ウルトラマンメビウス×ウルトラマンZ~ご唱和ください我の名を~(仮題)   作:クレナイハルハ

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死んだ少年と新たな戦士

「よし、やっとウルトラゼットライザーが買えた!」

 

俺は三日月(ミカヅキ) 瑠樹(ルキ)

 

天宮市に住む、特撮が好きな普通の高校生だ!

 

新しいウルトラマン『ウルトラマンZ』がはじまり、直ぐにZライザーを買おうとしたんだけど

 

最近よくおこる空間震で買いに行くはずだったおもちゃ屋が壊れてしまい、市外に行くはめになってしまった

 

だが特撮好きはあきらめない

 

と言うやつだ、そしてウルトラゼットライザー片手に帰宅している

 

雨が降ってるので傘を使ってZライザーを濡らさないよう家に向かう

 

箱もちゃんと飾らないとね!

 

「早く家に帰って変身しないと」

 

そう言えば特撮グッツ買いに行くためだけに学校休んだのは久しぶりだ

 

ん?学校に行った帰りに行けって?

 

ふざけんなよ?

 

特撮好きなるもの、学校よりグッツが優先だろ

 

授業のノートは友達の五河士道君に頼むとしよう

 

今朝に士道君にメールで

 

『特撮グッツ買いに行くから学校休む。先生によろしく頼む』

 

と送ったら

 

『いや学校の方が大事だろ!?とにかく先生に言っとく』

 

と帰ってきた

 

苦笑いしながらメールを返す士道君と頭を抱えている担任の女教室が頭に浮かぶ

 

いやぁ本当に申し訳ない

 

俺にとって特撮は最優先なんだ

 

それにしてと折り畳み傘持ってきておいてよかった

 

最近は急に雨が降ることが多いから心配で持っておいたのだ

 

「ご唱和♪く~だ~さーい♪我の名を〜ん?」

 

思わずウルトラマンZのオープニングを歌っていると、少し先で小学生くらいで片手にパペットを着けた女の子がフラフラと歩いていた

 

「こんな雨の中、傘もささないで………訳ありかな?」

 

すると向こうから大型トラックがハンドルを切り

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

「ッ!?ジーとしてても、ドーにもならねぇえええええ!」

 

俺は少女の元へと走り、背中を押してトラックの進行方向から離す

 

そして自分も避けようと前を見ると

 

トラックは目の前にまで迫っており、トラックのライトで思わず目を瞑ってしまう

 

次の瞬間、大きな衝撃と激しい痛み

 

体の骨が折れる感覚と浮遊感

 

そして何か叩きつけられ、地面を転がる

 

何か、辺りが温かいな

 

目を開けると僕の周りは赤く染まっていた

 

だぶんさっき跳ね飛ばされたからだろう

 

見ると、トラックからおじさん出て来てスマホを取り出し何処かに電話をかけている

 

恐らくは救急車とかだろう

 

あれ?僕のゼットライザーはどこだ?

 

あ、トラックの近くに落ちてる

 

雨水に濡れてる、もう遊べそうにないなぁ

 

そらに改めてさっきの少女を見ると普通じゃない格好だな

 

助けた少女はが近くまで来て泣きながら何か言ってるけど聞こえない

 

僕は痛む腕で、どうにか片手を動かし彼女の頭を撫でる

 

「無事、でよかっ……た」

 

「っ!?」

 

彼女は僕の手をパペットを着けない方の手で僕の手を掴み頬に当てる

 

「次……からは、きおつけて、ね」

 

せっかく助けたんだ、せめて笑って欲しい

 

あぁ、死ぬのかなこれ?

 

まぁこの血の量じゃあ助からないだろうし仕方ないか

 

それに大好きなヒーローのように、誰かを助けて終わるなら

 

これで、いいかな

 

そう思いながら、僕は目を閉じた

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

謎の少女side

 

 

怖い、あの人達が怖い

 

私はなにもしてない

 

けど、周りは違う

 

私が出てくると、近くの物を壊してしまう

 

そのあと、武器を持った人たちに沢山攻撃された

 

痛かった

 

直ぐに逃げ出した、たくさん逃げた

 

あの人たちに見つからないように

 

「四糸乃、大丈夫かい?」

 

「うん、大丈夫」

 

ずっと雨が降っている、これも私のせい

 

そんなことを考えながら歩いていると、急に背中を押された

 

慌てて振り返ると、知らないお兄さんが必死の表情でこっちを見ていた

 

そして次の瞬間、お兄さんが()()()

 

「え?」

 

大きな何かがお兄さんを吹き飛ばしたのだと理解するのに、少しかかった

 

急いで駆け寄ると、お兄さんからはたくさん赤いものが流れていた

 

……………………血だ

 

お兄さんの片足は可笑しな方向を向いており、開かれたその瞳は焦点が会っていなかった

 

「ごめん、なさい…………」

 

目から涙が流れ、止まらない

 

私は精霊、助けなくても

 

怪我をしてもすぐに直る

 

なのに、どうして

 

突如として頭に何かが置かれた

 

顔をあげるとお兄さんが頭を撫でていた

 

「無事、でよかっ……た」

 

「ッ!?」

 

私は何故かお兄さんの手を掴み、頬に当てる

 

頬には赤い血が着くがいまは気にならない

 

「次……からは、きおつけて、ね」

 

そう言ってお兄さんは瞳は閉じる、すると私の手からお兄さんの手が滑り落ちる

 

「お兄さん?お兄さん!お兄さん!?」

 

いくら呼び掛けても、お兄さんはピクリとも動かない

 

近くからは大きな音と一緒に何が向かってくる

 

私は走ってその場から逃げ出した

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あんなにウルトラ熱くて優しい心を持った奴をこのまま死なせる訳にはいかない!』

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく







ご愛読ありがとうございました

二話はウルトラマンZ第1話を見てから投稿します

それと題名は募集です

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お待ちしています


もし瑠樹が別のウルトラマンと転生していたらって感じのIf物語って需要あります?

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