私が妖精になるのは絶対間違ってる   作:ZeroRain

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本日2話です!夜にもう1話上げます、それから明後日に続きを投稿します!
(我慢が出来ない長男の図)

そして今回はあの人気キャラが出ます()

それと皆さんに切実なお願いがあります!二つ名のアイデアをください!!
思い付くのが精神破壊者(メンタルブレイカー)山吹色の悪魔(サンライト・デーモン)の二つしか思い付かないんです!!
感想ではなく活動報告にて募集します!


ヘスティア様とお出掛け

 朝食が終わり、みんなはそれぞれの活動に励む。

 けれどなんだかんだ言って、【ロキ・ファミリア】の方々は遠征の準備に大忙し。

 だから【ロキ・ファミリア】団員達の邪魔にならない様に今はヘスティア様と一緒に自分のホームに使う為の必要品を買いに出かけた。

 ついでにリリちゃんの分の寝具やドレッサーなども買う事にした。

 

「いやぁ〜、こうやって二人で買い物に行くのはなんか久々だね!」

「そうですね、最近はドタバタしてましたから」

「……ボクとしてはみんなで出掛けたいけど、予定が合うの難しいねぇ」

「だったらホームが完成したらみんなで買い出しに行きましょう!」

「おぉ〜いいね! ボクとの約束だよ?」

「はい!」

「…………それにしてもそれ服可愛いね、とっても似合ってるよ」

「えっ? ほ、本当ですか? あ、ありがとうございます」

 

 して私の私服なんですが、某女王様の有言実行で何処かの魔法学院の制服の様な服になった、これは私服って言えるかな? 制服じゃないの!? 

 

「ただ少し複雑です」

「どうしてだい?」

「だってどう見ても制服じゃないですか!」

「いや、別にいいじゃないか? それにネクタイとローブも外したし。制服感が無いと思うぜ?」

「……本当にそう思ってるですか?」

「……た、たぶん」

「も、もおおおお!!」

 

 だけどまあ、性能自体は凄くいいので心中かなり複雑です。

 

「ダンジョン行くときなら別に気にしないけど、やっぱりこの服で街中歩くの違和感があります」

「ボクは可愛いと思うぜ! キミには似合ってるからね!」

「そう言う問題じゃありません……」

「いや、だって仕方ないじゃ無いか。キミの私服全部洗濯中なんて誰も思わなかっただろう?」

「それです! それが可笑しいですよ!」

「……お、おう」

「可笑しいですよね!? 私の私服が全部! 全部ですよ!? 私服だけで何着あると思いますか!? それが全部ですよ!?」

「ん、ま、まあ、そういう日もあるさ!」

「そして極め付けは洗った人に聞いてみたらアリシアさんがその服を全部持ってきてくれたって言いましたよ!?」

「お、おお」

「私とアリシアさんはそこまで接点はないのに!」

「……ま、間違えて運んだんだよ、きっと」

「アリシアさんは下っ端じゃ無いですよ? なのに何故他人の洗濯物を自ら運ぶ必要がありますか? それは誰かの指示に違いありません」

「え、えっと……」

「もう犯人は思い浮かびますよね? ええ、アリシアさんにそんな指示を出せるのは三人しかありません、そしてその中にどうしてもこの服を私に着せたいのは……約一名のみです」

「ほ、ほぇ……」

 

 今回の黒幕は女王様です、間違いない。

 だって、出掛ける前にわざわざ私の様子を見に来たんですからね、それはもうご機嫌そうな顔で。

 それからは目的の店に着くまで、ヘスティア様にひたすら宥められた私でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 買い物を済ませた後、私たちは最近人気な喫茶店に入った。

 案内されて直ぐにオススメされたパンケーキとパフェを頼み、二人で仲良く食べた。やはり人気だけあってどれもが美味しいかった。

 

 何故急に喫茶店に入るかと言うと、ヘスティア様は「今度、リリ君と二人でスイーツを食べに出掛けるからいい店探すの手伝って欲しい」とお願いされて、色んな店の調査する事になった。

 

 

 

 

 

《少女スイーツ満喫中》

 

 

 

 

 

 一軒目はパフェが人気の喫茶店、人気メニューのフルーツパフェは大変美味しいがただただ待ち時間が長い、候補としてはあんまり良くない。

 

 二軒目は紅茶に合うクッキーが売りの喫茶店、こちらも美味しいがリリちゃんが好きそうな感じではないので候補から外す、代わりに持ち帰り用のクッキーを買ったので後でみんなと食べる。

 

 三軒目はパンケーキとパフェが人気なお店、オススメ以外にもスイーツ全般を取り扱ってる為メニューが豊富な店。

 そしてこちらは一軒目とは違い、店自体がかなり広い為待ち時間がそこまで長くない、そして味も美味しく見た目も美しいな為、候補に入れた。

 

 四軒目は大本命、苺スイーツ専門店な喫茶店、ぶっちゃけここでいいかなって思ってたりする。問題はこの店はベルとリリちゃんと三人で行った事がある為、新鮮さが無い。けどそれを抜いても張本人は大喜び間違いなしなのは確信出来る。

 前回この店に来た時にリリちゃんが一人で特大苺パフェに苺ミルクセーキに苺のショートケーキにストロベリープリンアラモードを頼んだ上にお持ち帰りでストロベリーカステラと苺バームクーヘンをベルに買って貰ったのはつい最近の出来事である。

 本当、この店に来た瞬間遠慮がなくなった時は驚いたね。

 

「———やっぱりここでいいと思いますよ?」

「……いや、まあ、美味しいけど、苺ばかりで胸焼けしないか?」

「私たちはそうかも知れないけど、リリちゃん本人は恐らくメニュー全制覇を目指す勢いで行くと思いますよ?」

「薄々そう感じたけど、リリ君は本当に苺に目がないね」

「そりゃ……あの子は他人のでも遠慮なく食べますよ?」

「……もしかしてやられたのかい?」

「私は半分あげたけど、ベルは席を外す時にやられましたね」

「うーん、やっぱこの店は無しで」

「……まさかの無し?」

「別に嫌だからってわけじゃないけど、ボクとしてはせっかくだから色んな味の奴を食べたいんだ」

「まあ、ここは苺しかないからね」

 

 その後は数軒回ったが、最終的には三軒目の喫茶店で決まった。ゆっくりと色んなスイーツを食べたい人からすれば三軒目が強すぎるよねぇ。

 

 バイキング系? 私自身はスイーツを食べる時、時間に追われるのが好まないので最初から除外した、ヘスティア様は残念そうな顔を浮かべたが気にしない。

 

 私としてはのんびり買い物が出来た上にスイーツを食べれて、今日は大満足。

 

「あっ、帰りに、さっき見た屋台で売ってたクレープを買いましょ」

「いいね! ボクはクリームチョコバナナをチョコマシマシの奴を頼もうかな」

「なら私はカスタードの方を頼みますので、後で一口下さい」

「じゃあ、変わりにボクも一口貰うぞ!」

 

 二人でわいわいとお喋りながら歩くとヘスティア様は背後から声掛けられた。

 

「ムッ、そこに居るのはヘスティアではないか!」

「ん? ……あぁ、キミか」

 

 私も振り向くとそこには像の仮面を被った大男が居た。

 

「ムムッ、隣の眷族(こども)は初めて会ったな! そうだ、俺がガネーシャだ!!」

「あ、はい、はじめまして」

 

 いや、もう……なんか、圧倒される……。

 

「あんまりボクの眷族(こども)を困らせないでくれよ」

「それはすまないな! ガネーシャ、猛反省だ!」

「……キミは本当に反省してるのかい?」

「心外だな、ヘスティアよ!」

 

 ヘスティア様は苦笑いしつつもガネーシャ様の相手をしていた。

 

「———して、ヘスティアよ。あの白髪の少年はいないのか?」

「あぁ、ベルなら今頃ダンジョンに潜ってる頃だよ」

「そうか! あの少年は頑張ってるのだな! ガネーシャ、感激!」

「あははは……」

 

 ヘスティア様からは渇いた笑いしか出て来なかった、けど私としては、弟の名前が出てきたから思わず質問したくなった。

 

「ガネーシャ様はベルの事、覚えてたんですか?」

「うむ、勿論だ! 何故ならあの少年は姉の為にこのガネーシャ相手に一歩も引かずに喰い付いたからな!」

 

 前にも聞いた様な話だなぁ……。

 

「それって怪物祭(モンスターフィリア)の件についてですか?」

「ムッ? そうだが、何故知っていた?」

 

 あぁ、やっぱり……。迷惑を掛けちゃったなぁ。

 

「ああ、この子はそのベル君の姉なんだよ」

 

 ヘスティア様はそう説明するとガネーシャ様は驚きの反応を見せた。

 

「なんと!? あの少年はヒューマンだったからてっきり姉もヒューマンだと思った! ガネーシャ、超ビックリ!」

「まあ、この子達には事情があるからさ」

「うむ! だがその絆は本物だ! ガネーシャ納得した!」

 

 その後、ガネーシャ様の迎えが来るまでにお互い謝罪し合った。

 

 別れる前にガネーシャ様は私にこう言った。

 

「———もし、何かあればこのガネーシャに言うといい! ガネーシャが出来るだけ手伝ってやろう!」

「はい、ありがとうございます」

 

 そしてガネーシャ様はそのまま迎えに来た【ガネーシャ・ファミリア】の団長に無理矢理連行された、どうやら珍しく公務から逃げたらしい。

 

 こうやって私たちのお出掛けが無事に終わった。

 あっ、クレープはちゃんと食べました。




「ここまで読んでくれてありがとう!ガネーシャ、感激!」

作者「それ俺の仕事!!」
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