーに加えようとしていますか?

 

A.逆ハーに加えようとしていません!

 

理由:愛崎姫乃は鬼滅の刃原作の読破者で狛恋のカップリングが好きなので狙ってません!

 

Q2.御影透也は隠と刀鍛冶の里との関係はどうなのですか?

 

A.隠は古株とは良好 刀鍛冶の里とは良好

 

理由:隠の古株、刀鍛冶の里の人達は透也の性格をよく分かっているので噂に流されずに透也との関係は良好です。

 

Q3.愛崎姫乃の最後はどうなんですか?

 

A.あまりネタバレはしたくありませんが、最後は鬼のようにちゃんとした過去を出しつつ透也とぶつかり合う予定です。

 

理由:この物語を書き始めた頃から決めていたので、バットエンド希望の方は大変申し訳ないです。

 

Q4.宇隨天元の嫁三人は透也のハーレムに入りますか?

 

A.入らない予定です

 

理由:宇隨天元の嫁三人は姫乃に会う前の天元を知っていて、何時かはちゃんと元に戻ると信じている設定にしているので、透也側には行かないと思います。宇隨と違って嫁三人は透也を見かければキチンと天元の代わりに謝罪をしています。

 

Q5.甘露寺蜜璃、時透兄弟が透也側について

 

A.甘露寺は鬼殺隊入隊前に出会っていて、時透兄弟は命の恩人

 

理由:これに関しては番外編で投稿しますのでお楽しみに!

 

Q6.杏寿郎は透也への対応が悪いのに父親と母親から勘当をくらっていないのか?

 

A.透也が止めたからです。

 

理由:鬼殺隊の戦力である杏寿郎が暴れて内部分裂を防ぐ為に、透也は槇寿郎と瑠火さんの二人が作った透也への借り使って何もしなくていいと頼み、透也の頼みのお陰で煉獄家に居ます。

 

Q7.鬼道を使う透也は周りから鬼だと思われないのか?

 

A.一応、鬼道については鬼と間違われないように先代の御館様に頼んで説明してもらっています。

 

理由:透也も人間が異能を持っている以上、鬼と間違われる可能性を危惧して柱になった当時の御館様に自分から話して、周りへの説明をしてもらっています。

なので、透也の噂には「逆柱・御影透也は生まれながら異能を持っている」という噂が流れています。

 

以上が寄せられた質問でございます。

また、何かあればコメント欄にお書きくださいm(_ _)m




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