私が妖精になるのは絶対間違ってる   作:ZeroRain

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軽い気持ちで書きました。


その胸で処女は無理でしょ※

「それで? 新規ファミリアに入る事になったのね?」

 

 隣に歩いてる弟に質問を投げる私に対して終始ニコニコの弟のベルが嬉しそうに答えた。

 

「うん! でも凄く優しい神様なんだよ」

 

「ちょっとしか喋ってないのにそんなに力強く言わないでよ……まあ、私はベルが良ければそれでいいんだけどね。だけどいきなり部屋に入ってきて私を引っ張り出すのは正直どうかと思う……入団が終わったらお説教ね」

 

「そ、それに関してはごめんなさい! 本当にごめんなさい! お許しを!」

 

「あっ、あの教会じゃない? さあ、早く行きましょう」

 

「無視!? レフィ姉!?」

 

 どうあがいてもあなたのお説教は無くなりません。そんな弟を無視して私は寂れた教会の中に入った。

 

「ごめんくださーい、入団希望者のベル・クラネルとレフィーヤ・ウィリディスです!」

 

 そんな私の声を待ってたかの様に教会の奥から猛スピードで小さな神様が現れた。ロリ巨乳で有名な神ヘスティア、炉の女神にして処女神

 のヘスティア様。そのアンバランスな身長と胸のサイズを見て私はふと思った。そんな胸で処女とか無理でしょ……。

 

「ま、待ってたよ!! ベル君!!」

 

 そんな神ヘスティアの声を聞いて、さっきまで落ち込んでたベルも元気よく返事をした。

 

「お待たせしてすみません神様!」

 

「いいよいいよ! キミが本当に来てくれるだけでボクは凄く嬉しいよ! 所で隣に居る子がキミの姉かい?」

 

「はい! 僕の姉のレフィーヤです」

 

「レフィーヤ・ウィリディスです、家族や友人からレフィと呼ばれてます。弟共々どうかよろしくお願いします、神ヘスティア」

 

「……キミはヒューマン……じゃないよね?」

 

「はい、私はエルフ族です」

 

「何故エルフのキミがヒューマンのベル君と家族になっているんだい?」

 

「幼い頃に私は祖父に助けられて、そして帰る場所のない私に祖父が家族として迎え入れてくれました」

 

「そうかい。それにしてもごめんよ、まさかベル君の姉がエルフなんて思いもしなかったんだ。それじゃあ、早速だけどキミたちに『神の恩恵(ファルナ)』を刻もうではないか!」

 

「はい!」「わかりました」

 

 神ヘスティアに案内され、私たちは教会の地下に移動した。

 

「驚きました、こんな寂れた教会の下にこんなに立派な居住スペースがあるなんて」

 

「まあ、あくまで最低限しかないけどね。まあそんなことは今はいいじゃないか! さあベル君まずはキミからだ! 上着を脱いでベッドにうつ伏せになるんだ」

 

「は、はい……」

 

 ベルは顔を真っ赤にしながら今着ている上着を脱いだ。上着を脱いだベルは弱そうな顔とは裏腹に鍛えられた体がそこにあった。神ヘスティアはそれを全く予想してなかったからか思考停止したようだ。

 

「か、神様? どうかしたんですか?」

 

「ちょ、ちょっとびっくりしただけだよ。本当、人って見た目で判断しちゃいけないってこういう事なんだね」

 

「これを見れば入団拒否なんてありえないと思うんだけどね、どうやら他ファミリアの団員の目は腐ってるみたい」

 

「れ、レフィ姉。それは流石に言い過ぎでは?」

 

「実際に誰もあなたの入団を受け入れない時点でみんな顔で判断しただけ。だから気にしないで」

 

 ベッドに横になったベルの上に乗った神ヘスティアはステイタスをベルの背中に刻んだ、初めてだからなのか結構戸惑ったのが目にわかる。

 

「さあ、出来たぞベル君!」

 

「え? 終わったんですか?」

 

「そうだよ、もしかしてキミはこう……ち、力が溢れてくる! みたいな展開でも期待したのかい?」

 

「あぁー思ってそうだね」

 

「うぅ……姉さんまでひどい……」

 

 そんなベルを見て私と神ヘスティアは笑った。

 

「よし、とりあえずこれを見ようか」

 

 神ヘスティアは手にあった紙を私たちに見せた。

 

 ➖➖➖➖➖➖➖➖➖

 ベル・クラネル

 レベル1

 力 I 0

 耐久 I 0

 器用 I 0

 敏捷 I 0

 魔力 I 0

 

 魔法

「」

 スキル

「」

 ➖➖➖➖➖➖➖➖➖

 

「これが……僕のステイタス……」

 

「そうだよ、さあ、次はキミだ。レフィ君」

 

 次は私の番、どんなステイタスになるのかは全くイメージ出来ないんだけれどもね。






ここまで読んで頂いてありがとうございます。
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