逆柱は嫌われている   作:星天さん

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御影透也のヒロインについて

・甘露寺蜜璃 ・冨岡蔦子 ・鱗滝真菰 ・栗花落カナヲ

・神崎アオイ ・胡蝶カナエ(和解後) ・胡蝶しのぶ(和解後)

透也のヒロインを募集した所、上記七名全員をヒロインにして欲しいと来ました。鬼滅の刃ヒロイン全員は、鬼滅の刃二次創作史上初になる試みですので頑張りたいと思っています。


鼓屋敷編
鼓屋敷...①


「頼む!!頼む!!俺と結婚してくれよ〜」

 

俺と炭治郎の鎹鴉に付いて次の任務地へと向かっている道中で、面白い事が起こっている。田んぼ道のど真ん中で、たんぽぽ頭の少年が三つ編みで可愛らしい女の子にしがみついて、結婚してくれと泣きながら頼み込んでいた。たんぽぽ頭の少年から求婚を受けている女の子は困った顔をしながらしがみついているたんぽぽ頭の少年を引きがそうとしていた。

 

「御影さん...あれは何でしょうか?」

 

「ククッ...さあな?一つ言うなら、可愛らしい女の子にたんぽぽ頭の少年がしがみついて求婚している場面だな」

 

俺は笑いを堪えながら、炭治郎の質問に答えた。炭治郎は変なのに関わらずに、どうやって前に進もうかと俺に聞いてきた時、俺と炭治郎の元に一羽の雀がやって来た。

 

「チュン!チュン!チュン!チュン!!」

 

「ふむふむ、なるほど...。御影さん!この雀はあそこにいる人の鎹雀みたいです!そして、さっきから女性を困らせてるから助けて欲しいそうです!」

 

「みたいだな、それじゃ止めに行くか炭治郎」

 

困っている雀ちゃんの為に、俺達はたんぽぽ頭の少年に近づいた。炭治郎がたんぽぽ頭の少年を女の子から引き剥がし、俺は引き剥がした拍子で尻もちを着きそうになった女の子を支えた。

 

「道の真ん中で何をやっているんだ!!その子と雀を困らせるな!!」

 

「え、お前は最終選別の...」

 

たんぽぽ頭の少年は炭治郎の同期で、今回の合同任務の相方のようだ。たんぽぽ頭の少年を炭治郎に任せて、俺は掴まれていた女の子に話しかけた。

 

「知り合いが迷惑かけてすまんな、もう大丈夫だから行きな」

 

「はい!ありがとうございました」

 

「ちょ!その子は俺と結婚するから勝手なことするなよ!その子は俺の事が好─グフォ!!」

 

たんぽぽ頭の少年は最後まで言い切る事無く...怒りマークを頭に付けた女の子にビンタをお見舞された。女の子は、頬に一発ビンタをしても満足してない様でビンタの嵐を浴びせ始めた。

 

「お、落ち着け」

 

炭治郎はたんぽぽ頭の少年を、俺は女の子を軽い羽交い締めでビンタの嵐を抑えて少し距離を取ってから、羽交い締めを止めた。

 

「何時、私が貴方を好きと言いましたか!!道の真ん中で蹲る貴方を心配して声を掛けただけです!」

 

「ええ!?俺の事が好きだから声をかけてくれたんじゃないの!?」

 

「違います!!私には結婚を約束している人がいますので有り得ません!!それに私は貴方より、後ろの人の方と結婚しますよ!」

 

「ええ!?」

 

「そんなに元気ならもう平気ですね!さようなら!!」

 

笑いを堪えながらプンプンと擬音が付きそうな位、怒って帰って行く女の子を見送った。見送ってから直ぐの事、たんぽぽ頭の少年が俺と炭治郎にしがみついて結婚出来なくなった責任を取れと泣き叫び始めた。

 

「お前らが邪魔するから結婚出来なくなったじゃないか!!いいか!俺は凄く弱いんだ!俺が結婚出来るまでお前達で俺を守れよな!」

 

「俺の名は、竈門炭治郎だ!」

 

「俺の名は御影透也、24歳だ」

 

「歳上に生意気言ってすみません!!俺は我妻善逸です!」

 

善逸──前に獪岳から聞いた事のあった名前だった。

善逸は、女に騙されて背負わされた借金を育手が肩代わりする変わりに鬼殺隊の世界に足を踏み入れた様だ。善逸は、過激な妄想癖があるみたいで、鬼に生きたまま耳から脳髄を吸われて殺されると、ブリッチをしながら泣き叫んでいた。

 

「どうして善逸は恥を晒すんだ?」

 

「言い過ぎだろ!」

 

「ククク...」

 

「あんたは笑いすぎだ!」

 

炭治郎の辛辣な言葉と、そのやり取りを見て笑っている俺に善逸がツッコミをかましてから再び大声で泣き叫び始めてしまった...。

 

 

 

 

「カァ...(面白いご主人様だなチュン太郎)」

 

「チュン!(善逸には、もう少し自分に自信を持ってもらいたいです蓮兄さん)」

 

「カァー!(俺の所は面白いぜ蓮アニキ)」

 

透也、善逸、炭治郎のやり取りの裏で、三人の鎹鴉は主達の事を話していた。




読んでいただきありがとうございます!!
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