転生者はアニポケでも廃人になれなかった。 作:エボリューション・システム
主人公サイド
まあ俺は知っている。まず、アニメでは伝説のポケモンでのみバトルを行っていること。まあこれは正直、こんなのはどうでもいいし。気にする事もない。パーティに伝説とか幻を入れてたってそれはそれで戦い方はあるし、倒せないこともない。要は戦略さえあれば、それは切り抜けられる。
カリンの持論『強いポケモン、弱いポケモン、そんなの人の勝手。本当に強いトレーナーなら、好きなポケモンで勝てるよう頑張るべき』その言葉は肯定するし、否定もする。俺の頭で考えた結果では。
そもそもポケモンバトルで重要なパーツは、否定で答えると、“強いポケモンで最大限まで高めて使うこと”。これが1番重要。それこそが廃人という設定で必要な物。だが、肯定で答えると、例えるならば“コイルとココドラにドーブル”この世界で弱そうに見えるポケモンは、俺の世界にとっちゃあ、『あ…これ負けだ』という風に中立な関係。
ただ俺が言いたい事はただ1つ、タクト……貴様よくも……!!
K「(サトシの優勝をとった事だぁあああああああ!)」
その全てを今この大会で、世界中のサトシファンの恨みを晴らそうと誓った。
30分後
MC『予選リーグはいよいよ大詰めを迎えて来ました! これより、予選リーグ第四回戦の試合を開始したいと思います!』
実況席のMCが大仰にそう煽ると、会場を揺らしたかのようにして観客の歓声が上がる。
K「(そうだな。この展開を待っていた!)」
Kは今、ゴミに終止符を打つ時が来た。その時には、強い眼差しでタクトを見ていた。
MC『では4回戦第一試合に出場する選手をご紹介しましょう! まずは赤コーナー、ダークライ使いの異名をとるタクト選手!』
さっきの声よりも観客の歓声よりも声が上がる。
MC『タクト選手はシンオウ各地のジム、そして今大会、この四回戦までダークライ1体のみで対戦相手を退けてきた選手です!その強さはご覧になっている観客の皆さんもよくお分かりのことでしょう!』
MCは説明が終われば次の選手の名を上げる。
MC『対する青コーナー、ローブを被った正体不明のトレーナー。かなりの戦術でここまで勝ち上がり、これまた優勝候補の1人、謎のトレーナー……K選手!』
さっきの声と同じなぐらい声が上がった。
K「(さあ、公開処刑だ……やれ、グソクムシャ!)」
MC『さあ、4回戦第1試合、最初の1体目のポケモン、タクト選手はお馴染み、悪タイプのダークライ。K選手は…………え?』
グソクムシャ「ムシャッ!」
MC『な…………何でしょうか!?あのポケモンは!?』
K「(知らんのかよ)」
Kは誰もグソクムシャの事を知らなさ過ぎて呆れていた。
MC『……おっと、ただいま情報が入りました。あれは【そうこうポケモン】‘グソクムシャ’です!アローラ地方とガラル地方に生息するポケモンだそうです!!』
K「(仕事早いな)」
【そうこうポケモン】グソクムシャの登場により、観客は呆然としていましたが、急に見た事のないポケモンにまた更に歓声が響き渡った。
MC『おっと、忘れていました。それでは!』
K「(タクト〜ーー)」
ジャッジ「第4回戦第1試合、それでは…バトル………始め!」
K「(地獄に送ってやるよぉ〜!!)」
タクト「ダークライ、ダーク「
『ダークホール』と技を指示しようとした瞬間、急にグソクムシャが消えて、ダークライの目の前に現れて、移動していた瞬間に腕を上げていた腕をダークライの脳天に振り下ろし、『ゴツン!』と音が鳴った
タクト「ダークライ!?」
そして目をくらくらしてダークライは倒れた。
K「(レベル100という暴力には勝てないのだよ)」
ジャッジ「ダ…ダークライ戦闘不能!グソクムシャの勝ち!」
MC『こ…これはあああああ!!タクト選手の1体しか出さなかった無敵無敗のダークライが、グソクムシャの1撃でノックアウトおおおおお!!ダークライ、ダウゥゥン!!!』
観客『『『『『うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!』』』』』
突然の出来事に呆然となるが後からのMCによって観客も歓声を上げた。
MC『何という事でしょう!K選手の戦い方が変わっている!今までの戦いではやらなかった速攻で戦うみたいです!なんという展開でしょうか!いったい誰がこんな事態を予測出来たでしょうか!?』
タクト「ば…馬鹿な!」
K「(見てください!前世の世界中の皆さん。やりましたよ!復讐成功しましたよ!!)」
Kは悔しがる姿とダークライを倒した事に喜び、前の世界に報告をした。
タクトは突然の出来事に、ダークライが負けた事を受け入れていないようだ。
K「(あの顔あの顔〜(笑) )」
タクト「戻れ、ダークライ!」
タクトはモンスターボールでダークライを戻し、別のボールに切り替えた。
タクト「ならば、ボクの二体目のポケモン、それはコイツだ!」
そしてアイツが投げたボールから現れたポケモンはフィールド内を飛んだ後に空中にて、グソクムシャと睨みあう形で向き直る。
ラティオス「フオゥオォォォ!」
MC『なんとタクト選手、二体目のポケモンはラティオスです!またまた伝説のポケモンが出てきましたあああ!!」
K「(あれは!サトシの優勝を邪魔したポケモン!これでも食らっとけ!)」
Kはまたイラつく相手が現れ、手にいっぱい力を握り、怒りを上げた。
タクト「ラティオス、エアスラ「
また突然グソクムシャが消え、ラティオスの上後ろに現れた瞬間右腕を思いっきり振り下ろし地面に叩きつけた。
タクト「起き上がれラティオス!相手が着地する前にエアスラッシュ!!」
倒れていたラティオスに喝と指示を言い、ラティオスは地面から起き上がりグソクムシャにエアスラッシュを襲い掛かった。
K「(チッ、まだ生きてやがったのか。)
グソクムシャ「ムシャ!」
グソクムシャは赤い光に包まれ、Kの所に戻り、今度はKから青い光が出できてグソクムシャがいた所に別のポケモンが入れ替わった。
タクト「なっ!」
そのポケモンはクリームで上から赤黄青の順番でイチゴが2つ飾りのように付けている赤い目のポケモン
“マホイップ、トリプルミックス”だった。
マホイップはすぐさにエアスラッシュを指示なしでマジカルシャインで無効にしてからまたマジカルシャインでラティオスを戦闘不能にした。
K「(ラティオスに変わる時にマジカルシャインを打っとけっと言っといて良かったぜ)」
タクト「な…なに!?」
ジャッジ「ラ……ラティオス、戦闘不能!!」
MC『こ…これはどういう事でしょうかぁああああああ!!グソクムシャが逃げるかのようにK選手の所に戻り、かわりに別のポケモンが出てきましたぞぉおおおおお!!しかも、指示なしでラティオスを戦闘不能にしたぁああああ!!!』
タクト「おい!どういう事だ!?」
いきなりポケモンが変更されたら誰だって驚く。タクトは今起こることは理解できなかった。
K「俺が力押しだけで倒すと思っているのか?グソクムシャの特性は“ききかいひ”バトルで逃げてポケモン交換ができる特性だ」
タクト「なっ!?そんな事……卑怯だ!!」
K「卑怯?」
感情を隠していたが、さっきの言葉で昂った。
K「だったらヨノワールを使って戦っていたトレーナーは何だ?あれを卑怯だと答えるのか?」
K「フッ、笑えるな。まるで自分が正しくて周りが間違いだと価値観押し付けている唯の駄々こねているガキだな」
鼻で笑ったKの台詞にタクトは顔を真っ赤にして力一杯握りながらKを睨みつけている。
ライコウ「ららいー!!」
K「(最後はライコウか)」
虎をモチーフにしたような容姿をしている、勇ましく蓄えた髭や背中ある体毛は雨雲のようであるポケモン、ライコウを出してきた。
MC『タクト選手の三体目のポケモンはなんと驚き、あの伝説のポケモン、ライコウです!』
またもや伝説が現れ会場は盛り上がるが、最初の時と比べて観客も歓声が少なかった。
K「(よしここは、変えよう…最後の仕事だグソクムシャ)」
Kはここでまたマホイップをボールに戻し、グソクムシャを出した。
MC『おーと!まさかまさかのK選手!マホイップを戻し、グソクムシャを出してきたぞー!』
MC予想しない展開に疑問を持つ。
MC『しかし、でんきポケモン相手にみず.むしタイプのポケモンを戦うという事は、かなり不利な状態に。ここからどう立ち向かうのかぁああああ!』
タクト「でんきタイプのポケモンにみずタイプを出して来るとは、そんなのでボクと戦おうなんて救いようがないよ」
K「(まだ言うか)」
タクトはちょうはつを言いながら相手を馬鹿にする。だがKは呆れていた。
だがそれでもバトルは始まる。
タクト「ライコウ、10万ボルト!」
MC『さあ、まず先手を取ったのはライコウです!ライコウ、10万ボルトを放ちました!』
K「"グソクムシャ、受け止めろ)」
みずタイプであるグソクムシャにでんきタイプの技を使う。ただ、グソクムシャは両腕を盾のようにしてそれを
MC『おぉおおおと!どうした〜K選手とグソクムシャ!ライコウの10万ボルトが炸裂〜!グソクムシャはダウンしてしまうのでしょうかぁあああああ!!』
伝説ポケモンの1撃を受けて立っていられる程難しい相手。それなのにそれを受け止めた。
顔を守っていた腕を外した。その時のグソクムシャはダメージを
MC『ま…まさかぁああああ!!みずタイプのポケモンが、伝説ポケモンの技を受けて、しかもでんきタイプの技を受けたとしても無傷だったぁああああ!!』
グソクムシャ「ムシャァアアアアッ!」
MCの驚愕を言った瞬間にグソクムシャは腕と顔を斜め上に上げて雄叫びを上げた。
この瞬間に観客もトレーナーも大きく驚愕した。まさか弱点の技が効かないという事が。
K「(少しハンデを与えよう) グソクムシャ、アクアブレイク」
グソクムシャ「ムシャッ!」
グソクムシャは左腰から刀の様な水の刃を作り出し、ライコウの間合いまで攻め寄り、1撃を入れた。タイプ的にはダメージは小さい程度だが、敵を吹き飛ばせる力がグソクムシャにはあった。
タクトはその瞬間、現実に戻り、ライコウの体制を立て直し、「かみなりのキバ」で反撃に出る。だがKは予想していた。そう来る事を。
K「(突っ込んで来て、ありがとう!)」
K「グソクムシャ……ドリルライナー」
両爪が回転してるかの様に回り、更には自分をも回り、向かって来る敵に突っ込んでゆく。
そしてぶつかる時、ライコウはかみなりのキバで刺そうとするが、ダイヤモンド並みの装甲に噛みつく事も出来なかった。
そのままグソクムシャのドリルライナーが炸裂。ライコウの腹部分を突っ込み続けて最後には壁にぶつかる。
そこにあったのは何も無かったかの様なグソクムシャと壁に埋もれて目を回し破れるライコウの姿がった。
タクト「こんなことが、こんなことがあってはならないんだ!」
タクトは崩れ落ちて、頭を抱えながら呻いていた。
ジャッジ「ライコウ、戦闘不能!グソクムシャの勝ち!よって勝者、K選手!!」
MC『な…なんとおぉおおお!!あのダークライ使いのタクト選手が敗れましたぁああああ!!』
K選手が勝った事により、観客は歓声を上げた。だが1つだけKは気に入らない所があった。
タクト「なぜだ!ボクのポケモンはすべて伝説のポケモンなんだぞ!?あんな一般ポケモンがなぜ、ボクのポケモンがそこらにいるポケモンごときに!」
タクトはまだあのようなことを言っていた。
K「(だから、レベル100の暴力には勝てないのさ)」
Kはグソクムシャを戻し、このフィールドから去った。
K「くぅ〜!!サイコぉおおおお!!」
Kはタクトのポケモンを嬲り殺しにした時、控え室で喜んでいた。
K「やっぱり〜『伝説厨はヤブクロンに食わせておけ!』」
遅れて申し訳ございません。